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▼この記事を読んで欲しい人

  • iDeCoを専業主婦が利用するメリットが知りたい人
  • iDeCoを専業主婦が利用するリスク・注意点について知りたい人
  • iDeCoを利用する専業主婦の運用方法について知りたい人


内容をまとめると

  • 専業主婦がiDeCoを活用するためには注意することがある
  • 資産運用に関する相談はお金のプロであるFPに相談すべき
  • マネーキャリア満足度93%で何度でも相談無料!予約から相談までオンラインで完結!

老後の資金のためにiDeCoを利用しようと考えている専業主婦の方は「専業主婦でもiDeCoを理よおうするメリットはある?」と疑問に思っている方もいると思われます。今回はそんな方のために専業主婦がiDeCoを利用するメリット・デメリットをまとめました。

監修者「谷川 昌平」

監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。
>> 谷川 昌平の詳細な経歴を見る

この記事の目次

専業主婦もiDeCoをやるべき?メリット・デメリット解説

こんにちは。マネーキャリア編集部です。

先日こんなご相談を受けました。


「老後資金のために、iDeCoを考えているんだけど、税金を払っていない専業主婦には意味がないの?」


令和元年度「生活保障に関する調査」によると、老後生活に不安がある人は84%以上と高い結果でした。

その中でも82.2%の人が「公的年金だけでは不十分だ」と考えています。  


そこで、足りない年金分をiDeCoで貯めようと考えている人が増えており、実際に加入者も増加中です。


そんなiDeCoですが、専業主婦でも利用するメリットはあるのでしょうか?


この記事では専業主婦がiDeCOを始めるメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。


この記事を読んでいただけると、iDeCoについて詳しくなれますよ。

是非最後まで読んでください。

専業主婦もiDeCoを始めるべきである

iDeCo(個人型確定拠出年金)とは、公的年金以外に、自分自身で老後資金を貯める私的年金制度です。


毎月一定額を支払うことで、金額に応じて所得税や住民税が少なるメリットがあります。

この節税制度という面において、税金を払っていない専業主婦が受けられる恩恵はありません。


ですが、iDeCoの魅力は節税だけではないことをご存じですか?

このようなメリットがあります。


  • 運用で出た利益が非課税になる
  • 年金受取時に主婦でも税制上は退職金扱いになるため、普通に受け取るよりも節税になる

以上から、専業主婦もiDeCoを始めることをおすすめします。

専業主婦がiDeCoを始めるメリットを解説

税金が優遇される以外にも様々なメリットがあるiDeCo。

ここでは専業主婦がiDeCoを始めるうえで、具体的なメリットをお話していきます。


専業主婦がiDeCoを始めるメリットは、以下の4点になります。


  • 老後の世帯年金を増やせる
  • 運益金が気課税になり、再投資も可能
  • 年金受取の際に控除を受けられる

それぞれ見ていきましょう。

老後の世帯年金を増やすことができる

iDeCoは、運用時、給付時は税制優遇措置を受けることが出来ます。


  • 運用時:運用で出た利益は非課税
  • 給付時:受け取り方によって減税される
運益金については前述でお伝えした通りです。

ここでは給付時の最適な受け取り方について説明していきます。

iDeCoの最適な受け取り方

受け取り方によって税金が異なり、当然手元に残るお金も変わってきます。

最適な受け取り方は人によって異なります。
30年間掛金を支払った場合の、iDeCoの最適な受け取り方をまとめました。

  • iDeCoを一括方式で受け取った方がいい人:掛金が1,500万円以下の人
  • iDeCoを年金方式で受け取った方がいい人:65歳以上で、年金以外の所得が年間1,000万円以下の人
理由を見ていきましょう。

まずはiDeCoを一括で受け取った方がいい人の場合を見ていきます。
一括で受け取った場合には退職所得がかかります。

退職所得の計算式はこちら。

退職所得=(収入金額ー退職所得控除額)×1/2

収入金額とは、ここではiDeCoの受取金額のことを指します。

退職所得控除額は、勤続年数によって変わってきます。
計算式をそれぞれ見ていきましょう。

勤続年数が20年以下の場合は、こちら。

40×勤続年数


勤続年数が20年以上の場合は、こちらです。

800万円×70万円×(勤続年数ー20年)

