年収300万の結婚したい男性がなかなか結婚できない理由とその対処法について解説します。最後には、具体的な婚活の方法も紹介しています。また、年収300万で結婚を考えているカップルの結婚生活の不安を明らかにして安定した生活を送るための方法をご紹介します。
この記事の目次
目次を閉じる年収300万の男性は結婚できないのか?
こんにちは、マネーキャリア編集部です。
先日、30代男性の方からこんな相談がありました
確かに女性は結婚相手に求めるものとして経済力があります。
出産して子どもを育てていくためにはそれなりの経済力が必要になります。
「結婚をするためにはどのくらいの年収が必要なのでしょうか。」
実際のところ、年収300万円でも結婚されている方はいらっしゃいます。
国土交通省が公表している国土交通白書2013によると年収200~300万円の男性のうち、14.6%の男性は結婚することができています。
なお、年収100~200万円の男性でも5.8%の方が結婚をされています。
今回は年収300万円の男性がお金のことについて結婚するまでに考えておくべきことを紹介します。
低年収でも結婚をしたいと考えている男性の方のお手伝いになれば幸いです。
年収300万の男性は結婚できないわけではないが、結婚後に困難が…
年収300万円の男性が結婚をした場合、どのような生活になるのでしょうか。
今回は収入の部分(手取り金額について)と結婚後、子どもが一人いる場合の生活費について考えてみます。
毎月の手取り額は20万円程度しかもらえない
年収300万円で賞与がない場合、月給は25万円です。
ここから社会保険料などが控除されるため、手取り額は約20万円となります。
詳しい内訳は以下のようになります。
月給 | 250,000円 |
---|---|
厚生年金保険料 | 21,960円 |
健康保険料 | 11,844円 |
雇用保険 | 750円 |
所得税 | 4,920円 |
住民税 | 9,792円 |
手取り額 | 200,734円 |
独身であれば余裕をもって生活ができるレベルの収入といえます。
実家暮らしであれば、家賃を支払う必要がないため、貯金ができるレベルであると言えます。
年収300万円で夫婦2人+子供一人の生活レベル
次は子ども一人の3人暮らしでかかる生活費について紹介します。
東京都在住で、子どもの年齢が3歳を想定した場合の生活費は以下のようになります。
家賃 | 90,000円 |
---|---|
光熱費 | 20,000円 |
通信費 | 10,000円 |
食費 | 60,000円 |
交際費 | 50,000円 |
教育費 | 10,000円 |
生活費合計 | 240,000円 |
一般的な家庭の場合、1月の生活費に約24万円かかります。
年収300万円での生活の場合、毎月約4万円足りないことになります。
そのため、食費や交際費など節約をしないと生活できないことになります。
このように年収300万円の男性は結婚することはできますが、結婚後の生活については十分に考えておく必要があります。
年収300万の男性で結婚できないと考えられる人の原因
次は年収300万円の男性が結婚できないと考えられる原因について紹介します。
原因としては、経済力だけでなく、男性の性格や向上心などが問題になる場合があります。
今回は以下の8つについて解説します。
- 都会に住んでいると収入以上に出費が大きいから
- 年収を上げる努力もしていない・今後上がる見込みがないから
- 年収以外のところに配慮がないから
- 年齢が40代以上だから
- 共働きを予定していないから
- 性格が悪い・価値観に問題があるから
- プライドが高く過去の栄光にすがり付いているから
- 「女性不信」などと言い訳をしているから
①都会に住んでいると収入以上に出費が大きい
年収300万円の男性が結婚できない理由1つ目は都会に住んでいると収入以上に出費が大きくなるからです。
先ほど1か月の生活費について紹介しましたが、普通に生活していると手取り額を超えてしますことになり、節約が必要になります。
また、都会に住んでいると家賃が高くなる傾向があります。
先ほどの例の場合、家賃は生活費全体の37.5%をかなり大きな割合を占めています。
このように都会に住んでいると収入以上に出費が大きくなるため、経済力があまりない男性は結婚をためらってしまいます。
近年はリモートワークが一般的となり、また、遠方からの通勤であっても交通費を出す会社もあるため、都会の会社で働きながら田舎で生活するというライフスタイルも考えてみましょう。
②年収を上げる努力もしていない・今後上がる見込みがない
