

この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!」
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この記事の目次
- 医師におすすめの資産運用方法6つ!節税効果も紹介
- 新NISA
- iDeCo
- ETF(上場投資信託)
- REIT(不動産投資信託)
- 不動産投資
- 個人向け国債
- 迷ったら無料FP相談!独立系FPと一緒に自分にあった運用方法を見つけよう
- 医師にも資産運用が必要?3つの対策として有効な理由を解説
- 節税対策になるため
- 老後資金の対策のため
- 「もしも」のときのリスク対策のため
- あなたにぴったりの方法は?プロと一緒に効率的に運用プランを立てよう
- 医師が資産運用をする際の注意点4つ
- 節税対策を意識した運用をおこなう
- 分散投資でリスク管理を徹底する
- 手間のかかる投資はできるだけ避ける
- 投資詐欺や怪しい勧誘に注意する
- 【まとめ】医師の資産運用は節税+手間をかけずに管理するのがポイント
医師におすすめの資産運用方法6つ!節税効果も紹介
- 新NISA
- iDeCo
- ETF(上場投資信託)
- REIT(不動産投資信託)
- 不動産投資
- 個人向け国債
新NISA
新NISAとは、2024年の1月からスタートした新しい少額投資非課税制度です。NISAそのものは2014年から実施されていましたが、2024年に大々的に制度がリニューアルされ、新制度としてスタートしています。
新NISAは成長投資枠とつみたて投資枠の2つに枠組みがあります。以前のつみたてNISAとNISAが統合された形です。成長投資枠とつみたて投資枠、それぞれの違いを一覧表にまとめました。
成長投資枠 | つみたて投資枠 | |
---|---|---|
年間の投資上限枠 | 120万円 | 240万円 |
購入方法 | つみたて | つみたてと一括 |
対象商品 | つみたてと分割投資に 最適な投資信託 | 投資信託・上場株式・ETF・REIT |
月々のつみたて投資に加えて、ピンポイントな株式やETF、REITなどの投資もできるようになっています。
iDeCo
- 運用で得た収益は非課税
- 掛け金は全額所得控除
- 受け取り時も非課税
ETF(上場投資信託)
ETFは、東証などの金融証券取引所に上場している投資信託のことを言います。ETFには指数の動きに連動するインデックス型や、レバレッジ型やインバース型など、ハイリスクハイリターンな投資をすることもできます。主な特徴を4つ、ピックアップしてみました。
- 分散投資が簡単にできる
- 少額投資ができる
- 値動きがわかりやすい
- いつでも売買可能
REIT(不動産投資信託)
REITとは、投資家から集めたお金を不動産に投資して、獲得した収益を投資家へ分配する不動産投資信託のことを言います。主な投資対象は、オフィスビルや商業施設、マンションなどです。不動産投資法人によって投資対象が異なります。REITの主な特徴は次のとおりです。
- 少額から不動産投資ができる
- 取引所で売買できる
- 利回りが高い
不動産投資
不動産投資は、一つの区画や一棟丸ごとを購入して、家賃収入や売却益を得る運用方法です。売却によるキャピタルゲイン狙いでは、うまくいくと多額の売却益を得ることも可能です。家賃収入にてインカムゲインを得る場合は、継続的な収益を見込むことができます。不動産投資の主な特徴をピックアップしてみました。
- 先々の収入の見通しが立てやすい
- 金融機関からの借入によって少額からでも投資できる
- 所得税や住民税の軽減が期待できる
個人向け国債
個人向け国際とは、国が発行している債券で、個人でも購入できる国債のことです。少額から購入することができ、日本国が大きく傾くことがなければ、元本割れの可能性はかなり低い低リスクの金融商品です。個人向け国債の主な特徴をピックアップしてみました。
- 1万円から購入できる
- 発行後1年を経過すると、額面1万円単位で中途換金できる
- 実勢金利が変動しても元本部分の価格は据え置き
迷ったら無料FP相談!独立系FPと一緒に自分にあった運用方法を見つけよう


