妻・主婦にがん保険は必要?必要な場合や年代別の加入率を解説!のサムネイル画像

「妻でもがん保険に加入するべきなの?」

「貯蓄がある程度あれば妻へのがん保険は不要?」

とお悩みではありませんか。


結論、妻へのがん保険が必要かどうかは、家庭の経済状況やライフステージによって大きく異なります。


十分な貯蓄があれば不要な場合もありますが、治療費や生活費の負担が不安な家庭では備えとして検討するべきです。


この記事では、妻・主婦にがん保険が必要な場合・必要でない場合に分けて徹底解説します。


さらに、必要とされる背景や年代別の加入率をわかりやすく解説しますので、ご自身の家庭に当てはめて判断する参考にしてください。

井村FP

  • 夫は加入しているけど、妻もがん保険に加入すべき?
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監修者「井村 那奈」

監修者 井村 那奈 フィナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。
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この記事の目次

主婦の妻にがん保険は必要?保険加入率を紹介

がんは治療費の自己負担が数十万円に及ぶケースも多く、家計や生活に大きな影響を与える病気です。


主婦の妻にもがん保険が必要な理由を理解するために、まずは次の2つのデータを確認しておきましょう。

  • 女性のがん罹患率
  • 女性のがん保険加入率
ここからは、女性の罹患率や加入率の実態を踏まえて、妻にとってがん保険がどのような役割を果たすのかを詳しく見ていきます。

女性のがん罹患率

女性は年齢を重ねるにつれてがんにかかるリスクが高まるため、早めの備えが重要です。

以下は、年齢階級別のがん罹患数の最新データです。
年齢罹患率(%)
25~29歳1.3
30~34歳2.4
35~39歳3.4
40~44歳4.7
45~49歳6.1
50~54歳6.8
55~59歳7.9
60~64歳9.5
65~69歳11.9


上記のように、女性は30代後半から罹患率が急増し、特に60代以降は数倍以上に跳ね上がります。


こうした年代別リスクの実態を踏まえると、主婦の妻ががん保険への加入を検討することは極めて理にかなっていると言えるでしょう。

井村FP

万が一がんに疾患した場合、治療費以外の諸費用も含めると100万円以上かかることもあり、さらに周りの人々にも大きな影響を与えることになります。


しかし、安くはない保険料が毎月かかることを踏まえると、「がん保険には必ず加入しないといけない?」と悩む人も多いです。


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女性のがん保険加入率

女性の場合、がん保険への加入率は全体で約40%と、女性の2人に1人近くががん保険に加入しています。

以下は、2022年度(令和4年度)の最新データによる年代別の加入率です。
年代加入率(%)
20代21.9
30代46.4
40代50.6
50代49.2
60代38.2
全体36.5

参照:2022(令和4)年度生活保障に関する調査|公益財団法人 生命保険文化センター


女性は若年層から比較的高い加入率となっており、特に30〜50代では約半数ががん保険に加入している状況です。


これは、結婚・出産・家計管理といったライフステージの変化と同時に、将来の健康リスクへの意識が高まる時期と重なるからと考えられます。


このような年代ごとの加入傾向を踏まえると、主婦である妻の世代別の状況やリスクと照らし合わせたうえで、がん保険の必要性を判断することが大切です。

井村FP

  • 同年代の女性が加入しているのを見ると入った方がいいのか迷う…
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妻にがん保険が必要だと考えられる場合


がん保険が必要か迷っている方のために、保険に加入しておいたほうがいいケースを紹介します。


それは以下の5つです。

  • 妻の癌の治療費を支払う貯蓄がない場合
  • 妻にはストレスのない状況でがん治療に専念してもらいたい場合
  • 手のかかる年齢の子供がいる場合
  • 家事を自分でするのが厳しい場合
  • 妻が家族の誰かを介護している場合
詳しく見ていきましょう。

妻の癌の治療費を支払う貯蓄がない場合

妻のがん治療費を賄える貯蓄がない場合は、がん保険が非常に重要です。


がん治療には高額かつ長期にわたる医療費がかかるため、十分な貯蓄や支払い能力がない場合は、がん保険への加入を強く検討するべきです。


がん治療費の目安は以下の通りです。

内訳費用の目安(自己負担想定含む)
入院治療費約 24万円/1件
(保険適用後、約77万円×3割)
外来・通院費用約 2万円/1件
(通院費用67,000円×3割)
がん治療全体の
1年コスト
数百万円
(肺がん:約2.5百万円、
乳がん:約1.56百万円/初年度)


がん治療の初年度は、入院や手術、化学療法(抗がん剤・放射線療法など)により、数十万円の自己負担が発生し、全体の医療費は数百万円に上るケースもあります。

井村FP

主な収入源が夫の場合、妻が不要な保険に加入すると保険料が家計を圧迫してしまうことがあります。


しかし、がん治療は高額で長期化する可能性があるため、必要最低限のがん保険に加入しておくことは家計を守るうえで重要なので、加入はよく検討する必要があります。


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妻にはストレスのない状況でがん治療に専念してもらいたい場合

