- 妊娠して子供のための学資保険を考えている人
- 子供の将来を見据えてライフステージの変化に備えたい人
- 学資保険・教育資金の代わりになる貯蓄法を探している人
- 個人年金保険について知りたい人
内容をまとめると
- 学資保険の変りに個人年金保険を活用するために
- 個人年金保険の種類、メリット・デメリット
- 選び方のポイントとオススメの保険相談窓口4選
- 迷ったら、気軽にオンラインですべてが完結できるマネーキャリがおすすめ
学資保険の代わりとして個人年金保険を活用できるの?と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?個人年金保険は本来老後の年金の備えとして準備する手段の1つですが、学費に向けた準備も可能です。本記事ではメリットや選び方など紹介するので、ぜひ参考にして下さい。
この記事の目次
- 個人年金保険は満期を設定することで学資保険の代わりとして活用
- 個人年金保険の種類は3つ
- 1:終身年金
- 2:有期年金
- 3:確定年金
- 個人年金保険のメリット3つ
- メリット①貯蓄が苦手でも資金を積み立てできる
- メリット②預金金利よりも利回りが高い
- メリット③一括払いにすると解約返戻率が上がる
- 個人年金保険のデメリット2つ
- デメリット①早期解約すると元本割れする可能性がある
- デメリット②条件に合致していないと年金保険料控除が受けれない
- 個人年金保険の選び方のポイント3つ
- ポイント①保険料の支払い方法
- ポイント②払込期間
- ポイント③受取方法
- 学資保険か個人年金保険で迷っている人におすすめの保険相談窓口4選
- 保険相談窓口1位:マネーキャリア
- 保険相談窓口2位:ほけんのぜんぶ
- 保険相談窓口3位:保険見直しラボ
- 保険相談窓口4位:保険市場
- まとめ:個人年金保険は将来の学費に備えることができる!
個人年金保険は満期を設定することで学資保険の代わりとして活用
子供の将来のために、可能な限り学ぶ環境を整えてあげたいと親であれば考えまるのではないでしょうか。
その想いを形にするものとして一般的に知られているのが、子供が小さい頃から加入してコツコツ積み立てていく学資保険です。
しかし、学資保険の他にコツコツお金を積み立てて、増やしていくことができる保険に個人年金保険があります。
個人年金保険はご自身の老後の資金を蓄えるために、貯金をするような感覚で毎月保険料を払うことで資金を積み立ててていくものですが、それを学資保険の変りとして活用する事が可能である事をご存知ですか。
ここでは、学資保険の代わりにどのように個人年金保険を活用していくのか、特徴やメリットなどについて詳しく解説していきます。
個人年金保険の種類は3つ
個人年金保険は、契約時に決めた年齢まで保険料を支払い、その後、一定期間もしくは終身にわたって年金が受け取れる保険です。
ご自身が定年後、年金をもらうことが厳しくなっている現在、加入する必要性も高く、老後の資金作りとして取り入れている方もみえます。
その「決められた年齢」「一定期間」などの特性を活用しながら学資保険の変りとして積み立てていく事が可能な個人年金保険です。
個人年金保険は決まった金額を受けとれる「定額タイプ」と、受け取る金額が変動する「変動タイプ」の2つに分けられ、さらに受け取り期間や保障期間によって以下の3つに分けられます。
- 終身年金
- 有期年金
- 確定年金
1:終身年金
終身年金は、被保険者が生きている限り期限がなく、一生貰い続ける事ができる個人年金保険です。
被保険者が早くに亡くならない、生存している限り受け取れるという「生きているという前提」であれば、3種類の中で長く保険金が給付される保険とも言えます。
「長生きするか」によってメリットにもデメリットにも変わります。
医療が発達し、日本の平均寿命は男性81.47歳・女性87.57歳(参照:厚生労働省 令和3年簡易生命表の概況)で、長生きする先のお金の不安を感じるのということであれば、公的年金と終身年金を組み合わせる事で安心に変えていく事ができます。
また、その中でも、「保障期間付き終身年金」という商品もあります。
被保険者の生死に関係なく保障期間は年金が支払われ、その後は生存している場合にのみ支払われる商品などもあります。
2:有期年金
有期年金は、契約時に決めた年金受取期間を設けます。
