- 免責期間なしのがん保険への加入を検討している人
- 免責期間なしのがん保険のメリット・デメリットが知りたい人
- 最適ながん保険選びで悩んでいる人
内容をまとめると
- 免責期間なしのがん保険は加入後すぐに保障が開始される
- 一般的ながん保険は免責期間があり、加入後90日間または3ヶ月間は保障が受けられない
- 免責期間なしのがん保険は診断一時金がなく、上皮内新生物は特約扱いになる
- 最適ながん保険を探したい場合は保険のプロに相談する
- FP相談の顧客満足度93%のマネーキャリアなら、オンラインでFPに無料相談ができる
免責期間なしのがん保険を徹底解説します。がん保険に免責期間がある理由や注意点も解説しています。免責期間があるがん保険には保険会社によって責任開始日が変わったりすぐ保障が受けられるがん保険もあります。また、免責期間なしのがん保険は人によって必要性が変わるため保険のプロに無料相談することをおすすめします。
監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。
>> 谷川 昌平の詳細な経歴を見る
この記事の目次
- 免責・待機期間なしでおすすめのがん保険はどれ?
- 免責期間なしのがん保険とは?
- がん保険の免責・待機期間とは
- がん保険の責任開始日とは
- 免責期間中は保険料を払うの?
- がん保険で免責期間中にがんになるとどうなる?
- がん保険に免責期間がある理由
- 罹患者が自覚症状なく加入することを防ぐ
- 罹患可能性のある人の駆け込み加入の防止
- 免責期間なしのがん保険のメリット・デメリット
- 免責期間なしのがん保険:メリット
- 免責期間なしのがん保険:デメリット
- 免責期間なしのがん保険をおすすめできる人
- 貯蓄が十分あり診断一時金が不要な人
- がん保険に複数加入して保障を充実させたい人
- 免責期間なしのがん保険の注意点を5つ解説!
- 注意点①免責期間中のがん保険の保障は適用されない
- 注意点②免責期間中も保険料は発生する
- 注意点③がん保険を乗り換える際は免責期間後に旧契約を解約する
- 注意点④がん保険によって責任開始日・免責期間が異なる
- 注意点⑤がん保険を契約する際は正確な健康状態の告知を行う
- 免責・待機期間なしのがん保険に加入する際のおすすめ相談先3選【無料】
- 1番おすすめ:マネーキャリア
- ほけんのぜんぶ
- 保険見直しラボ
- まとめ:免責期間なしのがん保険は人によって必要性が異なるためプロに相談がおすすめ
免責・待機期間なしでおすすめのがん保険はどれ?
一般的ながん保険には、90日間の免責期間がある場合がほとんどですが、保険会社によっては免責期間・待機期間なしで加入できるがん保険もあります。
おすすめのがん保険は、その人の病歴や支払える保険料、ライフスタイルによってさまざまです。
保険会社や保険商品によって異なるので、パンフレットや約款などで事前に確認しておくのがおすすめです。
また、どのがん保険が自分に合うかわからない方はマネーキャリアにご相談ください。
専門的な知識を有するファイナンシャルプランナーが様々ながん保険の中から、あなたに合った商品を無料でご提案いたします。
そもそもがん保険が不要か必要か知りたいという方は以下の記事を参考にしてください。
免責期間なしのがん保険とは?
医療技術は日々進歩しており、ガン治療への備え方も多様化してきています。
それに伴い、ここ数年で生命保険会社が販売するがん保険もリニューアルされており、「免責期間なし」のがん保険も登場しています。
「免責期間なし」のがん保険とは、加入後すぐにがんと診断され、治療が必要になっても保障を受けられるがん保険です。
本記事では、免責期間なしのがん保険の特徴やメリット・デメリット、加入時の注意点等をご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
なお、今保険の見直しを検討しており、そもそもがん保険が自分に不要か必要かを迷っているという方は以下の記事も参考にしてみて下さい。
がん保険の免責・待機期間とは
がん保険の責任開始日とは
どの生命保険にも「責任開始日」という保障が開始される日があります。
がん保険の免責期間を正しく把握するにあたって、この責任開始日という考え方が重要になります。
通常、生命保険では以下の3つの条件が全て揃って保障がスタートします。
- 保険契約の申込
- 告知または診査
- 第1回目の保険料払込
免責期間中は保険料を払うの?
