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過去に金融事故を起こしたなどで、ブラックリストに載っているのではないかと不安に感じている人は少なくないでしょう。

しかし、ブラックリストに名前が載った人でも、住宅ローンやフラット35の借入審査が通った人は実際に存在しています。

ブラックリストに名前が載ってしまうケースや、住宅ローンがブラックリストでも借りれるケース、住宅ローンで審査が通らなかった場合の対処法などを、詳しく解説しています。

▼この記事を読んで欲しい人
  • ブラックリストが不安で、住宅ローンやフラット35を悩んでいる人
  • 自分がブラックリストに名前があるか調べる方法を知りたい人
  • ブラックリストに入っていても、住宅ローンの審査を通過する方法を知りたい人
▼この記事を読んでわかること
  • ブラックリストでも、住宅ローンの審査が通った方法を知ることができる
  • ブラックリストに名前がないか確認する方法がわかる
  • 住宅ローンの審査に落ちてしまったときの対処法を知ることができる

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住宅ローンはブラックリストでも借りれることをご存じですか。実際にブラックリストの人が住宅ローンやフラット35の審査が通ったというケースもあります。審査が通った人は、自分で信用情報を確認し、頭金や借入金、申し込む金融機関などを十分検討しているのです。

この記事の目次

目次を閉じる

ブラックリストに載っていても住宅ローン・フラット35に通った人はいる?

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ブラックリストに記載されていても、住宅ローンを借りれるの?


ブラックリスト
に記載されてしまうと、住宅ローンの借り入れは困難です。


金融事故として信用情報機関に情報が登録されてしまうと、返済能力がないとみなされてしまい、住宅ローンの審査を通過することができないのです。

  • 債務整理の経験がある
  • 返済が滞ったことがある

これらのような金融事故があると、信用情報機関に登録され、返済能力がないと判断されてしまいます。


しかし、ブラックリストに記載されたからといって絶望することはありません。


一般的に、完済日から5~7年が経過すると、ブラックリストから情報が削除されるので、住宅ローンの審査を通過できる可能性があるのです。


実際に、ブラックリストとなった過去があっても住宅ローンの審査が通ったという人もいるので、申し込み時期に気をつければ住宅ローンが組めるという可能性があるということになります。

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ブラックリストに載ってしまうケース


ブラックリストに名前が載ってしまうケースは、人それぞれ異なります。

  • 返済を61日以上したり、3ヶ月を超えた経験がある
  • 奨学金の返済を怠ったことがある
  • 債務整理をした経験がある
  • 保証会社に支払いを立て替えてもらったことがある
  • 複数の金融機関に一度にたくさん申し込んだことがある
  • クレジットカードを強制解約されたことがある
これらに該当した人は、ブラックリストに入ってしまっている可能性があり、住宅ローンを申し込むときに不利となるケースがあるのです。

返済遅延が61日以上、3ヶ月を超える場合

ブラックリストに記載される条件は、返済の延滞期間や金額によって異なり、明確には公開されていませんが、一般的に以下のような場合は、ブラックリストに記載されてしまうと言われています。

  • 61日以上、返済が遅れた場合
  • 3か月以上、返済が遅れた場合
日常生活で返済が遅れてブラックリストに記載されてしまうのは、クレジットカードや携帯代、金融機関などへの支払いが考えられます。

特に、携帯代に対する金融事故は、通話料ではなく携帯端末における分割払いが大きく影響するので注意が必要です。

スマートフォンの端末料金は高くなっており、一括購入よりも分割払いで購入する人は多くなっていますよね。

その分割払いを延滞してしまうと、ブラックリストに記載されてしまい住宅ローンが通りにくくなってしまうのです。

延滞料金が完済してからブラックリストが解除されるまで待ったことで、住宅ローンに通ったというケースもあります。

しかし、将来住宅ローンを考えているなら、普段の生活から30日以内に支払いは済ませるようにしましょう。

奨学金の返済を怠る

日本学生支援機構で奨学金を利用した場合、返済を3か月以上怠ると金融事故としてブラックリストに記載されてしまいます。


日本学生支援機構「令和2年度 学生生活調査結果」によると、奨学金を利用している学生の割合は以下のようになっています。

区分平成30年度令和2年度
大学(昼間部)47.5%49.6%
短期大学(昼間部)55.2% 56.9%
修士課程 48.0%49.5%
博士課程53.5%52.2%
専門職学位課程 41.1%37.1%

