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・収入保障保険って何?何歳から入れるの?
・まだ若いから入らなくても大丈夫?

といったお悩みはありませんか?

実は収入保障保険への加入は、人生の各ステージによって最適なタイミングが異なります。

この記事では、20代・30代・40代と年代別に加入する上で考慮すべきポイントや、具体的なタイミングについて詳しく解説しています。本記事を読むことで、自身にとっていつ加入するのが最も賢明な判断なのかが明確になるはずです。

自身の状況に合ったより具体的なアドバイスが必要だと感じたら、FPへの無料相談を検討してみてください。専門家が利用者のライフプランに寄り添い、最適な保険選びをサポートします。

この記事の監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!
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この記事の目次

収入保障保険は何歳から加入できる?

収入保障保険は、被保険者にもしものことがあった場合、残された家族が毎月決まった金額を受け取れるように設計された生命保険です。死亡または所定の高度な障害状態になった際に、年金のような形で保険金が支払われる点が特徴です。


他にも以下のようなポイントがあります。

  • 一般的な加入年齢と保険期間
  • 若いうちに加入するメリット
  • 年齢が高いと起きやすいデメリット
これらを参考に収入保障保険の検討を進めましょう。

一般的な加入年齢と保険期間

加入可能年齢は、保険会社や商品によって異なりますが、多くの商品では満20歳から満60~70歳代までとされています。保険期間が満了する年齢によっては、加入できる年齢に制限がある場合もあります。


例えば「65歳満了」の保険では、加入できるのが50歳代までに制限されている商品もあります。


また、保険期間の形態には主に以下の2つがあります。

  • 歳満了型:被保険者が特定の年齢に達した時点で満了となるタイプ(例:60歳満了、65歳満了)。
  • 年満了型:保険期間が一定の年数で定められているタイプ(例:10年満了、20年満了)。
基本的には、更新がない一時払いの定期保険の一種なので、保険期間が満了すると保障は終了します。継続する際は、その都度更新が必要です。

【保障期間の決め方・よくあるパターン】


・子どもが成人するまで

教育費がかかる時期や、経済的に自立するまでの期間を考慮して保険期間を設定する。例えば、現在40歳で一番下の子が10歳の場合、大学卒業を見据えて保険期間を12年~15年程度に設定。または、満22歳までとして、被保険者の年齢が55歳満了となるようにする。


・定年まで

自身が定年退職するまでの期間を保険期間とする。定年後は公的年金などが主な収入源となるため、それまでの生活費を保障する目的で設定。例えば、現在40歳で65歳定年の場合、保険期間を25年とするか、65歳満了とする。


家族構成やライフプラン、経済状況などを総合的に考慮して、最適な保険期間の設定が大切です。

若いうちに加入するメリット

収入保障保険に若いうちに加入するメリットは多く、将来の経済的な安心を高める上で非常に有効な選択肢となります。


以下に主なメリットを挙げています。

  • 保険料が割安になる
  • 長期間にわたる保障を確保できる
  • 加入しやすい
  • ライフプランの変化に対応しやすい
一般的に、保険料は加入時の年齢が若いほど割安に設定され、同じ保障内容でも年齢が上がると保険料は高くなる傾向に。早いうちに加入することで、生涯にわたって支払う保険料の総額を抑えられます。

また、結婚・出産などライフステージの変化に合わせて保障内容を見直したり、特約の付加が比較的容易にできる点もメリットです。その時々で柔軟に対応できるため、長期にわたって自身のニーズに合った保障を維持できます。

【注意ポイント】


意外と知らない方も多いのですが、保険に加入する際には、健康状態の告知や診査が必要です。若く健康なうちであれば、告知事項に該当する可能性が低く、スムーズに加入できる可能性が高まります。


年齢が上がると、病歴や健康上の問題が見つかる可能性が高まり、加入が難しくなったり、保障内容が制限される場合があるので注意が必要です。

年齢が高いと起きやすいデメリット

若いときと比べると年齢が上がるにつれて、加入や保険金受取の際にいくつかのデメリットが生じやすくなります。以下に主なデメリットとそれぞれの解説をまとめました。

  • 保険料が高くなる
  • 加入できる保険期間が短くなる
  • 加入が難しくなる、または保障内容が制限される
年齢が上がるにつれて、病気や既往症のリスクが高まるため、保険会社は加入審査(告知)において健康状態を確認しています。

