- 貯蓄だけでなく、投資にも興味があるが、何から始めればいいのかわからない
- 少額から始められる投資方法を探している
- 新NISAなどの制度を活用した資産運用を検討している
- 資産運用のリスクや失敗例を知りたい
- FPなどの専門家に相談しながら、安心して資産運用を始めたい
内容をまとめると
- 20代におすすめの資産運用プランは、貯蓄と投資のバランスを考え、新NISAなどを活用した積立投資をおこなうこと
- 資産運用を始める際は、FPなどの専門家に相談しながら、自分に合った運用方法を見つけることが大切
- 資産運用では、長期的な視点を持ち、分散投資を心がけることが失敗を避けるポイント
- 少額からでも投資を始めることに意味があり、20代のうちから資産運用に取り組むことが重要
この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。
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この記事の目次
- 20代におすすめの資産運用プラン
- 貯蓄と投資を併用する
- つみたて投資をする
- 新NISAを活用する
- 20代から資産運用をはじめるときに活用できる相談窓口
- FP(ファイナンシャルプランナー)
- マネーキャリア
- 資産運用のはじめかた
- FPに簡単診断をしてもらい、いくら積み立てるか決める
- 口座を開設する
- 実際に商品を購入する
- 20代の資産運用でよくある失敗例
- 価格が下がったことに不安を感じてすぐに売却してしまった
- ひとつの商品だけに投資して分散投資をしなかった
- SNSの話題をうのみにしてしまった
- 20代の資産運用でよくある質問
- いつからはじめるのがいいの?
- 金額が小さくても効果はある?
- 20代におすすめの資産運用まとめ
20代におすすめの資産運用プラン
20代は、将来に向けて資産形成を始めるのに最適な時期です。しかし、資産運用に関する知識や経験が少ないことから、どのようにしてお金を増やしていけばよいのか悩んでしまう人も多いでしょう。
そこで、20代の方におすすめの資産運用プランを3つ紹介します。
貯蓄と投資を併用する
資産運用を始めるにあたって、貯蓄と投資のバランスを考えることが重要です。 貯蓄は予期せぬ出費に備えるための資金を確保し、安定性を重視します。一方、投資はリスクを取ることでより高いリターンを目指します。
20代の若さを活かし、長期的な視点で投資に取り組むことで、複利の効果を最大限に享受できます。ただし、投資に回す資金は、生活に支障をきたさない範囲でおこなうことが賢明です。
つみたて投資をする
つみたて投資とは、毎月一定額を投資信託などに積み立てていく方法です。少額から始められるため、20代の方でも無理なく始められます。
投資信託は、プロの運用会社が投資家から集めた資金をまとめて運用するため、個人では難しい分散投資が可能となります。長期的に積み立てることで、時間を味方につけながら着実に資産を築いていくことができます。
新NISAを活用する
新NISA(少額投資非課税制度)は、投資による利益が非課税となる制度です。2024年からは投資上限額が大幅に拡大され、つみたて投資枠で年間120万円、成長投資枠で年間240万円、合計で年間360万円まで投資可能となりました。20代の方を含む幅広い年齢層でより多くの資金を非課税で運用できるようになります。
また新NISAで購入できる金融商品は、つみたて投資枠と成長投資枠で異なります。つみたて投資枠では、長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託が対象となります。 一方、成長投資枠では、より幅広い商品(投資信託、国内株式、ETF、J-REIT、外国株式など)に投資できます。
これにより、投資初心者から経験者まで、自身の投資スタイルに合わせて選択できるようになりました。
以上、20代を含む幅広い年齢層におすすめの資産運用プランを紹介しました。
自身のライフスタイルや目的に合わせて、貯蓄と投資のバランスを考えながら、つみたて投資や新NISAを活用していくことが重要です。若いうちから計画的に資産形成に取り組むことで、将来の経済的自由を手に入れましょう。