短大や大学では約半数の学生が奨学金を利用していますが、もしも失業や病気で返済ができないときには、減額変換や返還期限猶予などを利用してブラックリストに記載されないように注意しておきましょう。


奨学金によるブラックリスト期間は5年です。


完済から5年経過したら住宅ローンに通ったという事実もありますので、滞納経験がある人は5年間は住宅ローンを我慢しましょう。

債務整理を経験している

ブラックリストに記載される代表例が債務整理の経験です。


債務整理には減額や支払期間、免除などがあり、3つの種類に分かれています。

  • 任意整理:返済の減額や期間など返済方法を話し合い、元本を返済する
  • 個人再生:更生計画書を提出し、裁判所に認められば減額された金額を返済する
  • 自己破産:裁判所から免責許可が出れば、返済金額は消滅する
これらの債務整理は、すべて信用情報機関にブラックリストとして記載され、3~7年程度は住宅ローンの審査は通過できません。

金融事故ではなく自己情報として記載される債務整理ですが、自己破産をしても一定期間経過していれば、住宅ローンを申し込むことも可能です。

債務整理を行ってから10年後、しっかりとした収入を確保して住宅ローンを申し込んだら、審査に通ったというケースもあります。

保証会社に代わりに返済してもらったことがある

家賃滞納などによって、家賃保証会社が代わりに返済をした場合もブラックリストとして記載されてしまいます。


賃貸住宅を借りようとするとき、保証人の代わりに家賃保証会社を利用して賃貸契約を結ぶひとも増えていますよね。


保証会社から毎月家賃が引き落としされて家主に振り込まれるので、賃貸契約だけでなく煩わしい振込をせずにすむメリットがあります。


家賃の引き落としが間に合わない場合は、保証会社が立て替えて家賃を支払ってくれる代位弁済が行われますが、代位弁済が繰り返されると加盟する個人情報機関へ金融情報としてブラックリストに入ってしまうのです。


一般的に代位弁済によるブラックリストの期間は完済から5年程で、この期間を経過してから住宅ローンの審査が通ったという人は少なくありません。

複数の銀行・金融機関に同時に申し込んでいる

複数の銀行や金融機関を同時に申し込んでいる場合も、ブラックリストに記載されてしまう可能性があります。


たとえば複数で融資の申し込みをすると、それぞれに信用情報機関へ請求開示が行われてしまうため、いわゆる申込みブラックとして一定期間、審査が通過できなくなってしまうのです。


複数の申し込みは、返済能力や家計が問題視されやすく、たとえ1つの審査が通ったとしても信用されない状態となってしまいます。


このような申込みブラックになると、住宅ローンどころかクレジットカードも審査を通過できません。


しかし、申込みブラックの場合は、金融事故を起こしていない限り早い段階で解除されるので、約6ヶ月程度の期間をあけておけば住宅ローンが通ったということもあります。


近い将来、住宅ローンによるマイホームの検討をしているなら、一度に複数の銀行や金融機関へ申し込まないように注意しておきましょう。

クレジットカードを強制解約されたことがある

信用情報機関と信用情報を共有しているクレジットカードが強制解約されると、ブラックリストとなってしまいます。


クレジットカードは返済が滞るとカードは利用停止となりますが、その他にもクレジットカードが使えなくなる強制解約が存在します。

  • 支払いの滞納
  • 他の金融機関などでローンの返済を滞納
  • 携帯電話の料金滞納
  • 奨学金の返済を滞納
  • 他のクレジットカードで過剰利用
クレジットカードや金融機関は、すべて信用情報機関と繋がっているため、自社のクレジットカード以外で金融事故が発生すると、強制解約の処置をとることがあります。