生きている間は、決まった期間年金をもらえるという条件になるので、受け取り期間中に亡くなった場合や受け取り期間を満了した時点で有期年金の支給は終わります。
ただし、「元本保証付き有期年金」という商品があります。
これは、有期年金を受け取り期間中、被保険者が途中で亡くなった場合でも、受け取った金額から支払金額を差し引いた残額を法定相続人が受け取るというものになります。
3:確定年金
確定年金は、年金受取人である被保険者の生死の有無にかかわらず、契約した時に決めた一定の期間の年金を受け取ることができます。
受け取り方法としては、年金として月々受け取る方法と残額を一括で受け取る方法があります。
個人年金保険でよくある心配ごとの「早期に亡くなった場合、払込保険料よりも少ない」ことや「損をしてしまう」ということがありますが、確定年金であればそういった心配はありません。
最近では個人年金保険のほとんどが確定年金といえるほど、ニーズが高く、学資保険の一つとして考えている方にも、貰えなくなる心配がない種類と言えます。
個人年金保険のメリット3つ
続いて、個人年金保険のメリットについて解説していきます。
主な特徴としては以下の3つが挙げられます。
- 貯蓄が苦手でも資金を積み立てできる
- 預金金利よりも利回りが高い
- 一括払いにすると解約返戻率が上がる
メリット①貯蓄が苦手でも資金を積み立てできる
「子供の将来のために」っと思い貯金を始めたとしても、子供が本当に学費が必要になるまで約15年程の長い期間となります。
その間に積み立てたものを切り崩したくなったり、コツコツと預貯金での貯蓄ができないタイプの方もいるのではないでしょうか。
その点、個人年金保険であれば「保険」という強制力で解約するまでの手間を考えると、よほどの理由がない限り解約をすることはありません。
また、口座からの引き落としがほとんどなので、堅実に積み立てていく事ができますし、商品によってはクレジットカードの支払いが可能なものもあるので、積み立てをしながらポイント貯めることもできます。
メリット②預金金利よりも利回りが高い
個人年金保険は普通に貯金をするよりも、利回りが高いものがほとんどのため、満期金額を設定しているのであれば、支払保険料が安く済みます。
利回りが高いというのは、保険会社が契約者に約束する「予定利回りを設けている」場合になるので、契約する保険会社によってその利回りが違ってきます。
例えば、300万円の満期金の契約、払込期間を10年の場合
- 予定利率0% →月々の掛金は25,000円
- 予定利率0.2%の場合→月々の掛金は24,777円
予定利率が全くない「0」の状態よりも、数パーセントあることで少額でも保険料が安くなります。また、保障されているわけではありませんが、運用次第で配当金にあてられる場合もあります。
メリット③一括払いにすると解約返戻率が上がる
解約返戻率とは、被保険者が支払った保険料によって年金がどれくらい戻ってくるかを表したものです。
貯蓄型の保険であれば該当することですが、月々で支払をする期間を短くしたり、一括で保険掛金の総額を支払う事で、それらを原資に保険会社が運用する期間が長くなります。
運用益が保障されるわけではないですが、確実性を高めるためには運用する期間を長く持った方がリスクとしても小さく抑える事ができ、長く運用することで配当金に充当されることも可能になります。
ちなみに、返戻率と予定利率の違いは以下の通りです。
- 返戻率:契約者がいくら受け取れるかを表した数値
- 予定利率:保険会社がどれくらいの率で運用するかを表した数値
個人年金保険のデメリット2つ
個人年金保険は選ぶ商品を間違えると、デメリットとなる場合があります。例えば、終身年金などを選ぶと早くに亡くなってしまった場合に損をすることが挙げられます。
そういった中で、学資保険の変わりに個人年金保険を活用しようと考えている方にはデメリットなるポイントとして以下が挙げられます。
- 早期解約すると元本割れする可能性がある
- 条件に合致していないと年金保険料控除を受けれない
目的に沿った商品を選んでいくためにも、次にデメリットについて詳しく解説していきます。
デメリット①早期解約すると元本割れする可能性がある
どの保険にも当てはまる事ですが、早期で解約することで目標としていた金額に満たない可能性があり、早期とは限らず途中で解約すると損をすると考えた方がいいでしょう。
