50歳前後では住宅ローンはいくら借りれる?【1000万円~2500万円程度】のサムネイル画像
住宅ローンでいくら借りれるか気になったり、悩んだりしている50歳前後の人に向けて、年収別の住宅ローンシミュレーションや、住宅ローンを選ぶポイントを詳しく解説しています。

年収や借入期間、頭金などが住宅ローンの審査に影響するだけでなく、50代になると老後の生活を考えながら住宅ローンの返済計画を立てることが大切です。

また、50代からの住宅ローンでは、様々なリスクがあることも事実ですので、メリットやデメリットを確認しつつ検討するようにしてください。

▼この記事を読んで欲しい人
  • 50代の住宅ローンではいくら借りれるか知りたい人
  • 50代からの住宅ローンについてシミュレーションしたい人
  • 50代の住宅ローンで気をつけるべきポイントを知りたい人
▼この記事を読んでわかること
  • 50代の年収ごとに、住宅ローンがいくら借りれるかがわかる
  • 50代で住宅ローンを利用する際の注意点を知ることができる
  • 50代で住宅ローンを借りるためにはどうすれば良いか知ることができる

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住宅ローンを50歳で利用する場合いくら借りれるか不安に思っている人に向けてシミュレーションしながら解説します。年収や返済期間、頭金などが住宅ローンでいくら借りれるかに大きく影響しますが、50歳では老後生活を考えて借入期間を検討することが大切です。

この記事の目次

目次を閉じる

50歳前後では住宅ローンはいくら借りれる?計算してみた!


50歳の世帯で住宅ローンを利用する場合、いくら借りれるかを年収ごとにシミュレーションしてみました。

  • 年収300万円
  • 年収400万円
  • 年収500万円
  • 年収600万円
さらに、返済期間をそれぞれ10年と15年でシミュレーションしています。

短期間の返済期間であることから、住宅金融支援機構「フラット35」を参考に、フラット20の金利は1.320%で試算しています。

50歳から住宅ローンを利用する場合、返済金額だけでなく返済期間も非常に重要です。

そのため、元金と利息に対して一定の元利均等返済と、元金に対する返済額が一定となる元金均等返済の2パターンで返済額をシミュレーションしているので、ぜひ参考にしてみてください。

50歳世帯年収300万円で10年返済の場合【約1000万円】

年収300万円の場合、10年の住宅ローンでいくら借りれるかシミュレーションしてみましょう。


フラット25の元利均等返済で、年収をもとにいくら借りれるかシミュレーションしてみると、842万円の借入が可能でした。


一方、元金均等返済でフラット25を申し込むと、借り入れできる住宅ローンは795万円と借入可能額が減ってしまいます。


比較してみると、元金と利息が一定の返済額である元利均等返済の方が、少しでも多く住宅ローンで借り入れすることができます。


それぞれの返済額をシミュレーションしてみると、以下のようになります。

返済額毎月の返済額住宅ローン返済総額
元利均等返済7万5,000円900万円
元金均等返済8万円848万円

50歳の方で年収300万円でも10年の住宅ローンを利用できますが、返済額を十分考慮して借入額を検討するようにしましょう。

50歳世帯年収300万円で15年返済の場合【約1000万円】

年収300万円で住宅ローンの借入額を少しでも増やしたいなら、返済期間を延ばす必要があります。

そこで、返済期間15年にした場合の住宅ローンでは、いくら借りれるかシミュレーションしてみました。
フラット25住宅ローン借入可能額
元利均等返済1,224万円
元金均等返済1,126万円
住宅ローンの返済期間10年と比較してみると、15年にした方が借入額を多くすることができます。

それぞれの借入額から返済額をシミュレーションしてみると、以下のとおりとなります。
返済額毎月の返済額住宅ローン返済総額
元利均等返済7万5,000円1,350万円
元金均等返済7万5,000円1,239万円
住宅ローンで借り入れできる金額は10年よりも増えますが、返済期間が長くなることにより、毎月の返済額は大きく変わらないことがわかります。

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50歳世帯年収400万円で10年返済の場合【約1500万円】