なお、強制解約には名義人本人の承諾は不要で、カード会社の判断で行うことが可能です。

クレジットカードを強制解約されるということは、延滞など何らかの金融事故が発生したということになるので、完済したうえで強制解約から5年以上は金融機関の審査を通過することはできません。

一定期間後なら住宅ローンが通ったというケースもありますが、支払の遅延には十分留意しておきましょう。

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CICのブラックリストに掲載されているかどうか確かめる方法


指定信用情報機関の1つである「CIC」では、クレジット情報や申込履歴の情報、利用記録や参考情報などを知ることができます。


クレジットカードの支払いなど滞納経験がある人は、CICの信用情報を開示請求することで、自分がブラックリストに掲載されているかどうかを確かめることができ、開示方法は3つあります。

  • インターネットで確認する
  • 窓口へ訪問する
  • 郵送で開示請求する
なお、窓口による開示請求はすでにサービスが終了していますので、気をつけておきましょう。

ネットで確認する

パソコンやスマートフォンを使ったインターネットなら、8時~21時45分まで毎日開示することができます。

CICの開示方法イタンーネットによる開示
準備するものクレジットカードの契約で使用した電話番号で発信できる通信機
手数料500円 
手数料の支払方法・クレジットカード一括払い
・キャリア決済
開示までの時間すぐに開示が可能

指定された電話番号へかけると、1時間限り使用できる受付番号が発行されます。


取得した受付番号の入力後、SMSで認証コードが送信されてくるので、認証コードと必要事項を入力し、発行されたパスワードを入力すると開示報告書を閲覧できます。


ブラックリストなどに関する情報開示はPDFとなっており、端末で表示できる環境が必要です。


再開示は可能ですが、初回開示から96時間を経過すると、改めて500円の手数料が必要となるので注意しておきましょう。

窓口に直接訪問して確認する

CICの信用情報の開示請求には、窓口で利用できる「来社開示サービス」がありました。


しかし、2023年2月28日をもってサービスは終了し、現在はインターネットまたは郵送による開示請求の2つとなっています。


なお、来社開示サービスが廃止になると同時に、2つの改正も行われました。

  • インターネット開示手数料の値下げ
  • キャリア決済の利用開始
インターネットによる開示は500円と手頃な金額となり、キャリア決済ができるので、ブラックリストに名前が記載されていないか気になる人にとっては、開示請求がしやすくなったのではないでしょうか。

CIC「情報開示とは」から、情報開示の方法を知ることができるので、これから住宅ローンの申し込みを検討している人で不安な人は、調べてみてはいかがでしょうか。

郵送での確認方法

クレジットカードなどに登録された番号が不明といった場合は、郵送による情報開示の方法が可能です。

CICの開示方法郵送による開示
準備するもの・信用情報申込書
・本人確認書類
手数料1,500円
手数料の支払方法・開示利用券(コンビニチケット)
・定額小為替証書(郵便局)
開示までの時間約10日後に郵送で届く

信用情報申込書は、CIC「郵送で開示する」でダウンロードが可能です。


本人確認書類は、申込書に記載した現住所が確認できるものが2点必要となり、以下の記載があるものに限定されます。

  • 氏名
  • 生年月日
  • 住所
  • 有効期限の記載があるもの

運転免許証やマイナンバーカード、パスポートだけでなく、住民票や障がい者手帳なども可能です。


必要書類と手数料を郵送開示センターへ郵送すると、約10日程度で自宅に開示報告書が届くので信用情報を確認することができます。

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JICCのブラックリストに掲載されているかどうか確かめる方法


