- これから家計管理を始めたい人
- 資産形成に取り組みたい人
この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。
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この記事の目次
家計管理のやり方5ステップ
人生にはさまざまなライフイベントが控えています。結婚費用、子供の教育資金、住宅購入など、人生の目標を達成するためには大きな出費を準備する必要がありそうです。また、不幸にも病気やケガで働けなくなることを想定して、3ヵ月以上分の生活費を備えておくことも必要です。家計管理はライフイベントに備えた資金を準備するための第一歩。ここでは初心者でもわかるように、家計管理のやり方を以下の5ステップでお伝えします。
①FP無料相談に申し込む
まずはプロのFPに無料相談してみましょう。
FPとはファイナンシャルプランナーのことです。金融、税金、不動産、保険などの金融全般に関する幅広い知識を持ち、皆さんのライフプランを考える手助けをしてくれます。漠然と過ごしていても、必要なお金は貯まりません。ぜひFPを活用してみましょう。
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②現状を把握する
ライフプラン実現のための第一歩は、家計の現状を把握することです。毎月の家計の収支がどうなっているのか、把握しなければなりません。
1．可処分所得を確認する
可処分所得とは手取り収入のことです。たとえば会社員なら、給与から所得税・住民税・社会保険料を差し引いた部分が該当します。
２．支出を確認する
家計簿をつけて、毎月の支出を記録します。面倒くさいと感じてしまいますが、エクセルの表計算を利用したり家計簿アプリを利用したりして、自分が続けやすいやり方を見つけてみましょう。
あとは可処分所得から支出を引けば毎月の収支がプラスなのかマイナスなのか計算できます。
③目標を決める
次に、目標を決めることです。たとえば「5年後に住宅資金の頭金300万円貯める」とか「10年後の子どもの大学資金に200万円貯める」などです。
具体的に目標を決めることで貯蓄へのモチベーションもあがり、貯蓄への意識が高まるでしょう。ただし、あまり切り詰めすぎると長続きしません。
他人にとってはムダに見えるものでも、自分にとって大切な趣味まで削ると、人生の充実感や働く意欲の喪失につながってしまいます。
これだけは譲れないものは絶対に減らせない支出として計上したうえで、目標を設定すると長続きするはずです。
④家計を見直す
目標を決めたら、次は家計の見直しです。
実際に家計簿を付けてみると、ムダだと思える支出や、何に使ったかよく分からないお金はありませんか。まずは明らかにムダな出費や使途不明金はなくしましょう。
次に見直しでよく話に出てくるのは保険です。年齢の割に高額な保険に入っている場合など、見直しすべきケースがあります。
例えば独身者にもかかわらず何千万円もの死亡保険に加入しているケースなどです。また、携帯電話も格安スマホに乗り換えることで、支出を減らせます。一度検討してみましょう。
⑤家計を見直した後の検証する
【うまくいかなかったときは…】FPにアドバイスを求める
ここまで会計管理のやり方 5ステップを説明しました。これらを実行しても思ったような収支を達成できない場合もあります。また、そもそもどんなに家計を見直しても収支がプラスにならないと途方に暮れている人もいるのではないでしょうか。そんな時こそ、FPにアドバイスを求めるのが一番の近道です。
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【パターン別】家計管理の簡単なやり方
家計管理のやり方5ステップをご紹介しましたが、実際は家族構成によって具体的な取り組み方は変わります。そこで以下の代表的な家族構成ごとに家計管理のやり方を解説します。
共働き夫婦の場合
子持ち世帯の場合
子供は人生に大きな活力を与えてくれる、かけがえのない存在です。しかし、とかくお金はかかるもの。
共働きの場合でも保育所にお金がかかりますし、時短勤務により給料が減ることもありえます。また将来の学費に備えた教育資金の準備も必要です。
したがって、極力家計のムダは排除することが肝要です。給料をもらったら、あらかじめ決めておいた貯蓄額を、先取りで取っておくこと。細かく支出項目の予算を決めて、予算を超えないようにすること。
夫婦二人で確実に家計の見直しをおこない、納得して次のステップに進むこと。などのやり方が考えられます。子供は大きくなるに従い、どんどんお金がかかります。貯められるうちに、しっかりと貯金することが大切です。
主婦（主夫）夫婦の場合
独身の場合
家計管理はなぜ最初にFPに相談する必要があるの？
ここまで、家計管理はFPに相談するのが最適だと説明しました。ではいったい、FPに相談すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。実は以下のメリットが考えられます。
初心者向けの家計管理の方法が無料で勉強できる
ほとんどの人が知らない国や自治体の制度を教えてくれる
もしも家計管理がうまくいかない場合は何度でも相談できる
家計管理がうまくいかないときは、FPはいつでも相談に乗ってくれます。ただし、独立系FPは相談料が必要な場合が多いです。
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家計管理のやり方まとめ
本記事では、家計管理のやり方5ステップ、家族構成ごとの家計管理のやり方、FPを活用するメリットを説明しました。
家計管理のやり方を考えることは、お金を増やすやり方を考える第一歩です。なんとなく使ってしまいがちなお金をどうやってコントールしていくか、家族全体の大きなテーマでもあります。そんなときこそ、お金の専門家であるFPの力を借りるのが一番の近道です。
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