- 学資保険を検討している方
- 外貨建て保険が学資保険の代わりになるのか知りたい方
- 妊娠中または、小さい子供がいるご夫婦
- 教育資金を増やしたいと考えている方
- 外貨建て保険に不安を感じている方
内容をまとめると
- 外貨建て保険は学資保険の代わりになる仕組みについて
- 外貨建て保険のメリットデメリットを理解し向き不向きを知る
- おすすめ保険相談窓口4選
- 学資保険の代わりに外貨建て保険を活用するための選び方と注意点
- 外貨建て保険に詳しくない方も、ネットで気軽に何回でも相談できるマネーキャリアがおすすめ
学資保険の代わりとして外貨建て保険を選ぶ方もいて、運用次第では学資保険より受け取る金額を増やすことができます。しかし外貨建て保険を選ぶ際はリスクを把握することが大切なので、本記事で外貨建て保険の仕組みやメリット・デメリット、注意点などを解説します。
この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。
>> 谷川 昌平の詳細な経歴を見る
この記事の目次
- 運用次第で外貨建て保険は学資保険の代わりになる
- 外貨建て保険の仕組みとは
- 外貨建て保険のメリット4つ
- メリット①返戻率の高さ
- メリット②為替によって受け取る金額が増える
- メリット③解約のタイミングが自由に選べる
- メリット④外貨で受け取ることも可能
- 外貨建て保険のデメリット3つ
- デメリット①為替によって受け取る金額が減る
- デメリット②早期解約すると損をするケースがある
- デメリット③将来の受け取る金額が見通せない
- 外貨建て保険に向いている人
- 学資保険か外貨建て保険で迷っている人におすすけの保険相談窓口4選
- 保険相談窓口1位:マネーキャリア
- 保険相談窓口2位:ほけんのぜんぶ
- 保険相談窓口3位:保険見直しラボ
- 保険相談窓口4位:保険市場
- 外貨建て保険を選ぶ際のポイント3つ
- ポイント①予定利率
- ポイント②為替手数料
- ポイント③固定・変動金利の確認
- 学資保険代わりに外貨建て保険をする注意点
- まとめ:学資保険か外貨建て保険で迷ったらマネーキャリアで無料相談!
運用次第で外貨建て保険は学資保険の代わりになる
学資保険の代わりにコツコツと貯金をするという方法もありますが、それだけでは増やしていくまでには時間がかかってしまいます。ある程度の上限が見えてしまっているので、保険の特徴を活かして貯蓄していく金額を運用し増やしていく方法があります。
その中の一つに、ドル建て保険がありますが、外貨に馴染みがなくドル建て保険に興味があっても心配に感じる方も少なくありません。
ここでは、ドル建て保険について将来の教育資金の準備の一つとして活用できるのかどうか、仕組みや特徴、メリットデメリットなど詳しく見ていきます。
円建ての保険と比べると経済の状況などで変動するため、場合によっては思うような結果にならないという可能性もゼロではありません。
ここでは、ドル建て保険について教育資金の準備の一つとして活用できるのか、仕組みや特徴、メリットデメリットを知った上で、ご自身の最善策を考えていきましょう。
外貨建て保険の仕組みとは
外貨建て保険とは、保険会社に支払った保険料を外国の貨幣に変えて運用する保険のことです。
外貨の最大のメリットが、日本円で貯蓄・運用するよりも金利が高く、万一の死亡保障や年金保険としての老後の資金貯蓄、その仕組みを使って学資保険の目的として運用している方もいます。
月々の保険料を外貨で運用することで、資産運用益や解約返戻金率を上げやすいため結果、最終的に保険料の払込総額よりも、さらに多い額が返ってくる可能性が高くなります。
また、保険と同じ感覚で毎月口座から引き落とされるだけという手軽さが特徴とも言え、注目を集めています。
しかし、外貨建て保険は円建ての保険に比べてリスクはあります。為替リスクを常に抱えているため元本保証をされていません。満期金の受取額が保険払込総額よりも少ない場合もあることを考慮しなくてはいけません。