大半のがん保険では、免責期間中であっても保険料を払う必要があります。
免責期間中に保険料を払わなかった場合、がん保険自体が失効し、保障が受けられなくなる可能性もあります。
しかしここ数年、免責期間中は保険料の払込が発生しないがん保険も一部出てきています。
保険の見直し等行う場合は、契約内容を予め確認しておくことをおすすめします。
がん保険で免責期間中にがんになるとどうなる?
がん保険で免責期間中にがんになった場合は、どうなるのでしょうか。
一般的ながん保険では、免責期間中は保障の対象外となり、治療費等は全て自費で賄う必要があります。
参考までに、がん治療にかかる1日あたりの平均費用は以下の通りです。
入院 | 21,410円 |
---|---|
入院外 | 12,477円 |
(参照:厚生労働省「令和元年度医療給付実態調査」をもとに3割負担で算出)
また、厚生労働省「令和2年(2020)患者調査の概況」によると、がん治療の平均入院日数は19.6日。
上記のデータをもとに計算してみると、がんになってしまった場合、19日間の入院で平均40万円以上の費用がかかる計算となりました。
高額療養費制度で、ひと月あたりの治療費を一定額に抑えられたとしても、「差額ベッド代」や「自由診療」を選択した場合の治療費等は全額自己負担です。
また、保険を継続する場合は、免責期間中であっても保険料支払いが必要です。
そのため、がん保険の加入を検討している場合は、健康なうちにがん保険に加入しておくことや、免責期間がないがん保険への加入も視野に入れておくとよいでしょう。
とはいえ、各生命保険会社は、お客様のご要望に応えるために多種多様ながん保険を提供しています。
そのため、どんながん保険が自分にあっているか分からなくなる方も多いのではないでしょうか。
そんな時は、保険の専門家であるマネーキャリアを利用してみましょう。
マネーキャリアでは、厳選された専門家によるFP相談が何度でも無料です。相談利用者の98.6%が満足しているので、安心してご利用いただけます。
あなたに最適ながん保険について相談するなら、ぜひマネーキャリアにご相談ください。
がん保険に免責期間がある理由
がん保険にはなぜ免責期間があるのでしょうか。
がん保険に免責期間がある理由は、「モラルリスクを排除するため」です。
具体的には、以下の2つが挙げられます。
- 罹患者が自覚症状なく加入することを防ぐ
- 罹患可能性のある人の駆け込み加入の防止
罹患者が自覚症状なく加入することを防ぐ
がん保険に免責期間がある理由の1つとして、「罹患者の自覚症状なく加入することを防ぐ」目的があります。
厚生労働省「令和2(2020)年受療行動調査(確定数)の概況 」によると、がん患者の半数近くは自覚症状がありません。
例えば「胃の悪性新生物<腫瘍>」の自覚症状の有無の割合は以下のとおりです。
割合 | |
---|---|
自覚症状あり | 46.9% |
自覚症状なし | 49.7% |
覚えていない | 0.8% |
不詳 | 2.6% |
もちろん罹患する部位によって割合は異なりますが、概ね半数近くが自覚症状なしと回答していました。
特に前立腺がんの場合は、65.0%もの人に自覚症状がないとされています。
このように、健康な人と自覚症状がない罹患者と公平性を保つために、がん保険では90日間の免責期間が定められています。
罹患可能性のある人の駆け込み加入の防止
がん保険に免責がある理由2つ目は、「罹患可能性のある人の駆け込み加入を防止」する目的があります。
実は、がんには自覚症状がほとんどないものの、初期症状がみられるケースもあります。
例えば咽頭がんの場合は、以下のような初期症状が出る可能性があります。
- 喉の痛み
- 声の変化
- 口を開けにくい
免責期間なしのがん保険のメリット・デメリット
免責期間なしのがん保険のメリット・デメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
免責期間なしのがん保険は、90日間の免責期間を待たずに保障が受けられるため、一見するとメリットだらけにも思えますよね。
しかし、免責がない分、デメリットもあるため理解しておく必要があります。
そこで本章では免責期間なしのがん保険について、
- メリット
- デメリット
をそれぞれ解説します。
がん保険選びは加入の目的や保険料、保障内容などから慎重に判断することが大切です。
