・がん保険の相場はいくらくらいが妥当なのか分からない
・保険料をかけすぎていないか、逆に保障が足りないのではないか不安
このようなお悩みを感じている方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、がん保険の月々の保険料相場は、掛け捨て型で3,000円前後、貯蓄性のあるタイプで10,000円前後がひとつの目安です。ただし、年齢や保障内容、選ぶタイプによって適切な保険料は大きく異なります。
本記事では、がん保険の掛け捨て型・貯蓄型それぞれの月額相場を具体的なデータをもとに紹介するとともに、今の医療事情を踏まえた保障内容の考え方や、無理のない保険料の決め方について分かりやすく解説します。
記事を読み終えるころには、相場だけに振り回されず、自分の家計やライフプランに合ったがん保険の保険料・保障内容を判断できるようになるはずです。ぜひ最後までご覧ください。
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監修者 井村 那奈 フィナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。
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この記事の目次
がん保険の月々の相場はいくら?タイプ別に調査
がん保険の月々の相場は、選ぶタイプ(掛け捨て型・貯蓄性のあるタイプ)によって大きく異なります。
掛け捨て型と貯蓄性のあるタイプでは保険料に大きな差があるため、それぞれの特徴を理解することが重要です。
以下では、タイプ別の相場について詳しく解説します。
- 掛け捨て型の場合
- 貯蓄型の場合
タイプ別の相場を確認して、自分に適したがん保険や予算に合った選択をしましょう。
掛け捨て型の場合

掛け捨て型のがん保険の月々の相場は、当社アンケート(2025年7月実施)の回答範囲では3,000円程度です。
年齢や性別によって保険料は変動しますが、比較的手頃な価格で加入できるのが特徴です。
実際に当社で行った掛け捨て型の月々の相場アンケート(※)の結果は以下のとおりです。
| 年代 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 30代 | 1,500円~2,500円 | 1,200円~2,200円 |
| 40代 | 2,000円~3,200円 | 1,800円~2,800円 |
| 50代 | 2,500円~4,000円 | 2,000円~3,500円 |
| 60代 | 3,500円~5,500円 | 3,000円~5,000円 |
※口コミ調査方法:クラウドワークス
※調査期間:2025年7月8日~2025年7月11日
※保険料は保障内容・保険期間・特約の有無などで変動するため、最終的には各社の見積もりで確認してください。
掛け捨て型は保険料が安い分、解約返戻金や満期保険金はありません。
そのため、純粋に保障のみを求める方におすすめです。
貯蓄型の場合

貯蓄型のがん保険の月々の相場は、当社アンケート(2025年7月実施)の回答範囲では10,000円程度です。
掛け捨て型と比較すると保険料は高くなりますが、商品によっては解約返戻金(解約時に戻るお金)や、一定条件を満たす場合に健康還付給付金(使わなかった分が戻る仕組み)などリターン機能が付くメリットがあります。
実際に当社で行った貯蓄型の月々の相場アンケート(※)の結果は以下のとおりです。
| 年代 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 30代 | 6,000円~12,000円 | 5,500円~11,000円 |
| 40代 | 7,000円~13,500円 | 6,500円~12,500円 |
| 50代 | 8,000円~16,000円 | 7,500円~15,000円 |
| 60代 | 10,000円~20,000円 | 9,000円~18,000円 |
※保険料は保障内容・保険期間・特約の有無などで変動するため、最終的には各社の見積もりで確認してください。
貯蓄型は保険料は高めですが、将来的に資金が戻ってくる可能性があるため、保障とリターン機能を両立したい方に適しています。
なお、いわゆる「貯蓄型」は、預金のように資産が増えるというより「保険料還付型(使わなかった保険料が戻るタイプ)」が中心で、途中解約の時期によっては元本割れすることもあります。
がん保険の月々の保険料でお悩みなら無料FP相談を活用しよう
がん保険の保険料は「相場に合わせる」のではなく、家計に無理なく続けられる金額と、本当に必要な保障のバランスで決めることが大切です。
ただ、がん保険は診断一時金・通院治療・入院給付金など選択肢が多く、さらに医療保険や生命保険との重複も起こりやすいため、自己判断だけで最適化するのは意外と難しいものです。
そこで役立つのが無料FP相談です。家計状況や家族構成、将来のライフプランを踏まえて、「保険で備える部分」と「貯蓄・資産形成で備える部分」を整理しながら、過不足のない保障設計と無理のない保険料の目安を一緒に考えられます。
また、複数社の商品を同じ条件で比較できるため、保障内容を落とさずに保険料を抑えられる商品が見つかる可能性もあります。がん保険単体ではなく、保険全体を見渡して見直しできるのもFP相談のメリットです。
がん保険の月々の保険料はいくらが適切?決め方を解説
がん保険の月々の保険料を「いくらにするのが正解か」は、収入や家族構成、貯蓄状況、加入中の保険などによって変わります。相場はあくまで目安として捉え、自分の家計で無理なく続けられることと、必要な保障に過不足がないことを軸に決めるのが大切です。
がん保険の保険料を決める際は、次の4つのポイントを押さえて整理しましょう。
- 生活費とのバランスを考えて決める
- 将来のライフプランに合わせて決める
- 必要な保障内容を整理する
- 保険の専門家に相談する
これらを順に確認することで、保険料を抑えつつ、いざというときに困らない保障設計を目指せます。
生活費とのバランスを考えて決める