20代から資産運用をはじめるときに活用できる相談窓口
資産運用を始めるにあたって、専門家のアドバイスを受けることは非常に有益です。とくに投資経験の少ない20代の方にとって、信頼できる相談先を見つけることは資産形成の第一歩です。
本章では、20代の方が資産運用を始める際に活用できる相談窓口を2つ紹介します。
FP(ファイナンシャルプランナー)
FP(ファイナンシャルプランナー)は、個人の財務状況を分析し、資産運用から保険、税金対策までトータルにアドバイスする専門家です。資産運用だけでなく、ライフプランニング全般を相談できるため、20代の方が長期的な視点で資産形成を考える上で心強い味方となってくれます。
FPは国家資格であるCFP(サーティファイド・ファイナンシャル・プランナー)や、AFP(アソシエイト・ファイナンシャル・プランナー)の資格を持っているため、専門的な知識と高い倫理観を備えています。資産運用の目的やリスク許容度を踏まえて、最適なアドバイスを提供してくれます。
マネーキャリア
マネーキャリアでは、投資の基礎知識から資産運用の方法まで、20代の方が気軽に学べるコンテンツが充実しています。
また、新NISAなどの制度を活用した資産運用プランの提案や、オンラインでの個別相談にも対応しているため、忙しい20代の方でも利用しやすいサービスとなっています。
若手のファイナンシャルアドバイザーが在籍しているため、同世代ならではの悩みや不安にも親身になって寄り添ってくれます。
資産運用を始める際は、まずは信頼できる専門家に相談するのをおすすめします。 FPやマネーキャリアを活用して、自分に合った資産運用の方法を見つけ、着実に資産形成を進めていきましょう。20代のうちから計画的に取り組むことで、将来の経済的自由を手に入れられるます。
資産運用のはじめかた
資産運用を始めるためには、いくつかの具体的な手順を踏む必要があります。
本章では、FPに相談しながら資産運用を始める方法を3つのステップで解説します。
FPに簡単診断をしてもらい、いくら積み立てるか決める
まずは、FPに相談して自分の財務状況や目標に合った資産運用プランを立てましょう。FPは、収入や支出、将来のライフイベントなどを考慮して、最適な積立額を提案してくれます。
新NISAやつみたてNISAを活用する場合は、年間の投資上限額が決まっているため、FPと相談しながら無理のない積立額を設定するのが重要です。
また、20代女性の場合は、結婚や出産など人生の転機に備えて、柔軟な資産運用プランを立てるのもポイントです。
口座を開設する
資産運用プランが決まったら、投資をおこなうための口座を開設します。証券会社や銀行などの金融機関で、投資信託や株式の取引に必要な口座を作りましょう。
口座開設の際は、本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)や印鑑が必要になります。オンラインで口座開設ができる証券会社も増えているため、自分に合った方法で手続きを進めましょう。
実際に商品を購入する
口座開設が完了したら、実際に投資信託や株式などの商品を購入します。FPと相談して決めた投資先や積立額に基づいて、定期的に商品を買い付けていきましょう。
投資信託の場合は、毎月の積立額を指定して自動的に購入できるサービスもあります。20代のうちから積立投資を始めることで、時間を味方につけながら着実に資産を築いていくことができます。
以上が、資産運用を始める3つのステップです。FPのアドバイスを受けながら、自分に合った資産運用プランを立て、口座開設と商品購入を進めていきましょう。
初めての投資は不安でしょうが、少額から始められる投資信託などを活用して、20代のうちから計画的に資産形成に取り組むことが大切です。
20代の資産運用でよくある失敗例
資産運用を始めたものの、思うような結果が出ずに挫折してしまう20代の方が少なくありません。本章では、20代の資産運用でよくある失敗例を3つ紹介します。
価格が下がったことに不安を感じてすぐに売却してしまった
投資信託や株式などの価格は、短期的には上下する性質があります。しかし、一時的な価格下落に動揺して、すぐに売却してしまうのは得策ではありません。