外貨建て保険のメリット4つ
外貨建て保険は、通常の保険と同じように保障に見合った事故や病気に合った時に、保険が支払われたりしますが、それとは別に為替リスクがあることや元本保証されない点など、円建て保険とは違う側面があります。
メリットもある分デメリットもあるため、内容をしっかりと確認したうえで、その保険に自分が向いているのかを判断する必要があります。
周りが「いいというから」っと安易に決めるのではなく、大切なお金を預けて増やしていくのですから、ご自身である程度外貨建て保険について考え選んでいくが必要もあります。
まずはメリットとして、次の点が挙げられます。
- 返戻率の高さ
- 為替によって受け取る金額が増える
- 解約のタイミングが自由に選べる
- 外貨で受け取る事も可能
これらについて詳しく解説していきます。
メリット①返戻率の高さ
返戻金とは、保険の解約を満了を迎えた時に被保険者に戻ってくるお金です。払戻金ともいわれます。
外貨建て保険の返戻率の高さの理由として挙げられるのが、金利が日本よりも高い水準であることです。
メリット②為替によって受け取る金額が増える
保険の満期または解約時のタイミングのレートによって受取額が増えます。
例えば、解約返戻金が3万ドルの場合
- 1ドル=100円 → 日本円換算で300万円
- 1ドル=110円 → 日本円換算で330万円
となるため、満期や解約のタイミングが円安であると、受け取る金額が自動的に増えるます。
メリット③解約のタイミングが自由に選べる
上記の為替レートのタイミングで有益になった時点で、解約することができます。
学資保険だと、加入してから短い期間で解約すると解約返戻金がでなかったり、毎月の支払保険料をある程度前納したり、一括払いなどの支配方法で加入した場合、解約できない場合があるなどの縛りがあります。
反対に、外貨建ての保険であればご自身のタイミングで解約返戻金を受け取る調整をすることができます。
メリット④外貨で受け取ることも可能
加入する保険商品によっても変わってきますが、満期や解約の受け取りを外貨にすることが可能です。
子供に留学をさせたい、もしくは子供が留学したいといった時に、その外貨建て保険を資金として留学費用として充てることが可能となります。
日本円を外貨に両替する。またその反対もしかりですが、両替するたびに手数料がかかります。不必要な支出を抑えるためにも海外留学の見込みがあるようなら受取方法も考えてみましょう。
外貨建て保険のデメリット3つ
上記のメリットの項目を読んで「日本円で貯蓄するよりも増えやすい」と思われた方もいるのではないでしょうか。
現在の円建てではかなわない金利や環境を、外貨建てにすることにより海外の利回りなどのメリットを取り入れて増やせることができるので、変わらず月々の支払をするだけで「増えていく」可能性を手に入れることができます。
しかし、増えていく可能性は確実性を伴っていません。外貨であるがゆえに為替のリスクは常に伴っておりデメリットもあります。
デメリットとして以下の3つが挙げれます。
- 為替によって受け取る金額が減る
- 早期解約すると損をするケースがある
- 将来の受け取る金額が見通せない
デメリット①為替によって受け取る金額が減る
上記の「メリット②為替によって受け取る金額が増える」の反対になります
例えば、解約返戻金が3万ドルの場合
- 1ドル=100円 → 日本円換算で300万円
- 1ドル=90円 → 日本円換算で270万円
となるため、満期や解約のタイミングが円高であると、受け取る金額が減ってしまいます。
デメリット②早期解約すると損をするケースがある
学資保険だけに限らず、どの保険にでもいえることですが、加入してから早くに解約する場合、月々の保険料の払込総額よりも解約返戻金の方が下回り元本割れを起こします。
保険自体の設定として、加入後、約3年は返戻率が低く設定されている事が多く、早期解約は得策ではありません。
また、外貨から日本円に換金する際の手数料も発生するので、早期解約にしない為にもよく考えて加入するなど注意が必要です。
