iDeCoのインデックスおすすめ商品は?ファンド選びのポイントを紹介のサムネイル画像

「iDeCoのインデックスがよいと聞いたがいまいちわからない」「イデコの商品選びについて知りたい」このような悩みを抱える人は多いでしょう。そこで本記事ではiDeCoのおすすめインデックスファンドや基礎知識を解説します。ぜひ最後までご覧ください。

監修者「谷川 昌平」

監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。
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この記事の目次

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iDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)の商品選び、インデックスはおすすめ?

こんにちは、マネーキャリア編集部です。


先日30代の男性の友人から、こんな相談がありました。


「iDeCo(イデコ)で資産運用するにはインデックスが良いと聞いたのだけど、いまいちよくわからない。またiDeCoを始めて、どの商品を選べばよいのかについても知りたい」


老後のためにiDeCoを始めたいけど、よくわからない。投資、というものになんとなく苦手意識を持っている人も多いかと思います。


iDeCoは自分で自分の年金を積み立てる制度ですが、積み立てた掛金で、自分で金融商品を選び運用する必要があります。


それには、ある程度運用商品については知識もなくてはなりません。


今回の記事では

  • iDeCoのインデックスとは何か
  • iDeCoのインデックスおすすめ商品5選!
  • iDeCoファンドの基礎知識
  • 選ぶ際のポイント
についてお伝えして行きます。

この記事を通して今後の運用商品選びの参考になれば幸いです。

iDeCoのインデックスは初心者にもわかりやすい!アクティブとの違いは?

iDeCoは個人で加入し、月々の掛金を払い、自分で商品を選んで運用し、60歳以降で年金方式もしくは一時金方式で受け取る個人のための年金制度です。


国民年金や企業型DCと違い、運用する商品を自分で選べるので、上手に資産運用を行うことで資産を増やす事ができます


しかも、個人で資産運用を行うと、運用して出た利益(運用益)に対して税金がかかるのに対して、iDeCoでは運用益に税金が掛かりません。


元本割れの心配がない定期預金を選択しても良いのですが、なるべく上手に運用して大きな利益を出すことで、iDeCoのメリットを最大限に活用できるでしょう。


iDeCoで選べる商品の中で、身近でわかりやすいと言われているインデックスですが、インデックスとはどういった物なのでしょうか、また、アクティブとの違いについいても、以下で詳しくお伝えして行きます。

インデックスファンドとは

インデックスファンドとは、株価指数などの指標(インデックス)に連動した運用を目指す投資信託のことです。専門家が運用するアクティブ型と比較する意味でパッシブファンドと呼ばれる場合もあります。


連動する指数は、日本を代表する株式225銘柄の株価の平均を表す「日経平均株価」や、東京証券取引所第一部上場全銘柄を対象として、算出・公表している株価指数「TOPIX(東証株価指数)」などがあります。


連動する指標は、日本だけでなく、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社がニューヨーク証券取引所、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を浮動株調整後の時価総額比率で加重平均し、指数化したものである「S&P500」などもあります。


インデックスファンドのメリットは、指数とほぼ同じ銘柄に投資するので、幅広い銘柄に分散投資できる点です。分散して投資することで、リスクも分散することができます。


一方、分散して投資されているので短期間で資産が数倍になる、といったことはありません。

アクティブ運用に比べコストが安い

インデックスファンドと違い、プロのファンドマネージャーが投資先を選別・運用してくれる投資信託のことをアクティブファンドといいます。


インデックスファンドの特徴としては、アクティブ運用に比べてコストが低いというものがあります。


投信には、保有しているだけで毎日かかる信託報酬というコストがあります。


アクティブファンドは、プロのファンドマネージャーが投資先を選別・運用しているので、その分のコストがかかり信託報酬は高くなります。


一方、インデックスファンドは決められた指標の対象銘柄を買うだけなので、運用コストは少なく済み、信託報酬は安くなります


信託報酬は手数料と違い、すべての資産の総額に対してかかる報酬なので、資産が多くなればなるほど違いが大きくなります。


信託報酬が高い商品を長期で運用し運用成績が悪い場合、信託報酬によって元本割れを引き起こす事があります。運用コストをさげることが資産運用には大切です。

iDeCoのインデックスおすすめ商品5選!