リスクが高いと判断された場合、加入を断られることや、特定の疾病や部位に関する保障が対象外となる「特定疾病不担保」などの条件が付くことがあります。これにより、希望する保障内容で加入できない可能性が出てくるのです。

【注意ポイント】


一般的に、年齢が高くなるほど死亡や高度障害のリスクが高まると考えられています。保険会社は、このリスクの上昇を保険料に反映させるため、加入時の年齢が高いほど保険料が高くなっています。


特に、40代以降になると保険料の上昇幅が大きくなる傾向があります。若い頃に加入するよりも、総支払保険料が高額になる可能性があります。 

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あなたにぴったりの保険は?無料FP相談で最適な保障を選ぼう

数ある保険商品の中から自分にぴったりの保障を見つけるために、まずは自身のライフプランを立てることが重要です。ライフプランがあれば、年齢だけの判断ではなく「目的」と「必要保障額」も明確にできます。


新規加入や見直しをする際は、ライフプランに沿って過不足がないか、無駄な保障がないかなどを総合的に検討することが、最適な保険設計につながります。

【ワンポイントアドバイス】


無料相談のメリットは、費用を気にせずに専門家のアドバイスを受けられることです。さらに、取り扱い保険会社数の多い窓口では、複数の保険商品の比較が可能に。特定の保険会社に偏らない客観的な視点から情報提供を受けられるメリットがあります。


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収入保障保険は何歳から加入すべき?年代別のタイミングを紹介

もしものとき、家族の生活を支える収入保障保険。「まだ若いから大丈夫」と思っていませんか?実は、加入する年齢によって保険料や保障内容が大きく変わることも。


ここでは、各年代ごとの最適な加入タイミングと、後悔しないための賢い選択肢を紹介します。

  • 20代で加入する場合のメリット・注意点
  • 30代で加入する場合のメリット・注意点
  • 40代〜50代で加入する場合のメリット・注意点

20代で加入する場合のメリット・注意点

20代はライフステージが大きく変化する時期であり、加入を検討するタイミングもさまざまです。以下では、加入するタイミングと目的について解説します。

タイミング目的
就職・一人暮らし・経済的に自立し、もしもの場合の生活費を
確保する必要性を意識しはじめる時期。
・扶養家族がいなくても、自身の生活を守るために検討。
結婚・万が一の際に、パートナーの生活を支えるための保障として検討。
子どもの誕生・子どもの教育・養育資金を確保する必要性が高まる。
・自身の死亡や高度障害によって
収入が途絶えた場合の備えとして重要な役割。


20代で加入する場合のメリットは「若いうちに加入するメリット」で前述しましたが、リスクは以下の通りです。

  • 貯蓄が少ない
  • 保障内容の見直しが必要になる
  • インフレリスク
20代は一般的に収入が安定していなかったり、貯蓄が十分でなかったりする場合があります。そのため、毎月の保険料が家計の負担にならないよう、無理のない保険料の設定が必要です。

また、将来の物価上昇によって、現在設定している保障額の価値が目減りする可能性も。定期的な見直しや、インフレに対応しているものを視野に入れるとリスク回避の可能性が高まります。

【現役FPからのコメント】


20代で収入保障保険に加入することは、保険料の安さや健康状態の良さといったメリットを活かせる一方で、長期的な支払い負担や将来の不確実性といった注意点も存在します。


将来的な不一致を極力回避するためにも、検討する際は自身のライフプランや経済状況をしっかりと把握し、複数の保険会社の商品を比較しましょう。

30代で加入する場合のメリット・注意点

30代も20代同様、ライフステージが大きく変化する時期であり、万が一の事態に備える必要性が高まる年代です。


以下には、30代で加入する目的とタイミングについてまとめました。

タイミング目的
出産・子育て子供の教育費や生活費など、
将来的に必要となる費用が増えるため。
住宅ローン契約団体信用生命保険に加入する場合でも、
生活費を別途確保する目的で検討する場合がある。
健康診断での指摘・健康診断で何らかの異常が見つかった場合、
将来的に保険に加入しづらくなる。

