- 医療保険とがん保険の組み合わせに悩む方
- おすすめの方法を知りたい方
- 医療保険とがん保険は組み合わせるのがおすすめ
- がんは2人に1人はかかると言われている
- ただし、保障範囲が被らないように注意
- 保険の見直しはマネーキャリアの無料相談がおすすめ!
- 相談満足度は98.6%でオンラインから可能!
医療保険とがん保険は、組み合わせるのがおすすめです。がんは罹患率・再発率ともに高いので、保障を手厚くしておいたほうが安心できます。ただし、組み合わせる際は注意点もあります。医療保険とがん保険の組み合わせに悩む方は、ご確認ください。
この記事の目次
- 【医療保険とがん保険の給付金】おすすめの組み合わせは?
- 医療保険とがん保険を組み合わせるのはおすすめ?
- 休業時の生活費はがん保険の診断給付金で
- 入院治療なら医療保険の入院給付金で
- 通院治療はがん保険の通院給付金で
- 医療保険にがん保険を組み合わせる理由は?
- がんの罹患率や再発率が高いから
- 経済的負担に診断給付金が有効だから
- 女性特約を付加できるから
- 医療保険のがん特約にはさまざまな制限があるから
- 先進医療特約によって先進医療にかかる費用を軽減できるから
- 医療保険とがん保険はどちらを優先したらよい?
- 医療保険とがん保険を組み合わせるときの注意点
- 補償範囲が重複する可能性がある
- 保険料が割高になる
- 医療保険とがん保険を組み合わせるときの確認事項
- 保障内容は適切か
- 保障内容が重複していないか
- 支払い基準は厳しくないか
- 保障内容はがん保険と医療保険でどう違う?
- まとめ:医療保険とがん保険を組み合わせるのはおすすめ?FPが解説
【医療保険とがん保険の給付金】おすすめの組み合わせは?
医療保険とがん保険のおすすめの組み合わせは、下記のとおりです。
- 診断給付金:100万円
- 入院給付金:日額5,000円程度
- 通院給付金:数万円
医療保険とがん保険の大きな違いは、「保証ががんに特化しているか」どうかです。
医療保険とは、病気やケガをしたときに保障される保険。
契約内容によって異なりますが、一般的には治療を受けて入院や手術を受けた際に、給付金が支払われます。
一方のがん保険とは、がんであると診断されたときや、がん入院・通院などに限定して保障される保険。
がん保険はがんしか対象にならないので、医療保険のほうが保障される範囲が広くなります。
2つの保険の特性を把握しておくことで、上手に活用することが期待できますよ。
また、がん保険と医療保険を検討している人は、マネーキャリアに相談するのがおすすめです。
どんな保険があなたにあっているか、プロが提案してくれます。
そもそもがん保険が不要か必要か詳しく検討したいという方は以下の記事も参考にしてみてください。
医療保険とがん保険を組み合わせるのはおすすめ?
