楽天iDeCoで楽天ポイントを貯めよう【楽天証券のiDeCoについて解説】のサムネイル画像

▼この記事を読んでほしい人

  • 楽天証券でiDeCoを始めようと考えている人
  • 楽天証券でのiDeCo利用による楽天ポイントの貯め方を知りたい人

▼この記事を読んでわかること

  • 楽天証券でiDeCoを始めるメリットについて
  • 楽天証券でiDeCoを利用して楽天ポイントを貯める方法について
  • 楽天証券でiDeCoをする上でのポイントた注意点について

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内容をまとめると

  • 楽天証券でiDeCoを利用すると楽天ポイントが貯まる!
  • 楽天証券でiDeCoを利用するメリットについて徹底解説
  • 楽天クレカ決済でiDeCoを利用しても楽天ポイントが貯まる
  • 楽天証券でiDeCoを利用する際のポイントと注意点を解説
  • iDeCoなど資産運用に関する相談ならマネーキャリアがおすすめ!
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iDeCoを楽天証券で利用すると様々な場面で楽天ポイントが貯まるのはご存知でしょうか?本記事では現在急成長を見せている楽天証券のiDeCoにおけるメリットである楽天ポイントが貯まる方法について詳しく解説します。ぜひ最後までお読みください。

監修者「谷川 昌平」

監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。
>> 谷川 昌平の詳細な経歴を見る

この記事の目次

楽天iDeCoで楽天ポイントを貯める方法とは?楽天証券のiDeCoについて

こんにちは。マネーキャリア編集部です。 


先日、30代の女性の友人からこんな疑問を寄せられました。   

iDeCo(イデコ)について調べてみたら楽天証券のiDeCoを見つけたんだけど、他のiDeCoと何が違うの?他の楽天のサービスは使っているけど、iDeCoでも楽天ポイントは貯まるの?

ここでは、

  • 楽天証券のiDeCoの特徴やメリット
  • 楽天ポイント投資
  • 他の金融機関から楽天証券のiDeCoへの移管方法
  • iDeCoに関する基礎知識まとめ

など、楽天証券のiDeCoやiDeCoの基礎知識をまとめた記事になっています。

ぜひ最後までご覧ください。 


マネーキャリアでは、お金に関する記事が数多くありますので興味のある方は合わせてご覧ください。  

楽天証券のiDeCoが今急成長を見せている【他サービスとの比較】


楽天証券は、2020年頃より口座数を急激に伸ばしています。

楽天証券をはじめとしたネット証券は、長らくSBI証券が圧倒的な業界トップと言われていました。


2020年3月時点では、およそ140万口座の差がついていました。

  • SBI証券(ネオモバイル証券含む):540万口座
  • 楽天証券:400万口座

2021年5月では、一気に差が縮まっています。
  • SBI証券(ネオモバイル証券含む):660万口座
  • 楽天証券:600万口座

SBI証券の口座数はSBIネオモバイル証券を含めており、ネオモバイル証券はTポイント運営企業との合弁会社です。

純粋なSBI証券としての口座数は、2021年4月に600万口座を突破したばかりですので、楽天証券との差は僅かです。

ここまで差を縮めた理由として、3点あります。
  • 楽天経済圏による他サービスとの連携
  • 楽天ポイントで投資できる
  • 投資信託を楽天カードで決済するとポイントが貯まる
現在、SBI証券も追随して楽天証券と似たサービスを展開していますが、楽天証券のように1社単独で展開できない分、利便性では楽天証券に勝てません。

この勢いが続けば、口座数で楽天証券がNo.1になる日も遠くないでしょう。

楽天証券のiDeCoの大きな特徴について解説

楽天証券のiDeCo(イデコ)には、3つの大きな特徴があります。

  • 商品ラインアップが豊富
  • 取引手数料が低い
  • iDeCoダイヤルで相談できる

iDeCoの商品のラインアップが豊富である

楽天証券のiDeCoは、元本確保型の商品を除いて31本から選択できます。

詳しい商品名については後述しますが、様々な投資信託が用意されています。

  • 株式
  • 債券
  • REIT
など、投資で選ばれやすいものは網羅されています。

31本という商品数ですが、実は他の金融機関と比べて特別多いわけではありません。
SBI証券は36本あります。

ただ、iDeCoの商品数については「上限35本」に制限されることが決まっています。

iDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)の制度改正について議論している社会保障審議会が2017年5月10日に開かれ、「2018年6月から5年以内の間に上限35本とすること」が定められました。

