
・ネット銀行で住宅ローンを組むと失敗するって本当?
・実際の失敗談を見て対策したい
なんてお思いではありませんか?
本記事では、ネット銀行で住宅ローンを組んで「失敗した」と感じる原因、ネット銀行で住宅ローンを組むメリット・デメリット、失敗を避けるためのポイントを解説します。
併せて、ネット銀行で住宅ローンを組んだ方に実施したアンケート結果を紹介しますので、ぜひ参考になさってください。
なお、「手厚いサポートも欲しいし、低金利も諦められない!」という方は、マネーキャリアのFP相談を活用するのがおすすめ!

この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!」
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この記事の目次
- ネット銀行で住宅ローンを組んで「失敗した」原因とは?
- 対面で相談できず不安に
- 思うように審査が進まない
- 5年ルール・125%ルールがない銀行が多い
- つなぎ融資を受けられない銀行も
- ネット銀行で住宅ローンで失敗したくない人はFPへの相談がおすすめ!
- 【体験談】ネット銀行で住宅ローンを組んだ人にアンケート
- ネット銀行で満足のいく住宅ローンを組めましたか?
- なぜ不満に思いましたか?
- どうすれば満足のいく住宅ローンを組めましたか
- ネット銀行で住宅ローンを組むメリット
- 金利が低い
- 団信の選択肢が幅広い
- 店舗に行く手間がかからない
- ネット銀行で住宅ローンを組むデメリット
- 審査が厳しい
- 対面で相談できない
- ネット銀行の住宅ローンで失敗しないためのポイント3つ
- 契約内容を慎重に確認する
- スケジュール管理を徹底する
- ライフプランを見据えた返済計画を立てる
- ネット銀行で住宅ローンを組む人はマネーキャリアのFPに相談してみよう!
- 【まとめ】ネット銀行の住宅ローンで失敗しないためにメリットとデメリットの理解が必須!
ネット銀行で住宅ローンを組んで「失敗した」原因とは?
多くの金融機関が住宅ローンの金利を引き上げている昨今、低金利が魅力のネット銀行で住宅ローンを組もうと考える方が増えています。
(一社)不動産流通経営協会の「不動産流通業に関する消費者動向調査 第24回(2019年度)」によると、ネット銀行で住宅ローンを契約している方は全体の約24%。年々増加していることがわかっています。
とはいっても、対面サポートのないネット銀行で初めての住宅ローンを契約することに不安を覚える方も多いことも事実。ここでは、ネット銀行で住宅ローンを契約して「失敗した」と感じる原因を紹介します。
- 対面で相談できず不安に
- 思うように審査が進まない
- 5年ルール・125%ルールがない銀行が多い
- つなぎ融資を受けられない銀行も
対面で相談できず不安に
ネット銀行は実店舗を有さないことが多く、対面で相談できないことがほとんど。疑問や不明点があれば、電話やメール、チャットで相談することになります。
対面相談と比べるとサポートが細やかな点まで行き届かず、自身で情報収集し手続きを進めていかねばなりません。
思うように審査が進まない
ネット銀行の審査はスコアリングやAIなど、機械的な判断によるものです。
個別ケースに応じた柔軟な対応はできず、店舗型銀行と比べて審査が厳しくなる・時間がかかり、思うように審査が進まない傾向があります。
5年ルール・125%ルールがない銀行が多い
ネット銀行は「5年ルール」や「125%ルール」を採用してしていない銀行が多く、金利が上昇すると急に返済額が増える可能性があります。
概要 | |
---|---|
5年ルール | 金利が上昇しても5年間は 返済額(元利合計)を変更しない |
125%ルール | 5年ルールによる金利見直しで 増える返済額は直前の125%まで |
つなぎ融資を受けられない銀行も
PayPay銀行やauじぶん銀行など、ネット銀行はつなぎ融資の取り扱いがないことも多いです。
つなぎ融資とは、融資実行までの間に生じる着工に必要な資金を、一時的に立て替えるためのローンのこと。
例えば、土地代の支払いなどでつなぎ融資が必要なのに取り扱いがない場合、他金融機関で融資を手配せねばなりません。
ネット銀行で住宅ローンで失敗したくない人はFPへの相談がおすすめ!