デメリット③将来の受け取る金額が見通せない
円建ての設定ではないため、将来の為替がどうなっているかは読めないことから、受取額は明言できません。
契約時にある程度の想定はできますが、実際の10年後15年後の為替相場がどうなっているかは誰も見通せません。
また、年単位ではなく数カ月という単位でも世界の動きで為替レートが大幅に変わる場合があることが常識の世界観となります。
「確実に」「元本割れ」を極端に恐れるタイプであるなら、外貨建てはオススメできないといえます。
外貨建て保険に向いている人
ここまで、外貨建て保険についてのメリット・デメリットなどについて解説してきました。
ご自身の思いやライフステージに合ったものを選んでいく事が大切なので、「自分には学資保険が合っている」と感じるのであれば、学資保険の選択でも決して間違いではありません。
反対に、外貨建て保険の方が「しっくりくる」「魅力的だ」と感じる方もみえます。学資保険の代わりに外貨建て保険に向いている人は
- 投資的感覚で保険料でお金を増やしていきたい人
- リスクもリターンも心得ていて分散投資できる人
- 将来子供に海外留学をと考えている人
海外での金利を利用して「お金に動いてもらう」っという投資感覚がある方は、為替相場のリスクも理解しているといえます。
また、ハイリスク・ハイリターンを目指してはいないので、コツコツ保険料を支払い、定期的に運用・長期保有を視野に外貨建て保険を選んでいるといえるので、上がり下がりを冷静に見ることができる分散投資が出来る人とも言えます。
上記のメリットでも書いた通り、外貨建て保険の場合は外貨でお金を受け取る事ができます。子供の海外留学を考えているご家庭であれば、その外貨資金で留学費用として使う事も可能です。
学資保険か外貨建て保険で迷っている人におすすけの保険相談窓口4選
外貨建て保険について解説してきましたが、お金の勉強をする機会が少ない方も多いので「外貨建て」に興味はあるけど実際加入しようとなった時に、不安に感じたり勇気が出なかったりするかもしれません。
不安を感じたり勇気が出せないなど行動に移せないというのは、「ただ知らないだけ」という場合がほとんどです。理解しご自身なりに納得が出来たらどうすべきかが分かってきます。
そこで、短時間で分かりやすく説明をしてくれる、お金の専門家が集まる保険相談窓口を利用してみてはいかがでしょうか。
店舗に相談に行ったり、ネットでやり取りできたりと相談しやすいスタイルで何度でも相談無料といったように各社に特徴がありサービスはさまざまです。
ここでは、おすすめの保険窓口4選をご紹介していきます。
保険相談窓口1位:マネーキャリア
マネーキャリアは国内最大級のライフプラン相談サービスの保険相談窓口です。
選ばれている理由として
- お金の不安は専門性の高い相談員が対応
- 納得いくまで何度でも無料相談が可能
- オンラインで手軽に相談できる
保険相談窓口2位:ほけんのぜんぶ
- ファイナンシャルプランナーに相談できる
- 子育て世代からシニア層まで幅広い層の期待に応える相談実績
- 都合の良い日時や場所に訪問
保険相談窓口3位:保険見直しラボ
保険見直しラボは、保険相談サイトランキング1位の保険相談窓口です。
選ばれる理由として
- 全国展開の訪問型保険サービス
- 平均業界継続年数12.1年のベテランコンサルタントに相談できる
- お申込みから面談日まで最短でご案内
訪問型相談サービス、取扱い会社30社、お客様満足度97.3%と、コンサルタントの質の向上を常に目指しており、お客様から届いたアンケートで点数評価する制度を設けています。
主に店舗に赴いての相談スタイルではなく、お客様の希望の場所まで出向き対面で相談することをメインとしているため、保険相談窓口の店舗がない場所にお住まいの方でも、コンサルタントが出向いてくれます。
ベテランコンサルタントからのアドバイスになるので、知識や経験が豊富なことからも学資保険も含んだ将来についての相談も安心でき、オンラインでの対面が苦手な方におすすめです。