これは、当時のiDeCoに対して3つの問題点が挙げられたからです。
  • 元本確保型の商品を選んでいる人が過半
  • 運用商品を指定しないで放置する「不指図者」が少なからず存在
  • 上記2点の理由に、運用商品数が多過ぎることによって選択することをあきらめてしまうことが大きい
2017年当時、SBI証券のiDeCoは65本もあり、現在は大幅に整理されました。
この35本制限がある以上、ほとんどの金融機関のiDeCoは35本以内に調整されています。

そのため、楽天証券の31本はiDeCoの制度上十分な商品数であり、初心者でも選びやすい商品数です。

iDeCoの取引にかかる手数料などが低い

iDeCoによる資産運用は、必ず手数料がかかります。


毎月掛け金を出して運用する場合は、金融機関によらず下記手数料がかかります。

  • 加入時手数料:2829円
  • 運用中にかかる手数料:月171円
これは、iDeCoを運用する金融機関に払う手数料ではなく、国民年金基金連合会と信託銀行に払う手数料です。

上記に加えて金融機関ごとに定められた手数料を支払います。

楽天証券は、iDeCoの口座管理に関しては無条件で誰でも無料です。
そのため、上記手数料以外の負担はありません。

iDeCoダイヤルで相談できる

「楽天証券はネット証券だから、なんとなく不安だしわかりにくそう…」

そんな人でも安心です!
楽天証券カスタマーサービスセンター「確定拠出年金専用ダイヤル」で相談できます。

営業時間は下記の通りで、仕事で忙しい人も土曜日に相談できます。
  • 平日(月~金、祝日を除く):10時~19時 
  • 土曜日:9時~17時
電話番号は下記の通り。
  • フリーダイヤル:0120-545-401 
  • 携帯電話からは0570-000-401または03-6739-1363(通話料有料)

ネット証券でも店舗型の金融機関でも、iDeCoを開設してしまえばweb上で確認するだけなので大差ありません。
むしろ、ネットでのサービスが得意な金融機関のほうが便利です。

ぜひ気軽に相談してみましょう。

楽天iDeCoを利用する4つのメリットを解説【楽天ポイントを貯めよう】

楽天証券のiDeCoを利用するメリットは4つです。

  • 楽天銀行からの自動入金で楽天ポイントが貯まる
  • 楽天証券のポイントプログラムでポイントが貯まる
  • 運営管理手数料が他サービスに比べて低い
  • iDeCoの資産とほかの投資資産をまとめて管理することが可能
順番に解説します。

楽天銀行からの自動入金で楽天ポイントが貯まる

楽天証券では、グループ内の楽天銀行との口座連携サービスを利用できます。


「楽天銀行の口座開設」と「下記サービスへの登録」が必須ですので、忘れないようにしましょう。

  • マネーブリッジ:楽天銀行の金利が0.1%になる
  • ハッピープログラム:楽天銀行への入出金でポイントが貯まる

iDeCoの拠出金を楽天銀行からの自動入金にすると、入金のあった日ごとに楽天ポイントが付与されます。


ポイントには下記ランクがつけられています。

最初はベーシックとなり、入金ごとの付与ポイントは1ポイントです。

プレミアムはポイントが2倍、VIPとスーパーVIPは3倍になります。

  • ベーシック
  • アドバンスト:残高10万円以上または取引5件以上
  • プレミアム:残高50万円以上または取引10件以上
  • VIP:残高100万円以上または取引20件以上
  • スーパーVIP:残高300万円以上または取引30件以上

他にも、ATM手数料や他行振込手数料が無料になる特典もあるので、楽天証券と合わせて楽天銀行も積極的に使いましょう。

楽天証券のポイントプログラムでポイントが貯まる

楽天証券には、家族・友人・知り合いを紹介することでポイントが貯まります。

「ポイントプログラム」と呼ばれています。


楽天証券の口座がない知り合いが楽天証券のiDeCoを開設する場合、付与されるポイントは合計400ポイントになります。

  • 紹介された人が紹介日から5ヵ月以内に、紹介状の所定のURLから総合口座を開設し1000円以上入金:1人200ポイント
  • 紹介された人が紹介日から5ヵ月以内に、紹介状の所定のURLからiDeCoに加入・初期設定を完了し、総合口座も開設している:1人200ポイント
上記は2021年9月14日現在のものですので、予告なく終了する可能性はあります。