銀行や消費者金融などを利用した経験があり、ブラックリストとなっていないか確認したいなら、「JICC」の信用情報を開示請求してみましょう。


JICCで個人情報の開示を行うには、3つの方法で開示することができます。

  • スマホのアプリ
  • 窓口へ直接訪問(休止中)
  • 郵送

2023年9月現在、東京と大阪にある来社開示窓口は休止扱いとなっており、窓口へ訪問して開示することはできなくなっているので、注意しておいてください。


幅広い加盟店を持つため、クレジットカード以外でブラックリストに記載されていないか不安があるなら、JICCで信用情報の開示をしてみましょう。

アプリで確認する

JICCで信用情報を開示するなら、専用アプリで好きなときに手続きが可能です。

JICCの開示方法アプリによる開示
準備するもの・JICCの専用アプリ「スマホ開示」
・クレジットカードと電話または本人確認書類2点
手数料1,000円
手数料の支払方法・クレジットカード一括払い
・コンビニ払い
・ペイジー対応の金融機関ATM
オンラインバンキング
・キャリア決済
開示までの時間・クレジットカードと電話で本人確認:数分~数時間
・本人確認書類で本人確認:3~5日
・郵送:7~10日

JICCのスマホ専用アプリ「スマホ開示」の「トップページから「信用情報を開示する」を選択すると、本人確認のための認証が必要となります。


認証には、以下のいずれかの方法が必要となるので準備しておきましょう。

  • クレジットカードと届け出している電話から発信する
  • 本人確認書類を2点(自撮りも本人確認として利用可能)
本人確認後は、情報を入力した上で手数料を支払えば、スマホ画面または郵送で信用情報を確認することが可能です。

窓口に直接訪問して確認する

JICCでは、東京と大阪で来社開示窓口を設置しており、直接訪問して信用情報の開示請求を行うことができます。


しかし、コロナ禍により窓口は休止され、直近では2023年8月2日に休止継続と発表されおり、JICCの開示請求はアプリと郵送のみとなっています。


休止以前は、窓口での開示請求は郵送と同様に、信用情報開示請求申込書と本人確認書類が必要ですが、手数料は500円と安くなっていました。


開始された場合、受付時間や手数料などに変化があるかもしれませんので、必ずJICCの公式ホームページ「開示を申し込む」から、開示方法を確認したうえで窓口開示を利用するようにしましょう。

郵送での確認方法

スマホアプリで開示申込ができない場合は、郵送による開示方法もあります。

JICCに開示方法 郵送による開示
準備するもの・信用情報開示申込書
・本人確認書類
・手数料
手数料1,000円
手数料の支払方法 ・クレジットカード一括払い
・定額小為替証書(郵便局)
開示までの時間書類到着から約7~10日後に送付

郵送は、JICC「本人による開示申し込み(郵送等)」から、QRコードつきの開示申込書を印刷して記入し、本人確認書類および手数料と一緒に郵送します。


原則、現住所へ開示書類が郵送されますが、300円の手数料が必要ですが本人限定受取郵便を選択すれば、現住所以外へ郵送先を指定することも可能です。

KSCのブラックリストに掲載されているかどうか確かめる方法


全国銀行協会が運営しているKSC(全国銀行信用情報センター)でも、住宅ローンの審査が通るか信用情報を確認することができます。


KSCでは、情報開示の方法はインターネットと郵送の2通りがあります。

KSCの情報開示インターネット郵送
準備するもの・メールアドレスの登録
・本人確認書類
・登録情報開示申込書
・本人開示・申告手続利用券(コンビニ)
手数料1,000円1,124~1,200円(コンビニにより相違する)
手数料の支払方法・クレジットカード
・デビットカード
・PayPay
・キャリア決済
コンビニで本人開示・申告手続利用券を購入
開示までの時間約7~10日でアップロードされる約7~10日で発送される

KSCでは、窓口による情報開示は行われておらず、郵送の場合には、定額小為替証書は受け付けていないので、必ずコンビニで本人開示・申告手続利用券を購入してください。

ブラックリストに掲載されてしまっている場合の対処方法


支払いが滞ってブラックリストに名前が記載されてしまったら、一般的に住宅ローンの審査を通過しにくくなってしまいます。


そこで、ブラックリストに掲載されてしまったときの対処方法を紹介します。

  • ブラックリストから名前が消えるまで待つ
  • 審査が優しい金融機関で住宅ローンを申し込む
  • 審査が通りやすいように十分な頭金を準備する
  • 個人の信用状態が高くなるように心がける
ブラックリストから名前が消えることが一番ですが、それには期間を要します。

