iDeCoの元本確保型商品は「意味がない」といわれる3つの理由を解説のサムネイル画像

・iDeCoの運用先に迷っている

・iDeCoの元本確保型商品は「意味がない」って本当?


なんてお悩みではありませんか?


金利が低く大きな利益が見込めない・運用益が非課税になるというメリットを十分に活かせない可能性があることから、iDeCoの元本確保型商品は「意味がない」と言われがち。


しかし、掛け金を全額所得控除できる節税効果・元本割れのリスクを抑えられることまで総合的に考えれば、決して意味がないなんてことはありません


本記事では、iDeCoの元本確保型商品は「意味がない」といわれる理由、メリットやデメリット、iDeCoの元本確保型商品が向いている人の特徴を解説。実際にiDeCoで元本確保型商品を選んだ人の体験談も紹介します。


最後まで読めば、自分にはiDeCoの元本確保型商品があっているのかどうか判断できるようになりますよ!ぜひ参考になさってください。

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この記事の監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!
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この記事の目次

iDeCoの元本確保型商品は「意味がない」といわれる理由 ・デメリットとは?

iDeCoの元本確保型商品は「意味がない」といわれる理由、デメリットを紹介します。

  • 老後資金が増えにくいから
  • 運用益が非課税になるメリットを十分に活かせないから
  • 手数料負けするリスクがあるから

老後資金が増えにくいから

iDeCoの元本確保型商品は「意味がない」といわれる理由は、老後資金が増えにくいから。


元本確保型とは、定期預金や元本割れのリスクがない保険商品などを指します。一般的に金利は年0.01〜0.05%ほど。大きなリスクがない代わりに金利が低くなっています


また、あまりに金利が低いと、利益が物価上昇に負けてしまう「インフレリスク」により、実質的資産の価値が目減りしていくことに。


総じて、元本確保型の商品は資産形成効果が薄いと言えます。

運用益が非課税になるメリットを十分に活かせないから

iDeCoの元本確保型商品は「意味がない」といわれる理由は、運用益が非課税になるメリットを十分に活かせないから。


通常、資産運用の運用益には20.315%の税金がかかるところ、iDeCoで得た利益は非課税で受け取れます。つまり、利益が大きければ大きいほど、節税できる金額は増えると負うこと。


しかし、元本確保型の商品は金利が低く、大きな利益は見込めません。運用益が非課税となるメリットの恩恵は小さいでしょう。

手数料負けするリスクがあるから

iDeCoの元本確保型商品は「意味がない」といわれる理由は、手数料負けするリスクがあるから。


iDeCoには開設手数料のほか、継続的にかかる手数料もあります。


▼iDeCoの手数料

手数料金額
加入・移換時手数料2,829円
加入者手数料拠出の都度:105円
毎月:66円
合計:171円
口座管理手数料有無・金額は金融機関によって異なる
受取時手数料440円(受け取りの都度)

iDeCoは最低でも初年度4,881円、2年目以降は年間2,052円の手数料がかかります。金利の低い元本確保型の商品では、手数料負けしてしまう可能性があります。


一方で、掛け金を全額所得控除できるiDeCoの節税効果は多くの場合、手数料を上回ります。例えば、年収500万円の方が1万円を積み立てた場合の節税効果は、年間2万4,000円です。

元本確保型のiDeCoは、節税効果を含めて見れば一概に「損をする・意味がない」とは言えないでしょう。

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iDeCoの元本確保型商品は、金利の低さや手数料から「意味がない」と言われがち。ですが、掛け金を全額所得控除できる節税効果まで加味すれば、損をする可能性は低いと言えます。


ただし、大きな利益を見込めない元本確保型の商品では、運用益が非課税をなるメリットを十分に活かしきれないことは事実。


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iDeCoの元本確保型商品のメリットは?

「iDeCoの元本確保型商品は意味がないの?」とお悩みの方へ向けて、iDeCoの元本確保型商品のメリットを紹介します。

  • 安定した資産形成ができる
  • 掛金が全額所得控除の対象となる

安定した資産形成ができる

iDeCoの元本確保型商品のメリットは、安定した資産形成ができること。

元本確保型商品は、基本的に元本割れのリスクはありません。金利が低く大きな利益は狙えない分、安心感があります。

50代以降にiDeCoを始めるなど短い運用期間のなかで、元本を確実に守りながら増やしたいと考える人にとっては大きいメリットです。

掛金が全額所得控除の対象となる

iDeCoの運用先を元本確保型商品にしても、掛金を全額所得控除できます。

元本確保型商品は金利が低く手数料負けを懸念されることもありますが、節税効果まで加味して考えれば十分にメリットがあります。

特に高収入で所得税率が高い方は節税効果が大きくなるため、より節税メリットを感じられるでしょう。

「元本確保型=意味がない」と思われがちですが、それはあくまで「増えた金額」に主眼を置いた場合の話。


リスクを抑えつつ節税をして資産を守りたい人にとっては、メリットが大きいと言えます。

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iDeCoの元本確保型商品が向いている人は?