ただし紹介人数に上限はないので、家族・友人・知り合いで開設したい人がいるなら、これほど簡単に400ポイントが取れる手段はありません。

運営管理手数料が他サービスに比べて低い

前述の通り、楽天証券は、iDeCoの口座管理に関しては無条件で誰でも無料です。

  • 加入時手数料:2829円 
  • 運用中にかかる手数料:月171円
上記はiDeCoを開設する人はどの金融機関でも最低限発生しますので、楽天証券は最も安い手数料で運用できるiDeCoの1つになります。

iDeCoの資産とほかの投資資産をまとめて管理することが可能

楽天証券でiDeCo以外の投資資産を保有している人は、全資産を1つのIDで管理することができます。


今は何も持っていない人も、今後楽天証券で様々な商品を購入する際に便利です。

  • 株式
  • つみたてNISA
  • NISA
  • その他(FXなど)
楽天証券は業界トップクラスの商品ラインアップを持っています。
全資産を楽天証券にまとめれば、一元管理できます。

楽天iDeCoによる楽天ポイントを貯めるには証券総合口座の開設が必要


楽天証券でiDeCoを始める際に、証券総合口座の開設は必須ではありません。

ただ、iDeCoで楽天ポイントを貯めるためには「ハッピープログラム」への参加が必須で、証券総合口座を開設しなければ参加できません。


iDeCo以外でも便利な証券会社なので、これを機会に開設しましょう。


開設時は「現住所と一致した本人確認書類」と「現住所と一致したマイナンバーがわかるもの」が必要ですので、ない人は事前に準備しておきましょう。

貯まった楽天ポイントはポイント投資に使える!

楽天銀行から自動入金で楽天証券のiDeCoに拠出した場合は、毎月ポイントが貯まります。口座の残高や取引回数によっては、ポイントも3倍まで増えます。


他にも楽天サービスを使っている場合、毎月1000ポイント以上貯まっている人もめずらしくありません。


「ポイント貯まったけど有効期限が近い…今必要じゃないけど何かポイントで買おうかな」


と、有効期限に迫られて買い物をするのは、何だかもったいないですよね?


楽天証券なら、楽天ポイントで投資ができます!

手順は以下の通りです。

  1. 楽天証券総合口座を開設
  2. コース設定を「楽天ポイントコース」に変更
  3. 投資信託、国内株式、バイナリーオープションのいずれかに投資
口座開設しただけではポイント投資はできませんので、コース設定を忘れないようにしましょう。

楽天証券のiDeCoに加入するための3ステップについて解説


楽天証券でiDeCo(イデコ)を始めようと思った人は、早速申し込みましょう。

申し込み自体はそこまで時間はかかりませんが、完了までに1~2ヶ月前後かかります。

  1. 資料や申し込み書の請求
  2. 必要事項を記入して書類の返送
  3. WEBサイトからログインして運用商品の選択
この3ステップです。

自営業者や専業主婦/夫で、初めてiDeCoを開設する場合は、ネット上で完結します。

ここでは、会社員や公務員を想定して解説します。

①資料や申し込み書の請求

楽天証券の公式サイトを通じてiDeCo(イデコ)の申込書を請求してください。

一度メールのURLから申込書を請求しなければいけないので、メールアドレスの入力も必要です。


楽天証券から申込書とガイドブックが郵送されます。


先ほど、楽天証券には「確定拠出年金専用ダイヤル」があると言いましたが、申込書の請求は電話ではできません。あくまで「相談」にとどまる点はご注意ください。

②必要事項を記入して書類の返送

書類が届いたら、申込書に必要事項記載の上返送しましょう。

会社員や公務員は、勤め先の証明書が必須です。


2021年9月現在、企業型DC(企業型確定拠出年金)に加入している会社員はiDeCoに加入できない場合があります。iDeCoへ申し込む前に勤め先への確認をおすすめします。