妻にストレスのない環境でがん治療に集中してもらうには、治療費以外の出費への備えも重要です。


個室利用にかかる差額ベッド代や病院食など、公的保険が適用されない費用を自身でまかないたい場合は、がん保険の一時金を活用する備えがあると安心です。


入院時の追加費用の目安は以下の通りです。

項目費用の目安
差額ベッド代(個室)約 8,400 円/日(平均)
差額ベッド代(全体)約 6,700 円/日(平均)
入院食の自己負担約 490 円/食
(1日 3食で約 1,470 円)
その他の雑費通院交通費や娯楽
通信費などで日々の負担増


個室(1人部屋)を希望すると、差額ベッド代だけで1日あたり8,000円前後が全額自己負担になります。


入院中の病院食も毎食自己負担で、1日あたり約1,500円ほどが必要です。


また、交通費や娯楽の利用費、お見舞い等にかかる費用も保険や公的制度の対象外で、経済的な負担が重なりやすいです。


こうした追加費用をカバーするために、がん保険の一時金を利用して経済面のゆとりを確保できれば、妻が治療に専念できる環境づくりにつながります。

手のかかる年齢の子供がいる場合

手のかかる年齢の子がいる場合は、育児負担の増大に備えるべきです。


幼い子どもがいる家庭では、妻ががん治療で療養中になると、育児や家事の負担が夫側や家庭全体に大きくのしかかるため、追加の支援策が必要です。


子どもを預ける際の費用の目安は以下の通りです。

項目費用の目安(全国平均)
認可外一時保育
(1日)
6,000~15,000円/日
(施設により差あり)
ショートステイ
(一時預かり)
1泊あたり約3,000円~6,000円程度
ベビーシッター
(1時間)
約2,000円前後
(施設やスキルに応じ変動)

このように、認可外保育施設では1日あたり6,000~15,000円、ショートステイでは1泊あたり3,000~6,000円、ベビーシッターでは1時間約2,000円の費用がかかります。


特に小学生未満の子どもがいる家庭では、こうしたサポート体制を整えることが欠かせません。


こうした追加的な育児支出に対応するためにも、がん保険の給付金を活用できるようにしておくと安心です。


これにより、妻が治療に専念でき、家庭の負担を軽減しやすくなります。

家事を自分でするのが厳しい場合

家事や料理が自分で対応できない場合、外食や家事代行など、費用のかかるサポートが必要になります。


がん保険の給付金を活用することで、気持ちと費用の両面での負担軽減につながります。


家事などの費用目安は以下の通りです。

項目費用の目安(全国平均)
自炊1食あたり
のコスト
約 300〜500円と
外食の半額以下
家事代行
(1回2〜3時間)
約 6,000〜14,000円
(1時間あたり3,000〜4,500円)
家事代行
(定期利用月2回)
月あたり
 14,000〜28,000円程度
家政婦
(時給制)
約 2,500〜3,000円/時間
家事が難しい状況では、外食や家事代行を利用する必要があり、生活費が大きく増える可能性があります。

外食は自炊に比べて割高で、家事代行は1回あたり6,000〜14,000円が相場です。

また、家政婦を雇う場合は時給2,500〜3,000円ほどかかります。

このように家事関連の出費は想像以上に膨らみやすいため、がん保険の給付金を生活費に充てられると安心です。


妻が家族の誰かを介護している場合

妻が家族の介護をしている場合も、経済的・時間的負担に備える必要があります。


介護を担う妻ががん治療で療養中になった場合、デイサービスや老人ホームなどへの依存度が高まり、家計と介護者の負担が一気に増える可能性があります。


介護にかかる費用の目安は以下の通りです。

項目費用の目安(自己負担)
デイサービス(1回)約 1,000〜2,000円程度
特別養護老人ホーム(月額)約 8万〜15万円

デイサービスは1日あたり約1,000〜2,000円が一般的で、週に複数回利用する場合の支出は無視できない金額になります。

特別養護老人ホームの利用を検討した場合、月額費用は居室タイプや介護度により増減しますが、おおよそ8万〜15万円の負担が必要です。

こうした費用は、介護者である妻ががん治療を受ける際に、家計への大きなプレッシャーとなり得ます。

がん保険の給付金を介護支援やサービス費用に活用できれば、精神的にも経済的にも余裕を持って治療に専念できる環境づくりに役立ちます。

妻のがん保険で悩んだら無料FP相談に相談するのがおすすめ

妻にがん保険が必要かどうかは、家計の状況や子どもの有無、今後のライフプランによって大きく変わります。


しかし、こうした判断を自分だけで行うのは難しく、保険の種類や保障範囲も複雑なため、誤った選択をしてしまうリスクもあります。


そのため、がん保険を含めて保障をどう設計するか迷うときは、中立的な立場の専門家(FP)に相談するのがおすすめです。


とくに、妻が専業主婦か正社員・パートなのか、女性特有のがんに対応したプランが必要かなど、家庭の事情に合わせて最適な選択肢をアドバイスしてもらえます。

マネーキャリアのおすすめポイント

  • がん保険を含め50社以上の保険商品を比較し、必要な保障だけを選べる
  • 女性特有のがんリスクや家族構成を踏まえた、オーダーメイドの保険提案が可能
  • 保険だけでなく、家計・教育資金・老後資金などお金全般の相談が何度でも無料
  • 事前にFPのプロフィールや口コミを確認でき、安心して相談できる
  • オンライン・対面どちらも対応、土日祝日も相談可能

このように、「保険は必要だと思うけど、自分に合った保障がどれか分からない」という方には、マネーキャリアのFP相談がおすすめです。


相談料は無料なので、気になった方はぜひ一度ご相談ください!

