

この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!」
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この記事の目次
- シングルマザーにおすすめの家計簿の付け方・継続のコツ
- ① 家計簿は自分にとって使いやすいものを選ぶ
- ② 必要な支出項目をピックアップする
- ③ 週1回を目安に家計簿に記録する
- ④ 月末に家計簿を見直す
- 無料FP相談を活用して自分だけの家計の見直しプランを見つけよう
- シングルマザーが家計簿をつけるべき理由・メリット4つ
- 家計の収支を明確に把握できる
- 無駄遣いを見つけることで節約意識が上がる
- 計画的な貯金ができるようになる
- 突発的な出費(特別費)に備えられる
- もう一人で悩まない!無料FP相談で将来のお金の不安を解決しよう
- シングルマザーの家計簿の付け方・家計管理についてよくある質問
- パート勤務で収入が不安定なのですが、家計簿をつける意味はありますか?
- 児童扶養手当・児童手当も収入に含めるべきですか?
- 固定費を節約したいのですが、どこから見直しすればいいですか?
- 【まとめ】家計簿は継続することが何より大事!家計の見直しはプロに相談しよう
シングルマザーにおすすめの家計簿の付け方・継続のコツ

シングルマザーが家計簿をつけるなら、まずは自分にとって使いやすい家計簿を見つけることが先決です。そのうえで継続のコツを抑えて計画的に収支を記録していきましょう。家計簿を継続してつけていくコツは、以下のとおりです。
① 家計簿は自分にとって使いやすいものを選ぶ
家計簿と言えば、手書き・アプリ・Excel(スプレッドシート)の3つが代表的な形です。3つともメリットとデメリットがあります。
家計簿の種類 | 手書き | アプリ | Excel(スプレッドシート) |
---|---|---|---|
メリット | ・紙とペンがあれば ・家計簿をつけられる ・手で書くので金額を把握しやすい ・余白部分にメモできる | ・自動で金額を入力できる ・カードや電子マネーの決済を 連動して記入できる | ・カスタマイズしやすい ・合計額の計算がしやすい ・データをUSBメモリや ストレージに保存できる |
デメリット | ・記入に手間と時間がかかる ・合計額の計算に手間がかかる | ・使い慣れるまで時間がかかる ・アプリによっては無料版だと 機能に制限がある | ・使い慣れるまで時間がかかる ・入力に時間がかかる |
それぞれのメリットとデメリットを見ていき、自分が使いやすいと思う家計簿を選んでください。細かい作業が得意ならば手書き、簡単につけたいならばアプリ、エクセルが得意ならばExcel(スプレッドシート)が向いています。
どの形式の家計簿にするか決めたあとは、実際に記録していけば、その家計簿が使いやすいのかどうかわかるでしょう。
② 必要な支出項目をピックアップする
最初から、すべての収支を家計簿で記録しようと思うと、長続きせず失敗します。特に、シングルマザーだと仕事・家事・育児とやることが多く、細かく丁寧に家計簿をつける暇がないでしょう。
最初は、家計簿として記録する項目を5~6つほどに決めて洗い出しましょう。支出を抑えたい項目や支出が高い項目を優先すると良いです。
また、慣れるまでの間は銀行口座残高と支出の合計が数円違っても、気にしないようにしましょう。最初から数円の違いを修正しようと思うと、収支の項目を1つ1つずつ見直さないといけないので時間がかかり、そのうち嫌になって長続きしません。
③ 週1回を目安に家計簿に記録する
家計簿は毎日記録するとなれば、そのたびに記入する時間を取られるので、そのうち嫌になり長続きしない可能性が高いです。忙しくて時間がとりにくいシングルマザーの場合は、毎日の記録は難しいかもしれません。
そこで、家計簿はまとめて記録するようにしましょう。
1ヶ月に1回だと記録内容が多すぎて大変なため、最低でも1週間に1回を目安にして記録していくと良いでしょう。記録するのに慣れていない間は、とにかく継続することが大切です。忙しいときは細かく記録せずに大まかに記録するだけでも構いません。
④ 月末に家計簿を見直す
家計簿は記録したら、それで終わりではありません。記録した内容を見直すようにしましょう。見直すことで、どの部分に多くお金を使っているかわかります。家計の全体の収支を見直すので、1ヶ月に1回見直すのが良いでしょう。以下のポイントを抑えて、記録内容を確認していきます。
- 予算内の支出か
- 節約できる部分はあるか
- 使いすぎている部分はないか
- 無駄遣いした部分はないか
そして、前月や前年の同時期と比べて、使いすぎている部分はないかも見ておきましょう。光熱費や保険料金であれば、前の時期と比べることで、支払額が多いか少ないか見えてきます。
無料FP相談を活用して自分だけの家計の見直しプランを見つけよう

家事や仕事をひとりで行わないといけないシングルマザーの場合、毎日忙しく家計についてじっくり考える時間がない人も多いかもしれません。
そんなときには、無料のFP相談を利用すると良いでしょう。お金の専門家であるFPは、家計の見直しの相談ができ、公的支援や教育資金についてもアドバイスをしてくれます。相談料が無料ならば、お金がかからないので、費用を気にせずじっくりと相談できます。