開設できないと言われてしまったら、2022年10月からは自由に開設できるようになりますので、制度変更まで待ちましょう。


返送後は楽天証券と国民年金基金連合会の審査が入ります。

手続完了まで1~2ヵ月前後かかります。

③WEBサイトからログインして運用商品の選択

審査が完了すると書類が送られます。

紛失すると面倒ですので、大切に保管してください。

  • 個人型確定拠出年金確認通知書 
  • 口座開設のお知らせ
  • コールセンター/インターネットパスワードの設定のお知らせ
webサイトからログインの上、初期設定を完了してください。
初期設定時に上記書類が必要です。

初期設定が完了したら、楽天証券webサイトよりログイン後、「確定拠出年金 iDeCo」メニューをクリックしてください。
「掛金の配分方針を設定(商品別配分設定)」画面に切り替わります。

掛け金の配分は1%単位で設定できますので、合計が100%になるように振り分けてください。

楽天iDeCoの信託報酬の低い商品3つを紹介


iDeCoを開設した人が悩むのが、運用する商品の選択です。

まずは信託報酬が低い商品から考えてみましょう。


信託報酬とは、投資信託で運用する際にかかる手数料の一種で「プロに運用を任せる手数料」です。

毎年一定率の信託報酬が設定され、皆さんが投資した資金から自動的に引かれます。

信託報酬は、高いものだと1.8%程度しますが、低いものは0.2%以下です。


信託報酬は投資家からみれば低いほうがいいので、信託報酬が0.2%以下の低い商品を3つご紹介します。

いずれも「インデックス型投資信託(インデックスファンド)」と呼ばれ、主要な指数に連動する運用を目指すため信託報酬が低く抑えられています。

  1. 楽天・全米株式インデックス・ファンド
  2. たわらノーロード先進国株式
  3. たわらノーロード国内債券

①楽天・全米株式インデックス・ファンド

楽天・ヴァンガード・ファンド(全米株式)とも呼ばれます。


米国株式市場の投資可能銘柄、約4000銘柄に分散投資ができる投資信託です。

アップルやグーグルなど誰もが知っている大企業だけではなく中小企業も網羅されています。


米国は全世界最大の株式市場で、今後の成長にも期待が持てます。

信託報酬は0.162%で、同じ種類の投資信託の中でも低い水準です。

②たわらノーロード先進国株式

米国一極集中が不安な人は、先進国に分散投資する投資信託がおすすめです。

たわらノーロード先進国株式は、「MSCIコクサイ・インデックス」に連動する運用を目指した投資信託です。


MSCIとはモルガン・スタンレーの関連会社が運営している金融サービス企業で、「MSCIコクサイ・インデックス」などの指数の算出などを行っています。


MSCIコクサイ・インデックスは日本以外の先進国22ヵ国に上場する大型株・中型株を構成銘柄にしている指数なので、たわらノーロードは日本以外の主要先進国の株式をカバーしている投資信託といえます。

信託報酬は0.10989%で、こちらも低い水準です。


③たわらノーロード国内債券

株式の変動(リスク)がどうしても嫌な人は、国内債券に投資する投資信託がおすすめです。

ただし、①や②と比べて株価上昇時のリターンでは全く勝てません。

リスクを抑えた分リターンも抑えられてしまう点は要注意です。


名前の通りですが、日本の債券に投資します。

債券には様々種類があり、国が発行する国債以外にも地方自治体が発行する地方債、会社が発行する社債があります。


ただし、どれも低金利の影響を受けて0.1~1%程度の金利しかつきません。

信託報酬は0.154%と低いのですが、金利が低いので低金利時のリターンはマイナスになってしまうこともあります。

実際に2020年の運用はマイナスでした。


リスクが抑えられるから損をしないわけではありません。

メインは①や②などの株式で運用するべきです。

iDeCoを他から楽天証券に変更したい場合の手続きを解説

「今入っているiDeCoと比べたら、楽天証券のほうが手数料が安いし信託報酬が低い投資信託もたくさんある…できれば変更したい!」


すでに他の金融機関でiDeCoを始めている方も、楽天証券に変更できます。

一言でいえば移すだけですが、手順やメリット・デメリットも含めて解説します。

楽天証券へiDeCoを変更する手順

他社のiDeCoを楽天証券のiDeCoへ変更することを「移換(運営管理機関変更)」と言います。


会社員や公務員と同様、書面での手続きです。

  1. webサイトで申し込み
  2. 申込書の返送
  3. 各種書類到着
詳細は、前述の「楽天証券のiDeCoに加入するための3ステップについて解説」や申込書でのお申込みを参照してください。