勤続年数は、ここではiDeCoの積立期間のことを指します。
積立期間が30年の場合の退職所得控除額を計算してみましょう。

800万円×70万円×(30年ー20年)=1,500万円

つまり1,500万円までは控除の対象になるので、iDeCoの掛金が1,500万円以上の人は、一括で受け取った方がお得ということになります。

では続いて、年金形式で受け取った方がいい人の場合を見ていきましょう。
年金形式でiDeCoを受け取る場合には、他の公的年金(国民保険、厚生年金など)と合算して税額が計算され、雑所得として扱われます。

公的年金は、年金の収入金額から公的年金控除額を差し引いて所得金額を計算します。
公的年金控除額の算出方法ですが、年齢によって変わってきます。

所得合計額が1,000万円以下の場合、65歳未満の人は60万円以下、65歳以上の人は110万円以下だと、所得金額が0円とみなされます。
そのため、税金はかかりません。

したがって、1,000万円以下の所得金額で、65歳以上の人は、年金形式で受け取ることをおすすめします。

公的年金に関わる雑所得の計算方法は、国税庁のホームページに記載されていますので、参考にして下さい。

専業主婦の働き方で変わる節税のメリットについて解説

主婦の働き方によって、受けられる節税制度を表に分かりやすくまとめました。


掛金による所得控除運用益が非課税退職所得控除
専業主婦×
パートタイム
(年収103万未満)
×
パートタイム
(社会保険加入者)


専業主婦や年収103万円以下で働いている主婦は、所得税や住民性の減税は受けられませんが、運用益が非課税になることや、退職所得控除が受けられるので、節税効果は十分あるといってもいいでしょう。


一方で社会保険に加入しているパートタイマーは所得税と住民税を払っているので、iDeCoによる所得控除が受けられます。


ただし、扶養家族を申告している場合、住民税が非課税になるので、受けられる節税メリットは所得控除のみになります。

運用益が非課税となり、再投資も可能なため複利効果を得られる

iDeCoの大きなメリットの1つは、運用益が非課税になること。

さらに運用益の非課税部分も利益に上乗せできます。


iDeCoで資産運用を始める際に知っておきたいのが、「複利運用」です。


複利運用とは、運用益を引き出さずに、元本に加えて継続して運用、つまり「再投資」していく方法のこと。


例えば元本100万円を運用し、1年後に5万円の利益が出たとしましょう。

この5万円の利益を引き出さずに元本に加算、つまり2年目には105万円の元利合計(元本と利益の合計)で運用を開始します。


元利合計を基に運用する複利運用は、運用で得た利益を引き出す単純運用よりも利益が増える効果、いわゆる「複利効果」が期待できます。

積み立てたお金を受け取る際に控除を受けられる

退職金制度のない主婦でも、将来iDeCoを一括で受け取る場合に退職所得控除を利用できます。


モデルケースを例に計算してみましょう。

Aさん

  • 30歳でiDeCOに加入し、60歳まで継続
  • 毎月23,000円ずつ積み立て
  • 30年間の平均利益は3%
  • 積み立てたお金1,340万円(累計拠出額は828万円。運用益は非課税です。)
一時金として受け取る場合、退職所得という税金が課せされます。
計算式はこちらでしたね。

退職所得=(収入金額ー退職所得控除額)×1/2

収入金額は1,340万円です。
退職所得控除額の計算式はこちら。

800万円+70万円×(勤続年数ー20年)

勤続年数はここでは、積立期間のことを指します。
当てはめて計算しましょう。

800万円+70万円×(30年ー20年)=1,500万円

では、退職所得を計算していきます。

(1,340万円ー1,500万円)×1/2=0(マイナスの場合は0になります)