年収400万円では、10年の住宅ローンでいくら借りれるかシミュレーションしてみましょう。


元利均等返済でフラット25に申し込んだ場合のシミュレーションをしてみると、1,310万円を借り入れすることができます。


 もし、毎回の返済額から同一の元金を返済する元金均等返済で申し込んだ場合は、借り入れできる住宅ローンは1,236万円となります。


元利均等返済と元金均等返済で比較すると、74万円の差があり元利均等返済の方が多く借り入れできることがわかります。


これらの住宅ローンを利用した場合の返済額は、以下のようになるので参考にしておいてください。

返済額毎月の返済額住宅ローン返済総額
元利均等返済11万7,000円1,400万円
元金均等返済11万7,000円1,319万円

どちらも毎月の返済額は同じですが、元金均等返済で申し込んだ方が総額は返済総額が少なくなります。

50歳世帯年収400万円で15年返済の場合【約2000万円】

年収400万円で住宅ローンの金額を多くしたいなら、返済期間を15年に延ばす必要があります。


返済期間を10年から15年に変更した場合、いくら借りれるのかシミュレーションしてみましょう。


フラット25で元利均等返済を申し込むと、1,904万円の借り入れが可能で、元金均等返済になると借り入れできるのは1,752万円となります。


これらの住宅ローンを15年間返済する場合、毎月の返済額は以下のとおりです。

返済額毎月の返済額住宅ローン返済総額
元利均等返済11万7,000円2,100万円
元金均等返済11万7,000円
1,927万円

元利均等返済と元金均等返済で比較してみると、元利均等返済なら173万円多く借り入れできますが、返済総額では21万円多くなっているデメリットがあるので、十分な検討が必要です。

50歳世帯年収500万円で10年返済の場合【約1500万円】

年収500万円である50歳の世帯の方が10年の住宅ローンを利用した場合、いくら借りれるかシミュレーションしてみましょう。


フラット25で元利均等返済を利用した場合、借り入れできるのは1,638万円に対し、元金均等返済では1,545万円となります。


これらに対する毎月の返済額や返済総額は以下のとおりです。

返済額毎月の返済額住宅ローン返済総額
元利均等返済14万6,000円1,750万円
元金均等返済14万6,000円1,648万円

住宅ローンで借り入れする金額が大きくなればなるほど、毎月の返済額は大きくなります。


返済額の負担を少しでも減らしたいなら、頭金の増額やボーナス払いを検討することで、毎月の負担を軽減することが可能となるでしょう。

50歳世帯年収500万円で15年返済の場合【約2500万円】

返済期間を15年に延ばした場合年収500万円の50歳が住宅ローンでいくら借りれるかシミュレーションしてみましょう。


元利均等返済なら2,380万円元金均等返済なら2,191万円までフラット25で借り入れすることができます。


返済期間を5年延ばすことで、10年の返済よりも元利均等返済では742万円、646万円多く借り入れすることができるようになります。


フラット25の住宅ローン返済シミュレーションは、以下のとおりです。

返済額
毎月の返済額 住宅ローン借入総額
元利均等返済14万6,000円2,625万円
元金均等返済14万6,000円 2,410万円

ただし、50歳で利用する住宅ローンの返済期間を延ばす場合、いつまで働き収入が得られるかということを十分留意しておきましょう。

50歳世帯年収600万円で10年返済の場合【約2000万円】

50歳でフラット25を利用した場合、年収600万円10年返済ならいくら借りられるかシミュレーションしてみましょう。


年収が高くなるほど10年の返済期間でも借り入れできる金額は多くなり、元利均等返済なら1,966万円元金均等返済なら1,855万円まで利用することができます。


ただし10年という短期間であるがゆえに、返済額も大きくなるので返済シミュレーションが非常に大切です。

返済額毎月の返済額住宅ローン返済総額
元利均等返済17万5,000円2,100万円
元金均等返済17万5,000円1,979万円
元利均等返済の場合、元金均等返済よりも111万円多く借り入れできますが、返済総額は121万円多くなるため、10万円の利息差が生まれるので、返済方法には気をつけておきましょう。

もしこれらの住宅ローンの金額以上を求めるなら、返済期間を延ばしてシミュレーションしてみる必要があります。

50歳世帯年収600万円で15年返済の場合【約2500万円】

返済期間を15年にした場合、年収600万円の人は住宅ローンでいくら借りれるのでしょうか。


フラット25の元利均等返済では2,856万円元金均等返済では2,629万円というシミュレーションとなります。


返済額は以下のとおりで、毎月の返済額は10年の返済期間と変わらないものの、借り入れする金額が大きい分、返済総額が大きくなってしまいます

返済額毎月の返済額住宅ローン返済総額
元利均等返済17万5,000円3,150万円
元金均等返済17万5,000円2,891万円

特に、50歳で15年間の住宅ローンを利用すると、60歳定年予定とするなら、定年後の5年間は毎月の返済額が厳しくなってしまいます。


退職金で繰り上げ返済をするなど、住宅ローンを申し込む前にシミュレーションしておくことが大切です。

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50歳でも住宅ローンは借りられます


50歳でも住宅ローンを利用することができます


実際に50代から住宅ローンを利用している人や、シミュレーションなどをしながら、6つのポイントについて解説していきます。

  • 50代で住宅ローンを利用しているのは全体の7.3%
  • 住宅ローンを借りる人の平均年齢は?
  • 50代の人は中古戸建住宅を選ぶことが多い
  • 50代の住宅ローンにはいくらかかるのか詳しく解説!
  • 50歳前後で住宅ローンを借りるメリット・デメリットは?
  • 50歳から住宅ローンを借りた場合、返済するまでに何年必要?
老後を考える年代となる50歳で住宅ローンを利用する場合は、不安や悩みがつきものです。