加入後に「思ったものと違う」と感じて解約してしまうと、損をしてしまう可能性があります。
そのため、免責期間なしのがん保険のメリット・デメリットを知った上で、自分に合っているかを判断することをおすすめします。
免責期間なしのがん保険:メリット
免責期間なしのがん保険のメリットは以下の2つです。
- 加入直後から保障が開始する
- 保険料が割安
1.加入直後から保障が開始する
免責期間なしのがん保険は、加入直後から保障が開始されます。
「がんかもしれない」と悩んでいる人には、高額な医療費や収入の減少といった経済的な不安は生活に関わる大きな問題です。
しかし、一般的ながん保険の場合、免責期間中はがん診断や治療を受けても保障されません。
その点、免責期間がなければ加入直後でも保険金が受け取れる可能性があるため、がん治療にかかる費用への不安を軽減できます。
2.保険料が割安
免責期間なしのがん保険は、保険料が割安に設定されています。
保険料が割安な主な理由としては以下の2点が挙げられます。
- 診断一時金がない
- 保険金の金額が少ない
上記は一見デメリットのようにも感じますが、割安な保険料ですぐに保障が受けられる点は大きなメリットです。
免責期間なしのがん保険:デメリット
免責期間なしのがん保険のデメリットは以下の2つです。
- 診断一時金がない
- 上皮内新生物は特約扱いになる
ここでは上記で挙げたデメリットをそれぞれ解説します。
1.診断一時金がない
2.上皮内新生物は特約扱いになる
免責期間なしのがん保険をおすすめできる人
免責期間なしのがん保険はどのような人におすすめなのでしょうか。
- 貯蓄が十分あり診断一時金が不要な人
- がん保険に複数加入して保障を充実させたい人
貯蓄が十分あり診断一時金が不要な人
免責期間なしのがん保険は、貯蓄が十分にあり診断一時期が不要な人にもおすすめです。
上記でも説明したように、免責期間なしのがん保険は基本保障のみです。
診断一時金の給付はないため、がんと診断された時点でまとまったお金を受け取ることができません。
そのため、貯蓄などが十分にあり、入院保障や手術給付金などの基本保障があれば十分、という人には保険料の安い免責期間なしのがん保険がおすすめです。
がん保険に複数加入して保障を充実させたい人
免責期間なしのがん保険は、がん保険に複数加入していて保障をプラスαでつけたいという人にもおすすめです。
がん保険などの医療保険は、保険会社の引受範囲内であれば複数加入することが可能です。
他の保険でがん診断給付金などをつけている人は、「足りない保障を追加して充実させる」という場合があります。
今現在複数のがん保険に加入していて、入院保障のみを手厚くしたいなどと考えている人は、免責期間なしのがん保険がおすすめです。
免責期間なしのがん保険の注意点を5つ解説!
免責期間なしのがん保険は、契約からの期間を問わず保障が受けられます。
多くのがん保険では免責期間を導入していますが、免責期間に関しては以下の点に注意が必要です。
- 免責期間中は保障の適用外になる
- 免責期間中でも保険料は発生場合がある
- 乗り換えの際は免責期間が過ぎてから解約をする
- 商品により責任開始日・免責期間が異なる
- 健康告知は正直に申告する
注意点①免責期間中のがん保険の保障は適用されない
1つ目の注意点は、免責期間中に保障が適用されないことです。
一般的ながん保険の責任開始日は、契約から90日間(または3ヶ月間)経過後です。
例えば、
- 契約前からがんと診断を受けていた
- 免責期間中にがんと診断を受けた
上記のケースでは、いずれも保障が受けれず契約無効になります。
特に契約前からがんと診断されていた人は告知義務違反となり契約は解除されます。
契約解除の場合は、保険料も全く返ってこないため注意が必要です。
がんは自覚症状がないことも多いため、加入後すぐに発覚するケースも少なくありません。
診断こそ受けていないものの「がんに罹患していたらどうしよう」と不安を抱えている場合は、免責期間なしのがん保険に加入することで安心できるでしょう。
注意点②免責期間中も保険料は発生する
2つ目の注意点は、免責期間中も保険料が発生することです。
一般的ながん保険は、免責期間中に発覚したがんは保障の対象外になります。
しかし、契約期間内であるため保険料の支払いは必須です。
なお、免責期間中でも保険料の支払いは無駄ではありません。
保険会社が支払う保険金は、免責期間中の保険料も含め算出するからです。