医療保険とがん保険を組み合わせるのは、おすすめなのか。
結論、おすすめできます。
その理由を以下の観点から解説します。
- 休業時の生活費はがん保険の診断給付金で
- 入院治療なら医療保険の入院給付金で
- 通院治療はがん保険の通院給付金で
休業時の生活費はがん保険の診断給付金で
がん保険の診断給付金とは、その名のとおり、がんであると医師から診断されたときに支給される一時金のことです。
支給されたお金は治療費に限定されず、生活費や居住費に充てることも可能。
金額は契約内容に応じて異なりますが、50~200万円などのまとまったお金を受け取ることができます。
例として、がんの治療で半年間、働けなくなったときのケースを考えてみましょう。
会社員の方などは就業できない状態になり、一定の基準を満たすと「傷病手当金(1日あたりの給与の3分の2程度の金額)」を申請できます。
仮に年収600万円の会社員が半年間就業できない場合の支給金額は、下記のとおりです。
600万円÷12か月×3分の2≒11,110円
11,110円×180日(6か月)≒199万円
なお、上記の金額には臨時収入や月々の変動分は反映していないため、あくまでも目安としてお考えください。
通常通り働けていれば、半年間で300万円の収入があった計算となります。
よって、差額の100万円程度が保険から支給されると、ある程度はカバーできると考えられます。
また、がん保険料に不安のある人は、保証を一時期のみにして安く抑えることも検討しておきましょう。
入院治療なら医療保険の入院給付金で
入院給付金とは、入院をした場合に支給されるお金のことです。
事前に契約していた日数の金額を受け取れるのが一般的ですが、契約内容によって異なります。
入院給付金は、保障される金額が多いほど保険料の負担が大きくなることに注意しておきましょう。
ちなみに、生命保険文化センターの「1日あたりの入院費用(自己負担額)はどれくらい?」の調査によると、1日あたりの入院費の平均は2.1万円。
しかし、割合としては1万円~1万5,000円未満が最も多かったので、1日1万円あたりあれば十分でしょう。
また、1ヵ月あたりの医療費の上限額を超えた場合は、高額療養費制度で超えた分の金額を受け取れることも考慮して補償額を決めるのがおすすめ。
家計の負担を抑えるためにも、入院日額は5,000円程度がおすすめです。
がんの入院給付金が必要かどうか気になる人は、加入する前に知っておきたい落とし穴も参考にしてみてください。
通院治療はがん保険の通院給付金で
近年は医療技術も発展し、通院でがん治療を行うケースも増えてきました。
手術の場合は入院が必要ですが、放射線治療や化学療法は通院で可能な場合もあり、最近では入院よりも外来で治療するほうが上回っています。
厚生労働省の令和2年患者調査の概況によると、がんの入院・外来では以下のような差がありました。
入院総数 | 外来総数 |
---|---|
126.7 | 247.0 |
上記のことからも、がんの通院保証の必要性は高くなっていますので検討しておくようにしましょう。
また、がんの1回あたりの通院費の自己負担額は、部位や治療方法によっても変わりますが、およそ10,000~18,000円前後。
治療が長引くほど通院費も高額となるため、医療保険だけではなく、数万円程度はがん保険の通院給付金があると安心です。
がん保険を検討している人は、マネーキャリアにご相談ください。
マネーキャリアなら、家計の状況や病歴に合わせた適切な保険を提案します。
医療保険にがん保険を組み合わせる理由は?
医療保険は、さまざまな病気に加えてケガも保障されますが、がん保険はがんのみが対象です。
医療保険にがん保険を組み合わせる理由にはどんなものがあるのでしょうか。
その理由を、下記の5点に沿って解説します。
- がんの罹患率や再発率が高いから
- 経済的負担に診断給付金が有効だから
- 女性特約を付加できるから
- 医療保険のがん特約にはさまざまな制限があるから
- 先進医療特約によって先進医療にかかる費用を軽減できるから
がんの罹患率や再発率が高いから
がんは罹患率が高い病気だと言われています。
がんの各年齢ごとに今後かかる確率は以下のようになっています。
男性
女性
また、国立がん研究センターの情報によると、生涯でがんだと診断される確率は次のとおりでした。(2021年のデータ)
- 男性:65.5%
- 女性:51.2%
男女ともに、およそ2人に1人以上は、生涯のうちにがんに罹患する可能性があることがわかります。
がんは再発するリスクが高い点や発見後、すでに別の場所に転移している恐れもある病気です。
