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新NISAを始めたいんですが、毎月いくら積み立てるのがおすすめでしょうか?世間のみんなはいくら積立しているんでしょう…?
井村FP

金融庁のデータからNISAの平均積立額を算出すると、全体で毎月約6万5千円ほど積立をしていることがわかります。

▼新NISAの毎月の積立額平均(年代別)

全体10代 20代 30代 40代50代60代70代
平均積立額(円)64,91625,28336,08263,67570,31072,79680,28068,485

※参照:NISA口座利用状況|金融庁

井村FP

ただし、自分に合った積立金額は、収入状況やいつまでにいくら貯めたいかによって異なるため、シミュレーションしておくのが安心です!

これらは、マネーキャリアの『NISA相談窓口』で簡単に診断でしてもらえます。

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新NISA・つみたてNISAの相談窓口おすすめ4選!後悔しない選び方も解説

この記事の監修者「井村 那奈」

この記事の監修者 井村 那奈 フィナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。
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この記事の目次

新NISAで毎月いくら積み立てている?年代別の平均積立額を調査

新NISAで毎月いくら積み立てているか年代別の平均積立額を調査しました。


まずはじめに、金融庁のデータから算出すると、全年代の平均積立額は64,916円でした。


また、年代別の平均積立額は以下のとおりです。


▼新NISAの毎月の積立額平均(年代別)


全体10代 20代 30代 40代50代60代70代
平均積立額64,916円25,283円36,082円63,675円70,310円72,796円80,280円68,485円
※2025年6月末時点

※参照:NISA口座利用状況|金融庁

意外と平均積立額って大きいんですね!

自分は毎月こんなに積立できるか不安になります…

井村FP

生活費から月々6万円ほどを捻出するのってハードルが高いですよね。

でもこれはあくまで平均額なので、自分に合った積立額を考えるのが大切ですよ。

そうなんですね。ちょっとほっとしました。

でも、自分の場合いくら積立しようか迷います。どう決めたらいいのかもわからなくて。

井村FP

「いつまでにいくら積立したいのか」や、現在の収入、今後のライフイベントなどを踏まえてシミュレーションしたうえで判断する必要があります。


これらはマネーキャリアの『NISA相談窓口』で無料で診断できますよ。


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新NISAは毎月いくら積み立てるのがおすすめ?【年代別に紹介】

結論、新NISAで毎月いくら積み立てるのがおすすめなのか、年代別にまとめたものはこちらです。
  • 20代:月2.7万円
  • 30代:月3.5万円
  • 40代:月4万円
  • 50代:月4万円~
※将来の運用成果や無理のない積立を保証するものではありません。

これらは、各年代の平均収入(※全年齢平均給与額|国土交通省)の約10%を目安に算出しています。


この章では、それぞれの年齢からおすすめする積立額で積立をした場合の運用益をシミュレーションしていくので、ぜひ参考にしてください。

井村FP

自分に合った積立額がいくらかは、年齢や目標金額、資金が必要になるまでの期間、今後の収支などによって異なります。


必ずネットの情報だけではなく、自分自身に合わせたシミュレーションをしたうえで積立額を決めましょう。


マネーキャリアの『NISA無料相談窓口』なら、プロ(FP)が個別にシミュレーションを作成し、ベストな積立額を診断可能です。


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20代:月2.7万円

20代は毎月2.7万円の積立がおすすめです。

これは、20代の平均月収約273,735円の10%として算出しています。


ただし、働き始めたばかりの新社会人や月収が少なく余剰資金があまりない場合は、資金不足に陥る可能性があるため月に1万円からの小額投資に抑えましょう。


以下は、20歳から40歳までの20年間、毎月2.5万円(年利5%)で運用した場合の運用益シミュレーションです。



元本運用益元本+運用益
25歳150万円20万円170万円
30歳300万円86万円386万円
35歳450万円212万円662万円
40歳600万円415万円1015万円