iDeCoを楽天証券へ変更するメリット

  • 運営管理手数料がかからない
  • 運用商品の信託報酬が抑えられる
  • 将来運用商品を広げる際に、楽天証券の利便性が活かせる
iDeCoは一度始めると60歳までやめられません。
年数が経てば経つほど、楽天証券を利用するメリットは大きくなります。

iDeCoを楽天証券へ変更するデメリット

  • 他社iDeCoでの運用商品を一度売却し、変更後に再購入の必要がある
  • 売却時に含み損だった場合、損失が確定してしまう
  • 利用している金融機関によっては移換手数料4400円がかかる
変更するタイミングには注意しましょう。
日本株や外国株の投資信託を持っている場合、下落時に売ればマイナスが確定します。
そのまま持っていればプラスになった可能性を捨てることになります。

また、一度限りとはいえ移換手数料4400円がかかるのは痛いです。
2021年9月現在、移換手数料が発生するのは下記金融機関です。
  • 大和証券
  • 松井証券
  • マネックス証券
  • 楽天証券
  • SBI証券(セレクトプラン)
  • SBIベネフィット・システムズ
  • スルガ銀行
  • さわかみ投信
該当する金融機関にiDeCoを持っている場合は、移換時には手数料4400円を払うと覚えておきましょう。

楽天証券でiDeCoを始めれば楽天ポイントがもらえる!

2021年8月31日で終了してしまいましたが、iDeCo開設時のキャンペーンも実施されていました。


今後復活するかどうかは未定ですが、楽天証券は口座数でSBI証券を抜きたいのは明白で、どこかのタイミングで同様のキャンペーンを実施する可能性もあります。


なお、もらえるポイントは200ポイントで紹介キャンペーンでもらえるポイントと変わりません。代わりに誰か1人を紹介すれば同じです。

iDeCoに関する基礎知識を押さえておこう


楽天証券のiDeCoを中心に解説しましたが、もう一度iDeCoの基本を押さえておきましょう。

  • 加入区分・条件と掛金の上限
  • 税制優遇メリット
  • デメリット
  • iDeCoの運用商品
順番に解説します。

iDeCoの加入区分・条件と掛金の上限について解説

iDeCoは、制度開始当初は自営業者などに限定されていました。


2021年9月現在は加入対象者も広がり、20歳以上60歳未満の日本在住の国民は全員加入できます。2022年5月以降は、65歳未満まで対象が広がります。


異なるのは掛金の上限です。

区分掛金の上限(月額)
自営業者6.8万円
会社に企業年金がない会社員2.3万円
企業型DCに加入している会社員2万円
DBおよび企業型DCに加入している
会社員
1.2万円
DBのみに加入している会社員1.2万円
公務員等1.2万円
専業主婦・主夫2.3万円

※企業型DC=企業型確定拠出年金,DB=確定給付年金


会社員や公務員は上限金額が多くありませんが、長期的に安定した給与が入ってくるのでiDeCoとの相性は良いです。

最低拠出金額は5000円で、1000円単位で自由に決められます。

iDeCoには3つの税制優遇メリットがある

  • 掛金の全額所得控除
  • 運用益の非課税
  • 受取時の控除(退職所得控除または公的年金等控除)
運用益の非課税だけならNISAやつみたてNISAがありますが、3つの税制優遇が受けられるのはiDeCoだけです。

所得控除は、所得税(最低5%)が掛金分だけかからなくなります。
運用益の非課税は、本来なら儲かった金額の20.315%に課税されるのが全くかからなくなります。

受取時の控除は、一時金として受け取る場合は退職金と同様の扱いとなり、年金として受け取る場合は公的年金と同様の扱いになります。
高収入のサラリーマンで退職金が2000万円近くになる人は受取時に工夫が必要ですが、平均年収程度のサラリーマンは、一時金として受け取ればほとんど税金はかかりません。

iDeCoを利用するデメリットを解説

デメリットは2つです。

  1. 会社員の中には加入できない人もいる
  2. 原則60歳まで引き出せない(解約できない)
1については、企業型DC(企業型確定拠出年金)に加入している会社員は入れない場合があります。勤め先の総務や人事に問い合わせて確認してみましょう。