ぜひそれぞれのポイントを参考にして、住宅ローンを検討してみてください。

50代で住宅ローンを借りているのは全体の7.3%

住宅金融支援機構住宅ローン利用者の実態調査「住宅ローン利用者調査(2023年4月調査)」を確認してみると、住宅ローン利用者1500人のうち、50代の人は7.3%の109人でした。

住宅ローン利用者利用人数割合
20歳代211人9.1%
30歳代756人54.7%
40歳代382人28.5%
50歳代109人7.3%
60歳代42人2.8%
住宅ローンを利用するのは、子育て世代などが多い傾向があり、30歳代や40歳代の利用が多くなっています。

長期間固定金利が適用されるフラット35を利用したのは、1500人中78人で利用割合は以下のとおりです。
フラット35利用人数割合
20歳代9人11.5%
30歳代41人52.6%
40歳代19人24.4%
50歳代9人11.5%
60歳代0人0.0%
50歳代では109人中9人しかフラット35を利用しておらず、他の住宅ローンを利用している人が多くなっています。

住宅ローンを借りる人の平均年齢は?

住宅金融支援機構フラット35利用者調査「2022年度フラット35利用者調査」によると、フラット35を利用する人の平均年齢は年々上昇しており、最新の2022年度では42.8歳となっています。

フラット35の利用者平均年齢
2022年度42.8歳
2021年度41.5歳
2020年度40.3歳
2019年度40.2歳
2018年度40.1歳
住宅ローンを契約する平均年齢が上がってきている背景には、定年の年齢引き上げがあり、50歳以上になってから契約する人が増えていることが挙げられます。

住宅ローンの中には年齢制限が設けられている場合や、健康状態によっては団体信用生命保険に加入できず審査が通らない場合があり、50歳を超えてから住宅ローンを選ぶ際には、商品を比較しながら検討することが必要です。

50代の人は中古戸建住宅を選ぶことが多い

国土交通省「令和4年度住宅市場動向調査報告書」では、住宅取得世帯に対する世帯主の年齢が調査されており、50代では中古戸建住宅を選ぶ人が多くなっていることがわかります。

50代の住宅割合
注文住宅(新築)9.4%
分譲戸建住宅8.2%
分譲集合住宅12.2%
既存(中古)戸建住宅19.3%
既存(中古)集合住宅16.9%

初めて住宅を購入する一次取得者である50代も、やはり既存(中古)戸建住宅が多く、次いで既存(中古)集合住宅となっています。


また、2回目にマイホームを購入する二次取得者となる50代でも、同じ結果となっているのです。


若い年代とは違い、返済期間の短い50代では、住宅ローンで借り入れできる金額が限られてしまい、比較的審査の通りやすい金額で販売されている、既存(中古)戸建住宅や集合住宅を選ぶ人が多いことが予想されます。

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50代の住宅ローンにはいくらかかるのか詳しく解説!

国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査結果」では50代の平均年収が、以下のようになっています。

年齢階層別男性女性
50~54歳664万円328万円
55~59歳687万円316万円

それぞれの平均年収は、50~54歳で520万円、56~59歳で529万円となっており、50代の平均年収は500万円から700万円だと言えるでしょう。


そこで、一定の条件のもと、住宅保障機構株式会社「返済額の試算」を使って、住宅購入金額や借入金額、頭金や毎月の返済額、返済総額をシミュレーションしてみます。

  • 金利:1%
  • 借り入れ期間:20年
  • 返済方法:元利均等返済
  • ボーナス返済:なし
  • 年収に対する返済負担率:18%
  • 頭金:年収の約20%程度

年収500万円と600万円では、以下のような違いがあります。

シミュレーション年収500万円年収600万円
住宅購入金額2,130万円2,506万円
借入金額1,630万円1956万円
頭金500万円550万円
毎月の返済額74,962円89,955円
返済総額1,799万951円2,158万9,157円
年収700万円では、住宅購入金額2,883万円に対して頭金600万円、借入金額を2,283万円とした場合、毎月の返済額は10万4,993円、返済総額は2,519万8,420円となります。

50歳前後で住宅ローンを借りるメリット・デメリットは?