30代は20代と比べて、自身の健康状態を気にして検討する方も増えてきます。メリットは20代とと同様、30代にも同じことが当てはまります。


しかし、リスクと注意点に関しては20代とは異なり、以下の点が挙げられます。

  • 貯蓄とのバランス
  • 健康状態の変化
収入が安定してくる時期ですが、同時に住宅ローンや子育て費用など、支出が増える時期でもあります。保険料が家計の負担にならないよう、保険料と家計のバランスを整えることが大切です。

【現役FPからのコメント】


30代は、将来を見据えた保障を準備する上で重要な時期です。ライフイベント家族構成の変化に合わせて収入保障保険の加入を検討することで、万が一のときに経済的な不安を軽減し、安心して生活を送れます。


ただし、保険料と家計のバランス、貯蓄とのバランスを考慮し、自身のライフプランに合った保障内容と保険期間を選ぶことが重要です。

40代〜50代で加入する場合のメリット・注意点

40代〜50代で収入保障保険に加入する場合、若い世代とは異なるライフステージや経済状況を考慮する必要があります。以下に、この年代ならではの加入のタイミング・目的、注意点をまとめました。

タイミング目的
子どもの高校・大学進学教育費のピーク時に万が一のことがあった場合の経済的な備えのため。
学費だけでなく、仕送りや下宿費用なども必要。
老後の生活設計遺された配偶者が老後資金に困らないようにするため。
健康上の不安増大病気やケガで働けなくなった場合に、収入の減少をカバーするため。

この年代は体力の衰えを感じたり、健康診断で気になる点が見つかったりと、何かあったときのリスクが具体的に見えはじめる時期でもあります。


注意点には、以下のようなものがあります。

  • 保険料が高くなる
  • 加入できる期間が限られる
  • 加入が難しい
若い世代に比べると病気やケガのリスクが高まるため、同じ保障でも保険料は割高になります。また、老後の生活を視野に入れて検討する場合は、加入期間の制限や、加入自体が難しいことも。他の保険と比較検討し、自分に合うものを選びましょう。

【現役FPからのコメント】


死亡保険金の一部を遺族年金のように受け取れるタイプは、遺された家族の経済的な安定を確保する上で有効な役割を果たしてくれます。しかし、保険料が高くなることや加入の年齢制限など、注意すべき点が多いのも事実。


加入を検討する際は、自身のライフプランや経済状況をしっかりと把握し、保険の専門家にも相談しながら、最適な保障内容と保険期間を選ぶことが大切です。

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迷ったら無料FP相談!プロと一緒に最適な加入タイミングを見つけよう

最適な加入タイミングを見つけるためには「早すぎた」「遅すぎた」は避けたいものです。


年齢ごとのメリット・デメリットを考えた上で、自分の家族構成や状況にあったタイミングで加入できるのが理想的です。


無料のFP相談を利用すると、これらのタイミングを見誤ることなく、プロの視点から最適な加入時期を見つける手助けをしてもらえます。

【ワンポイントアドバイス】


自分だけでは判断できない場合、FPへの相談は非常に有効です。FPは一人ひとりの状況や将来設計を丁寧にヒアリングし、個々のニーズに合った保険プランや加入タイミングを一緒に考えてくれます。


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【実際どうだった?】収入保障保険の加入者の体験談

メリット・デメリットは理解したけど、実際に加入している人の意見も聞いてみたい!と思っている方も多いのではないでしょうか。


下記には、収入保障保険に加入したことがある方を対象にしたアンケート結果を円グラフにまとめました。結果に合わせて、現役のFPがそれぞれの回答を解説していきます。

  • 何歳の時に加入しましたか?また加入した理由も教えてください
  • 加入してよかったと感じている点は何ですか?
  • 加入後に感じた不満や「こうすればよかった」と思うことがあれば教えてください
  • 収入保障保険を選ぶ際に比較・検討したポイントは何ですか?