年収300万円の男性が結婚できない理由2つ目は年収を上げる努力もしていない、もしくは今後上がる見込みがないからです。
年収300万円の男性が結婚するためには、将来性について安心感を与える必要があります。
当然ですが、将来設計について何も考えていない、年収を上げる努力をしていない男性は結婚相手として選ばれません。
現在、年収300万円であったとしても、昇進や転職の予定があったり、資格取得に向けて勉強をしているなど将来性が見えるようであれば、結婚できる傾向にあります。
③年収以外のところに配慮がない
年収300万円の男性が結婚できない理由3つ目は年収以外のところに配慮がないからです。
結婚を考えている女性に対して気配りができているか、家事育児の分担ができているかなどの配慮・内面の部分は重要になります。
一般的に年収がある程度あっても配慮に欠けるような男性は結婚相手に選ばれません。
そのため、配慮に欠け、かつ年収300万円の男性は当然、結婚相手に選ばれません。
独身時代は自分中心の考えだけで生活できていましたが、結婚後は一緒に住むことになるため、相手の女性への配慮を忘れないように心がけましょう。
④年齢が40代以上
年収300万円の男性が結婚できない理由4つ目は年齢が40代以上だからです。
当然、年収が低くても年齢が若い方が将来的な可能性を感じることができます。
つまり、若い人の場合、結婚などをきっかけに努力をすれば、年収を上げることは十分に可能であると考えられます。
一方で、年齢が40代で年収300万円だと将来的に有望でない人というイメージがあります。
これに加えて、不景気になると年齢が高くて、優秀でない人材はリストラの対象になる可能性は非常に高いです。
将来性という観点から年齢が40代以上というのは非常に不利になります。
⑤共働きを予定していない
年収300万円の男性が結婚できない理由5つ目は共働きをしていないからです。
先ほどの1か月当たりの生活費について、年収300万円だけでは毎月赤字となり、生活していくことはできません。
節約も当然ですが、結婚相手にパートでもいいので一緒に稼いでもらう必要があります。
一昔前であれば、男性の収入だけで生活費を賄うことが理想でした。
しかし、自身の年収を考慮せずに理想だけを追い続けても結婚することはできません。
結婚をする際には相手に共働きをしてもらえるように相談してみましょう。
⑥性格が悪い・価値観に問題がある
年収300万円の男性が結婚できない理由6つ目は性格が悪い・価値観に問題があるからです。
当然ですが、性格が悪い、もしくは価値観に問題のある人は結婚が難しくなる傾向があります。
例えば、不真面目であったり、ギャンブル癖がある、モラハラをするなどの男性が結婚することはありえません。
これに加えて年収300万円となるとなおさらです。
年収300万円でも結婚したいと考えている場合は、まずは自身の性格や価値観を見直し、魅力的な人になれるように努力をしましょう。
⑦プライドが高く過去の栄光にすがり付いている
年収300万円の男性が結婚できない理由7つ目はプライドが高く、過去の栄光にすがりついているからです。
特に高学歴にもかかわらず、運悪く高収入の仕事につけていない男性によくみられる傾向があります。
高学歴は社会人になると自身のセールスポイントになることが多いですが、入社し、社会人歴が長くなると学歴の効力はほぼなくなり、仕事をこなせるかが評価の対象になります。
高学歴にすがり続けるということは無意識のうちに他人を見下すことになるため、相手の女性に対して尊敬することができなくなります。
また、これと同様にプライドが高い男性も無意識のうちに相手を見下してしまい、結婚から遠のいてしまう傾向があります。
このような男性は自身の300万円という年収を改めて見つめなおす必要があります。
年収300万円は男性の中では平均以下ですので、プライドや過去の栄光にすがりつかずに現実をしっかりと見るようにしましょう。
⑧「女性不信」などと言い訳をしている
年収300万円の男性が結婚できない理由8つ目は「女性不信」などと言い訳をしているからです。
このような男性は結婚生活において金銭的な現実から逃げている人が多いです。
実際に家庭を持って一生懸命に働いている人もいますし、家庭のために出世などに向かって努力をしている人もいます。
このような男性に女性は惹かれ、結婚しようと思うものです。
一方で、様々な理由をつけて現実から逃げていては一生結婚することはできません。
もし、結婚したいと思うのであれば、自分なりに考えて、それを実行していく必要があります。
年収300万でも結婚できる条件と男性の特徴とは?