50歳前後で住宅ローンを借りるメリットとデメリットを一覧にしてみました。

住宅ローンメリットデメリット
40代・返済額のバランスが取りやすい・最長の35年ローンが利用できない可能性がある
・20代や30代と比べると返済期間が短く設定される
・月々の返済額が高くなってしまう可能性がある
50代・老後に向けた住宅の検討ができる
・住宅購入資金に余裕がでやすい
・住宅ローンの審査が通らない可能性がある
・健康上の理由で団体信用保険に加入できない可能性がある
・老後資金に不安が出る

50歳前後になると、子供が独立するなど夫婦の老後を考え始めるだけでなく、収支バランスや預貯金なども安定するため、住宅ローンの返済予定が立てやすいという大きなメリットがあります。


しかし、20代や30代では長く設定できる借入期間は、50歳前後になると短くなってしまう傾向にあり、毎月の返済額が高くなってしまうデメリットが目立ちます。


頭金を入れることで毎月の返済額を軽減することができますが、預貯金のほとんどを頭金に入れてしまうと老後資金に不安が出てきてしまうため、老後に必要な資金は確保したうえで頭金を検討することが望ましいと言えるでしょう。

50歳から住宅ローンを借りた場合、返済するまでに何年必要?

50歳で住宅ローンを利用する際に注意するべきものの1つに、返済期間があります。


たとえば2,000万円の住宅ローンを同じ金利1.0%で利用した場合、返済期間によって毎月の返済金額や返済総額は異なります。

ローン返済期間毎月の返済金額返済総額
25年7万6,000円2,262万円
20年9万2,000円2,208万円
15年12万円2,155万円

返済期間が10年長くなると、毎月の返済額は4万4,000円、返済総額は107万円も多くなってしまいます。


一方で、50歳で住宅ローンを利用して75歳で完済する場合、定年後に住宅ローンが残り老後の家計を圧迫してしまう恐れがあるのです。


退職後の収支バランスをしっかりとシミュレーションしたうえで、借入金額を考える必要があると言えるでしょう。

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50歳前後で住宅ローンを借りる際のリスクとは?


50歳前後で、住宅ローンを利用する場合のリスクについて考えてみましょう。

  • 50歳の住宅ローン審査でチェックされるポイント
  • 50歳の人が住宅ローンで借り入れするリスク
  • 50歳の方が住宅ローン利用する時に頭に入れておくべきこと
住宅ローンでいくら借りれるか考えている50歳の人は、まず審査を通過できるかどうかを考えておくことが大切です。

審査が通過できなければマイホームを購入することができなくなります。

また、審査を通過した場合でも、50歳で利用する住宅ローンにはリスクがあるため、それぞれ覚えておいてくださいね。

50歳の方の住宅ローン審査でチェックされるポイント

50歳で住宅ローンを利用する際の審査では、特に3つのポイントを重視してチェックされています。

  • 住宅ローンの完済が何歳になるのか
  • 健康上、団体信用生命保険に加入できるかどうか
  • 年収と返済負担率
50代の住宅ローンは、完済時期の年齢が高くなればなるほど、審査が通りにくくなる可能性が高くなると考えておかなければなりません。

一般的に完済年齢は75歳程度となっており、50歳で住宅ローンを利用するなら25年の返済期間が最長期間であると考えておく必要があります。

返済期間を短くすると、毎月の返済金額が多くなってしまうため、年収から考えられる返済負担率は20%程度が理想ですが、設定が難しい場合は30%以内の返済負担率に抑えるようにしておきましょう。

50歳の方が住宅ローンを借りるリスクについて

50歳で住宅ローンを利用する場合、3つリスクについて気をつけておきましょう。

  1. 借入期間が短くなることで、毎月の返済額が増えてしまうリスク
  2. 定年後も住宅ローンが残り、老後資金の収支バランスが崩れるリスク
  3. 健康状態によって団体信用生命保険に加入できず住宅ローンを利用できないリスク
完済年齢が最長80歳まで可能な住宅ローンもあり、少しでも毎月の返済額を軽減することができますが、老後になってから長い返済は、毎月の生活に負担を与えてしまうリスクが考えられます。

原則65歳から始まる公的年金で生活をすることを考えると、収支バランスを重視した住宅ローンの返済額を決めることが大切です。

また50代は、がんや高血圧症など様々な健康リスクが高まる年代でもあるため、病気を発症すると団体信用生命保険に加入できず住宅ローンを利用できない可能性もあるので、住宅ローンを検討しているなら、健康にも留意しておきましょう。

50歳の方が住宅ローンを借りる際に頭に入れておくべきこと

50歳で住宅ローンを利用するとき、年齢上いくら借りれるかと気になる人も多くいますが、借入金額だけではなく5つのポイントについて考えておかなくてはなりません。

  1. 定年後の老後資金を計算しつつ、住宅ローンを検討する
  2. 頭金を多く準備して、借入金額を軽減する
  3. 老後に必要な貯蓄は残したうえで、準備できる頭金を検討する
  4. 毎月の返済額を含めた収支バランスを検討しつつ、借入期間は短くする
  5. 他の借入があれば、住宅ローンを利用する前に完済しておく
まだまだ現役世代である50代と、定年を迎えた老後では生活水準が変わる可能性があり、安定した老後生活を送るためには、住宅ローンの返済額や返済期間には十分気をつけなければなりません。