※参照:つみたてシミュレーター|金融庁


一人暮らしか実家暮らしかでも、出費額や貯金に回せる金額は変わるため、自分にとって無理のない金額を選択しましょう。

井村FP

20代のうちから積立を始めておくことで、将来的に大きく資産が増える可能性があります。


ただし、積立額はもちろん、商品の選び方や資産配分、リスクの取り方などは自分自身の収支や今後のライフプランに合わせて慎重に決めましょう。


マネーキャリアの「NISA無料相談窓口」なら、これらを専門家(FP)にオンライン×無料で個別相談できます。


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30代:月3.5万円

30代は毎月3.5万円の積立がおすすめです。

これは、30代の平均月収約345,195円の10%として算出しています。


30代になると、仕事や生活が安定し、余裕資産が増える人も多いです。

一方で、30代は結婚や出産、住宅や車の購入など様々なライフイベントが発生する時期でもあります。


そのため、大きな出費も計算に入れて積立額を設定しましょう。


以下は、30歳から50歳までの20年間、毎月3.5万円(年利5%)で運用した場合の運用益シミュレーションです。



元本運用益元本+運用益
35歳210万円27万円237万円
40歳420万円120万円540万円
45歳630万円297万円927万円
50歳840万円580万円1420万円
※参照:つみたてシミュレーター|金融庁

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30代は結婚・出産・車や住宅の購入などライフイベントごとの大きな出費が重なりやすく、数年後に使いたいお金と投資に回すべきお金をしっかりわける計画が大切です。


無理のない積立金額や投資計画で迷ったら、マネーキャリアの『NISA無料相談窓口』でプロ(FP)に相談しましょう。


ライフプランの作成や、資産運用計画、家計改善、NISAの始め方・商品の選び方・運用方法までまるっと相談できます。


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40代:月4万円

40代は毎月4万円の積立がおすすめです。
これは、40代の平均月収約392,105円の10%として算出しています。


40代は、30代に比べて余裕資金が増えるため、毎月の積立額を増やし、資金に余裕がある場合は成長投資枠にも挑戦しましょう。


ただし、数年後に必要なお金を全て投資に回してしまうと資金ショートに陥るため、あらかじめ投資による貯蓄は何のお金として貯めたいのかを明確にしておくことが大切です。


以下は、40歳から60歳までの20年間、毎月4万円(年利5%)で運用した場合の運用益シミュレーションです。



元本(万円)運用益(万円)元本+運用益(万円)
45歳240万円31万円271万円
50歳480万円137万円617万円
55歳720万円339万円1059万円
60歳960万円663万円1623万円
※参照:つみたてシミュレーター|金融庁

井村FP

40代は収入も安定し、20代や30代に比べて余裕資金が増加する傾向がありますが、教育資金や住宅購入などと重なりやすい時期でもあります。


家計をしっかり管理しライフイベントごとの支出を踏まえてシミュレーションをしてから積立額を決めると安心です。


マネーキャリアの『NISA無料相談窓口』なら、プロ(FP)が無料でシミュレーションを作成し、あなたの家計に合った積立額を診断可能です。


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50代:月4万円以上

50代は毎月4万円~の積立がおすすめです。

これは、50代の平均月収約399,775円の10%として算出しています。 


50代は、子育てや仕事が一段落着き、収入がピークを迎える方も多い年代です。

生活防衛資金を確保したうえで、余裕がある人は4万円以上の積立をしても良いでしょう。


また、「50代から新NISAを始めるのは遅くないか」と不安を感じる方もいますが、40~50代は老後に向けて投資を開始する方が多い年代でもあります。


以下は、50歳から70歳までの20年間、毎月4万円(年利5%)で運用した場合の運用益シミュレーションです。



元本(万円)運用益(万円)元本+運用益(万円)
45歳240万円31万円271万円
50歳480万円137万円617万円
55歳720万円339万円1059万円
60歳960万円663万円1623万円
※参照:つみたてシミュレーター|金融庁
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50代から投資を始める人は少なくありません。