先ほどまでは年収300万円の男性が結婚できない理由について紹介しましたが、同じ年収でも結婚できる男性はいます。
ここからは年収300万円でも結婚できる条件と男性の特徴について以下の6つを紹介します。
- 年齢が若いと年収に伸びしろがあること
- 地方だと物価が低いため年収も低くなること
- 正社員や公務員などの安定した職業についていること
- 男性の内面や外見に惹かれるものがあること
- 人生プランが明確であること
- 夫婦で家事や育児に取り組むという考えを持っていること
①年齢が若いと年収に伸びしろがある
年収300万円でも結婚できる男性の特徴1つ目は年齢が若く、年収に伸びしろがあることです。
平成30年の国税庁の調査によると20代男性の大半が年収300万円台であり、年収300万円というのは珍しくありません。
つまり、20代男性であれば、年収300万円というのは平均的な年収であり、低年収と認識されることはあまりありません。
また、20代であれば、これから出世をしたり、転職をしたりなど可能性を秘めていると考えられるため、年収に伸びしろがあると言えます。
以上から年収300万円であっても年齢が若ければ、結婚することができます。
②地方だと物価が低いため年収も低くなる
年収300万円でも結婚できる条件2つ目は地方だと物価が低く、年収も低くなるからです。
都会に住んでいると年収300万円の男性は経済力がなく、これが原因で結婚できないと紹介しました。
これが地方在住の年収300万円の男性だと物価が低いため、相対的に年収300万円は経済力のある部類に入ります。
家賃について考えてみると分かりやすいのですが、都心であれば、月9万円もかかるマンションでも、地方であれば同じ広さで月5~6万円で住める場所もあります。
同じ年収300万円であれば、相対的に地方の方が経済力が高くなることが分かります。
地方への転職やリモートワークなど生活拠点を地方に移すことで相対的に経済力を高めることができます。
③正社員や公務員などの安定した職業についていること
年収300万円でも結婚できる男性の特徴3つ目は正社員や公務員などの安定した職業についていることです。
公務員や正社員は無期限の雇用契約であることから、原則的には定年まで給与をもらうことができます。
給与が安定しているため、結婚後のより詳細なライフプランを立てることができます。
また、正社員や公務員であれば、出世し、管理職になることで給与が今よりも上がることが期待されます。
今の年収が低くても将来に期待できる男性であれば、結婚することができます。
④男性の内面や外見に惹かれるものがある
年収300万円でも結婚できる男性の特徴4つ目は男性の内面や外見に惹かれるものがあることです。
女性は経済力だけでなく、様々な要素についてバランスよく男性に求める傾向があります。
そのため、年収300万円であっても、外見が良いイケメンであれば、同じ年収の一般的な男性よりも結婚しやすい傾向があります。
また、優しいや相性がいいなど内面で惹かれるものを持っている男性も結婚しやすい傾向があります。
年収を上げる方法を考えることも大切ですが、魅力を高めるための自分磨きも非常に大切です。
⑤人生プランが明確である
年収300万円でも結婚できる男性の特徴5つ目は人生プランが明確であることです。
時代の変化が大きい昨今、先を見通しにくく、将来に不安を抱えている人は非常に多いです。
そんな中で、将来のことについて真剣に考えており、人生プランを明確にしている人は女性に安心感を与えることができます。
また、明確な人生プランを持っている人はそれに向かって努力をするため、それを実現させる可能性は普通の人より高くなります。
将来について安心感を与えてくれること、将来性を感じられることから結婚しやすい傾向があります。
⑥夫婦で家事や育児に取り組むという考えを持っている
年収300万円でも結婚できる男性の特徴6つ目は夫婦で家事や育児に取り組むという考えを持っていることです。