それでも、やはり保険料がもったいないと感じる人もいるのではないでしょうか。
そのため、保障が適用されないのに保険料を支払続けることに抵抗がある人は、免責期間なしのがん保険の方がおすすめです。
注意点③がん保険を乗り換える際は免責期間後に旧契約を解約する
入院 | 外来 | |
---|---|---|
平成14年 | 139.4千人 | 119.7千人 |
平成17年 | 144.9千人 | 140.1千人 |
平成20年 | 141.4千人 | 156.4千人 |
平成23年 | 134.8千人 | 163.5千人 |
平成26年 | 129.4千人 | 171.4千人 |
注意点④がん保険によって責任開始日・免責期間が異なる
- 1回目の保険料支払日から90日
- 1回目の保険料支払日から3ヶ月
注意点⑤がん保険を契約する際は正確な健康状態の告知を行う
- 契約解除
- 契約の取り消し
免責・待機期間なしのがん保険に加入する際のおすすめ相談先3選【無料】
がん保険には多くの種類があるため、どの商品にすべきか迷ってしまいますよね。
適切ながん保険は、家計状況やライフステージなどによって異なるため、がん保険選びの際は保険のプロに相談するのがおすすめです。
保険のプロであれば、複数の商品の中から最適ながん保険選びのアドバイスが期待できます。
がん保険の相談におすすめの相談先は以下の3つです。
- マネーキャリア
- ほけんのぜんぶ
- 保険見直しラボ
本章では上記で挙げた3つの相談先の特徴を紹介します。
いずれも無料で利用できるため、がん保険選びで悩んでいる人はお気軽にご相談ください。
1番おすすめ:マネーキャリア
マネーキャリアの特徴は以下のとおりです。
特徴 | |
---|---|
取扱会社(がん保険以外も含む) | 約40社 |
対応エリア | 47都道府県 |
相談方法 | オンライン |
おすすめポイント | FP相談の顧客満足度93% |
マネーキャリアでは、お金のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)に無料で保険相談ができます。
FPはお金に関する様々な専門知識を持っているため、家計状況やライフステージに合った適切ながん保険選びが可能。
また、マネーキャリアは予約から面談まで全てオンラインで対応できるため、スマホひとつで利用できます。
仕事や家事で忙しい人、スキマ時間に相談したいという人にも、おすすめの相談先です。
マネーキャリアはFP相談の顧客満足度が98.6%で、
- 相談内容が明確ではない
- 保険やお金の知識が全くない
といった人にも最適な解決方法を提案できます。
そのため、がん保険を探している人はもちろん、保険やお金について漠然とした不安を抱えている人にもおすすめです。
ほけんのぜんぶ
特徴 | |
---|---|
取扱会社(がん保険以外も含む) | 30社以上 |
対応エリア | 47都道府県 |
相談方法 | 訪問 オンライン |
おすすめポイント | 子育て世代におすすめしたいブランドランキング1位(2022年) |
保険見直しラボ
保険見直しラボの特徴は以下のとおりです。
特徴 | |
---|---|
取扱会社(がん保険以外も含む) | 36社 |
対応エリア | 全国約70拠点 |
相談方法 | 店舗 訪問 オンライン |
おすすめポイント | イエローカード制度があるから安心して利用できる |
まとめ:免責期間なしのがん保険は人によって必要性が異なるためプロに相談がおすすめ
本記事では、免責期間なしのがん保険について解説してきました。
この記事のポイントはこちら。
- 免責期間なしのがん保険は、加入後すぐに保障が開始される
- 一般的ながん保険には、90日間の免責期間がある
- 免責期間なしのがん保険には診断給付金がない・上皮内新生物は特約扱いになる
- 家計状況やライフステージによって、その人に合うがん保険がある
- 最適ながん保険選びならマネーキャリアがおすすめ
免責期間なしのがん保険は、保険料が割安ですぐに保障が開始されるメリットがあります。
一方で、診断給付金がない・上皮内新生物は特約扱いになるなどデメリットもありますので注意しておきましょう。
また、自分に合うがん保険が分からない人はマネーキャリアにご相談ください。
マネーキャリアは何度でも利用料が無料です。
相談利用者の98.6%に満足いただいておりますので、いつでもお気軽にご相談ください。