2については、障害者になった場合や死亡時に遺族が引き出す場合を除いて、原則60歳までは引き出せません。
iDeCoは一度開設すると解約できませんので、家計に余裕がなくなっても掛金を減らしたり0円にすることしかできません。

ちなみに、掛金を0円にすると「運用指図者」となりますが、毎月最低66円の手数料を払い続ける必要があります。

家計に余裕がない人は、無理して開設する前に家計を見直すのが先です。

iDeCoの運用商品は「元本確保型」と「投資信託」の2つがある

どの金融機関でも、iDeCoの運用商品は元本確保型が1~2本、残りは投資信託となっています。


元本確保型は定期預金などが該当し、元本は減りませんがほとんど利子は付きません。

利子も下がり続けており、2021年9月現在では0.002%です。


iDeCoの運用には最低でも月171円、年間2052円の手数料がかかります。

1億260万円以上預けてようやく手数料分の利子になります。


iDeCoで元本確保型の運用は全く意味がないどころか手数料分の損になるだけなので、必ず投資信託から選びましょう。

iDeCoの加入後に注意すべき点について解説

iDeCo加入後は、下記2点に注意しましょう。

  • 掛金引き落とし口座の残高不足
  • 転職・退職時の手続き漏れ

掛金引き落とし口座の残高不足

iDeCoは毎月の掛金を翌月の26日(休業日の場合は翌営業日)に登録している銀行口座からの振替により納付します。


万が一口座残高が不足していた場合、口座振替ができません。

口座振替ができない場合、その月の掛金はなかったものとなってしまいます。


iDeCoは国民年金と異なり、掛金の追納ができない仕組みです。

引き落とし口座の残高が十分あるか、定期的に確認しておきましょう。

転職・退職の際に必要となる手続きについて解説

転職や退職をすると、iDeCoの加入資格状況も変更となります。いずれにせよ変更手続きが必要となりますので忘れないようにしましょう

専業主婦(主夫)や学生が就職した場合も同様です。


転職時は、転職先に企業型DCがあるとiDeCoからの移換が必要です。

企業型DCとiDeCoを併用したい場合は、できるかどうかを含めて勤め先に確認してください。


加入資格状況の変更により掛金の上限額が減ってしまうと、月々の掛金も変更しなければいけない場合もあります。 

手続きを失念してしまうと、掛金の引き落としが停止される場合もあります。

iDeCoや資産運用に関する悩みはFPに相談すべき理由

ここまで楽天証券のiDeCoについてかなり詳細に解説してきました。


とはいえ、

楽天証券でiDeCoを始めるメリットはわかったけど、他の証券会社はどうなんだろう。。。そもそもiDeCoに加入すべきかどうかが分からない。。。どういった方法で資産運用するのが自分にとって最適なんだろう。。。

このような悩みを抱える方は多いでしょう。 


結論から言うと、そのような方はお金のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)に相談することをおすすめします。 


FPは、iDeCoだけではなく、様々な金融商品を比較検討しながら、相談者の資産状況や、家計の状況に合わせて最適な提案をすることができます。 


特に、マネーキャリアの無料FP相談サービスは3,000名のFPと提携している日本最大級のFP相談サービスです。 


マネーキャリアの無料FP相談サービスでは、スマホ一つで保険の悩みやお金に関する悩みをすべて解決できます。 


相談の予約はすべてLINE上で完結し、相談もZOOMなどを用いたオンラインの相談が可能だからです(もちろん対面も可能)。 


相談料は何回でも無料顧客満足度93%の高水準を誇るマネーキャリアの無料FP相談サービスが気になる場合は下記のボタンから詳細を確認しましょう。

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まとめ:iDeCoを楽天証券で利用して楽天ポイントを貯めよう

楽天証券は、iDeCoの自動入金でポイントが貯められる、便利でお得な金融機関です。

本記事では、

  • 楽天証券のiDeCoのメリット・デメリット
  • 楽天証券でできるポイント投資
  • iDeCoを楽天証券に変更したい場合の手続き
  • iDeCoの制度概要
  • iDeCo加入後の注意点
など、iDeCoや楽天証券のiDeCoについて解説しました。

iDeCoに限らず、楽天証券は投資初心者がはじめに選ぶ証券会社として最もおすすめできます。

楽天証券のiDeCoをきっかけに、楽天ポイントを貯めながら資産運用を始めましょう!