一昔前は、男性が仕事で稼ぎ、女性が家事や育児をするというのが当たり前でした。
また、この当時の男性は相応の収入を得ていたため、この構図が成り立っていました。
しかし、現在は男女平等で働くことが当たり前、男性の収入が減少しており、共働きが当たり前の時代となっています。
当然、家事育児も夫婦で分担することが当たり前になってきています。
年収が300万円しかないにも関わらず、一昔前の男女分業の考えを持っているとその男性はほぼ結婚することができないと考えられます。
女性が年収以外の部分で男性に求めていること【低収入でもチャンスはある】
ここからは女性が結婚するために男性も求めていることについて紹介します。
女性は結婚するために第一に男性に経済力を求める人が多いです。
しかし、女性はすべての要素についてバランスよく求める傾向があるため、経済力だけが良くても結婚することはできません。
女性が結婚する男性に経済力以外で求めていることについて、この記事では以下の3つを解説します。
- 性格など相性が良いかどうか
- 貯金や資産の額、人柄が良いかどうか
- 転職などに役立つ資格を持っているかどうか
①相性がいいか
女性が年収以外の部分で男性に求めていること1つ目は相性がいいかどうかです。
男性の年収がいくら高くても、相性が悪ければ結婚生活を共に過ごすことはできません。
自分をさらけ出せることができるか、一緒にいて楽しいかなど相性が合うかどうかはお互いに最重要事項であると考えられます。
女性が相手との相性や居心地が良いを感じれば、男性の年収が300万円であっても結婚してもらえる可能性が非常に高くなります。
②貯金や資産の額・人柄
女性が年収以外の部分で男性に求めていること2つ目は貯金や資産の額・人柄です。
貯金や資産の額はその人の性格を表す場合が多いです。
例えば、年収がいくら高くても貯金ができない人は金遣いの荒い人だと思われてしまい、大きなマイナスイメージとなります。
一方で、年収が300万円であってもそれなりの貯金をしている人はしっかりしている人だなとプラスのイメージを持たせることができ、信頼につなげることができます。
人柄については、人として尊敬できる部分がある、魅力的な部分があると思ってもらうことが重要です。
お金以外に部分で信頼を獲得し、自身の魅力的な部分が伝えられれば、結婚できる可能性は非常に高くなります。
③転職などに役立つ資格を持っているかどうか
女性が年収以外の部分で男性に求めていること3つ目は転職などに役立つ資格を持っているかどうかです。
資格はある分野について技能や知識を持っていることを証明するもので、対象の分野であれば、転職することができます。
近年は1つの企業に働き続けたいと思っていても難しい時代となり、資格を持っていることは婚活するうえで非常に強みになります。
特にIT系や介護系などニーズの高い資格を持っていると高収入が期待できるため、現在の年収が低くても結婚できる可能性を大きく高めることができます。
年収が低くても結婚のために男性がやるべきこと
結婚するためには経済力以外にも性格や貯金などが大切であることを紹介しましたが、これらの要素を短期間で大きく変更させることはほぼ不可能です。
年収300万円で今の状態で結婚をするためには戦略をもって活動する必要があります。
ここからは年収300万円の男性が結婚するために取るべき戦略について以下の4つを紹介します。
- 共働きのできる女性を探して年収を安定させること
- 貯金をして婚活市場での価値を高めること
- 年収アップのために転職すること
- 社会的にニーズの高い職業や高収入の職業に就いている女性を探すこと
①共働きのできる女性を探して年収を安定させる
年収が低くても結婚のために男性がすべきこと1つ目は共働きのできる女性を探して年収を安定させることです。
近年は男性だけの収入で生活することが困難なケースが多く、生活を安定させるために共働きをする夫婦は増加しています。