シングルマザーが家計簿をつけるべき理由・メリット4つ

シングルマザーが家計簿をつけると、以下のようなメリットを得られます。
家計の収支を明確に把握できる
家計簿をつける大きなメリットと言えば、家計の収支を数値で見えるようにして明確に把握できる点です。家計の収入は給与明細を見れば把握でき、その他の収入があっても銀行の明細書で確認できます。しかし、支出を把握するのは難しいです。それは、入ってきた収入を使って何回も買い物をして…など、支出は細かく発生するからです。
しかし、家計簿をつけていれば、いつ・いくらのものを買ったかわかり、支出を「見える化」できます。特にシングルマザーの場合、子どもの成長に合わせて、支出となる部分が大きく変わるため、家計簿で比較しやすくなります。
無駄遣いを見つけることで節約意識が上がる
家計簿をつけることによって、何にいくらのお金を使っているかがわかります。無駄遣いしている部分もわかり、出費が多い項目に対しては対策できるので、節約しようという意識が生まれてくるでしょう。
たとえば、ローンの金利が高ければ低金利のローンを借り換える、食費が高いならば食材の購入先を変えたり、購入する食品を変えたりできます。そして、使いすぎている部分に対して対策すれば、節約できるので家計の負担を減らせるでしょう。
計画的な貯金ができるようになる
収支が具体的にいくらの金額になるのか、家計簿によってわかります。使えるお金がどれぐらい残るか金額が算出できるので、余剰資金を貯金や投資に回せます。毎月いくら余るかおおよそわかってくれば、計画的な貯金ができるようになるでしょう。
教育資金や住宅資金、老後資金などをどのように確保するかの計画も立てられます。または、児童扶養手当や児童手当を、何に使うかも計画できるでしょう。賢くお金を使うために家計簿は役立ちます。
突発的な出費(特別費)に備えられる
家計簿をつけて貯金を確保しておけば、突発的に発生する特別費に備えられます。特別費とは、支払時期がわかるお金・臨時の支払いのお金・イベントで使うお金の3つです。
特別費の種類 | 支払時期がわかるお金 | 臨時の支払いのお金 | イベントで使うお金 |
---|---|---|---|
発生するとき | 保険料 税金 車検 年会費 | 冠婚葬祭 医療費 車のメンテナンス代 車の買い替え費用 | クリスマス 正月 誕生日 長期休暇 帰省 |
特別費として使った分も家計簿に記録しましょう。記録すれば、いつどれぐらいのお金を使ったのかわかり、予想して特別費として備えておくことが可能です。
また、イベントで使うお金は、意外にも高額になりやすいので、備えておけば使いすぎや赤字になるのを防げます。
もう一人で悩まない!無料FP相談で将来のお金の不安を解決しよう

生活をするうえでは、保険や税金、ローンなどの仕組みを、はっきりと理解している人は少ないのではないでしょうか。FPならば、そのような生活の中で関わってくるお金の仕組みをわかりやすく説明してくれます。
また、シングルマザーの場合、将来について漠然とした不安をもっているかもしれません。先の見えない将来のサポートをしてくれるのがFPです。将来どんなお金が必要となるのかを説明し、どのように確保すればいいかとアドバイスしてくれます。
シングルマザーの家計簿の付け方・家計管理についてよくある質問
パート勤務で収入が不安定なのですが、家計簿をつける意味はありますか?
パート勤務だと、勤務時間で収入が決まるので、毎月の給与は一律ではなく不安定でしょう。そんなパートのシングルマザーの方こそ、家計簿をつけておくことをおすすめします。
毎月の給与が不安定だと、その月はいくらの自由に使えるお金が確保できたのか、わかりにくいものです。収支額を明確にして、いくら使えるお金ができたのか知るのに役立つのが家計簿です。
例えば、先月の給与ではどんなやりくりをしていたか、年末年始のようなお金が出ていきやすい時期はどのようにやりくりしたか、というのを家計簿で確かめられます。
児童扶養手当・児童手当も収入に含めるべきですか?
児童扶養手当や児童手当をもらっているならば、それらも収入として含めて、家計簿で計算しましょう。収入として計算するのは、以下のような理由からです。
- 実際に使えるお金であること
- 収入として含めると家計全体を把握できる
- 貯蓄や教育資金として役立てることができる
ただし、家計簿での収入を働いて得た金額のみにしたいならば、児童扶養手当や児童手当は臨時収入や貯蓄に回しましょう。
または、収入として計上せず、貯金としていくら預貯金額が増えたか記録しても構いません。シングルマザーとして家計簿をつけるならば、自分の家計管理の考え方によって、児童扶養手当や児童手当をどの項目にいれるか決めておきましょう。
固定費を節約したいのですが、どこから見直しすればいいですか?
固定費は毎月同じ金額で出ていくお金です。主な固定費は以下のとおりです。
- 家賃
- ローン
- 光熱費
- 保険料
- サブスクリプション費用
- 学習塾費
- 習い事費用
- 駐車場代
- プロバイダー料金
- 通信費
家計の中でも、固定費は節約効果の大きな項目です。毎月一定額の支出となるため、支出額を減らせば、それだけ毎月の固定費が減り支出が減ります。例えば、1ヶ月の固定費を1万円減らしただけで、年間12万円の節約となります。
固定費の中でも、特に保険料や通信費は安くしやすいので、不要な保険に加入していないか、格安スマホに変えられないかを確認してみると良いでしょう。
【まとめ】家計簿は継続することが何より大事!家計の見直しはプロに相談しよう

家計簿は、毎月の収支を数値にして具体的にわかるようにしてくれます。シングルマザーで家事や仕事などで忙しくても、工夫次第で家計簿をつけて継続していけます。最初は、数項目で記録していき、多少の金額の違いは気にしないようにして、継続して記録していくことが大切です。
ライフプランニングや教育資金、老後資金などについては、家計簿だけではどうしても計画が難しい場合も多いです。そんな将来のお金について計画するならば、FPに相談してみましょう。
特に相談員全員がFPの資格を持っているマネーキャリアならば、お金についてあらゆる内容の相談が可能です。はじめての相談にもていねいに対応してくれるので安心感が違いますよ。
