
内容をまとめると
- 帯状疱疹でも条件を満たすことで生命保険に入れる可能性がある
- 帯状疱疹でも生命保険に加入できる条件は「既往症で完治していること」など
- 生命保険に入れない場合は「完治後1~2年経過するのを待つ」「引受基準緩和型保険を検討する」「保障の専門家(FP)に相談するなどの方法がある
- 知識がないまま生命保険の契約を決めて後悔する人がいる
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この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!」
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この記事の目次
- 帯状疱疹でも生命保険に入れる可能性がある
- 帯状疱疹でも生命保険に加入できる条件
- 既往症で完治していれば加入できるケースが多い
- 現症があると部位不担保や加入制限がかかる可能性がある
- 帯状疱疹で生命保険に入れない場合の対処法3つ
- 完治後1~2年経つのを待つ
- 引受基準緩和型保険への加入を検討する
- 保険の専門家(FP)に相談する
- 帯状疱疹で生命保険に加入する際は告知義務違反に注意する
- 帯状疱疹とは?水ぼうそうウイルスが原因の再活性化疾患
- 帯状疱疹の生命保険に関するよくある質問
- Q1:ワクチン接種は保険の対象になりますか?
- Q2:帯状疱疹は若年層でも発症しますか?
- Q3:治療にかかる費用と保険のカバー範囲は?
- 帯状疱疹の生命保険の加入で悩んだら取るべき方法とは?
- 帯状疱疹は生命保険に加入できるかや取れる対策まとめ
帯状疱疹でも生命保険に入れる可能性がある
帯状疱疹でも生命保険に加入できる条件
ここでは、帯状疱疹でも生命保険に加入できる条件を解説します。
帯状疱疹でも生命保険に加入できますが、以下のいずれの条件に当てはまるかによって加入できる保険が変わることがあります。
- 既往症で完治している
- 現症がある
生命保険会社ごとに加入条件は異なるのであくまでも目安ですが、加入する生命保険を決める際には上記の条件を基準に考えると良いでしょう。
既往症で完治していれば加入できるケースが多い
帯状疱疹に罹患した経験がある場合でも、帯状疱疹が既往症であって完治していれば無条件で生命保険に加入できる可能性が高いです。
ただし、各保険会社によって帯状疱疹の方の加入条件が設定されていることも多く、以下の状況次第では加入可否が変わる可能性もあります。
- 年齢
- 手術歴
- 入院歴
部位不担保や引受基準緩和型保険でなく通常の生命保険への加入を検討している場合、保険会社の加入条件をすべて満たしているか慎重に確認しましょう。
現症があると部位不担保や加入制限がかかる可能性がある
帯状疱疹が完治しておらず、現症がある場合は生命保険に加入できても部位不担保になる可能性があります。
部位不担保とは、保険会社が定める特定部位の疾病や、その治療が目的の入院・手術などが給付金の支払い対象外となるしくみです。
部位不担保の医療保険に加入すると帯状疱疹に関する疾患以外は通常どおり保障されますが、帯状疱疹に関連する病気については保障の対象外となります。
また、帯状疱疹の治療状況によっては、部位不担保でも加入できないことも考えられます。
将来的に帯状疱疹に罹患しても保障を受けたい場合は「引受基準緩和型保険など別の保険を検討する必要があるでしょう。
帯状疱疹で生命保険に入れない場合の対処法3つ
ここでは、帯状疱疹で生命保険に入れなかったときの対処法を解説します。
具体的な対処法は以下の3つです。
- 完治後1~2年経つのを待つ
- 引受基準緩和型保険への加入を検討する
- 保険の専門家(FP)に相談する
帯状疱疹で生命保険に加入できなくなったとしても諦めず、上記の対処法を実践していきましょう。
完治後1~2年経つのを待つ
引受基準緩和型保険への加入を検討する
部位不担保をつけても通常の生命保険に加入できない場合、「引受基準緩和型保険」への加入を検討する方法もあります。
引受基準緩和型保険は告知内容が通常の生命保険よりも少なく、以下の告知内容に該当しなければ加入できます。
- 現在入院をしているか、または最近3ヵ月以内に医師から入院や手術をすすめられたことがあるか
- 過去1~2年以内に入院または手術を受けたことがあるか