何歳の時に加入しましたか?また加入した理由も教えてください

一番多い結果となったのが30~39歳の38.8%で、加入理由としては「家族と子どものため」という回答が多数見られました。次に多かったのが26~29歳の27.7%です。この年代の加入理由として多かったのは「結婚したタイミング」でした。


この結果からライフステージの変化に伴って、保険への加入を検討する方が多いことがわかりました。また、自営業の方は自分が働けなくなった際の収入を確保するために、保険に入って準備しているようです。


加入理由は人それぞれなので、どれが正解というものではありません。しかし、加入のタイミングを逃してしまうと、入れなかったり、保険料が上がってしまったりと、今よりも条件が悪くなる恐れもあります。


そうならないためにも「いつ」「どんな保障に入ればいいのか」専門家へ相談しておくと、安心して検討できます。

加入してよかったと感じている点は何ですか?

この調査結果から、61.1%の方が保険の利用で「安心感」を得られる喜びを感じていることが明らかとなりました。


将来「何かあったとき」に、家族や自身の負担軽減や、日々の生活を安心して過ごすため、お金に困る状況を避ける手段として保険を活用しています。


また「他の保険より保険料を抑えられる」と回答した人は、通常の定期保険に比べて保険料が安い点がよかったと感じています。この方々は、加入の際に比較し、より自分に合う保険を選んでいることがわかります。


保険がもたらす安心感は、単なる経済的なサポートだけでなく、精神的な支えとしても大きな役割を果たしています。将来の不安を取り除き、安心して生活を送るための一つの手段として、保険は多くの人々にとって欠かせない存在です。 

加入後に感じた不満や「こうすればよかった」と思うことがあれば教えてください

当編集部のアンケートで答えた方のうち、33.3%が今入っている保険が本当に自分に合っているのか疑問を抱いています。この疑問は保障内容だけでなく、保険料についても同じです。本当に「今の保険料で大丈夫なのか?」といった不安をかかえており、その感情が不満ににつながっています。


また加入前に「他の保険商品と比較しながら決めれば良かった」との声も多数ありました。その中には、保険を検討した際に、当時の担当者に言われるがまま入ったという方も少なくありません。

保険は専門用語も多く、複雑で知識がない方は自分で選ぶのも大変です。そんなとき、担当者は頼りになる心強い存在ですが、相談前に下記を確認しておきましょう。

  • 中立的な立場なのか
  • FPの資格を所有しているか
これらは、自分にとって本当に必要な保障内容を提案してくれるかどうかを判断する材料になります。

マネーキャリアに所属しているFPは全員FP資格を保有しているプロフェッショナルです。利用者の状況をていねいにヒアリングし、複数の選択肢の中から個々の状況にピッタリの保障内容を提案してくれます。

収入保障保険を選ぶ際に比較・検討したポイントは何ですか?

調査に参加した方の半数以上が「比較検討しなかった」と回答。他の商品や保障と比べなかったことを後悔しているとの声が多かったです。


選ぶ際のポイントとして多かったのは「保険料」と「保障額・保障内容」です。安い保険料で必要な部分をカバーしたいと思う一方、家族の生活費や子どもの教育費としていくら遺せるかを重視して選んだ方が多い印象でした。


その他の回答の中には、保険同士の比較ではなく、保険と投資どちらで準備するべきなのかを考えている方も。人によっては保険以外の方法で準備した方が良い場合もあるため、自分にとって最適な手段が何なのか知るために、専門家への無料相談サービスを利用するのも有効です。

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【まとめ】収入保障保険はライフプランに合わせて早めに検討しよう

収入保障保険は、万が一の事態で遺された家族の生活を支えるための重要な備えであり、ライフプランに合わせた早めの検討がおすすめです。


どの保険にも共通して言えることですが、一般的に年齢が上がるにつれて病気や死亡のリスクは高まるため、保険料は高くなる傾向にあります。若く健康なうちに加入することで、より割安な保険料で手厚い保障を得られる可能性があります。


マネーキャリアは、ライフプランニングと保険の検討が同時に行える相談サービスです。何度繰り返し利用しても費用がかからないので、はじめて利用する方も安心です。


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