
「10歳からでも学資保険に入れる?」
「10歳の子どもに学資保険は必要?」
とお悩みではないでしょうか。
結論、10歳からでも加入できる学資保険はあります。
ただし、選択肢が少ないことや保険料が高くなることなどのデメリットもある点に注意が必要です。
この記事では、10歳から加入できる学資保険の特徴や、メリット・デメリットについて詳しく解説します。
また、10歳からの学資保険選びのコツや、代替となる教育資金の貯め方についても紹介していきます。
内容をまとめると
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この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!」
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この記事の目次
学資保険は10歳から加入できるが選択肢が少ない
学資保険は10歳から加入できる商品もありますが、選択肢は限られています。
学資保険は、親が子どもの教育費を貯蓄するために加入する保険で、その多くは0歳から小学校入学前までの子どもを対象としているため、10歳児向けの商品は比較的少なくなっています。
とはいえ、一部の保険会社では10歳以上の子どもでも加入できる学資保険を提供しているため必ずしも加入できないわけではありません。
ただし、10歳から加入できたとしても、運用期間や保険料の面でデメリットが生じる場合があるため、他の保険で運用した場合との利益を比較することが大切です。
10歳から入れる学資保険のメリットとは
10歳から学資保険に加入するメリットは以下のとおりです。
- 払込免除特約が受けられる
- 将来の教育資金を貯蓄することができる
払込免除特約が受けられる
メリットの一つは、払込免除特約が受けられる可能性があることです。
払込免除特約とは、保険会社が定める一定の状態になったときに以後の保険料は払わなくて良くなる特約です。
学資保険は、契約者が以下の3つに該当したときに払込免除特約が適用されます。
- 死亡したとき
- 高度障害になったとき
- 身体障害状態になったとき
将来の教育資金を貯蓄可能
2つ目のメリットは、将来の教育資金を貯蓄することが可能なことです。
学資保険に加入することで、毎月決まった保険料が自動で引き落としとなるため、強制的に貯めることができます。
また、契約者が万が一の場合でも、保険料の払込が免除され、満期時には予定通りの学資金を受け取ることができるため、保障制度が整っていることも特徴の一つです。
保障機能により、教育資金の積立と同時に、家計へのリスク対策も可能となります。
このように、学資保険は保障と貯蓄の両立を実現できるため、将来の教育資金を確実に準備したい方にとって有効な手段と言えるでしょう。
10歳から入れる学資保険のデメリットとは
- 月々の保険料が高くなる
- 返戻率が低くなり元本割れの可能性が高くなる
月々の保険料が高くなる
10歳から学資保険に加入すると、満期までの期間が短くなるため、月々の保険料が高くなる傾向があります。
これは、同じ満期保険金を得るために、短期間で保険料を積み立てる必要があるためです。
例えば、0歳から加入する場合と比べると、月々の保険料は2倍以上になることも珍しくありません。
家計への負担が大きくなる可能性があるため、10歳になって学資保険加入を検討するときは、高い保険料を毎月払い続けることができるかが重要です。
元本割れの可能性が高くなる
学資保険は、加入年齢が高くなるほど、払い込んだ保険料の総額に対して受け取る保険金の割合(返戻率)が低くなります。
そのため、10歳から加入すると、元本割れのリスクが高くなる可能性があります。
特に、中途解約した場合は元本割れの可能性がさらに高くなります。
また、運用期間が短いため、複利効果による資金の増加も期待しにくくなります。
10歳から学資保険に入る際の選び方のコツを紹介!返戻率を上げるための注目ポイント
10歳から学資保険に入る際の選び方のコツは以下のとおりです。
- 払込方法が短期や年払いのものを選ぶ
- 祝金がない型を選ぶ
払込方法が短期や年払いのものを選ぶ