このような背景もあることから年収300万円の男性は積極的に結婚後も共働きをしてくれる女性を探すようにしましょう。
また、手取り額の面についても累進課税制度のため、共働きの方が有利になります。
累進課税制度とは年収が高くなるほど課税される税率や徴収させる保険料が高くなる制度のことです。
年収800万円の人の手取り額は約591万円です。
一方、年収400万円の人の手取り額は約315万円であり、共働きでの世帯年収が400万円×2人の場合の手取り額は約630万円となります。
つまり、共働きの方が同じ世帯年収でも手取り額が多くなります。
②貯金をして婚活市場での価値を高める
年収が低くても結婚のために男性がすべきこと2つ目は貯金をして婚活市場での価値を高めることです。
年収が低くてもしっかりと貯金をしている男性は婚活市場で価値が高くなります。
これについては先ほど紹介しましたが、貯金をすることによって相手の女性にしっかりしていることをアピールでき、信頼を獲得することができるためです。
理想の貯金額は月収の20%であると言われています。
独身であれば、年収300万円でも多少の余裕があるため、コツコツ貯金する癖をつけましょう。
③年収アップのために転職する
年収が低くても結婚のために男性がすべきこと3つ目は年収アップのために転職することです。
年収をアップさせることで経済力が上がるため、婚活市場での価値が高くなります。
つまり、結婚できる可能性を高めることができます。
特に先ほど紹介した公務員や規模の大きい企業の正社員など安定し、かつ出世により収入アップが見込める職業に転職できれば、さらに結婚できる可能性を高めることができます。
④社会的にニーズの高い職業や高収入の職業に就いている女性を探す
年収が低くても結婚のために男性がすべきこと4つ目は社会的にニーズの高い職業や高収入の職業に就いている女性を探すことです。
これをするべき理由はやるべきこと1つ目の理由と共通する部分があります。
特に社会的にニーズの高い職業(看護師や保育士など)であれば、出産・育児の後、復職しやすい職業であるため、安定した生活を送れます。
また、高収入の女性も能力の高いことを意味しているため、出産・育児の後の復職を一般的な女性よりもしやすいと言えます。
結婚相手の年収が300万?結婚する上での不安とは
男性の年収が300万円であると家計面で心配する女性は多いです。
ここからは結婚するうえで女性が抱えている経済的な不安について以下の5つを紹介します。
対策についても紹介しますので、しっかり理解して女性の不安を少しでも軽減させるようにしましょう。
- 生活を安定させることができるか
- 子供の養育費は貯められるのか
- 住宅ローンなどの高額ローンを立てられないのではないか
- 病気やけがなどの万一の出費に家計が耐えられるか
- 親や兄弟に心配をかけてしまうのではないか
①生活を安定させることができるか
結婚相手の年収が300万円で女性が不安に感じる点1つ目は生活を安定させることができるかです。
年収300万円だけで生活ができるか不安に感じる女性は多いと思います。
共働きをして生活を安定させようとしたとしても、女性の出産や育児休暇など女性が働けない期間は年収が低くなります。
また、子どもを2人以上と考えている場合はその分だけ女性が働けない期間が長くなるため、その期間、生活をどのように安定させるか考えておく必要があります。
具体的な対策としては年収をアップさせるための転職、資格取得に向けた勉強など男性が年収を上げるための努力を今からすることが重要です。
②子供の養育費はた貯められるのか
結婚相手の年収が300万円で女性が不安に感じる点2つ目は子どもの養育費を貯められるかです。
子ども一人当たりの養育費として3~4歳までに300~400万円、大学卒業までに1000万円以上かかると言われています。