がん保険の保険料は生活費とのバランスを考えて決めることが重要です。
一般的に、保険料は手取り月収の5~10%以内に収めることが目安と言われてきました。ただし近年は、公的保障の活用や資産形成とのバランスを踏まえ、保険料全体を手取りの3〜5%程度に抑える考え方も増えています。
例えば、手取り月収30万円の場合は1.5万円~3万円、手取り月収20万円の場合は1万円~2万円が目安となります。
ただし、この金額はがん保険だけでなく、生命保険や医療保険なども含めた全体の保険料として考える必要があります。
家計に無理のない範囲で保険料を設定することで、長期間にわたって保険を継続できるようになります。
将来のライフプランに合わせて決める

将来のライフプランに合わせて保険料を決めることも大切です。
なぜなら、結婚や出産、住宅購入などのライフイベントによって家計状況は大きく変化するためです。
例えば、子どもの教育費が必要になる時期は保険料を抑え、子どもが独立した後は保障を充実させるなどの調整が可能です。
また、退職後は収入が減少するため、現役時代よりも保険料を下げる必要があるかもしれません。
長期的な視点で保険料を設定することで、人生の各段階で適切な保障を維持できます。
必要な保障内容を整理する

必要な保障内容を整理してから保険料を決めることも重要です。
がん保険には診断給付金、入院給付金、手術給付金、通院給付金など様々な保障があります。
自分にとって本当に必要な保障を見極めることで、無駄な保険料を払わずに済みます。
例えば、既に医療保険に加入している場合は、がん保険では診断給付金を重視し、通院治療(抗がん剤・放射線治療など)に備える保障も含めて、入院給付金は最小限にするなどの調整が可能です。
特に近年は「入院日額」よりも、診断一時金や治療給付金など入院しなくても受け取れる保障を優先して検討すると、医療事情に合いやすくなります。
保障内容と保険料のバランスを考えながら、最適な組み合わせを選択しましょう。
保険の専門家に相談する

どうすればいいか何も分からない、という場合は保険の専門家に相談するのがおすすめです。
専門家は豊富な知識と経験を持っており、個人の状況に合わせた最適なアドバイスを提供できます。
また、複数の保険会社の商品を比較検討することで、同じ保障内容でもより安い保険料の商品を見つけられる可能性があります。
FP相談では、がん保険だけでなく他の保険との兼ね合いも含めて総合的にアドバイスを受けられます。
専門家の客観的な視点から、自分では気づかないポイントを教えてもらえるため、より良い保険選びができるでしょう。
がん保険の掛け捨て型・貯蓄型の違いは?
がん保険の掛け捨て型と貯蓄型の違いについて詳しく解説します。
この2つのタイプには、保険料や保障内容、将来の資金回収(解約返戻金や還付金の有無など)で大きな違いがあります。
以下では、それぞれの特徴について詳しく説明します。
それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分に適したタイプを選択しましょう。
掛け捨て型とは