返戻率を上げるためには、払込期間が短いものや、年払いの商品を選ぶことがおすすめです。
これにより、保険料の総額を抑えつつ、満期保険金を確保することができます。
保険料の支払い期間には、以下の3つがあります。
- 全期払い…保険期間中払い続ける
- 短期払い…保険料の払込期間を一定期間で終わらせる
- 一括払い…契約時に全額まとめて払う
祝金がない型を選ぶ
コツ2つ目は、祝金がない型を選ぶことです。
学資保険には、満期になったら一括で受け取れる「満期金」と、中学校や高校の入学のタイミングで受け取れる「祝金」があります。
祝金のない学資保険を選ぶことで、満期保険金をより多く受け取ることができます。
10歳からの加入の場合、小学校や中学校の入学祝金はすでに必要ないため、これらを省いた商品を選ぶことで返戻率を上げることができます。
また、祝金がないタイプの方が保険料が安くなる傾向があるので、月々の負担も軽減できる可能性があります。
ただし、高校や大学入学時の祝金が必要かどうかは、家庭の状況に応じて判断する必要があります。
10歳で学資保険に入っていない場合の教育資金の貯め方
10歳で学資保険に入っていない場合の教育資金の貯め方は以下のとおりです。
- 低解約返戻金型終身保険
- 個人年金保険
- 外貨建て終身保険
- 積立NISA・新NISA
低解約返戻金型終身保険
1つ目は、低解約返戻金型終身保険に加入することです。
低解約返戻金型終身保険とは、保険料を支払っている間の解約返戻金を通常の終身保険より抑える代わりに、保険料を安くした終身保険です。
低解約返戻金型終身保険には以下のようなメリットがあります。
- 被保険者である親が死亡したとき、死亡保険金として子どもに教育資金を残せる
- 必要な金額に達したときに解約返戻金を受け取ることも可能
ただし、保険料の支払いが終われば、通常の終身保険と同様の解約返戻金となる点には注意が必要です。
個人年金保険
2つ目は、個人年金保険に加入することです。
個人年金保険は、定期的に保険料を支払い、契約満期後に年金形式で給付金を受け取る仕組みとなっています。
個人年金保険には以下のようなメリットがあります。
- 生命保険料控除が利用できる場合があり、節税効果が期待できる
- 使途が教育資金に限定されず、柔軟に活用できる
外貨建て終身保険
3つ目は外貨建て個人保険に加入することです。
外貨建て終身保険は、外貨で運用されるため、為替変動による資産価値の増減が特徴であり、一生涯の保障を得つつ、解約返戻金を教育資金として活用できます。
外貨建て終身保険のメリットは以下のとおりです。
- 外貨の利率が日本円よりも高い場合、効率的に資産を増やせる
- 契約時に複数の外貨通貨から選べるため、リスク分散が可能
積立NISA・新NISA
4つ目は、新NISAを利用することです。
新NISAは、年間120万円まで非課税で投資でき、最長20年間非課税で運用できるので、長期的な資産形成に適しています。
学資保険と比べて、運用次第でより高い収益を期待できる可能性があります。
ただし、投資リスクがあるため、子どもの進学時期に合わせて徐々にリスクを下げていくことが重要です。
口座開設は簡単にできるため、学資保険に入れなかった場合の代替手段として、新NISAは検討する価値があるでしょう。
10歳からの学資保険で迷ったらマネーキャリアに無料相談【まとめ】
10歳から入れる学資保険をテーマに解説してきました。
この記事の重要なポイントを以下にまとめました。
- 学資保険は10歳から加入できるが選択肢が少ない
- 10歳からの学資保険は保険期間が短いので、返戻率が低くなり元本割れのリスクがある
- 10歳から学資保険に加入するなら、払い込期間を短くしたり祝い金がないものを選ぶ
- 低解約返戻金型終身保険や積立NISAを利用して、教育資金を積み立てる方法がある
- 時間や場所を選ばずオンラインで相談可能
- 保険料を抑えたコスパの良い貯蓄型保険を提案してもらえる
- 相談実績100,000件以上で安心して相談できる
1.払込免除特約が受けられること
2.将来の教育資金を貯蓄可能なこと
1.保険料が高くなること
2.元本割れの可能性が高くなること