医師にも資産運用が必要?3つの対策として有効な理由を解説

- 節税対策になるため
- 老後資金の対策のため
- 「もしも」のときのリスク対策のため
節税対策になるため
高所得者である医師の課税金額は、標準的な年収の人と比べると、高い傾向にあります。開業医の方であれば、数多くの節税対策ができますが、勤務医の方はいくつも節税対策があるわけではありません。
そこで考えたいのが、資産形成を兼ねた節税です。資産運用の中でも特に大きな節税効果があるのは、不動産投資です。不動弾投資は定期的な収入の他に、所得税と住民税の節税に効果があります。相続税対策としても有効なため、資産運用を検討する際には、候補に入れておきたい運用商品です。
老後資金の対策のため
ゆとりある老後生活には、一般的に2,000万円以上必要とされています。生活水準が高い医師の場合、2,000万円を超える額が必要になるでしょう。生活水準は一度あげると下げるのが難しくなります。
特に個人事業主で開業医をしている期間が長い場合、将来受け取れる年金が少なくなる点も懸念点です。豊かなセカンドライフを送るためには、年金の他に別途、資産運用を考えておく必要があります。
「もしも」のときのリスク対策のため
高所得者である医師ですが、将来の不確実性に備えるためにも資産形成は大切です。病気や怪我で働けなくなった時に、収入が途絶えてしまうリスクがあります。また、子どもの教育費やセカンドライフに向けた準備など、将来の支出の備えも必要です。
資産形成はリスクを軽減し、経済的な安定性を確保するためにも欠かせません。株式投資や不動産投資、投資信託など、いくつかの運用商品がありますが、リスクとリターンを苦慮しつつ、ライフプランに最適な方法を選択するようにしましょう。
あなたにぴったりの方法は?プロと一緒に効率的に運用プランを立てよう

医師は将来の医療制度の変化やインフレによる資産価値の減少を考慮に入れつつ。万全な資産運用を検討する必要があります。高所得者であれば支出も多くなるため、節税対策も兼ねた運用も考えなければいけません。
高所得者ゆえの資産形成や節税の悩みは、気軽に相談できるものではないでしょう。どこに相談したら良いのかわからない、という方は、お金の専門家であるFPへ相談してみてはいかがでしょうか。今まで気づかなかった新たな発見ができるかもしれません。
医師が資産運用をする際の注意点4つ

- 節税対策を意識した運用をおこなう
- 分散投資でリスク管理を徹底する
- 手間のかかる投資はできるだけ避ける
- 投資詐欺や怪しい勧誘に注意する
節税対策を意識した運用をおこなう
運用しながら節税できる投資先は不動産やNISA、iDeCoをつかった資産運用です。不動産投資やiDeCoでは、所得税と住民税の税額控除ができます。NISAでは、収益分に対する課税が非課税となります。
節税という観点から見ると、最も効果のある運用は、不動産投資やiDeCoではないでしょうか。継続的な運用を積み重なるほどの節税効果が高まっていきます。
分散投資でリスク管理を徹底する
運用を行う場合は、同じカテゴリーに偏った運用先を選ぶのはやめましょう。投資の格言に「卵は一つのカゴに盛るな」というものがあります。カゴを落とすと中の卵が全部割れてしまう可能性が高まるためです。いくつかのカゴに卵を分散して保管しておけば、全てを失う可能性は低くなります。
資産運用の場合、不動産投資や株式、債券、金などの商品に分散投資してリスクを軽減しなければいけません。投資信託への投資でリスク分散を図る方法もあります。一つのカテゴリーだけに集中してしまうと、相場が下落した時に大きな損失を被ってしまいます。
手間のかかる投資はできるだけ避ける
安易に簡単な投資に手をだすのは望ましくありませんが、手間暇かかる投資もできるだけ避けたほうが良いです。例えば、不動産投資は医師に向いている運用方法ですが、管理など手間がかかる仕事は、専門業者へ委託した方が良いです。
その他には、いつも相場の変動を見ておく必要がある、キャピタルゲイン狙いの個別株取引なども手間がかかります。運用を始める場合は、ある程度仕組みが完成している運用商品を選ぶようにしましょう。
投資詐欺や怪しい勧誘に注意する
高所得者を専門に狙う投資詐欺には気を付ける必要があります。日々忙しく働く医師の方はが、お金のことに疎くなってしまうのは致し方のないことです。そのスキマを狙って、高所得者を専門に狙う詐欺師が入り込んできます。
高所得者を狙う代表的な投資詐欺が、ポンジスキームと呼ばれる投資詐欺です。高配当を謳って、アフリカの金鉱山経営、メタバース(仮想空間)事業への参入、またはインサイダー取引きまがいの投資などへ出資を募ります。良い運用先がないかと、日々思案している高所得者が思いの外あっさりと引っかかってしまう、というわけです。
【まとめ】医師の資産運用は節税+手間をかけずに管理するのがポイント

医師におすすめできる運用方法はいくつもありますが、基本的には一般的に選ばれることが多い、株式投資や不動産投資、REITなどから選ぶのが無難です。出どころが分かりにくいような投資案件には安易に手を出さない方が良いでしょう。
運用収益だけでなく節税も考えたい、という方は、不動産投資やiDeCoがおすすめです。税額控除によって所得税や住民税の節税につながります。
資産形成の方法がわからない方や、方針を決めかねている方は、マネーキャリアのFPへ相談してみてはいかがでしょうか。専門家の視点にて、新たな気づきを与えてくれるかもしれません。
訪問相談の他にはオンライン相談にも対応しているため、時間や場所の制約がありません。何度相談しても費用は無料です。相談員に状況や理想を細かく伝えることができれば、適切なアドバイスを返してくれるでしょう。