iDeCoは、どんな金融商品でも自由に選べるというわけではなく、金融機関を決めて、その金融機関が扱っている3~35本の運用商品から選びます


iDeCoで扱っている金融商品は、国が定めている優秀なファンドなので、どれを選んでもそれなりの利益は出るのですが、知識がない人ほどどれを選べばよいかわからないと思います。


なので、マネーキャリア編集部が、その中から運用利率、リスクバランス、信託報酬などでみておすすめのものを5つ選びました

  • たわらノーロード先進国株式
  • ニッセイ外国株式インデックスファンド
  • ダイワつみたてインデックス日本株式
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • 楽天・バンガード・ファンド(全米株式)
それぞれに対して、投資対象・信託報酬で比較、また購入できる証券会社を詳しくお伝えして行きます。

たわらノーロード先進国株式

たわらノーロード先進国株式は、海外の株式を主要投資対象とするファンドです。連動する指標はMSCI世界株式(除く日本・配当込み)として運用を行います。


先進国に投資することで、日本に投資するよりも高い利回りが期待できます。


同じ先進国の株式に投資するファンドの中で信託報酬は十分に低い水準です。


ノーロードとは、購入時およびご換金時に手数料がかからない商品のことです。

投資対象信託報酬
たわらノーロード先進国株式外国株式(先進国)0.10989%

たわらノーロード先進国株式が購入できるのは、楽天証券、みずほ銀行、JAバンク、第一生命保険、ソニー生命になります。

ニッセイ外国株式インデックスファンド

ニッセイ外国株式インデックスファンドは、その名の通り海外の株式を主要投資対象とするファンドです。連動する指標はMSCI世界株式(除く日本・配当込み)として運用を行います。


信託報酬は0.10989%とたわらノーロード先進国株式と同じくらい低くおさえられています。iDeCoを開設してする金融機関によってはこちらを選ぶと良いでしょう。

投資対象信託報酬
ニッセイ外国株式インデックスファンド外国株式(先進国)0.10989%

ニッセイ外国株式インデックスファンドは、SBI証券で購入することができます。

ダイワつみたてインデックス日本株式

ダイワつみたてインデックス日本株式は、国内の株式を主要投資対象とするファンドです。連動する指標は東京証券取引所第一部上場全銘柄を対象として、算出・公表している株価指数であるTOPIXです。


日本株式の指標に投資することで、リスクを少なく、また為替の影響を受けなくて済みます。

投資対象信託報酬
ダイワつみたてインデックス日本株式国内株式0.15400%

ダイワつみたてインデックス日本株式が購入できるのは、大和証券、中央労働金庫です。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

eMAXIS Slim 米国株式は、海外(米国)の株式を主要投資対象とするファンドです。連動する指標はS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが公表している米国の代表的な株価指数であるS&P500です。


ファンドの残高は十分に大きく多くの投資家に支持されています。


S&P500は信頼性が高く、投資信託はこれ1本で充分という意見もあります。

投資対象信託報酬
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)米国株式0.09680%

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が購入できるのは、SBI証券、マネックス証券、松井証券になります。

楽天・バンガード・ファンド(全米株式)