若い世代に比べて借入期間が短くなる50代は、購入物件の3分の1程度を目安とした頭金を準備しておいた方が、審査が通りやすくなり老後の生活にもゆとりが出ることでしょう。

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50歳の方が住宅ローンの審査に通るためのコツとその他重要な事項


50歳で住宅ローンを利用するためには、審査に通過することが大切です。


ここでは、審査に通るためのコツや、住宅ローンで覚えておくべきことを解説していきます。

  • 返済期間をできるだけ短く検討する
  • 信用情報に傷をつけない
  • 35年の住宅ローンは組めないと考えておく
  • 健康状態によっては団体信用生命保険に加入できない場合がある
  • 老後の収入が減ってしまうことも考慮して返済計画を立てる
住宅ローンの審査では、返済期間が大きく影響し、無事に完済できるかどうかが基準となっています。

そのため、金融事故を起こしたり老後生活の中で無理な返済計画とならないようにすることが大切です。

返済期間を出来るだけ短くする

借入期間の設定は、定年を迎える65歳までに完済できることが理想です。


50歳で住宅ローンを申し込むなら、借入期間が15年しかないため、短期間で返済することになります。


短期間で住宅ローンを利用するためには、以下のような方法があります。

  • 頭金を多く入れて、借入金額を少なくする
  • 毎月の返済額を多く設定する
  • 無理のない借入金額となる物件を購入する
「希望する物件に対して、住宅ローンでいくら借りれるか」ということよりも、「頭金を準備したうえで無理のない返済額でいくら借りれるか」という考え方が50代には必要だと言えるでしょう。

超高齢化社会となり、雇用延長などで70歳まで働ける環境もあり、70歳完済となる借入期間20年の住宅ローンを検討する50代の方も少なくありません。

しかし、健康状態によって働けなくなるリスクや、高齢によって思うような収入が得られなくなるリスクがあるため、返済期間はできるだけ短くしておいた方が安心だと言えるのです。

信用情報に傷がつかないようにする

審査が通る状態でなければ、住宅ローンでいくら借りれるかとどれだけ考えていても、ただの皮算用となってしまいます。


住宅ローンの審査に通過するためには、信用情報に傷がつかないようにしておくことが大切です。

  • 税金や公共料金などは口座引き落としを利用して、支払いを忘れないようにする
  • 携帯代やクレジットカードなどの支払いは、遅れないようにする
支払いが滞ってしまうと、金融事故としてブラックリストに名前が載ってしまう可能性があります。

一度ブラックリストに名前が載ってしまうと、完済してからも一定期間は信用情報が回復しません。

そのため、過去に金融事故を起こしていない人でも、住宅ローンを検討しているなら、信用情報に傷がつかないよう支払いには気をつけておきましょう。

35年ローンは組めないと考えておく

50歳で住宅ローンを利用する場合は、35年ローンは利用できないと考えておくべきでしょう。


フラット35など、35年の住宅ローンは借入金額を多くすることができますが、50歳で35年ローンを利用すると完済が85歳となり、現実的ではありません。


そのため多くの金融機関では、完済年齢を重視して住宅ローンの審査を行っているのです。


金融機関ごとに通過しやすい完済年齢の設定や、余裕のある返済計画を立てることで、住宅ローンの審査に通りやすくなります。

  • 定年または65歳までの借入期間にする
  • 返済負担率は20%~30%以内
50歳で住宅ローンを利用するなら、これらのことを頭に入れておかなければ、審査を通過しにくいと思っておくべきだと言えます。

健康状態によっては団体信用生命保険に加入できない可能性がある

住宅ローンを利用する際に必要となることが多い団体信用生命保険ですが、健康状態に不安があると加入できない恐れがあります。

  • 直近3年以内の病歴
  • 過去の病歴
  • 健康診断や人間ドックの結果
  • 身体障害の有無
  • 妊娠の有無
  • 投薬の有無
これらのように定められた内容に該当する場合は、団体信用生命保険に加入できない可能性があり、住宅ローンの審査が通らないことも考えておかなくてはなりません。

50代になると、持病や既往症で投薬治療を受けている人は多い傾向にあるため、服薬があるなら薬の種類や投薬量、投薬期間など、現状の健康状態を詳しく申告することが重要となります。