したがって、税金は発生しません。

30年間で828万円を積み立てて1,340万円に増え、さらに税金がかからないのです。
かなり大きなメリットと言えますよね。

長期で投資ができる

iDeCoのメリットである積立中の所得控除は、税金を払ってない主婦にはその恩恵は受けられません。


ですが先ほどのAさんのモデルケースでお分かりいただけるように、iDeCoは長期間にわたって投資が可能でその分リスクも低く、しっかり利益も見込めます。


再投資を繰り返していくことで、安定して老後資金を貯めることが出来るでしょう。

専業主婦のiDeCoを利用するデメリット(注意点)を解説

ここまで専業主婦がiDeCoを始めるメリットをご紹介してきましたが、残念ながらデメリットもあります。


専業主婦がiDeCOを始める際の、デメリットはこちらです。

  • 所得控除を受けられない
  • 手数料を支払う
  • 60歳になるまで引き出せない
  • 元本割れのリスクがある
メリットとデメリットを理解しつつ、iDeCo加入への参考にして下さいね。

所得控除を受けられないこと

iDeCOに加入したときの最大のメリットは、所得税、住民税など税金が安くなることです。


ただ専業主婦がiDeCoに加入し、掛け金を支払ったとしても、税金の負担が減ることは期待できません。

なぜなら、収入がない方や扶養内で働いている方は、所得税や住民税がそもそも発生しないためです。


iDeCo加入時による、専業主婦の節税効果は期待できないでしょう。

手数料を支払わなければならない

iDeCoの手数料が発生する場合がこちら。


  • iDeCoに加入するとき
  • 商品を運用するとき
  • 資産を他の金融口座に移すとき


また、iDeCoの手数料は口座を開いた金融機関に支払う手数料と、iDeCoの統括機関である国民年金基金連合会に支払う手数料と2種類あります。


口座を開いた手数料は金融機関によりますが、国民年金基金連合会に支払う手数料は一律2,829円です。

60歳になるまで引き出すことができない

iDeCoの積み立て掛金は、原則60歳まで引き出せません。

つまり、途中解約ができないということ。


加入者が死亡した、高度障がい者になったなど、例外的に解約できるケースはありますが、誰でも当てはまるケースではありません。


「まとまったお金が必要になった」などの理由で、iDeCoからお金を引き出すことは出来ないので、注意しましょう。

元本割れしてしまう可能性があること

iDeCoでは、投資リスクを加入者自身が負います。


金融商品の選定によっては支払った掛金よりも増えることはもちろん、元本割れにより、減るリスクも考えられます。

そのため、老後の年金が減る可能性もあります。


ですが、長期間にわたって投資を行うiDeCoは短期間に売買を繰り返す投資に比べてもリスクが少ないのも事実です。

働き手とのiDeCoのバランスを取らなければならない

実は配偶者の所得、加入している確定拠出年金によっては、専業主婦がiDeCoを利用しても損してしまう可能性も。


主婦がiDeCoを利用する際には、注意点をまとめました。  


  • iDeCoを利用するなら、配偶者と専業主婦どちらがお得になる?
  • 配偶者の確定拠出年金はどうなっている?

なぜこの2点に注意する必要があるのかを、詳しく解説していきます。

働き手と専業主婦のどちらがiDeCo・企業型DCを利用するのがお得か

働き手である配偶者の収入が多い場合には、配偶者がiDeCoを利用した方がお得になることもあります。


なぜなら収入が多い分、所得税や住民税の支払いが多くなるため。

iDeCoを使って所得控除を受けた方が節税効果が高いからです。


一方で配偶者が住宅ローンやふるさと納税など、すでに控除を受けていて、税金の負担が軽くなっている場合には、専業主婦が加入した方が良いでしょう。


また、iDeCoと似た制度で、企業型DCがあります。

企業型DCについて解説していきます。


企業型DCて何?

