
「免責期間なしのがん保険について知りたい」
「免責期間なしのおすすめがん保険を教えてほしい」
とお悩みではないでしょうか。
結論、免責期間なしのがん保険は診断後すぐに保障が開始されるため、万が一の際にも安心できる選択肢です。
しかし、保険会社やプランによって条件が異なるため、おすすめのがん保険を知りたいなら保険のプロであるFPなどに相談するのがおすすめです。
この記事では、免責期間なしのがん保険の特徴や、おすすめの相談先について解説します。
さらに、免責期間なしのがん保険がおすすめな人や、注意点についても解説するので、ぜひ最後までご覧ください!
- 免責期間なしのがん保険への加入を検討している人
- 免責期間なしのがん保険のメリット・デメリットが知りたい人
- 最適ながん保険選びで悩んでいる人

監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!」
>> 谷川 昌平の詳細な経歴を見る
この記事の目次
- 免責期間・待機期間なしのがん保険とは?概要を解説
- がん保険に免責期間がある理由
- 罹患者が自覚症状なく加入することを防ぐ
- 罹患可能性のある人の駆け込み加入の防止
- 免責期間なしのがん保険のメリット
- 免責期間なしのがん保険のデメリット
- 免責・待機期間なしでおすすめのがん保険を探すならマネーキャリア
- 免責期間なしのがん保険の注意点を3つ解説!
- 保険料が割高になる傾向がある
- 加入時の告知・審査が厳格になる可能性がある
- 初期のがん発見に対する給付金額が制限されることがある
- がん保険で免責期間中にがんになるとどうなる?
- 免責期間なしのがん保険は人によって必要性が異なるためプロに相談がおすすめ【まとめ】
免責期間・待機期間なしのがん保険とは?概要を解説
免責期間・待機期間なしのがん保険とは、加入後すぐにがんと診断されても保障が受けられる保険です。
従来のがん保険では、契約開始から90日間程度の免責期間が設けられており、その間にがんと診断されても給付金が支払われないケースが一般的でした。
免責期間は「待機期間」や「不てん補期間」とも呼ばれ、医療保険の特約などにも同様の規定があるため注意が必要です。
最近では、免責期間なしのがん保険が登場しており、加入直後から安心して治療に専念できる選択肢が広がっています。
免責期間の有無だけでなく、保障開始日や保険料払込条件についても契約前にしっかり確認しておきましょう。
がん保険に免責期間がある理由
がん保険にはなぜ免責期間があるのでしょうか。
がん保険に免責期間がある理由は、「モラルリスクを排除するため」です。
具体的には、以下の2つが挙げられます。
- 罹患者が自覚症状なく加入することを防ぐ
- 罹患可能性のある人の駆け込み加入の防止
罹患者が自覚症状なく加入することを防ぐ
がん保険に免責期間がある理由の1つとして、「罹患者の自覚症状なく加入することを防ぐ」目的があります。
厚生労働省「令和2(2020)年受療行動調査(確定数)の概況」によると、がん患者の半数近くは自覚症状がありません。
例えば「胃の悪性新生物<腫瘍>」の自覚症状の有無の割合は以下のとおりです。
割合 | |
---|---|
自覚症状あり | 46.9% |
自覚症状なし | 49.7% |
覚えていない | 0.8% |
不詳 | 2.6% |
もちろん罹患する部位によって割合は異なりますが、概ね半数近くが自覚症状なしと回答していました。
特に前立腺がんの場合は、65.0%もの人に自覚症状がないとされています。
このように、健康な人と自覚症状がない罹患者と公平性を保つために、がん保険では90日間の免責期間が定められています。
罹患可能性のある人の駆け込み加入の防止
がん保険に免責がある理由2つ目は、「罹患可能性のある人の駆け込み加入を防止」する目的があります。
実は、がんには自覚症状がほとんどないものの、初期症状がみられるケースもあります。
例えば咽頭がんの場合は、以下のような初期症状が出る可能性があります。
- 喉の痛み
- 声の変化
- 口を開けにくい
免責期間なしのがん保険のメリット
免責期間なしのがん保険のメリットは、加入直後から保障が開始し、保険料も割安であることです。
通常のがん保険では、90日間の免責期間中にがんと診断されても保障が受けられないため、早期保障が必要な人には不安が残ります。
しかし免責期間なしなら、契約後すぐに保険金を受け取れる可能性があり、治療費や収入減少への備えが万全になります。
さらに、診断一時金がない・保障金額が控えめといった特徴により、月々の保険料が安く済む点も魅力です。
医療費リスクを早期にカバーしながら、経済的な負担を抑えたい方に適した保険といえるでしょう。
免責期間なしのがん保険のデメリット
免責期間なしのがん保険のデメリットは、診断一時金がないことと、上皮内新生物への保障が特約扱いになることです。
一般的ながん保険では、診断直後にまとまった一時金(50万~200万円程度)が支払われ、治療費や生活費に充てることができます。
しかし免責期間なしのがん保険では、診断一時金がない場合が多く、自己資金で補わなければならないリスクが生じます。
さらに、上皮内新生物(比較的軽度のがん)についても、特約扱いとなり、別途保険料が必要になるケースがあります。
このため、「保険料が割安」というメリットが薄れたり、十分な保障が得られないリスクも考えられます。
免責・待機期間なしでおすすめのがん保険を探すならマネーキャリア
免責・待機期間なしのがん保険を探しているなら、マネーキャリアでの相談がおすすめです。
マネーキャリアでは、お金の専門家であるFPに無料で相談でき、家計やライフステージに合わせた最適ながん保険選びをサポートします。
- 取り扱い保険会社は50社以上!