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妻にがん保険は不要だと考えられる場合


今度は、がん保険不要な場合を考えてみましょう。


妻にがん保険をかけなくてもいいのは、以下のパターンです。

  • 妻の癌の治療費を支払う貯蓄が十分にある場合
  • 妻が癌にかかった場合にかかる負担を夫が抱えきれそうな場合
貯蓄額や生活によっては、保険に入らなくても平気な家庭も存在します。

不安をすこしでも解消するために加入するといった方も多いですが、不必要なものに加入しつづけてもそれはただの無駄遣いに。

加入前には本当に保険が必要かどうかを考えましょう。

妻の癌の治療費を支払う貯蓄が十分にある場合

妻のがん治療費を十分にまかなえる貯蓄がある場合は、がん保険は不要です。


がん保険は経済的な備えを目的とした商品であり、すでに治療費や生活費を十分にカバーできる資金がある場合は加入の必要はありません。


一般的に、がん治療の年間自己負担は平均で約65万円、進行がんでは100万円以上かかるケースもあります。


それでも余裕を持って支払える貯蓄がある家庭なら、がん保険よりも他の資金活用を優先する方が合理的です。


ただし、貯蓄は教育費や老後資金などにも使うため、実際に自由に使える余剰資金がどれだけあるかを確認して判断することが大切です。

妻が癌にかかった場合にかかる負担を夫が抱えきれそうな場合

妻ががんにかかった場合の負担を夫が抱えきれるなら、がん保険は不要です。


がん保険の主な役割は治療費や生活費の補填ですが、夫が経済的・生活的に負担を吸収できる環境であれば加入の必要性は低くなります。


たとえば、子どものいない夫婦2人暮らしで、妻が介護している家族もおらず、夫の収入と貯蓄に余裕がある場合は、治療中の家事や費用を夫が対応できる可能性があります。


さらに、高額療養費制度を利用すれば、月収28万~50万円の世帯では医療費の自己負担が月9万円程度に抑えられる仕組みもあります。


この金額を日常的にまかなえるのであれば、がん保険よりも他の支出や資産形成に資金を充てる選択肢も合理的です。

妻ががん保険に加入する際の注意点を解説

妻ががん保険に加入する際は、女性特有のリスクや年齢に応じた注意点を確認することが重要です。


主に注意が必要なポイントは以下の2つです。

  • 女性特有のがんへ対応しているか確認する
  • 年代別のリスクを考慮する

がん保険は一度加入すると長期的に契約を続けることが多いため、ライフステージや将来のリスクを見据えて選ぶことが欠かせません。


ここからは、それぞれの注意点を詳しく解説していきます。

女性特有のがんへ対応しているか確認する

女性特有のがんに対応しているかを確認することは、がん保険加入時の必須条件です。

日本人女性に多い主要ながんの罹患率は以下の通りです。
がんの種類罹患率
(1年間に人口10万人あたり
何例がんと診断されるか)
乳がん153.2
子宮頸がん16.6
子宮体がん29.6
卵巣がん20.9

これらのがんは比較的若い世代でも発症リスクがあり、診断一時金の上乗せや通院・再発・薬物治療の保障があるかが重要なチェックポイントです。

また、乳房再建手術は一部が公的医療保険の対象ですが、差額ベッド代や生活費などは自己負担となるため、がん保険で補完できるか確認しておくと安心です。

このように、女性特有のがんに対応した保障が含まれているかを確認することが、妻のがん保険を選ぶうえで欠かせません。

年代別のリスクを考慮する

年代別の罹患リスクを考慮して保険を選ぶことが重要です。


国立がん研究センターの統計によると、女性は30代後半からがんにかかる割合が増え始め、40代で急激に上昇します。


さらに50代から60代にかけて大きく増加し、70代以降は罹患率が最も高くなる傾向があります。


このように、若い世代でも一定のリスクはあるものの、特に40代以降は注意が必要です。


加入時の年齢に応じて、必要な保障内容や保障期間を慎重に見極めることが大切です。

まとめ:妻にがん保険は必要か


妻にがん保険は必要かどうかを、シミュレーションやデータをもとに考えてみました。


女性は若いときにがんになりやすいため、がん保険に加入して備えておくのが無難です。


ただし貯蓄や家族構成によっては、がん保険に加入しなくてもいいところもあることがわかりました。


男女関係なく年齢とともにがんの罹患率は上昇します。


日本人の2人に1人はがんになるといわれている現代ですので、早めの準備をしておいて損はありません。


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