楽天・バンガード・ファンドは、海外(米国)の株式を主要投資対象とするファンドです。

約4,000銘柄ある米国全体の株式銘柄に連動して運用されるファンドになります。

投資対象信託報酬
楽天・バンガード・ファンド(全米株式)米国株式0.162%

楽天・バンガード・ファンド(全米株式)は、楽天証券で購入できます。

iDeCoファンドの知識を基礎からわかりやすく解説

おすすめの商品だけではなく、iDeCoファンドがどういったものかを知りたい方もいるかと思います。


iDeCoファンドがわかりにくいのは、どのように分類されているのかが一見して理解しにくいからです。


この項目では

  • 商品区分は元本確保型と投資信託から選択
  • 投資対象は地域・資産などで分類
  • その上で、タイプ・運用手法・運用スタイルを選択

の順番でわかりやすく整理して解説していきます。

商品区分は元本確保型と投資信託から選択

まず、iDeCoは大きく分けて元本確保型投資信託から選択されます。


元本確保型

元本確保型とは、定期預金、保険などの元本割れのリスクがない商品です。


満期まで保有すれば元本割れがないというので、安全・確実に運用できます。


iDeCoのメリットである税金の控除だけ受けて、運用で利益を出すことを考えずにローリスクで運用したいという人向けの商品になります。


若いうちは投資信託で、定年が近づいてきたら定期預金に切り替える、という方もいます。

投資信託

投資信託とは、皆さんから集めた資金をファンドマネージャーという運用のプロが、事前に定められた方針に則って株式や債券など値動きのあるものに分散投資する商品です。


運用結果によっては収益を得ることができますが、場合によっては元本割れを起こすリスクもあります。とはいえ、iDeCoで選択できる投資信託は国によって定めているものなので、それなりに優秀なファンドです。

投資信託は、投資対象によってさらに細かく分類されます。

投資対象は地域・資産などで分類

投資信託は、投資対象の資産、その対象となる地域、によって分類されます。
国内国外 
株式国内株式型外国株式型
債券国内債券型外国債券型

投資対象の資産は、「株式」と「債券」に分類されます。株式は比較的値動きが激しいのに対して、債券は安定している、と覚えておいてください。


対処とする地域は「国内」と「国外」に分類されます。国内に比べて国外のほうがリターンが大きいですが、リスクも大きくなります。


「株式」と「債券」、「国内」と「国外」を掛け合わせて、4つに分類されます。また4つをすべて網羅したバランス型という商品もあります

タイプ・運用手法・運用スタイルを選択

投資対象を決めた後で、運用スタイルを選択します。


運用スタイルによる分類は、「インデックス(パッシブ)」と「アクティブ型」の2種類があります。同じ国内株式型の投資信託でもインデックス型の運用を行うものと、アクティブ型の運用を行うものがあるということです。


インデックス型は、投資対象とする市場の動きを示す代表的な指標(インデックス)と、同じ値動きを目指して運用する手法です。連動する指数としては、日本を代表する株式225銘柄の株価の平均を表す「日経平均株価」や、東京証券取引所第一部上場全銘柄を対象として、算出・公表している株価指数「TOPIX(東証株価指数)」などがあります。


 一方、アクティブ型はファンドマネージャーなどの運用の専門家が投資対象とする市場のインデックスを中長期的に上回る運用成果を目指します。運用するプロの報酬が必要なため、信託報酬が高くなる傾向にあります。


市場全体に連動するのがインデックス型、専門家が運用するのがアクティブ型、と考えるとわかりやすいかと思います。

iDeCoでファンドを選ぶポイント3点を解説!

iDeCoファンドの基礎知識がわかったとことで、実際にファンドを選ぶときのポイントについてお伝えして行きます。


iDeCoでファンドを選ぶ際のポイントは以下の3つです。

  • 手数料のかからない金融機関を選択
  • リスクを考えてファンドを選択
  • 初心者の方はバランスファンドから
それぞれ詳しくお伝えして行きます。

①まずはなるべく手数料のかからない証券会社を選択しよう

iDeCoを始める際には、口座を開設する金融機関を選択する必要があります。

口座を開設する際には、なるべく加入時・運用期間中等の手数料かからない証券会社を選択しましょう。

代表機な金融期間の、加入時や、運用期間中に毎月かかる維持費を比較して表にしました。
加入時運営管理手数料
SBI証券2,829円0円
楽天証券2,829円0円
三井住友銀行2,829円260円
みずほ銀行2,829円0円
※運営管理手数料が0円でも、国民年金基金連合会と信託銀行に171円/月払う必要はあります。