- 全国47都道府県対応!
- 相談満足度は98.6%!
- 免責期間なしのがん保険の中から最適なものを提案可能!
- 相談料は無料だから安心して相談できる!
免責期間なしのがん保険の注意点を3つ解説!
免責期間なしのがん保険には、契約前に知っておくべき重要な注意点が3つあります。
- 保険料が割高になる傾向がある
- 加入時の告知・審査が厳格になる可能性がある
- 初期のがん発見に対する給付金額が制限されることがある
免責期間がないことで保障が手厚く感じられる一方で、コストや条件面で思わぬ負担が生じる可能性もあるため、内容をしっかり確認したうえで慎重に選びましょう。
ここからは、それぞれの注意点について詳しく解説していきます。
保険料が割高になる傾向がある
免責期間なしのがん保険は、加入直後から保障が開始される点が魅力ですが、保険料が割高になる傾向があります。
保険料が高くなる主な理由は次の3点です。
- 加入直後から保障が開始されるため、リスクが高いと判断される
- 保障内容が限定的であるにもかかわらず、保険料が高めに設定されている
- 定期型の保険が多く、更新時に保険料が上がる可能性がある
免責期間なしのがん保険は、加入者がすぐに保障を受けられる反面、保険会社にとってはリスクが高くなるため、保険料が割高に設定されることがあります。
また、保障内容が限定的であるにもかかわらず、保険料が高めに設定されている場合もあります
さらに、定期型の保険が多く、更新時に保険料が上がる可能性があるため、長期的な視点での検討が必要です。
加入時の告知・審査が厳格になる可能性がある
免責期間なしのがん保険は、加入後すぐに保障が開始されるため、加入時の告知や審査が厳格になる可能性が高いです。
告知・審査が厳しくなる主なポイントは次の3つです。
- 健康状態の詳細な告知が求められる
- 過去の病歴や治療歴の確認が厳しくなる
- 医師の診査や健康診断書の提出が必要となる場合がある
これらの厳格な審査は、保険会社がリスクを適切に評価し、公平な契約運営を行うために設定されています。
加入を検討する際は、自身の健康状態や過去の病歴を正確に把握し、求められた場合に必要書類を準備できるよう備えることが大切です。
また、告知義務違反があると契約解除につながる恐れがあるため、正確な情報提供を心がけましょう。
初期のがん発見に対する給付金額が制限されることがある
- 上皮内新生物が特約扱いとなり、基本保障の対象外となることがある
- 給付金額が悪性新生物の10%程度に設定されることがある
- 給付回数が1回に制限されることがある
がん保険で免責期間中にがんになるとどうなる?
がん保険で免責期間中にがんになった場合は、どうなるのでしょうか。
一般的ながん保険では、免責期間中は保障の対象外となり、治療費等は全て自費で賄う必要があります。
参考までに、がん治療にかかる1日あたりの平均費用は以下の通りです。
入院 | 21,410円 |
---|---|
入院外 | 12,477円 |
(参照:厚生労働省「令和元年度医療給付実態調査」をもとに3割負担で算出)
また、厚生労働省「令和2年(2020)患者調査の概況」によると、がん治療の平均入院日数は19.6日。
上記のデータをもとに計算してみると、がんになってしまった場合、19日間の入院で平均40万円以上の費用がかかる計算となりました。
高額療養費制度で、ひと月あたりの治療費を一定額に抑えられたとしても、「差額ベッド代」や「自由診療」を選択した場合の治療費等は全額自己負担です。
また、保険を継続する場合は、免責期間中であっても保険料支払いが必要です。
そのため、がん保険の加入を検討している場合は、健康なうちにがん保険に加入しておくことや、免責期間がないがん保険への加入も視野に入れておくとよいでしょう。
とはいえ、各生命保険会社は、お客様のご要望に応えるために多種多様ながん保険を提供しています。
そのため、どんながん保険が自分にあっているか分からなくなる方も多いのではないでしょうか。
そんな時は、保険の専門家であるマネーキャリアを利用してみましょう。
マネーキャリアでは、厳選された専門家によるFP相談が何度でも無料です。相談利用者の98.6%が満足しているので、安心してご利用いただけます。
あなたに最適ながん保険について相談するなら、ぜひマネーキャリアにご相談ください。
免責期間なしのがん保険は人によって必要性が異なるためプロに相談がおすすめ【まとめ】
本記事では、免責期間なしのがん保険の特徴やメリット・デメリット、注意点について詳しく解説しました。
改めて、この記事のポイントをまとめます。
- 免責期間なしのがん保険は、加入後すぐに保障が開始される
- 一般的ながん保険には、90日間の免責期間が設定されている
- 免責期間なしのがん保険は、診断給付金がない・上皮内新生物は特約扱いになるケースがある
- 家計状況やライフプランに応じて、選ぶべがん保険は人それぞれ異なる
- 最適ながん保険選びなら、無料で相談できるマネーキャリアの利用がおすすめ
免責期間なしのがん保険は、加入直後から安心して保障を受けられる反面、保険料や保障範囲に特徴があるため注意が必要です。
がん保険の必要性やプラン選びは、年齢・収入・家族構成・将来設計など、個々のライフプランによって大きく異なります。
そのため、自分一人で判断するのが難しいと感じたら、プロに相談して最適な選択肢を見つけることをおすすめします。