審査基準を低くしたワイド団体信用生命保険では、健康に不安がある人でも加入できる可能性がありますが、住宅ローンの金利が0.3%ほど高くなるデメリットがあります。

老後の収入減少も考慮した上で返済計画を立てる

ライフプランニングによって老後資金を計算すると、いかに収入が減ってしまうかということを知ることができます。


国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」では、50代以上の平均給与は60歳以上の高齢になると少なくなっていることがわかります。

年齢階層男性の平均年収女性の平均年収
50~54歳664万円328万円
55~59歳687万円316万円
60~64歳537万円262万円
65~69歳423万円216万円
70歳以上369万円210万円

年収の減少とともに、返済負担率が上がってしまい老後の収支バランスを大きく崩してしまう恐れがあります。


住宅ローンを検討する際は、働いて収入を得ている現時点だけでなく、老後の収支がどれくらいなのかをライフプランニングで知り、大きな負担とならない返済計画が必須となるのです。

50歳の方が住宅ローンを借りる際に気を付けること


50歳で住宅ローンを利用するときには、6つのポイントに気をつけておきましょう。

  • 大きな支出も含めていくら借りれるか考える
  • 退職金を利用して繰り上げ返済を検討する
  • 定年時に住宅ローンを完済する経済的に厳しくなる可能性が低くなる
  • 頭金は多めに準備しておく
  • 返済が厳しくなったらリバースモーゲージという選択肢もある
  • 住宅ローンはFPの無料相談窓口でプロへ相談することがおすすめ
同じ50代でも、人によって年収や貯蓄額、老後の生活資金や生活水準には違いがあります。

ここでは、住宅ローンを借りるときに注意するポイントを紹介していますが、どのように住宅ローンを決めたら良いのか悩んだときは、FPの無料相談窓口でプロへ相談するようにしましょう。

今後の大きな支出も考えていくら借りるかを考える

50代の人のライフプランニングでは、子供の結婚資金や孫の誕生など、大きな支出を必要とするライフイベントが考えられます。


大きな支出があると預貯金の減少に繋がり、子供への仕送りなど継続するような支出があると収支バランスを見直す必要があります。


将来の収支バランスは、ライフイベント表をもとに考えることがおすすめです。


50歳の時点で考えられる将来の収支バランスは、ライフイベント表を作成することで予測することができるので、無理のない住宅ローンの返済計画を立てることができます。

  • ライフイベント表から考えられる支出
  • 医療費など予期せぬ支出
これらの費用は預貯金や保険などで対応するなど、綿密に計算しながら無理のないように住宅ローンで借り入れすることが大切です。

退職金での繰り上げ返済も検討する

住宅ローンの返済中に定年を迎え、退職金が入るなら住宅ローンの繰り上げ返済も視野に入れるべきだと言えます。


また、住宅ローンでいくら借りれるか不安に感じているときは、あらかじめ繰り上げ返済を予定していた方が、住宅ローンの審査が通りやすいということもあるのです。


退職金を住宅ローン返済の一部に充てることで、退職後の返済額を軽減させることができます。


繰り上げ返済によって毎月の返済額が少なくなれば、収入が年金だけになっても老後の収支バランスが安定しやすくなるのです。


ただし、退職金を老後の生活資金として考えているなら、住宅ローンに充てる金額はどれくらいにするのかを早い段階で検討しておくべきだと言えるでしょう。

定年の年に完済できると経済的に厳しくなることは少ないと考えられる

住宅ローンを利用するなら、定年を迎えるまでに住宅ローンを完済しておく方が、老後の生活は厳しくなる可能性は少なくなります。


要件を満たしているすべての国民が受給できる老齢基礎年金ですが、日本年金機構「老齢基礎年金の受給要件・支給開始時期・年金額」によると、令和5年4月分から67歳以下の基礎年金額は79万5,000円となっています。


月額にすると6万6,250円となり、老齢基礎年金だけを受給しながら住宅ローンを支払う場合、経済的に厳しくなってしまうのです。


上乗せで支払われる厚生年金や、私的年金などがあった場合でも、老後の生活資金は現役世代に比べて収入が減ってしまうため、少しでも支出を減らすことが理想的だと言えます。

頭金を多めに用意しておくのがおすすめ

50歳の人は、住宅ローンでいくら借りれるか不安に思っているなら、頭金を多めに用意しておくことで審査に通過できる可能性が高くなります。


頭金が多ければ住宅ローンの借入金額も減り、毎月の返済額を軽減したり返済期間を短くすることができるのです。


一般的に、住宅ローンは定年までの収入がある間に完済するプランの方が審査に通りやすい傾向があるので、50歳で頭金が少ないと住宅ローンを利用できない可能性も考えられます。