罹患率や再発率が高い病気だからこそ、がんに特化した保障を別でつけておくのは珍しいことではないことがわかります。
経済的負担に診断給付金が有効だから
診断給付金とは、がんと診断されたときに一時金を受け取れる給付金のことです。
支給される金額は契約内容によりますが、50万円や100万円など、ある程度のまとまったお金を受け取れます。
例として、診断給付金が役立つシーンは、以下のものがあります。
- 足りない治療費
- 仕事に復帰できない際の生活費
- 病院への交通費など
とくに子どもがいる家庭などは、一家の大黒柱が働けないとなると、不安が大きくなるものです。
診断給付金があれば、金銭的にも精神的にも負担を軽減してくれます。
女性特約を付加できるから
女性特約とは、女性特有のがんに罹患した際に保障を受けられる保険です。
下記のような、女性の器官に関わるがんになった場合は、通常の保険に上乗せして支給されます。
- 乳がん
- 子宮体がん
- 子宮頸がん
- 卵巣がん
- 子宮肉腫など
なかでも、乳がんや子宮頸がんは若い女性でもかかりやすく、20歳代で発症するケースも珍しくありません。
若いから関係ないと思うのではなく、早めに備えておくことがおすすめ。
また、乳がんは女性がもっとも罹患しやすいがんなので、保証を検討しておくようにしましょう。
さらに、がん保険の女性特約が必要かどうか考える際に見るべきポイントを確認しておくと安心です。
医療保険のがん特約にはさまざまな制限があるから
医療保険のなかには「がん特約」として、がんに備えられるタイプもあります。
医療保険のがん特約と、がん保険にはどのような違いがあるのでしょうか。
比較してみると、以下のような違いがありました。
医療保険+ がん特約 | がん保険 | |
---|---|---|
保障範囲 | 病気やケガ (がんを含む) | がんのみ |
入院給付 | 病気やケガ
(がんを含む) | がんのみ |
上限日数 | 上限日数あり | 制限なし |
がん診断給付金 | 一時金あり ※がん保険よりは少なめ | 一時金あり |
保険料 | がん保険よりは割安 | がん特約よりは割高 |
先進医療特約 | 先進医療特約を 付加すれば対象 | がんの先進医療を保障 |
医療保険のがん特約とがん保険の大きな違いは、入院した際の限度日数です。
医療保険のがん特約は、上限日数を超えて入院した分は保障の対象外となります。
また、がん保険のほうががんに対する保障の選択肢は多いので、がんに限って言えば、手厚くカバーできるのはがん保険です。
それぞれの特徴を踏まえて、医療保険にがん特約を付加するだけにしておくか、がん保険にも加入するか検討することをおすすめします。
先進医療特約によって先進医療にかかる費用を軽減できるから
先進医療を受けた際にかかった実費などを、上限金額内で保障する保険を先進医療特約といいます。
先進医療は、がんや関節リウマチ、家族性アルツハイマー病などで利用されるケースがあります。
しかし、技術料のなかには数百万円かかる治療もあり、全額自己負担なのがポイント。
費用は高額ですが、がん保険の先進医療特約を利用すれば負担を軽減することが期待できます。
そのため、高額だからと諦めず、がん治療に対する選択肢を増やしやすくなるのが先進医療特約のメリットです。
がん保険や医療保険を比較したい人は、マネーキャリアがおすすめです。
マネーキャリアならあなたにあった保険を、FPが比較し提案してくれますよ。
医療保険とがん保険はどちらを優先したらよい?
医療保険とがん保険を組み合わせることなく、どちらかだけと考えるならば、医療保険を優先するのがおすすめです。
なぜなら、がんの保障のみのがん保険に対して、医療保険のほうが保障される範囲が広いからです。
ただし、医療保険は入院時の保障がメインとされるケースも多く、もしもガンの治療を通院しながら行う場合は、対応しきれない可能性もあります。
そのため、医療保険で対応しきれない部分をがん保険でカバーするのが、もっともおすすめの組み合わせ方です。
ただし、家計の負担などを考慮すると、医療保険だけを充実させるのも選択肢の一つです。
医療保険とがん保険を組み合わせるときの注意点
- 補償範囲が重複する可能性がある
- 保険料が割高になる
補償範囲が重複する可能性がある
医療保険とがん保険を組み合わせると、保障される範囲が重複する可能性があります。
仮に重複しても、その分の給付金は受け取れるので、一概に損をしているとは言い切れません。
しかし、多くの金額が支給されるものの、2つ分の保険を掛けていることで、保険料の負担が大きくなってしまう点に注意しておきましょう。