だからと言って諦める必要はなく、他の方法を探すことで住宅ローンが通ることも覚えておいてください。

ブラックリストから自分の名前が消えるまで待つ

ブラックリストから信用情報機関から名前が消えるまで待ったことで、住宅ローンに通ったというケースは少なくありません。


金融事故によってブラックリストに名前が記載されてしまう理由は人それぞれですが、一般的な期間を経過すれば、名前が消えて住宅ローンに通ったという事例もあるのです。

  • 携帯や家賃の滞納:約5年
  • クレジットカードの滞納、延滞:約5年
  • 債務整理:約7~10年
住宅ローンの審査が通った人の中には、これらのような金融事故があった場合でも、一定の期間の経過を待ってから申し込んでいる人がいるのです。

とはいえ、金額や支払方法によって経過期間が異なり公表はされないため、ブラックリストから名前が消えているか確認してから、住宅ローンを申し込むことをおすすめします。

審査が比較的やさしい金融機関へ申し込む

ブラックリストに記載されてしまった人でも、比較的やさしい審査となっている金融機関に申し込んだら、住宅ローンが通ったというケースもあります。


住宅ローンを扱う金融機関では、審査基準がそれぞれ異なることから、住宅ローンの審査を通過できなかった理由は、必ずしもブラックリストが原因とは限らないのです。

  • 申込年齢と返済期間によって完済時の年齢が高くなる
  • 健康状態により団体信用生命保険に入れない
  • 勤続年数が金融機関の審査基準未満
  • 物件に対する担保評価が低い
  • 返済比率が25~35%以上
金融機関によっては、これらの条件に該当してしまい、住宅ローンの審査に落ちてしまうことも考えられます。

しかし、住宅ローンに対して比較的審査がやさしくなっている金融機関もあるので、上手に金融機関を選ぶことが大切だと言えるでしょう。

審査のために十分な頭金の用意する

ブラックリストの名前が消えるまでマイホームの購入を待っていたら年齢で審査が通りにくくなってしまうと焦っている人もいるのではないでしょうか。


そこで、ブラックリストに名前が記載されていても住宅ローンの審査が通ったというケースを見てみると、十分な頭金を用意していたことが審査が通ったポイントでした。


一般的な住宅ローンの頭金と言えば、住宅価格に対して10%~20%が相場と言われています。


しかしブラックリストに名前が記載されている人は、お金に関する信用がまったくない状態です。


そのため、頭金をできるだけ多く準備することで、住宅ローンの借り入れ額を少なくでき、審査が通りなる傾向があります。


ただし、無理して頭金を支払ったのち、引っ越しや家具・家電などの買い替えなどの費用も必要となることから、頭金の準備には十分な計画が必要だと言えるでしょう。

個人の信用状態を向上させる

ブラックリストに記載されていても、住宅ローンに通ったという経験という人のなかには、個人の信用が高くなっているというケースもあります。


返済能力に大きく関係する個人の信用状態は、以下のようなことで高めることができます。

  • 勤続年数を増やす
  • 年収を安定させる
  • 光熱費や税金などは口座振替で確実に支払う
  • クレジットカードヒストリーを積み重ねる
住宅ローンの審査に通った人の中で多いのは、これらによって信用を高めています。

税金のコンビニ払いで、ついうっかりと忘れてしまうことはありませんか?