ネット銀行には金利が安いなど多くのメリットがある一方、手厚いサポートは期待できないといったデメリットも。
自ら情報収集をしながら手続きを進めていくことに不安を覚える方も多いのではないでしょうか。
数千万円単位の大きな借り入れ・長期の返済プラン設計を独学・自力で行うのはなかなか難しいものです。
「本当にこの選択で失敗しない?」「もっと自分に合ったローンがあるのでは?」と感じたら、住宅ローンに精通したFPに相談すること!これが住宅ローンの失敗を避ける一番のポイントです。

【体験談】ネット銀行で住宅ローンを組んだ人にアンケート
ネット銀行で住宅ローンを組んだ方に実施したアンケート結果を紹介します。
実際に契約した人が失敗と感じているかどうか、自身は満足のいく住宅ローンが組めそうかを確認してみましょう。
- ネット銀行で満足のいく住宅ローンを組めましたか?
- なぜ不満に思いましたか?
- どうすれば満足のいく住宅ローンを組めましたか
ネット銀行で満足のいく住宅ローンを組めましたか?

ネット銀行で組んだ住宅ローンを「とても満足〜満足していない」の5段階で評価していただきました。
8割以上の方が「満足」と回答、「満足していない」と回答したのはわずか2.6%でした。
なぜ不満に思いましたか?

ネット銀行で組んだ住宅ローンに「満足していない」と回答した方に、なぜ不満に思ったのか、その理由をうかがいました。
多かったのは「なにかと自分で調べないといけない」(47.3%)、「サポートがなく不安だった」(33.1%)。多くの方がサポート面で不満を抱いたようです。
どうすれば満足のいく住宅ローンを組めましたか