個人年金保険の予定利率自体高く設定されているわけではありません。
さらに解約時に、解約返戻金が戻ってきますが、解約返戻率自体の設定が満期の期日に近づく数年前に100%になるように設定されています。特に加入をしてから約3年目ぐらいまでの返戻率の設定が低くなっています。
払い込んだ保険料も「保障」と「貯蓄」と分かれており、貯蓄の部分を運用の経費として使われていることから、満額戻るわけではないので、注意が必要です。
デメリット②条件に合致していないと年金保険料控除が受けれない
保険料控除には3種類あり、その中の一つに年金保険料の控除があります。
控除額は平成23年12月31日を境に、その前後で控除の金額が異なりますが、保険料の上限を超えた金額を控除する事ができなず、条件に該当しない場合はその区分の控除の対象になりません。
その条件が、年金保険料控除には税制適格特約といいます。
- 個人年金保険の年金受給者が契約者本人または契約者の配偶者
- 年金受給者と被保険者が同じであること
- 保険料払込期間が10年以上
- 確定年金、有期年金の場合は年金の受給開始年齢が60歳以上であり、かつ受給期間が10年以上に設定されていること
個人年金保険の選び方のポイント3つ
ここまで個人年金保険の特徴やメリット・デメリットをお伝えしてきました。
「じゃあ、実際どうやって選べばいいの?」っと感じている方もみえるのではないでしょうか。
次に学資保険の変りとして個人年金保険を選択する場合、商品の特性や目的の沿ったものを選ぶために気を付けるべきポイントをご紹介していきます
- 保険料の支払い方法
- 払込期間
- 受け取り方法
ポイント①保険料の支払い方法
個人年金保険を加入する際、返戻率も視野に入れておくことが大切です。
月々支払う保険料を資金とし、より増やす目的でもある個人年金保険でも、円建て・外貨建て・変額保険は、どのように運用結果が違ってきます。
- 円建て 元本割れしない・利回りが低い
- 外貨建て 元本割れの可能性がある・為替変動で利回りは変動
- 変額保険 元本割れの可能性がある・運用先によって利回りは変動
「元本割れは絶対にしたくない」「満期時の目明日となる受取金額は知っておきたい」支払った金額は減らしたくない、リスクはそれほど取りたくないという方には、円建ての個人年金保険がおすすめです。
反対に、「多少のリスクがあっても、ある程度動かしていきたい」「円建てはそれほど期待していない」という方には外貨建てや変額保険が良いでしょう。
ポイント②払込期間
払込期間は、保険契約を成立させるために保険料を支払い続ける期間を言います。
保険商品や契約内容によって、保障を受ける保険期間や保険料を払い込む期間が異なります。
また、一般的に保険料を払い込む期間が短い方が返戻率が高くなる傾向にあり、全額を払う一時払いの場合、保険料も返戻率も最も高い方法であるといえます。
特に学資保険の変りとして個人年金保険を活用する場合は、返戻率が上がる特性と資産運用の一環とし保険料を短期間や一括で払う方も多いのではないでしょうか。
ただし、払込期間10年以上、受け取り開始年齢が60歳以上でなければ、保険料控除をうけることができません。
ポイント③受取方法
個人年金保険は受取期間を選択できるため、返戻率にも影響がでます。有期年金や確定年金のように受け取れる期間が10年や15年など決まっているものより、終身年金は一生涯受け取る事ができるため受取額は少なくなります。
そのため、個人年金を受け取ってから早くに亡くなってしまうと、払込額よりも少ない金額しかもらえない場合もあり損をすることになります。
なお、確定年金は、契約者が死亡しても遺族が継続して受け取る事ができるなどから保険料が高めに設定されています。その分、年金を受け取れる期間中に亡くなることがなければ、有期年金の方が、確定年金にくらべて返戻率は高くなるといえます。
学資保険か個人年金保険で迷っている人におすすめの保険相談窓口4選
ここまで、個人年金保険を学資保険の変りに資産運用できる代替方法として、特徴やメリット・デメリットなどの解説をしてきました。
しかし、実際にどちらの保険を選ぶのがいいのか、ご自身のライフプランやライフステージに合っているのか分からなかったり、どの学資保険や個人年金保険のどういった商品を選んでいいのか、決めかねる方もいるのではないでしょうか。