よくある間違いとしては、もともと使っている銀行口座にそのままiDeCoの口座を開設してしまうパターンです。しっかりと手数料を確認するようにしましょう。

各種手数料を確認し、その金融機関に自分の欲しい商品があるかを確認して選びましょう。

②リスクを考えてファンドを選択しよう

実際にファンドを選ぶときには、どれくらいの運用益が期待できるか、ではなく、自分のリスク許容度に合わせてファンドを選ぶことが重要です。

リスク許容度とは「自分がどの程度のリスクが取れるのか」の事で、収入や年齢、投資経験などの様々な要因によって異なります

例えば、30代で正社員であればiDeCoを受け取る60歳までまだまだ期間があり、また、今後収入もあがる可能性が高いので、海外株中心のファンド等、リスクを取った選択が可能です。

一方、50代で貯蓄もそれほどないという場合は、リスクを少なくして国内債券中心のファンドや、元本確保型の商品にする必要があります。

上記ように、自分がどれくらいのリスクが取れるか、に合わせてファンドを選ぶことが重要です。

また、定期的にファンドの見直しをしてその時の自分のリスク許容度にあったファンドに組み直していくことも大切です。

③初心者の方はバランスファンドから始めよう

それでも、初心者の方ですと自分で資産配分を考えるのが難しいでしょう。また、仕事や家庭が忙しくて、考える余裕がない方もいるかと思います。そんな場合は、バランスファンドから始めることをおすすめします


バランスファンドは、国内外の株式と債券すべてをバランス良く組み合わせたファンドです。正解の市場全体に投資しているのと同じなので、リーマンショックなどの経済的危機を除けばそれなりの利回りが期待できます。


一度決めた商品や資産配分は年1回であれば変更することができます。とりあえずバランスファンドにしておいて、投資に慣れてきたら自分に合ったファンドに組み直す、というのも良いでしょう。


iDeCoは長期間運用することのメリットが大きいので、なるべく早く始めることをおすすめします。

iDeCoの運用について迷ったらお金のプロに相談すべき理由

ここまでiDeCoのインデックスファンド中心の運用方法について解説してきました。


とはいえ、


「実際にどのファンドを運用すればよいのかわからない」「どのタイミングで見直せばよいのか知りたい」


という方は多いでしょう。


そのような方は、お金のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)に相談することをおすすめします。


FPは、相談者にあったファンド選びだけではなく、様々な金融商品を比較検討しながら、相談者の資産状況や、家計の状況に合わせて最適な提案をすることができます。


特に、マネーキャリア無料FP相談サービスは3,000名のFPと提携している日本最大級のFP相談サービスです。


マネーキャリアの無料FP相談サービスでは、スマホ一つで保険の悩みやお金に関する悩みをすべて解決できます。 


相談料は何回でも無料なので、今回の記事でわかりにくい部分だけを聞いてみる、というような使い方でも大丈夫です。

まとめ:iDeCoのインデックスファンドは初心者にもおすすめ

iDeCoのおすすめのインデックスファンドを中心にお伝えしてきましたがいかがだったでしょうか。


今回の記事のポイントは

  • iDeCoのインデックスおすすめ商品5選!
  • iDeCoファンドは、元本確保型と投資信託の2つに別れ、さらに投資信託は地域・資産で4つに分かれる。
  • iDeCoでファンドを選ぶときは、金融機関の手数料に注意して、自分のリスクにあったファンドを選ぶ。
でした。

人生100年時代、老後資産を形成する上でiDeCoほど助けになるものはありません。

インデックスファンドであれば、運用にかかるコストも低く抑えられるので、初心者でも安定した長期間運用が可能です

日本人は金融リテラシーが低く、投資に対して消極的と言われますが、この記事をきっかけに興味をもっていただけたら幸いです。

マネーキャリアでは、iDeCoだけではなく、お金に関する記事など、他にも読んで頂きたい記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。