頭金は住宅購入金額の10%~20%が必要と言われていますが、50歳なら最低でも20%以上の頭金を用意しておいた方が良いでしょう。


住宅ローンの審査も通りやすくなり、毎月の返済や老後の負担も軽くすることができる言えるのです。

返済が厳しくなった場合リバースモーゲージという選択肢も

住宅ローンの支払いが困難となった場合には、バースモーゲージという選択肢もあるので覚えておきましょう。


自宅を担保にして融資を受けることができるので、自宅を売却することなく住み続けることができるので、住宅ローンの返済ができず売却を検討しなければならないときにおすすめの制度です。


売却ではないので、自宅の所有権が変わることがなく、固定資産税は継続して支払う必要があるので注意しておきましょう。


また、利用した融資の返済は、借入れた人が死亡したときに売却されて借入金を返済することになる仕組みであるため、自宅を相続として遺族に残すことはできなくなります


一般的に借入できる金額は、住宅評価額の50%~60%と言われており、55歳から申し込みできる金融機関が多くあります。

FPの無料相談窓口で住宅ローンの相談をしよう

50歳で住宅ローンを利用するとき、悩みや心配を抱えることが多くあります。

  • 住宅ローンの返済期間は何年にするのがベストなのか
  • 退職金で繰り上げ返済するならどれくらいの金額が良いのか
  • 現在の年収で購入資金をいくら借りれるのか
  • 住宅ローンを利用したら老後の生活が不安
  • 頭金をどれくらい用意するべきなのかわからない
このような住宅ローンの悩みがあるなら、自分だけで解決せずにFPの無料相談窓口で専門家に住宅ローンの相談がおすすめです。

3,000人以上のFPと提携し、相談満足度が93%を超えるマネーキャリアなら、住宅購入資金について、詳しいアドバイスをしてもらうことができます。

豊富な経験を持つプロ目線で相談者の収支バランスを検討し、返済額や頭金など最適な住宅ローンを提案してもらえるので、ぜひ利用してみてください。

50歳に住宅ローンを借りて住宅購入した場合、合計でいくらかかる?計算してみた!


安心できる住宅ローンを選び、50歳で住宅ローンを利用した場合、借り入れた金額ごとに住宅取得金額の合計をシミュレーションしてみましょう。

  • 50歳で2,500万円を10年で完済【頭金なしの場合】
  • 50歳で2000万を10年完済【頭金500万の場合】
  • 50歳で1000万を10年完済【頭金1000万の場合】
  • 50歳で1000万を15年完済【頭金1000万の場合】

シミュレーションでは、価格.com住宅ローン返済額シミュレーションを使用し、借入金額と返済期間、頭金の有無でそれぞれ試算しているので、住宅ローン返済計画の参考にしてみてください。

50歳で2500万を10年完済【頭金なしの場合】

50歳で頭金はなく、2,500万円の住宅ローンを借入期間10年でシミュレーションしてみました。


なお、金利は年0.425%として、ボーナス返済は考慮していません。

費用金額
元金2,500万円
利息53万9,439円
諸費用48万8,600円
毎月の返済額21万2,829円
返済総額2,602万8,039円
住宅取得費用2,602万8,039円

2,500万円を10年の借入期間で設定すると、毎月の返済額は21万円を超えてしまいます


60歳の時点で住宅ローンは完済しますが、それまでに大きな支出があった場合は、預貯金などから捻出する必要性が高まってしまいます。


ライフプランニングで収支バランスを確認し、無理のない返済かどうかを判断してから住宅ローンを申し込む必要があります。

50歳で2000万を10年完済【頭金500万の場合】

50歳で500万円の頭金を用意した上で、住宅ローン2,000万円を借入した場合、10年の返済期間に設定すると住宅購入資金や毎月の支払額はどれくらいになるのかシミュレーションしてみました。


なお、金利は年0.425%として、ボーナス返済は考慮していません。

費用金額
元金2,000万円
利息43万1,551円
諸費用42万5,880円
毎月の返済額17万263円
返済総額2,085万7,431円
住宅取得費用2,585万7,431円
頭金の500万円を用意したことで借入額が減り、毎月の返済額を4万2,566円も軽減することができました。

また、頭金500万円を入れたため、頭金なしと比べると住宅取得費用は約17万円少なくなっています。

年間約51万円も返済額を軽減できる頭金の使いかたですが、一方で手元にある預貯金すべてを支払ってしまうことは危険です。

預貯金に余裕がなくなると、医療費などの出費に備えることができなくなるので、頭金として支出する金額は十分な検討をするようにしましょう。

50歳で1000万を10年完済【頭金1000万の場合】

50歳で1,000万円の頭金を用意し、10年の返済期間で住宅ローン1,000万円を借り入れした場合のシミュレーションをしてみます。


なお、金利は年0.425%として、ボーナス返済は考慮していません。

費用金額
元金1,000万円
利息21万5,776円
諸費用26万8,440円
毎月の返済額8万5,131円
返済総額1,048万4,216円
住宅取得費用2,048万4,216円