iDeCoの元本確保型商品が向いている人の特徴を紹介します。

  • 投資リスクをできるだけ取りたくない人
  • 60歳に近い・またはリタイア間近の人
  • すでに新NISAなどで運用リスクを取っている人

投資リスクをできるだけ取りたくない人

投資リスクをできるだけ取りたくない人は、iDeCoの元本確保型商品が向いているでしょう。

元本確保型商品は基本的に元本割れのリスクがないため、投資信託に対する不安が強い方も安心して運用ができます。

60歳に近い・またはリタイア間近の人

定年退職間近で大きな価格変動があると、十分な老後資金を準備できなくなってしまう可能性があります。


60歳に近い・またはリタイア間近の人はiDeCoの元本確保型商品がおすすめです。

iDeCoは60〜75歳の間、任意のタイミングで受け取ることとなります。


受け取りまでにあまり時間がない・暴落があったら回復する前に受け取り期限がきてしまう方は、リスクを取って資産を増やすよりも、節税をしながら安定した資産形成をするのがおすすめです。

すでに新NISAなどで運用リスクを取っている人

すでに新NISAなどで運用リスクを取っている人は、iDeCoの元本確保型商品が向いているでしょう。

新NISAで積極的な運用をしている方が、iDeCoではリスクを抑えた元本確保型商品を選ぶことでリスク分散ができます。

新NISAなどで運用リスクを取っている人がiDeCoでも投資信託を選択すると、市場の状況が悪くなった際に、大きく資産が減ってしまう可能性も。


iDeCoの運用先を選ぶ際は、保有資産全体のリスクバランスも考慮しましょう。

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【実際どうだった?】iDeCoで元本確保型商品を選んだ人の体験談

実際にiDeCoで元本確保型商品を選んだ人の体験談を紹介します。

  • 元本確保型商品を選んだ理由を教えてください
  • 元本確保型商品を運用する中で、どのようなメリットやデメリットを感じていますか?
  • 元本確保型以外に投資信託の運用はしていますか?理由も含めて教えてください

元本確保型商品を選んだ理由を教えてください

元本確保型商品を選んだ理由で最も多かったのは「元本割れのリスクがなく安心」(54.8%)。全体の約半数を占めました。

元本確保型商品を運用する中で、どのようなメリットやデメリットを感じていますか?

元本確保型商品を運用する中で感じるメリットで最も多かったのは「元本割れの心配がなく、安心して続けられる」(58.1%)でした。

元本確保型商品を運用する中で感じるデメリットで多かったのは「低い利回りで老後資金を貯められるか不安」(30.6%)「利回りがインフレに負けている気がする」(29.0%)でした。 

元本確保型以外に投資信託の運用はしていますか?理由も含めて教えてください

今回アンケートにご回答いただいた方のうち、元本確保型以外に投資信託の「運用をしている」と回答したのは73.8%


「これまで一度も投資信託を運用したことはない」方は16.4%、「以前は運用していたが、やめて元本確保型に切り替えた」方は9.8%でした。

元本確保型以外に投資信託の運用をしている理由で最も多かったのは「少しリスクを取ってでも資産形成したい」(40.7%)でした。 

元本確保型以外に投資信託の運用をしていない理由で最も多かったのは「元本割れがこわいから」(40.5%)でした。

iDeCoの元本確保型商品最大の魅力はやはり「リスクを抑えて資産を守りながら増やせること」。一方、「利回りが低い」ことに不満を持っている方は多いようです。


iDeCoなどの資産運用商品は、始める前に「何年後にどれだけ資産が貯まるのか」「どの程度節税ができるのか」を試算することが重要。


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【まとめ】iDeCoの元本確保型商品は意味がないとは一概に言えない

本記事では、iDeCoの元本確保型商品は「意味がない」といわれる理由 、メリットやデメリット、iDeCoの元本確保型商品が向いている人の特徴を紹介しました。


<結論>

iDeCoの元本確保型商品は「意味がない」と言われているのは、金利が低く大きな利益が見込めないから。運用益が非課税になるというメリットを十分に活かせない可能性も。


しかし、節税効果や元本割れのリスクがないことまで考慮すれば、決して意味がないということはありません。自分に合った運用方法・バランスを検討することが重要です。

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