資産運用は長期的に取り組むことが重要で、時間をかけることで価格の変動リスクを抑えられるのです。20代のうちから長期的な視点を持ち、一時的な価格変動に惑わされずに投資を続けることが大切です。
ひとつの商品だけに投資して分散投資をしなかった
特定の商品や分野に偏った投資をしてしまうのも、20代に多い失敗例の一つです。たとえば、人気の株式や仮想通貨に集中投資をしてしまい、ポートフォリオが偏ってしまうケースがあります。
しかし、分散投資こそが、資産運用のリスク管理で重要な役割を果たします。投資信託などを活用して、さまざまな資産に分散投資をすると、特定の商品の価格変動によるリスクを抑えることができるのです。
SNSの話題をうのみにしてしまった
SNSでは、投資に関する情報が多く飛び交っています。しかし、SNSの情報をうのみにして投資をおこなうのは危険です。
SNS上の情報は、必ずしも信頼できるものばかりではありません。とくに、一獲千金を謳う投資情報には注意が必要です。20代の方は、FPなどの専門家からアドバイスを受けたり、信頼できる情報源から情報を収集したりするのが大切です。
以上、20代の資産運用でよくある失敗例を3つ紹介しました。
長期的な視点を持ち、分散投資を心がけ、信頼できる情報をもとに投資判断をするのが、失敗を避けるポイントです。失敗を恐れずに、20代のうちから資産運用に取り組み、着実に資産を築いていきましょう。
20代の資産運用でよくある質問
資産運用を始めようと考えている20代の方から、よく寄せられる質問をピックアップしました。本章では、資産運用を始めるタイミングと少額投資の効果を解説します。
いつからはじめるのがいいの?
資産運用は、できるだけ早いタイミングで始めるのがおすすめです。とくに、20代のうちから投資を始めることで、長期的な複利効果を最大限に享受できます。
新NISAやつみたてNISAは、若い世代でも投資を始めやすい制度です。これらを活用して、少額から積立投資を始めてみましょう。投資を始めるのに早すぎることはありません。
金額が小さくても効果はある?
少額からでも、コツコツと投資を続けることに大きな意味があります。たとえ月々数千円の投資でも、20代のうちから始めれば、長期的には大きな資産に育つ可能性があるのです。
投資信託などの積立投資は、少額から始められるので、20代女性でも無理なく取り組めます。また、投資を習慣化すると、お金に対する意識も高まり、ファイナンシャルリテラシーを身につけることができます。
資産運用を始めるタイミングは、早ければ早いほど有利です。少額からでも、まずは一歩を踏み出すことが大切。20代のうちから資産運用に取り組み、着実に資産を築いていきましょう。
20代におすすめの資産運用まとめ
本記事では、20代におすすめの資産運用プラン、資産運用を始める際に活用できる相談窓口、資産運用の始め方、よくある失敗例と質問を解説しました。
20代は長期的な資産形成をおこなうのに最適な時期で、早いうちから適切な方法で運用を始めることが大切です。新NISAやつみたてNISAを活用した積立投資は、20代の方にとってとくにおすすめの選択肢です。
▼20代の資産運用を成功させるポイント
・貯蓄と投資のバランスを考え、無理のない範囲で始める
・長期的な視点を持ち、時間を味方につける
・分散投資を心がけ、リスクを適切にコントロールする
・FPなどの専門家に相談し、自分に合った運用方法を見つける
20代で資産運用を始めるには、自分の目的やリスク許容度を正確に見極め、適切な投資計画を立てることが不可欠です。しかし、投資の知識や経験が少ない段階では、独断での判断は難しいものです。
そこで、「マネーキャリア」のようなオンライン金融サービスを活用し、プロのアドバイスを受けながら資産運用を進めていくことをおすすめします。同世代の女性アドバイザーが在籍しているため、気軽に相談できるのも魅力です。
無料の個別相談もおこなっているので、20代のうちから資産運用に関する悩みを相談し、「自分に合った運用方法を見つけて、将来の経済的自由を手に入れるための第一歩」を踏み出しましょう。
若いうちから賢く資産運用に取り組むことで、豊かで安定した未来を築くことができるはずです。