保険相談窓口4位:保険市場
保険市場は、国内最大級の保険選びができる保険相談窓口です。
選ばれる理由として
- オンライン・店舗・訪問と好みの相談スタイルが選べる
- コンサルタントを指名する事ができる
- 業界初、アバターとオンライン保険相談ができる
相談件数9万件、取扱い会社95社、保険相談ができる店舗571店と、オンラインでも対面でもご自身の好きなカタチで保険相談ができます。
おすすめ4選のなかでも、規模が一番大きいといえ、「選ぶ」ことができる点からも契約者本人が積極的に動くことができるタイプの方に合う保険相談窓口と言えます。
また、アバターという二次元の相談員に保険相談ができるのは、相談したら「契約しなくてはダメなのでは」というストレスから解放してくれる手軽さがあります。
外貨建て保険を選ぶ際のポイント3つ
では、どのように外貨建て保険を選ぶのか、軸となるポイントについては以下の3点になります。
- 予定利率(利回り)
- 為替手数料
- 固定・変動金利の確認
ポイント①予定利率
予定利率とは、生命保険の契約者に対して約束する運用利回りの事を指します。
予定利率が高いということは、運用利回りが高いということを指し、解約返戻金は運用され増えていきます。
また、保険料が割安になりましす。これは運用から見込める利益は保険料から割り引くということになるため、掛け捨てタイプの定期保険などでも同じようなことがいえます。
これらを踏まえて、高い利回りを期待できる外貨建て保険ですが、どの保険会社で加入したとしても利回りが同じということはありません。
どの保険商品に加入するかによって、保障内容や保険金額が違うように、外貨建て保険も取り扱っている保険会社によって、中身は変わってきますし、商品によって取り扱っている外貨も米ドル以外に豪ドルやユーロ、ポンドなど様々あります。
加入する前に、その保険商品がどれくらいの予定利率であるかを見ていく必要があります。
ポイント②為替手数料
外貨建て保険は、すべてがその国の通貨で運用されています。
保険料の支払い、保険金や解約返戻金の受け取りやそれらの両替などお金を動かす時には、必ず手数料がかかってきます。
高額ではないからと思われがちですが、短期契約のものではなく5年から15年と長期の契約の中で小さいことも積み重なっていくので、支払回数もなるべく少なるように前納するなど工夫することも大切です。
この手数料についても保険会社によって差があるため、加入を検討されている段階で気を付けるポイントと言えます。
ポイント③固定・変動金利の確認
保険料の払込期間中、保険会社は将来の受け取り時期の備えて資金を運用してくれてますが、その際の利率があらかじめ固定されているものと変動するものがあります。
固定されているタイプの場合、契約時の利率をもとに将来受け取れる額が決まります。保険料の払込期間中に不景気になり金利が変わったとしても金利の保障がされているので、将来にむけての受取額も明確です。
しかし反対にインフレになり金利が上がったとして、決められた金利は変わることがないので、低い金額のままになります。
反対に、変動するタイプの場合、保険満了となる期間に市場の金利が変わればそれに伴い金利も変わります。
景気が良くなり金利が上がれば、受取額は増えますが、景気が悪くなれば金利が下がるので場合によっては元本割れしてしまう事も考えられます。そのため、将来の受取額が不透明となります。
商品によっては、最低保証利率が定められているものがあるので、その取扱商品を選んでみてもよいですね。
学資保険代わりに外貨建て保険をする注意点
外貨建て保険に入るには、予定利率や為替手数料、金利タイプなどを見ながら加入をしていく事になります。
また、学資保険の代用として加入するのであれば、注意するポイントとしては2つ挙げられます。
- 運用リスクを把握する
- 外貨建て保険に不安がぬぐえないなら加入しない
まとめ:学資保険か外貨建て保険で迷ったらマネーキャリアで無料相談!
学資保険の代わりに外貨建て保険を活用する方法についてお伝えしてきました。