さらに頭金を増やして1,000万円にすると、500万円の頭金の場合と比べて、毎月の返済額は8万5,132が減り、約半分となることがわかりました。


返済総額となる住宅取得費用も、頭金なしと比べると約554万円頭金500万円と比べると約537万円の差が出ています。


頭金を多く用意することで、毎月の返済額だけでなく、住宅取得費用も大きく軽減させることができることを覚えておきましょう。

50歳で1000万を15年完済【頭金1000万の場合】

50歳で頭金を1,000万円用意し、住宅ローン1,000万円15年の返済期間で契約した場合、毎月の返済金額や住宅取得金額にどのような影響がでるのかをシミュレーションしてみました。


なお、金利は年0.425%として、ボーナス返済は考慮していません。

費用金額
元金1,000万円
利息32万3,907円
諸費用30万2,820円
毎月の返済額 5万7,355円
返済総額1,062万6,727円
住宅取得費用2,062万6,727円
返済期間を10年から15年に延ばすことで、毎月の返済額が2万7,776円に軽減することができ、65歳までの支払いも余裕のある金額と言えるでしょう。

ただし、住宅取得費用は、借入期間が長くなったことにより借入期間10年に比べて約14万ほど多くなってしまいます


住宅取得費用と毎月の返済費用は、頭金と借入期間が大きく影響するので、老後資金に不安が残らないような返済計画が必要です。

全体としては50歳で多くの住宅ローンが残っている人は少ない


国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」によると、令和4年度にマイホームを購入した人は、78.6%の人が住宅ローンを利用していました。


また、502人を対象としたマイナビニュース「50代、住宅ローンの残高はいくら?何歳で完済予定??」を見てみると、50代の住宅ローン残高は以下のようになっていました。

  1. 返済済み(47.1%)
  2. 500万円~1,000万円未満(15.9%)
  3. 500万円未満(10.5%)
  4. 1,000万円~1,500万円未満(8.4%)
  5. 1,500万円~2,000万円未満(7.2%)
50代のうち、全体としては約半数近くの人が住宅ローンを完済している人が多く、残高のある人でも1,000万円未満の人が多くなっています。

住宅ローンを50歳でも完済するために繰り上げ返済の利用を検討しよう

住宅ローンの支払いが50歳以降も残るなら、資金が確保できたら繰り上げ返済を行うことで、50歳までに住宅ローンを完済することができます。


繰り上げ返済には2つの種類があるので、ぜひ覚えておいてください。

  • 期間短縮型:繰り上げ返済した金額に応じて返済期間が短縮される
  • 返済額軽減型:繰り上げした返済金額に応じて毎月の返済額が軽減される
ライフプランに合わせて繰り上げ返済の方法を検討する必要がありますが、50歳までに住宅ローンを完済したい人には、期間短縮型がおすすめです。

返済期間が短縮されることによって、本来の支払期間中に支払う利息は少なくなるので、少しもでお得に完済できるメリットがあります。

すでに50歳までに完済できる住宅ローンでも、利息を少しでも軽減したいなら、期間短縮型には劣りますが返済額軽減型なら、設定している返済期間中の支払い利息を軽減することができます。

繰り上げ返済によって老後資金が少なくなることは頭に入れておこう

繰り上げ返済には、手数料が必要となったり、返済額の最低金額などが設定されています。


一般的に、最低100万円から繰り上げ返済ができる住宅ローンが多く、まとまった資金が手元にあるなら、検討の余地があると言えるでしょう。


しかし、50代になると老後資金も考えなければなりません。


そのため、手元にある資金すべてを繰り上げ返済に充当してしまうことは避けるべきです。


予定している老後資金を切り崩して繰り上げ返済したあと、老後資金がなくなってしまっては本末転倒ですよね。

  • 新たに老後資金を準備できるまでの期間はどれくらいか
  • 繰り上げ返済をしても老後資金に影響が出ないか

これらをよく考えたうえで、住宅ローンの繰り上げ返済を検討しましょう。

まとめ:50歳前後では住宅ローンはいくら借りれる?

50歳前後になって住宅購入を考えたとき、住宅ローンを利用することは可能です。


若い年齢層の人のように35年ローンは難しいですが、10~15年など定年退職や年金開始までに完済できる予定があるなら、住宅ローンでいくら借りれるか確認してみましょう。


年収や返済期間、借入金額による審査だけでなく、50歳になると団体信用生命保険加入のために健康状態も大きく影響します。


また、50歳前後の住宅ローン検討時には、気をつけておきたいポイントが多くあるので、判断が難しいことがあれば、FPの無料相談で専門家の意見を参考にすることをおすすめします。