掛け捨て型とは、支払った保険料が戻ってこないタイプのがん保険です。
保険料は比較的安く設定されており、純粋に保障のみを目的とした保険と言えます。
掛け捨て型のメリットは、保険料が安いため家計への負担が少なく、同じ保険料水準でも手厚い保障を受けられることです。
一方、デメリットは解約返戻金や満期保険金がないため、支払った保険料は原則として戻ってこないことです。
掛け捨て型は、保険料を抑えながら必要な保障を確保したい方や、若い世代で家計に余裕がない方におすすめの選択肢です。
貯蓄型とは

貯蓄型とは、支払った保険料の一部が将来的に戻ってくるタイプのがん保険です。
保険料は掛け捨て型よりも高くなりますが、商品によっては解約返戻金(解約時に戻るお金)や、一定条件を満たす場合に健康還付給付金(使わなかった分が戻る仕組み)などを受け取れることがあります。
貯蓄型のメリットは、保障に加えてリターン機能を持つ商品もあり、将来の資金準備も兼ねられる可能性があることです。
一方、デメリットは保険料が高いため家計への負担が大きくなり、途中解約すると元本割れする可能性があることです。
貯蓄型は、保障を確保しながら将来の資金も準備したい方や、長期間継続できる経済的余裕がある方に適した選択肢と言えるでしょう。
払込方法以外で保険料に影響する項目

払込方法以外で保険料に影響する項目について解説します。
がん保険の保険料は、払込方法(年払・月払など)やタイプ(掛け捨て型/貯蓄性のあるタイプ)だけでなく様々な要因によって決まります
以下では、保険料に大きく影響する以下の項目について詳しく説明します。
- 払込期間
- 年齢
- 保障内容
それぞれの影響について詳しく見ていきましょう。
払込期間
払込期間は保険料に大きく影響する重要な要素です。
一般的に、払込期間が短いほど月々の保険料は高くなり、払込期間が長いほど月々の保険料は安くなります。
例えば、10年払いの場合は月々の保険料が高くなりますが、総支払額は少なくなる傾向があります。
一方、終身払いの場合は月々の保険料は安くなりますが、長期間にわたって保険料を支払い続ける必要があります。また、現役世代では「60歳払済」「65歳払済」など、退職前後で保険料負担を終える設計を選ぶケースもあります。
自分の家計状況や将来の収入見込みを考慮して、最適な払込期間を選択することが重要です。
年齢
年齢は保険料を決定する最も重要な要素の一つです。
一般的に、年齢が上がるほど保険料は高くなる傾向があります。
これは、年齢が上がるにつれてがんのリスクが高まるためです。
例えば、30歳で加入する場合と50歳で加入する場合では、同じ保障内容でも保険料に大きな差が生じます。
そのため、がん保険への加入を検討している場合は、できるだけ早い段階で加入することが保険料を抑えるポイントとなります。
保障内容
保障内容は保険料に直接影響する重要な要素です。
診断給付金の金額が高いほど、また保障の種類が多いほど保険料は高くなります。
例えば、診断給付金100万円の場合と200万円の場合では、保険料に大きな差が生じます。
また、入院給付金、手術給付金、通院給付金などの特約を付加するほど保険料は上昇します。近年は通院(外来)での治療が中心となるケースも多いため、通院治療(抗がん剤・放射線治療など)に備える保障は優先度を意識して検討するとよいでしょう。
加えて、先進医療や自由診療など公的医療保険の対象外となる治療費に備えたい場合は、対応する特約・保障の有無も確認しておくと安心です。
必要な保障と保険料のバランスを考えながら、自分に最適な保障内容を選択することが大切です。
がん保険の月々の保険料の相場は払込方法などによって異なる【まとめ】
がん保険の保険料は、相場に合わせるよりも家計に無理なく続けられることと必要な保障に過不足がないことで決めるのが大切です。
目安として、掛け捨て型は月3,000円前後、貯蓄性のあるタイプは月10,000円前後のケースもありますが、実際は年齢・保障内容・特約・払込期間などで大きく変わります。
また近年は通院(外来)治療が中心となるケースも多いため、入院日額だけでなく診断一時金や通院治療の保障も含めて整理すると安心です。
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