数多くの保険会社の中から、どの保険を選ぶのが最適なのかを知るためには、保険のプロに聞くのが一番の近道です。
お悩みや今後のライフプランを踏まえて、取り扱っている商品の中から最適なプランを提案してくれるので、選ぶための労力と選択のミスを防ぐことができます。
次に、おすすめの生命保険窓口4選、ご紹介していきます。
保険相談窓口1位:マネーキャリア
マネーキャリアは、提携ファイナンシャルプランナー3,000人(女性ファイナンシャルプランナー多数)、取扱会社40社、相談満足度93%と、特にオンラインでのやり取りに力を入れている保険相談窓口です。
ライフプランの相談、保険相談、マネーセミナー、すべてがオンラインで完結します。
インターネットが見れる環境であれば、自宅やカフェなど好きな場所で保険相談ができます。特に、学資保険を考える世代であればお子様はまだまだ小さく、外に出て話を聞く、誰かに預けて保険相談を受けるという事はなかなか難しいのではないでしょうか。
選ばれる理由として、次が挙げられます。
- お金の不安や悩みは専門性の高い相談員が親身になって対応
- 納得いくまで何度でも無料相談が可能でそれに対応できる専門家を選別
- オンラインで場所を選ばす手軽に相談できる
保険相談窓口2位:ほけんのぜんぶ
選ばれる理由として、次が挙げられます。
- お金のスペシャリストに相談できる
- 子育て世代からシニア世代まで幅広い実績
- 相談無料、24時間、365日受付、直接面談可
こちらも、ファイナンシャルプランナーにそうだんすることでお金に関する相談に対応することができるので、ライフスタイルにあったアドバイスをもうらうことができます。
保険相談窓口3位:保険見直しラボ
保険見直しラボは、取扱保険会社36社、ご相談満足度97.3%、おすすめ度85.9%と、コンサルタントの質にこだわった保険相談窓口です。
ベテランコンサルタントをそろえることで、どのコンサルタントにあたってもお客様が安心感をもって相談やアドバイスを受ける事ができます。
WEB中心の保険相談とは反対に訪問スタイルをメインとした保険相談サービスですが、WEB予約で24時間365日受付しています。
選ばられる理由として、次が挙げられます。
- 全国約70拠点ある訪問相談を主とした保険相談サービス
- 平均業界経験年数12.1年のベテランコンサルタント揃い
- お客様からのアンケートをもとにコンサルタントを点数評価システム
大切なお金の話をするにはWEBよりもリアルに会って話がしたいという方におすすめの相談窓口です。
保険相談窓口4位:保険市場
保険市場は、コンサルタント総勢294名、取扱保険会社95社、WEBでのサービス展開の早い保険相談窓口です。
WEBに力を入れているホームページですが、店舗や対面などリアルに相談できる場も設けています。
また、コンサルタントとをつなぐ「AI診断」や「オンライン保険相談」では、アバターに相談するなどWEB上で新しくサービスを展開したり、コンサルタントを指名する事ができるなど、他の保険相談窓口にはないサービスを展開しています。
選ばれる理由として、次が挙げられます。
- コンサルタントを指名する事ができる
- オンライン、店舗、訪問と、相談スタイルが選べる
- ピッタリのコンサルタントをAIが診断
まとめ:個人年金保険は将来の学費に備えることができる!
学資保険の変わりに個人年金保険が活用できるのかについてみてきました。貯蓄性や保険期間を選べるなどの特徴、メリットデメリットなどトータルで考えた時に、個人年金保険は学費に備える事ができるといえるのではないでしょうか。
ただし、学資保険の変わりにといっても、通常の生命保険とは異なる保障となるため、各家庭がどのようなライフスタイルを考えていて、どういった将来を思い描いているかっということはさまざまなので、一概にこれが良いとは言えません。
ご自身で調べて、各保険会社のプランを見比べたりするには時間と労力がかかるため、プロに相談することで、より正しい情報から最適なプランを提案してもらうことができます。
始めてお子さんを持つのであれば、自宅から出ることなくリラックスした状態で相談を気軽に受ける事ができるマネーキャリアがおすすめです。
ネット環境が整っていれば、お手持ちのスマホからでも無料損談を受ける事ができますし、何度でも相談可能なので納得いくまで学資保険や個人年金保険、お金の相談をすることも可能です。
ぜひ気軽に相談してみましょう。