しかし、定年まで残り10~15年となるため、今からNISAを始めるなら積立額の設定はもちろん、商品の選び方や運用計画などにも注意が必要です。


そこで、マネーキャリアの『NISA無料相談窓口』では、積立金額にとどまらず、NISAの運用プラン、その他資産運用や老後資金など、50代に特化したお金にまつわる相談を無料でお受けしております。


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新NISAで毎月いくら積立するか迷ったらFPに無料相談がおすすめ

NISAで毎月いくら積み立てるか迷った時に相談先


新NISAの積立設定額に迷われた際は、ファイナンシャルプランナー(FP)の無料相談を活用するのがおすすめです。


FPにご相談いただければ、目標金額や貯蓄の目的に合わせ、ゴールから逆算した最適な積立額の提案を受けられます。


さらに、現在の家計収支や将来のライフイベントを織り込んだシミュレーションを行うため、生活を圧迫することなく、長期的に続けられる無理のないプランを設計することも可能です。

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自己判断による「積立不足」や「家計の破綻」といった失敗リスクを回避し、銘柄選びや運用戦略までトータルでサポートできるのが専門家の強み!


将来を見据えた失敗のない資産形成のために、ぜひプロの知見をお役立てください。

FP相談って何するの?

気になる方は相談事例をチェック!

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事例のように、家計状況や将来の目標は人それぞれ。


だからこそ、マネーキャリアのFP相談では、丁寧なヒアリングを行ったうえで、あなたに最適な積立額・運用期間・商品タイプなどを具体的にアドバイスします。


「老後資金も教育費も準備したい」という想いを叶えるために。無理なく続けられるあなただけのプランを、お金のプロと一緒に作りましょう。


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新NISAで毎月いくら積立するか決める際のポイント

新NISAで毎月いくら積立するか決める際のポイントとしては以下3つが挙げられます。

  • 収入の10%を運用資金の目安にする
  • 生活費を確保して無理のない範囲で積立額を設定する
  • 目標額と運用年数から毎月の積立額を逆算する
新NISAで毎月いくら積立するかは、無理のない金額設定が重要です。

積立を継続するためには、日々の生活を圧迫しない範囲で設定することが基本で、これらを踏まえることで将来に備えた着実な資産形成が可能になります。

井村FP

<実践のポイント>

自分の世帯における、家族構成や収入、ライフイベントから生活費や現金で確保しておくべきお金などを見える化しましょう。


また、何年後までにいくら貯める必要があるのかも、しっかりとシミュレーションして計算しましょう。


不安な場合は、マネーキャリアの「NISA無料相談窓口」でプロ(FP)が個別に診断・シミュレーションいたします。


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収入の10%を運用資金の目安にする


新NISAで毎月いくら積立するか決める際のポイントの1つ目は「収入の10%を運用資金の目安にする」です。

毎月の生活が困窮するほどに、無理をして投資する必要はありません。基本は「毎月の収入の10%」を目安に、毎月の積立額を決めましょう。

手取り収入からの貯蓄割合では「10~15%未満」の人が最も多く、収入のうち10%を投資に回すのがベストバランスといえます。無理なく投資に活用できる金額の目安となっています。

たとえば、収入が月30万円であれば、投資額の目安は月3万円となります。


投資額は収入の10%程を目安にして、生活費の捻出に困ることが無いように留意することが重要です。


※参考:金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査(令和5年)

収入の1割を積立に回すって聞きますが、子どもの教育費やイベントが重なると不安で…本当にその割合でいいのでしょうか?
井村FP

人それぞれ家族構成やライフイベントは違うので、最適な積立額も変わります。そのため1割の積立が不安に感じるなら一度診断してみるのがおすすめです。


マネーキャリアのNISA相談窓口なら、専門家(FP)があなたの状況を踏まえて無理のない運用プランを一緒に考えます!相談料は無料なのでぜひご相談ください!


