
・手取り月収40万円・共働き夫婦はどれぐらい住宅ローンを借りられるの?
・住宅ローン契約前に考えておくことは?
なんてお悩みではありませんか?
<結論>
手取り40万円・共働き夫婦の住宅ローン借入可能額の目安は3600万円。ですが、実際の借入可能額や最適な返済計画は、各ご家庭の状況や理想のライフプランによって大きく異なります。
本記事では、手取り月収40万円・共働き夫婦の住宅ローンの借入額目安、住宅ローンを組む前に決めておきたい3つのマネープラン、無理なく返せる住宅ローンを組む方法を紹介します。
最後までご覧いただければ、住宅ローンの借入額を検討する際の基準、後悔のない住宅ローンを組む方法や注意点が分かりますよ!ぜひ参考になさってください。

この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!」
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この記事の目次
- 手取り40万円の共働きなら毎月12万円返済が住宅ローンの目安
- 返済負担率は年収の25%以内が目安
- 手取り40万円でシミュレーション
- 手取り40万円の共働き夫婦にぴったりな住宅ローンを知りたい人はFPへの相談がおすすめ
- 手取り40万円の共働き夫婦が住宅ローンを組む前に決めておきたい3つのマネープラン
- 出産後も働き続けるか
- 教育費をどのように貯めるか
- 老後資金はどのように備えるか
- 【手取り40万円の共働き必見】無理なく返せる住宅ローンを組む方法
- ライフプランに合った住宅ローンの組み方を検討する
- 家計のキャッシュフローを把握しておく
- 万が一への備えを万全にする
- 手取り40万円の共働き夫婦に合った住宅ローンをマネーキャリアがアドバイス!
- 【まとめ】共働き夫婦のライフプランに応じた住宅ローン計画を
手取り40万円の共働きなら毎月12万円返済が住宅ローンの目安
手取り40万円の共働き夫婦が組める住宅ローンの借入額は3600万円、毎月の返済は12万円が目安。その根拠を以下で解説していきます。
- 返済負担率は年収の25%以内が目安
- 手取り40万円でシミュレーション
返済負担率は年収の25%以内が目安
住宅ローンの借入額を検討する際の基準に「返済負担率」(ローン返済額が年収に占める割合)があります。
一般的に、無理なく返済していける住宅ローンを組むには、返済負担率は25%以内におさめるといいと言われています。
手取り40万円でシミュレーション
<前提条件>
- 期間:35年
- 金利:1.94% 全期間固定・元利均等返済
- 世帯年収:600万円
- 毎月の返済額:12万円
上記のケースの無理なく返済していける借入額は、3656万円(返済負担率24%)です。
さらに、ボーナスが出るタイミング(半年に一度)返済を増額するボーナス返済を利用すれば、借入可能額は増える可能性があります。
手取り40万円の共働き夫婦にぴったりな住宅ローンを知りたい人はFPへの相談がおすすめ


手取り40万円の共働き夫婦が住宅ローンを組む前に決めておきたい3つのマネープラン
手取り40万円の共働き夫婦が3600万円の住宅ローンを組める可能性は、将来へ向けたライフプランによって大きく変動します。
ここでは、借入額を決める前に夫婦で決めておきたいマネープランを3つ解説していきます。
- 出産後も働き続けるか
- 教育費をどのように貯めるか
- 老後資金はどのように備えるか
出産後も働き続けるか
手取り40万円の共働き夫婦は、住宅ローンを組む前に「出産後も働き続けるか」決めておきましょう。
子どもを望むか望まないか、何人もうけるかといった家族計画はもちろん、出産後も働き続けるかどうかまで話し合っておくことが重要です。
育休を取得するなど、数年単位の収入減が予想されるなら次のような対策を取りましょう。
- 手取り40万で借りられる上限額ではなく、将来の収入減を加味した余裕のある金額を基準に借入額を検討する
- どちらかが定年退職するなど、収入が減る時期までに住宅ローンを完済する計画を立てる
- 住宅ローンの返済だけは続けられる収入源を確保する
教育費をどのように貯めるか
老後資金はどのように備えるか
手取り40万円の共働き夫婦は、住宅ローンを組む前に「老後資金はどのように備えるか」決めておきましょう。
人生100年時代と言われて久しい昨今。住宅ローンの支払いと老後資金の備えを並行して行なっていかねばなりません。
退職時期などのライフプランを踏まえ、事前に老後資金がどれくらい必要なのかシミュレーションし、iDeCoやNISAなどの利用も視野に入れて検討しましょう。
【手取り40万円の共働き必見】無理なく返せる住宅ローンを組む方法