企業型DCとは企業型確定拠出年金のこと。

企業が掛金を拠出し、企業自らが年金資産運用を行います。


企業型DCは、従業員が自動的に加入する場合と、企業型DCに加入するかどうかを選択できます。


iDeCoと同じで運用益の非課税や、受取時の退職所得控除、公的年金控除の対象になるなど税制面で優遇されるだけでなく、企業が拠出金を負担してくれるのがメリットです。


一方で運用商品を選べなかったり、運用成績によって退職金や年金の額が変動するデメリットもあります。


つまり、将来の老後資金は企業の運用次第ということになりますね。

働き手の確定拠出年金を確認して決める

働き手である配偶者が加入している確定拠出年金を確認することも大切です。


理由は、もし配偶者もiDeCoや企業DCに加入している場合、選択した商品や受け取り時期によって、夫婦ともに運用益がマイナスになる可能性があるからです。


リスクを避けるために、以下のような工夫をおすすめします。


  • 夫婦で選ぶ投資信託を分ける
  • 夫婦で年金を受け取る時期をずらす
例えば夫はハイリスク・ハイリターンの商品を、妻はリスクの少ない商品を選ぶことでも
リスクを減らせるでしょう。

バランスの取れた資産運用をしていくことが大切です。

専業主婦におすすめのiDeCo運用方法を解説

所得控除というメリットを受けされない専業主婦ですが、「老後資金を貯める」という意味では大きなメリットがあることがわかりました。


そんな専業主婦が安定した老後資金を貯めるために、おすすめの運用方法が気になりますよね。


ここでは以下の2点を中心に解説していきます。

  • 毎月の掛け金はいくらがおすすめ?
  • 実際の運用シミュレーションは?

専業主婦はiDeCoを毎月5,000円から始められ上限が23,000円

専業主婦の場合、iDeCoの掛け金は毎月5,000円から1,000円単位で設定でき、上限は23,000円になります。


ただ、掛け金少額だとリスクも少ないですが、利益も発生しにくいです。

さらに、利益以上に手数料がかかってしまいます。


iDeCoの手数料は金融機関にもよりますが毎月最低171円、年間にすると2,052円かかります。

掛金が最低金額の毎月5,000円の場合、年3.4%以上の利回りで運用しなければ、赤字になってしまいます。


ちなみに企業年金連合発表会が2019年2月に発表したデータによると、2017年の運用利回りの平均は3,1%でした。

そう考えると年3.4%以上の数字は現実的な数字とは言えませんね。


以上から、掛金が少ない場合には手数料の比率が大きくなり、運用の利率も高く設定しなければなりません。


では利益を出すには掛金をいくらにすればいいのでしょうか?

次で解説していきます。

掛け金1万以上で投資信託だと赤字にならない

結論から言うと、利益を出すには掛け金を毎月1万円以上に設定することをおすすめします。


もし毎月1万円、年間で12万円の設定にする場合、iDeCoの年間手数料の2,052円以上の利益を出すには、年1.7%以上の利回りで運用する必要があります。


年1.7%以上の利回りは元本変動型の投資信託を運用すると考えれば、現実的な数値と言えます。


投資信託というとリスクが気になるかもしれませんが、iDeCoは時間をかけて積み立てしていくので、ある程度のリスクは抑えられると考えていいでしょう。

専業主婦の35歳から60歳まで月1万年率3%の運用の場合の例

実際にシミュレーションをしていきましょう。


Bさん

  • 専業主婦
  • 35歳から60歳までの25年間月1万円をiDeCoに拠出
  • 年3%の利回りで運用できた

運用成果はこちらです。 
なお、手数料は最も安い171円を利用する場合を想定しています。 

掛金の総額300万円
運用益の合計144万5,886円
手数料合計51,300円
  実際の利益
(元本+運用益ー手数料)
439万4,586円

専業主婦でも、毎月1万円を積み立てていれば、25年間で約439万円にまでなりました。

専業主婦で実際にiDeCoを利用している人の声を紹介

ここまでiDeCoについてご紹介してきましたが、実際にiDeCoを利用している人の声も気になりますよね。


ここでは、以下の4点をまとめました。

  • iDeCoを利用している人の掛金の平均はいくら?
  • iDeCoの満足度は?
  • iDeCoに加入して良かった理由は何?
  • iDeCoに加入したきっかけは何?
それぞれ見ていきます。