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生活費を確保して無理のない範囲で積立額を設定する


新NISAで毎月いくら積立するか決める際のポイントの2つ目は「生活費と生活防衛資金を確保する」ことです。

投資を始める際、まずは家計の状況を確認したうえで、生活費と緊急時に備えた生活防衛資金を確保する必要があります。

家計を切り詰めて投資を始めても、結果的に長期的な継続ができずに、損をしてしまうリスクがあるのです。実際に投資計画を立てる際の流れは以下の通りです。
  1. 家計の状況を確認
  2. 生活費・生活防衛資金を確保する
  3. 残りの余裕資金を新NISAで運用する
また、家計と相談したうえで、十分な運用資金が得られない場合は、小額投資を検討しましょう。少額からでも長期運用によって複利効果を得られるので、運用資金がないからと言って、やめてしまうのはもったいないです。


上記表のように、月5,000円の投資でも20年間運用し続けることで、十分なリターンを得られます。

したがって、新NISAでは、最低限の生活費を確保したうえで、小額投資を選択したとしても、長期運用することが重要です。継続運用により行うことで複利効果を享受できるためです。

目標額と運用年数から毎月の積立額を逆算する


新NISAで毎月いくら積立するか決める際のポイントの2つ目は「目標額と運用年数から毎月の積立額を逆算する」です。


投資を行う目的はさまざまですが、ライフイベントや老後に向けての資産形成を目的とすることは多いです。その際、目標とする金額があることで、投資に対するモチベーションが保ちやすく、適切な計画を立てられます。


まずは、何年後までにいくら貯めたいのか、目標から1ヵ月あたりの金額を逆算しましょう。計算方法は以下の通りです。

目標とする金額÷運用年数÷12ヵ月=毎月の積立金額

目標額からシミュレーションを行い、毎月いくら積み立てるべきか逆算することで、毎月の積立金額に不安を抱えず計画通りに資産運用を進められます。

井村FP

目標の立て方や、家計に合った積立ペースに迷ってしまう場合マネーキャリアの「NISA無料相談窓口」でプロに診断してもらいましょう。


相談料は無料で、積立額のアドバイスはもちろん、NISAの始め方や商品の選び方、運用方法、その他家計全体の資産バランスについても相談可能です!


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新NISAの毎月の積立額設定でよくある恐ろしい失敗例とは?【FPに聞いてみた】

新NISAは気軽に始められるのが嬉しい一方で、毎月の積立額をよく考えずに設定し、失敗してしまうケースも少なくありません。


今回は、ファイナンシャルプランナー(FP)の加藤さん、高崎さんのお二人に、実際に見聞きした積立額設定の失敗談と、その背景にある判断ミスについて語ってもらいました。


専門家ならではの視点と、読者の皆さんが同じ失敗を避けるためのヒントを、リアルな座談会形式でお届けします。加藤FPと高崎FP

※左側:加藤FP、右側:高崎FP

積立額が大きすぎたケース

——まずは、張り切って積立額を大きく設定しすぎてしまった失敗例について教えてください。

加藤FP:はい。「いち早く資産を増やしたい」という焦りから、いきなり月5万〜10万円といった高額設定でスタートしてしまうケースです。

非常によくあるのですが、最初の数ヶ月は勢いで乗り切れても、徐々に家計が圧迫され、「生活が苦しい」と後悔される方が後を絶ちません。

高崎FP:おっしゃる通りです。生活費以外の余剰資金をすべてNISAに回してしまい、冠婚葬祭や病気など急な出費に対応できなくなるパターンですね。手元に現金がないため、結果として焦って解約することになってしまいます。

加藤FP:さらに痛手なのは、一度解約してしまうと「自分には投資は向いていなかった」という挫折感だけが残り、資産形成そのものを諦めてしまうこと。これは非常にもったいないです。

高崎FP:NISAは途中で金額変更が可能な制度です。最初は見栄を張らず、無理のない少額からスタートし、家計に余裕が出てから増額していくのが長く続けるコツですね。

加藤FP:同感です。投資を始める前の準備として、独身なら50万〜100万円、ファミリー世帯なら100万〜200万円を目安に、まずは生活防衛資金を現金で確保しておきましょう。守りを固めてから攻めるのが鉄則です。

積立額が小さすぎたケース

——では反対に、積立額が小さすぎて後悔してしまった事例はありますか?


