
法改正などにより私たちの暮らしに関わるお金のルールは日々変化を続けています。2023年9月は、確認しておきたいポイントがたくさん!今後変更される、私たちの暮らしに関わるお金のトピックスをお届けします。
この記事の目次
目次を閉じる9月から年末にかけての、お金の変更点4選

9月に入り、まだまだ暑い日は続いていますが、秋の声が聞こえる季節となってきました。
2023年も終盤に差し掛かり、9月から年末にかけて慌ただしい次期に入るかと思いますが、忙しい中でも必ず確認しておきたいお金の変更点をご紹介させていただきます。
知らなくて損をしてしまった!なんてことのないように、しっかり押さえておきましょう!
電気代・ガス代の負担軽減策、延長の見通し
電気代・ガス代の高騰が続く中、2023年1月以降は国からの補助金で、各家庭の電気代・ガス代の負担が軽減されていました。
当初この政策は2023年9月までのものとされ、10月からは通常の料金に戻る予定でしたが、年末まで延長する方向で調整に入ったようです。
これは嬉しいニュースですね!
しかし延長されるのも短期間の予定ですので、通常の料金に戻った時に請求書を見て青ざめることのないよう、節電対策を今一度見直していきたいですね。
9月末で20,000円分のマイナポイント申込みが終了へ
2023年2月末までにマイナンバーカードを申請された方で、20,000円分のマイナポイントをまだ受け取っていない方はいませんか?
受け取るための申込み期限が、9月末と近づいてきています。
マイナポイントの受け取りには、以下3点の対応が必要です。
- 選択した決済サービスで チャージまたは買い物:最大5,000ポイント
- マイナンバーカードの健康保険証としての利用申込み:7,500ポイント
- 公金受取口座の登録:7,500ポイント
マイナポイントの申込みは、特例措置で過去に何回も申込み期限が延長されてきました。
今回もまた延長されるだろう手続きを忘れてしまうと、いよいよ延長されなくなり、マイナポイントを受け取れなくなってしまうかもしれません。
過去に何度も手続きを忘れ、まだポイントを受け取っていないという方は、今回こそ忘れずに受け取りたいですね。
10月からふるさと納税の制度が厳格化
毎年12月になると多くの人が申込みをするふるさと納税ですが、今年はぜひ9月中に申込みをしましょう。
10月からはふるさと納税の運営ルールが厳格化され、実質的に返礼品が値上がりすることになったり、目当ての返礼品が品薄になり手に入らなくなる可能性があるからです。
今までは、返礼品の生産地の規定や、各種手数料などの経費について、各自治体でそれぞれの対応がされてきました。
それでは公平性に欠けるため、10月から全自治体の運営ルールが厳格化されることになったのです。
これは改悪というよりも当然の改正であり、仕方がないことですね。
しかし、少なからずふるさと納税を利用する方にとっては影響がありますので、今年はぜひ9月中に手続きを済ませておきたいですね。
9月末で、ジュニアNISAの口座解説が終了へ
2023年12月末にジュニアNISAが終了となることは多くの方がご存知かと思いますが、多くの証券会社でジュニアNSAの新規口座開設は9月末までとなっています。
ジュニアNISAとは、0歳から17歳のお子様のための少額非課税投資制度です。
2023年9月末まで新規口座を開設することができ、12月末まで株や投資信託の新規買い付けをすることができます。
買い付けは2023年末で終了しますが、購入した商品は18歳まで引き続き非課税のまま保有することができます。
せっかくの非課税投資枠を無駄にしない為にも、気になっている方はお早めにお手続きした方が良さそうですね。
まとめ

9月は確認しておきたいお金のニュースが色々とありますね。
せっかくの見直しのチャンス・お得になるチャンスを見逃してしまってはもったいないですね!
しっかりと情報を押さえ、損をしないように、自分に必要な手続き、やり忘れている手続きはないか、漏れなく確認するようにしましょう!