掛け金額は2万以上の人がほとんど

専業主婦の場合、iDeCoの掛金上限額は月額2,3000円までなのはお伝えした通りです。


iDeCoの公式サイトによると、iDeCoを利用している2万人のうち、最も多かったのが掛金2万円以上でした。


上限額ぎりぎりの額まで拠出している人が多いようですね。


所得控除は受けられませんが、運用益が非課税になるメリットを考えると、定期預金の代わって預金代わりにしている専業主婦の方が多い印象です。

iDeCoの満足度は84%と高い

専業主婦でiDeCoを利用している人の満足度は84%と、高い結果になりました。


満足度が高い理由として考えられるもの2点をまとめました。


  • 原則60歳まで引き出せないので、確実に貯められること
  • 専業主婦でも受け取り時に、退職所得控除など節税効果があること

やはり着実にコツコツと貯めていけて、将来に向けた準備ができたと感じれることが、高い満足度に繋がっているのでしょう。

iDeCoに加入して良かった理由を紹介

実際にiDeCoに加入している人たちが、iDeCoに加入して良かった理由がこちらです。


  • 年金だけでは足りない分をiDeCoでまかなうことで、気持ちに余裕が出来た
  • 途中で引き出せないので、自動で着実に貯まっていくのが良い
  • 運用益の非課税を考えると、定期予期よりも利率がいい。しかも運用益を再投資できるので、どんどん増えていく。

意識しなくてもしっかり貯まっていくのが、大きな利点と言えますね。

iDeCoの加入の検討期間は1ヶ月以内が多数

iDeCoへの加入検討期間の順位はこちらです。


順位加入検討期間割合
1位1か月以内30.8%
2位6か月以内23.1%
3位1年未満15,4%

(一部抜粋:iDeCoの公式サイト)

1か月以内の人が30%で第一位という結果でした。


投資というリスクのあるものなので、悩まれる方が多いかと思いましたが、あまり長い期間悩まずに加入した人が多いようですね。


iDeCoへの検討期間中は、自分で本を読んだり、インターネットで情報収集して勉強したうえで、iDeCoに加入している人が多数です。

iDeCoの加入相談相手は半数以上が配偶者であった

iDeCoへ加入する前に誰に相談したのでしょうか?

結果はこちら。


順位相談相手割合
1位配偶者53,8%
2位セミナー・講習会15.4%
3位
ファイナンシャルプランナー
勤務先の担当者
7.7%

(一部抜粋:iDeCoの公式サイト)


やはり家計に関わっていくことなので、配偶者への相談が圧倒的に多かったです。

その他は銀行の窓口の担当者という声もありました。

iDeCo加入のきっかけは職場退職が多い

iDeCo加入のきっかけで、職場退職が多いのはなぜでしょうか?


iDeCoでは、転職や退職時に年金制度間での持ち運びが可能です。

つまり、退職した時にそれまで積み立てた年金をiDeCoに移すことができます。


実際iDeCo加入者で、

「勤めていた会社を辞めた時に、『企業型確定拠出年金』からiDeCoへ移管手続きを取るように言われた」

という人がいました。


このように、会社を離れる際にiDeCoの存在を初めて知り、そのまま加入したケースが多いです。

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まとめ:iDeCoは専業主婦にも利用するメリットがある?

この記事では、専業主婦でもiDeCoに加入するメリットがあることをお伝えしてきました。


専業主婦は、iDeCo加入時のメリットとなる所得控除のメリットは受けられません。

ですが、以下のメリットを紹介しました。

  • iDeCo受取時には大きな控除の枠があること
  • 運用益が非課税になること
  • 運用益を利用して再投資し、また利益を増やすことが可能であること

もちろんiDeCoにも元本割れなどのリスクは伴いますが、長期間の運用により、低リスクになることもお話しした通りです。

この記事がiDeCoへの加入を迷っている方の、お手伝いになれば幸いです。

マネーキャリアでは他にも読んでいただきたい、お金に関する記事が多数掲載されていますので、是非ご覧ください。