加藤FP:はい、実はこれも多いんです。「無理のない金額で」というのは鉄則ですが、「少額でもやっていれば安心」と思い込み、何年も放置してしまうのは非常に危険です。

高崎FP:おっしゃる通り、スモールスタートはあくまで「入り口」の戦略にすぎません。本来は「いつまでにいくら必要か」を計算し、そこに合わせて積立額を調整していく必要があります。

定年直前になって「老後資金が全然足りない!」と青ざめても、リカバリーは難しいですからね。

加藤FP:そうなんですよね。「毎月積み立てている」という事実だけで満足してしまい、思考停止に陥りやすいんです。「老後までには勝手に増えて、なんとかなるだろう」という甘い見通しは禁物です。

高崎FP:蓋を開けてみたら数千万円不足していた…なんて悲劇は避けたいですよね。だからこそ、積立額を決める際は、なんとなくではなく目標金額からの逆算が必須なのです。 

加藤FP: 逆に言えば、ゴールから逆算して計画を立てておけば、「これだけ積めば大丈夫」という確信が持てます。

将来への漠然とした不安から、必要以上に今の生活を切り詰めてしまう「過剰貯金」を防げるのも大きなメリットですよ。

ライフイベントを考慮していなかったケース

——続いて、今後のライフイベントを考慮せずに積立額を決めてしまった失敗例について教えてください。


加藤FP:スタート時は独身や共働きで余裕があっても、数年後にお子さんの教育費や住宅ローンの返済が重なったタイミングで、「毎月の積立が家計の重荷になってしまった」と相談に来られる方は多いですね。

高崎FP:そうなんです。10年、20年先の大きな出費を想定せずに満額設定してしまい、手元の現金が枯渇する「資金ショート」を起こして、泣く泣く解約するケースです。

加藤FP:一番怖いのは、現金が必要になったタイミングでたまたま相場が暴落していた場合です。

本来、長期投資なら回復を待てるはずなのに、背に腹は代えられず元本割れの状態で売却することになり、大きな損失を出してしまいます。

高崎FP:これは本来、「子どもが大学に入学するのは○年後だから、その時期は現金を厚くしておこう」といった予測を立てていれば、十分に防げた失敗なんですよね。

加藤FP:おっしゃる通りです。NISAを始める前に、まずはライフプラン表を作成し、「いつ、いくら必要なのか」を可視化すること。

長期・短期の資金繰りをシミュレーションした上で、戦略的に積立額を決めるのが正解ですね。
井村FP

積立額は途中で変更できるとはいえ、最短距離で効率よく資産形成を進めるためには、やはり事前のシミュレーションが欠かせません。


マネーキャリアの「NISA無料相談窓口」では、お金の専門家(FP)があなたの家計状況に合わせたシミュレーションを無料で作成し、無理なく続けられる最適な積立額を診断します。 


金額の目安はもちろん、資産全体のバランス、複雑な口座開設の手順や商品選びまで何度でも無料で相談可能!まずはプロの知見を借りて、失敗のないNISAデビューを飾りましょう。


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新NISAは毎月いくらから・いくらまで積み立てられる?

新NISAは毎月いくらから・いくらまで積み立てられるのか、下記にまとめました。
  • 月の最低積立金額:100円
  • 月の最高積立金額:10万円

実際に多くのネット証券各社では最低積立金額を100円、1円単位で設定しており少額でも手軽にスタート可能です。


また、月の最高積立金額は、新NISAの「つみたて投資枠」の年間上限120万円を12ヶ月で割った額に相当します。

井村FP

なお、積立額は、新NISAの制度の上限に基づいて毎月の金額を自由に設定できます。


自分の収入やライフプランに合わせて、最適な積立額を決めるなら、マネーキャリアのNISA無料相談窓口がおすすめです。


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新NISAの積立に関するよくある質問

新NISAの積立に関するよくある質問として、以下があります。

  • 積立金額は途中で変更できる?
  • 効果的に資産を増やすために意識すべきことは?
  • 年度途中からの開始で使える「ボーナス設定」ってなに?
新NISAは2024年にスタートした新制度で、積立金額や運用方法に関して疑問を持つ方も少なくありません。

ここでは積立額を決めるうえで多くの人が感じる不安や疑問に対し、回答するので自分に合った積立計画の参考にしましょう。

積立金額は途中で変更できる?