- 過去5年以内にがんまたは上皮内新生物・肝硬変・認知症・統合失調症・アルコール依存症などで医師の診断・検査・治療・投薬のいずれかを受けたことがあるか
ただし、告知内容が緩い分だけ保険料は割高で、保障金額や内容が限定的になる可能性もあります。
保険の専門家(FP)に相談する
帯状疱疹で生命保険に加入する際は告知義務違反に注意する
帯状疱疹の方が生命保険に加入する際は、告知義務違反に問われないように注意が必要です。
生命保険会社によって告知内容は異なりますが、主に以下の内容について問われます。
- 直近3ヵ月の健康状態
- 過去5年以内での健康状態
- 過去2年以内の健康診断の結果
- 身体の障害があるか
- がんの罹患や疑いがあるか など
帯状疱疹の存在を隠したり、軽めに申告したりすると告知義務違反に該当し、保険契約が解除されたり、保険金が支払われなかったりすることがあります。
帯状疱疹の治療状況については偽ることなく、正確な情報を記載しましょう。
帯状疱疹とは?水ぼうそうウイルスが原因の再活性化疾患
帯状疱疹は、体内の水ぼうそうウイルスが活動を再開することで発症する症状のことです。
子どものころに水ぼうそうウイルスに感染すると水ぼうそうを発症しますが、完治したあともウイルスは脊髄の神経節に潜んでいます。
普段は発症することはなくても、免疫が低下することでウイルスが再び活動を開始して増殖することがあります。
そして、ウイルスが神経に乗って皮膚に移動すると、帯状に痛みや発疹が出て帯状疱疹を発症するしくみです。
帯状疱疹の生命保険に関するよくある質問
ここでは、帯状疱疹の生命保険に関するよくある質問と回答を解説します。
今回集まった質問は以下のとおりです。
- Q1:ワクチン接種は保険の対象になりますか?
- Q2:帯状疱疹は若年層でも発症しますか?
- Q3:治療にかかる費用と保険のカバー範囲は?
Q1:ワクチン接種は保険の対象になりますか?
帯状疱疹ワクチンの接種に健康保険が適用されるか否かは、自治体や年齢によって異なる場合があります。
帯状疱疹ワクチンには生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン)、不活化ワクチン(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)の2種類があります。
生ワクチンは1回、不活化ワクチンは2回の接種で接種完了となり、生ワクチンは約5,000円、不活化ワクチンは接種1回あたり約8,000円の費用がかかることがあります。
健康保険が適用になれば自己負担を大幅に削減できるため、予防接種の前に自治体に確認してみましょう。
Q2:帯状疱疹は若年層でも発症しますか?
帯状疱疹は、20代・30代の若者でも発症する可能性があります。
一般的に帯状疱疹は高齢者が発症しやすい病気とされますが、若いからという理由で安心できるとは限りません。
帯状疱疹が発症するタイミングは「免疫力が低下したとき」であり、体調を崩した状態が長く続いたりすると年齢に関係なく発症することが考えられます。
いまの20代は周囲に水ぼうそうにかかった経験のある人が少なく、繰り返しウイルスに触れることで免疫が高まる「ブースター効果」が得にくく、以前よりも帯状疱疹になりやすいという説もあります。
Q3:治療にかかる費用と保険のカバー範囲は?
帯状疱疹の治療費は健康保険の対象に含まれます。
人によって治療にかかる医療費は異なりますが、自己負担は医療費の3割以下に収まるのが一般的です。
また、医療保険に加入している場合、帯状疱疹が原因の入院費用や通院費用を「入院給付金」「通院保障」などの保障でカバーできることも考えられます。
ただ、一般的にワクチンの接種費用は自己負担のケースが多いため、ワクチン接種にかかる費用は全額支払えるように用意しておきましょう。
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帯状疱疹は生命保険に加入できるかや取れる対策まとめ
- 帯状疱疹でも生命保険に加入することは可能
- 治療状況によっては特定部位不担保の保険にしか加入できないこともある
- 通常の生命保険に加入できない場合、「完治後1~2年経過するのを待つ」「引受基準緩和型保険の検討」「保険の専門家(FP)に相談する」などの対策がある