支払いに対するうっかりミスが、個人の信用情報を下げてしまうのです。

クレジットカードを持っている人は、口座振替でしっかりと支払った事実を積み重ねて信用状態を向上させておきましょう。

ブラックリストに記載されてクレジットカードを持っていない人は、デポジット型のクレジットカードなら審査を通過できる可能性があるので、それらを使用して信用情報の向上に役立てることもできますよ。

住宅ローンを審査落ちした場合の対処法


住宅ローンの審査が落ちてしまっても、すぐにマイホームを諦める必要はありません。


ここでは、住宅ローンを審査落ちしてしまった場合の対処法を3つ紹介します。

  • 借入額を減らして収入に対する返済比率を少なくする
  • 他の金融機関で再度審査を申し込む
  • 「フラット35」の利用を検討してみる
年収や勤続年数、過去の延滞によるブラックリストなどが住宅ローンの審査に影響し、審査を落ちてしまうケースがしばしば起こっています。

マイホームを諦める前に、ぜひこれらの対処法を検討してみましょう。

借入を減らして収入に対する返済比率を少なくする

住宅ローンの審査に落ちるときは、収入に対して返済比率が見合っていないというケースがあります。


住宅ローンといえども借金には違いないので、収入に対して借入額も決まり、高額になればなるほど、年収と返済能力を厳しく審査されてしまうのです。


返済比率は、以下のように求められます。

返済比率=住宅ローンの年間返済額÷年収×100


就職先を変えて年収を上げることは現実的ではなく、返済比率を少なくするためには借入する住宅ローンの借入金額を減らす必要があり、再検討によって住宅ローンを通過できる可能性があります。


借入金額を少なるための検討方法は、主に2つです。

  1. 借入金額を少なくするために、購入する物件を再度検討する
  2. 頭金を多く入れて、借入する金額を少なくする
気に入った物件を購入したいなら、頭金を多く入れる必要がありますが、預貯金をすべて頭金に使ってしまうと、マイホーム購入後の生活に支障が出てしまうので、十分に検討することが大切です。

他の金融機関への審査の再申し込みを検討する

大手の金融機関では、住宅ローンの審査が厳しくなっている傾向があります。


住宅ローンの審査に落ちてしまったら、他の金融機関で改めて再申し込みを検討してみてください。

  • 地方銀行
  • 信用金庫
  • ネット銀行
住宅ローンの審査が通ったという人の中には、複数の金融機関で住宅ローンを申し込み、その中の1つが審査を通過したという人もいます。

2023年9月時点で販売されている各金融機関の住宅ローンには、以下のようなものがあります。

金融機関年金利
auじぶん銀行0.319%
SBIマネープラザ0.320%
PayPay銀行0.380%
三菱UFJ銀行
0.345%
SBI新生銀行0.290%

住宅ローンの審査を通過することも大切ですが、金融機関ごとに金利も異なるため、よく確認して申し込むことも重要です。

フラット35の利用を検討する

全期間において固定金利が適用される「フラット35」は、民間の住宅ローンに比べると審査が通過しやすくなっています


特に、過去の延滞歴によるブラックリストなどに対して、民間の審査ほど重視されず柔軟なため、審査が通ったというケースが多くあるのです。


フラット35と民間の住宅ローンを比較してみると、以下のような違いがあります。

審査基準の比較フラット35民間の住宅ローン
年収規定なし200~400万円以上
勤続年数1か月以上1~3年以上
選べる金利全期間固定金利のみ
(フラット35)
・変動金利
・期間選択型固定金利
・全期間固定金利
・ミックス型
借入限度額8,000万円最大1~2億円
団体信用生命保険任意加入が必要
物件に対する技術審査
あり原則なし

変動金利に比べて固定金利である「フラット35」は、返済計画の見通しが立てやすいというメリットがあるものの、変動金利に比べて金利が割高に設定されているので、比較しながらよく確認するようにしましょう。

まとめ:ブラックリストに載っていても住宅ローン・フラット35に通った人はいる?

ブラックリストに載ってしまっても、住宅ローンが通ったという人は多くいます。


住宅ローンを取り扱っている金融機関は数多くあるので、1つの金融機関で審査が通らなくても、他の金融機関なら審査が通る可能性が残っているのです。


また、「フラット35」なら一般の金融機関よりも審査基準が緩和されている部分もあるので、ブラックリストに入ってしまっていても、きちんと完済していれば審査を通過できることが考えられます。


ブラックリストに名前が記載されている人が、住宅ローンの審査を通過したいなら、借入金額や金利だけでなく審査基準も確認しながら、金融商品を選ぶことが大切です。