新NISAの積立金額は途中で自由に変更できます


年間投資上限360万円以内であれば、月々の積立額を柔軟に設定できる制度であるからです。


たとえば、家計の収支に合わせて月3万円から5万円に増やしたり、出費が重なる月は一時的に減額したりすることも可能です。


ただし、年間の未使用分の投資枠は翌年に繰り越せないため、余裕がある月に調整することも大切です。


無理のない範囲で積立額を見直し、長く続けることが資産形成のカギとなります。

効果的に資産を増やすために意識すべきことは?

効果的に資産を増やすには、長期・分散を意識することが大事です。

なぜなら、長期運用による「複利効果」と分散による「リスク軽減」が安定した資産形成に直結するからです。

例えば、20年間コツコツ積立を続けることで、利益にも利息がつく複利の力が働き、雪だるま式に資産が増えていきます。

また、国内外の株式・債券などに分散することで、価格変動のリスクを抑えることも可能です。

初心者の方は、信頼できる情報や専門家のアドバイスを活用しながら、堅実な運用を心がけましょう。

年度途中からの開始で使える「ボーナス設定」ってなに?

ボーナス設定とは、年2回任意のタイミングで月の上限額をプラスできるシステムです。ボーナス設定のおかげで、年度の途中から始めた方でも年間上限額まで購入できます。


年度途中から新NISAを始めた場合、月いくら、年間でいくら投資できるのか気になる方も多いです。


そこで、月々の積み立て上限額は変えられませんが、「ボーナス設定を利用することで、月々の上限額に追加で積み立てられます。

ボーナス設定について詳しく知りたい方におすすめのサムネイル画像

新NISA(つみたてNISA)のボーナス設定のデメリットは?設定のやり方も解説

新NISAで毎月いくら積み立てるか迷ったらマネーキャリアに無料相談【まとめ】

この記事の内容をまとめると以下の通りです。

  • 新NISAの積立上限額は年間120万円
  • 月々の積み立て投資できる最低金額は100円から、最高金額は10万円まで
  • 収入の10%を運用資金の目安にする
  • 積立金額は途中で変更できる
  • 効果的に資産を増やすには、長期・分散を意識する

とはいえ、最適な積立額や商品選びを一人で判断するのは難しいものです。


そこで、迷った際は無料で相談できるマネーキャリアを活用し、無理なく続けられる積立プランを一緒に設計しましょう。


<新マネーキャリアのおすすめポイント>

  • お客様アンケートでの満足度や実績による独自のスコアリングシステムで、優秀なFPのみを厳選
  • 新NISAだけではなく、資産形成や総合的なライフプランの相談から最適な解決策を提案可能
  • 担当する専門家のFP資格保有率は100%であり、満足度98.6%、相談実績も100,000件以上を誇るサービス
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20代女性


資産運用について1から丁寧に説明してくださいました!

将来に備えて資産運用をしたいのですが、どんな制度があるか、自分に何が合っているのかがわかっておらず、少額でも始められて気長に続けられるようなものがあったらと思っていました。相談についてもテンポよく明るく話してくださり、図で説明してくださったので、分かりやすかったです。

40代女性


わからなかった資産運用の悩みが明確になりました!

誰かに資産運用について相談したいと思っていたところ、広告が出たのでポチッとしました。新NISAや投資信託、また証券会社について不安だったり不明瞭だった部分をわかりやすく説明くださりました。ただなんとなくだったところがクリアになり、輪郭が見えた感じです!

40代男性


将来を見据えた資産運用のレクチャーをしていただきました!

最初にアウトラインの解説、そこからフォーカスをあてていくご説明のアプローチがとてもわかり易かったのと、次回までにシミュレーションを作成いただけるご丁寧さにとても満足しました。

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