現状、手取りが40万円ある共働き夫婦でも、住宅ローンの返済計画によっては将来的に「失敗した…」と後悔する可能性も。
ここでは、住宅ローン契約にあたって共働き夫婦が特に検討すべきポイントを3つ紹介します。
- ライフプランに合った住宅ローンの組み方を検討する
- 家計のキャッシュフローを把握しておく
- 万が一への備えを万全にする
ライフプランに合った住宅ローンの組み方を検討する
手取りが40万円ある共働き夫婦は、ライフプランに合った住宅ローンの組み方を検討しましょう。
共働き夫婦が住宅ローンを組むには、以下の3つの方法があります。
住宅ローンの組み方 | 特徴 | メリット | デメリット | 向いている人の例 |
---|---|---|---|---|
ペアローン | 夫婦それぞれがローンを組む方法 | それぞれ住宅ローン控除を受けられる | ・諸費用が2契約分かかる ・収入減でも返済義務は継続 | 共働きを長く続ける人 |
収入合算 | 夫婦の一方が連帯保証人になる方法 | 借入額を増やせる | ・諸費用は1契約分 ・団信に入れるのは主債務者のみ ・住宅ローン控除は主債務者しか受けられない | 妻が将来退職するかもしれないが 夫の年収増が見込める人 |
単独ローン | 夫婦いずれか単独でローンを組む方法 | 手続きがシンプル | ・債務者の死亡により返済義務がなくなる ・借入可能額が少なくなる | 妻が退職予定で 世帯収入減に備えたい人 |
それぞれのメリット・デメリットを理解し、ライフプランに合った選択ができるよう慎重に検討しましょう。
家計のキャッシュフローを把握しておく
手取りが40万円ある共働き夫婦は、住宅ローン契約前に家計のキャッシュフローを把握しておきましょう。
将来、返済が苦しくなることのないよう、まずは現在の家計の収支を見える化しておくことが大切。
そのうえで、住宅ローンの金利上昇にどれ程度まで耐えられるか、物価が上昇しても対応できるか、子どもの教育費などの貯蓄は充分か、など。ライフイベントを含めてシミュレーションをする必要があります。
ただし、家計のキャッシュフローは年を追うごとに変動していくもの。あらかじめ余裕を持った返済計画を立てる、定期的に家計の見直しをすることをおすすめします。
万が一への備えを万全にする
手取りが40万円ある共働き夫婦は、万が一への備えを万全にしましょう。
住宅ローンを契約する前に、既存の保険や団信で病気やケガへのリスクへ十分に備えられているか、あらゆる可能性を考慮し加入前に再確認しておくことが重要です。
失業などによる収入減といった団信ではカバーできないような事態も想定し、収入保障保険に加入するなど、各家庭の状況に応じたリスクへの対策を検討しましょう。
手取り40万円の共働き夫婦に合った住宅ローンをマネーキャリアがアドバイス!

手取り40万円の共働きという条件は同じでも、各ご家庭の状況や家族計画によって最適な住宅ローンのプランは異なります。
つまり、最適な住宅ローンを契約するには子どもを望むか・望まないか、理想のセカンドライフなど、人生単位でお金の流れをシミュレーションする必要があるのです。
マネーキャリアのFPにご相談いただければ、各人のライフプランを踏まえた住宅ローン選び・計画をトータルサポート。住宅ローンに精通したプロの視点から、各ご家庭ごとに適切なアドバイスをいたします。
【まとめ】共働き夫婦のライフプランに応じた住宅ローン計画を
本記事では、手取り月収40万円共働き夫婦の住宅ローンの借入額目安、住宅ローンを組む前に決めておきたい3つのマネープラン、無理なく返せる住宅ローンを組む方法を紹介しました。
<結論>
手取り40万円・共働き夫婦の住宅ローン借入可能額の目安は3600万円。ですが、これはあくまで目安。実際に借りれる額、無理なく返せる額は各ご家庭の状況により大きく異なります。
まずはライフプランを明確にし、人生単位で支出や収入をシミュレーションすることが大切。将来、住宅ローン返済に苦しむことのないよう、契約前に万が一の備えまでしっかり確認しておきましょう。

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