保障範囲が被らないよう、医療保険とがん保険を組み合わせる際は、内容をよく確認しておくことが大切です。
保険料が割高になる
上記でも説明しましたが、2つ分の保険に掛けているため保険料が割高となります。
また、保険料は年齢を重ねるにつれて上がっていくため、年々負担は増えていくので注意が必要です。
保険料が高いと感じるのであれば、保険について見直す良い機会だといえます。
保険の見直しでお悩みなら、マネーキャリアへの相談がおすすめです。
マネーキャリアの相談は何度でも無料で、保険の見直しをプロに頼むことが可能。
ぜひこの機会に、マネーキャリアで保険を見直しましょう。
医療保険とがん保険を組み合わせるときの確認事項
- 保障内容は適切か
- 保障内容が重複していないか
- 支払い基準は厳しくないか
保障内容は適切か
医療保険とがん保険を組み合わせる際は、保障内容を確認しておきましょう。
保障内容が広すぎると一般的に保険料は割高となるので、家計を圧迫してしまいがちです。
反対に、範囲が狭すぎると保険料は抑えられるかもしれませんが、いざというときに満足のいく保障を受けられないかもしれません。
一昔前までは「がんは入院して治療するもの」と考えられていましたが、最近では医療技術の進歩にともない通院でのがん治療も多くなってきました。
がんの治療や費用について情報収集を行い、正しく理解しておくことが医療保険とがん保険を上手に組み合わせる方法です。
保障内容が重複していないか
医療保険とがん保険を組み合わせることで、保障内容が重複する可能性もあります。
重複していると、保障は高くなるものの保険料は高額となってしまいがちなのが難点。
2つの保険を組み合わせる際は、以下の保証内容が重複していないか注意しておきましょう。
- 医療保険での入院給付金がある際は、がん保険ではつける必要があるかどうか
- 医療保険で手術給付金がある際、がん保険で重複していないか
重複を避けるためには、医療保険とがん保険のそれぞれの特徴・保障範囲を確認しておくことが重要です。
また、がんに対する保障は薄くなってしまいますが、医療保険でがん特約をつけるのも方法の一つ。
傷病手当金や高額療養費制度も、チェックしておくようにしましょう。
支払い基準は厳しくないか
がん保険の支払い基準は、さまざまです。
一般的にがん保険には、90日間の免責期間があります。
免責期間とは保証を受けられない期間で、その間にがんであると診察を受けてもお金は支給されることはありません。
そのため、がん保険の加入を考える際は、免責期間や支払い基準を考慮して準備しておくことがおすすめ。
また、免責期間中は保障を受けることはできませんが、保険料は支払う必要があります。
費用の準備も忘れずにしておきましょう。
がん保険の保険料について詳しく知りたい人は、マネーキャリアに相談するのがおすすめです。
マネーキャリアならあなたの年齢・病歴を考慮した最適な保険を提案できます。
保障内容はがん保険と医療保険でどう違う?
がん保険と医療保険の保障される範囲を表にまとめたので、整理しておきましょう。
医療保険 | がん保険 | |
---|---|---|
対象 | 病気・ケガ | がん |
保障内容 | 手術 入院 先進医療など | 診断 通院 手術 入院 先進医療など |
免責期間 | なし | あり (一般的には90日) |
1回の入院の 支払い限度日数 | あり (60日・120日など) | なし |
上記はあくまでも目安で、契約によっては制限の有無が変わる場合があるので、ご注意ください。
保険料はがん保険のほうが、医療保険より低めなケースがほとんど。
医療保険のほうが割高な傾向はありますが、保険の対象となる範囲は広いのが特徴です。
また、がん保険には90日間の免責期間が設けられているのが一般的です。
がんと診断を受けてから加入するのは難しい可能性が高いので、注意しておきましょう。
医療保険とがん保険で悩んでいる人は、まずはマネーキャリアにご相談ください。
お金のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)が、あなたにあった保険を提案いたします。
まとめ:医療保険とがん保険を組み合わせるのはおすすめ?FPが解説
医療保険とがん保険を組み合わせるのはおすすめなのか、について解説しました。
本記事をまとめると、下記のとおりです。
- 医療保険とがん保険を組み合わせると、がんに対する保障を手厚くできる
- がんは生涯のうち、2人に1人はかかると言われている
- 保障の範囲が被らないように注意
- 医療保険でカバーできない点を、がん保険で補うのがおすすめ