ネット銀行で住宅ローンを組んだ方に「どうすれば満足のいく住宅ローンを組めたと思いか」うかがいました。
最も多かった回答は「複数の銀行を比較すればよかった」(30.5%)。
次いで「金利タイプをもっと慎重にすべきだった」(23.7%)、「もっと丁寧にライフプランを立てておけばよかった」(23.7%)でした。
ネット銀行で住宅ローンを組むメリット
ネット銀行で住宅ローンを組むメリット、おすすめできる方の特徴を紹介します。
- 金利が低い
- 団信の選択肢が幅広い
- 店舗に行く手間がかからない
金利が低い
ネット銀行は、実店舗を持たない・運営コストを削減することで低金利を実現しています。
元本が大きく返済が長期にわたる住宅ローンは、少しの金利差であっても総返済額が数百万単位で変わることも。
とにかく金利を抑えて少しでも総返済額を減らしたい方は、ネット銀行での借り入れを検討しても良いでしょう。
団信の選択肢が幅広い
ネット銀行の団信は手厚い保障が受けられる多彩なプランが用意されています。なかには金利上乗せ無しで疾病保障特約を付帯できる銀行も。
住宅ローン返済中の万が一に備えたい、少ない負担で手厚い保障を受けたい人にとって、団信の選択肢が幅広いことは大きなメリットとなるでしょう。
店舗に行く手間がかからない
店舗型銀行での住宅ローン手続きは長時間かかることが多く、なかには半日かかったという方もいらっしゃいます。
一方、ネット銀行の住宅ローン申し込みはオンラインで完結するため、手続きのために店舗に出向く手間がかかりません。
仕事や家事・育児のスキマ時間に手続きができるので、平日は仕事で忙しい人もスムーズに申し込みができるでしょう。
ネット銀行で住宅ローンを組むデメリット
ネット銀行で住宅ローンを組むデメリット、解消する対応策を紹介します。
- 審査が厳しい
- 対面で相談できない
審査が厳しい
ネット銀行の審査はスコアリングやAIなどによる機械的もの。対面で手続きしない分、審査の基準が明確に定められている銀行が多く、 年収要件なども厳しめに設定されている傾向があります。
そのため自営業や転職したての方など、収入が安定しない・一時的に下がっている方は審査に通りづらいことがあります。
対面で相談できない
オンラインで手続きが完結することはネット銀行のメリットのひとつ。ですが、それは対面で細やかな相談がしづらいということでもあります。
数は少ないものの、なかには実店舗を構えるネット銀行も。特にライフプランニングなど幅広く相談したい方は、検討しているネット銀行が対面相談可能か確認しましょう。
ネット銀行の住宅ローンで失敗しないためのポイント3つ
ネット銀行で住宅ローンを組むにあたり、失敗を避けるためのポイントを紹介します。
これから住宅ローンを契約する方は、すべてクリアしているか確認しましょう。
- 契約内容を慎重に確認する
- スケジュール管理を徹底する
- ライフプランを見据えた返済計画を立てる
契約内容を慎重に確認する
金利が低い分、手厚いサポートは期待できないネット銀行。契約内容の確認・各種情報収集は自分で行わねばなりません。
例えば、下記のような事項について総合的に判断できているか確認しましょう。
- 金利タイプは変動でいいか
- 低金利などのメリットだけでなく金利上昇リスクなどのデメリットを理解しているか
- 5%ルール・125%ルールが無いことによる急激な金利返済額増加に耐えられるか
- 団信や民間の保険などで万が一への備えができているか
スケジュール管理を徹底する
ネット銀行は自身が主体となって手続きを進める必要があります。
「融資が間に合わなかった」ということがないよう、期限から逆算してスケジュールを立てる、きっちり進捗管理することが求められます。
特にネット銀行の審査は審査は店舗型銀行よりも時間がかかる傾向があります。余裕をもって申し込みをしましょう。
ライフプランを見据えた返済計画を立てる
ネット銀行は契約プランの選択・返済プラン設計も自力で行わねばなりません。
将来を見据えた無理のない返済計画となっているか、ライフイベント表を作成するなどして客観的に判断することが不可欠です。
ソニー銀行など、ライフプランニングをサポートしてもらえるネット銀行もありますが、より具体的な相談をしたいならFP相談を活用するのも一つの手です。
ネット銀行で住宅ローンを組む人はマネーキャリアのFPに相談してみよう!

ネット銀行は金利が低く支払い総額が抑えられる代わりに、契約内容の確認や返済プラン設計を自力で行わねばなりません。
しかし、借入額が大きく返済期間の長い住宅ローンは、少しの金利差で支払い総額が数百万単位で上下することも。
「手厚いサポートも欲しいし、低金利も諦められない!」という方は、マネーキャリアのFP相談を賢く活用しましょう!
業界トップレベルの実績を誇る実力派FPが、個々のライフプランに応じて住宅ローンの選び方をアドバイス。ネット銀行の低金利の恩恵を受けながら、自身に最適なマネープランを立てられます!
【まとめ】ネット銀行の住宅ローンで失敗しないためにメリットとデメリットの理解が必須!
本記事では、ネット銀行で住宅ローンを組んで「失敗した」と感じる原因、ネット銀行で住宅ローンを組むメリット・デメリット、失敗を避けるためのポイントを解説。
併せて、ネット銀行で住宅ローンを組んだ方に実施したアンケート結果を紹介しました。
<結論>
金利が低い代わりに手厚いサポートが期待できないネット銀行の住宅ローン。「失敗した」と感じるケースもありますが、デメリットをしっかり理解すれば対策できることもあります。
自身がネット銀行に向いているか、デメリットを解消できるかを考え、慎重に住宅ローン選びをしましょう。

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