近年の少子化に伴って、子育てに対する助成金や手当は増加していますが、それでも多額のお金が必要になります。
具体的な対策としては学資保険に加入して強制的に貯金をする方法があります。
学資保険で貯金をしておくと多額のお金が必要になる時の緩衝材となります。
③住宅ローンなどの高額ローンを立てられないのではないか
結婚相手の年収が300万円で女性が不安に感じる点3つ目は住宅ローンなどの高額なローンが立てられないのではないかということです。
結論から申し上げると年収300万円であっても住宅ローンを組むことはできます。
また、共働きであれば、配偶者の収入を合算できるため、より住宅ローンを組みやすくなります。
住宅ローンなど高額ローンの審査で重要なことは債務者がローンを返済しきれるかどうかです。
例えば、奨学金など他のローンの合計金額が多かったり、不安定な職業についている場合は同じ年収でもローンを組みにくい可能性があります。
独身のうちに奨学金などのローンの早期返済を行ったり、安定した収入が得られる職業に転職するなどローンが組みやすくなるような対策が必要な場合もあります。
④病気やけがなどの万一の出費に家計が耐えられるか
結婚相手の年収が300万円で女性が不安に感じる点4つ目は病気やけがなどの万一の出費に家計が耐えられるかどうかです。
病気やけがなど万外皮の出費のリスクはどの家庭でもありえることで、低収入であれば、そのリスクに耐えられるかを考えておく必要があります。
具体的な対策としては、少額でもいいので生命保険に加入しておくことです。
万が一のことが起これば、保険金が下りるのでリスクに耐えられる可能性を高めることができます。
⑤親や兄弟に心配をかけてしまうのではないか
結婚相手の年収が300万円で女性が不安に感じる点5つ目は親や兄弟に心配をかけてしまうのではないかということです。
近年の若い人たちは低収入を背景に親に助けてもらうことが当たり前と考えている人がいるようです。
しかし、両親は自分が死ぬまで生きているわけではないし、兄弟も自身の家庭を持つと頼りにくくなっていきます。
結婚するのであれば、夫婦だけの収入でやりくりをして親や兄弟に心配をかけないようにすることが重要です。
年収300万円でもやりくりをして結婚生活を送っている世帯もあります。
次からは年収300万円以下でもやりくりをするコツについて紹介していきます。
結婚相手の年収が300万以下でもやりくりする生活のコツ
先ほど年収300万円で結婚生活をした場合の収入と生活費について紹介しましたが、そのままでは毎月赤字となり、生活することはできません。
何かしらの対策をしない限り、年収300万円以下でやりくりできません。
ここからは年収300万円以下でもやりくりする生活のコツについて紹介します。
- 節約を始めること
- 物価の安い地方に住むこと
- 知識をつけてお金の無駄を省くこと
①節約を始めよう
年収300万円以下でもやりくりするコツ1つ目は節約を始めることです。
上記でも説明した通り、独身時代と同じ生活を送っていると支出が収入を上回り、生活できなくなります。
値段の安いスーパーに買いに行く、格安スマホに乗り換えるなどできるところから節約を始めるようにしましょう。
②物価の安い地方に住む
年収300万円以下でもやりくりするコツ2つ目は物価の安い地方に住むことです。
物価の安い地方に住むことで、生活費を抑えることができるようになります。
特に生活費で最も大きな割合を占めている家賃を抑えることができます。
地方に住むことで同じ広さでも月数万円が浮くことになり、そのお金をほかの費用に回すことができます。
仕事をしながら地方に住めるという選択肢がある場合はぜひ検討してみてください。
③知識をつけてお金の無駄を省こう【マネーキャリア に相談】
年収300万円以下でもやりくりするコツ3つ目は知識をつけてお金の無駄を省くことです。
普通に生活をしているとお金が足りないことは分かるが、なぜ足りないのか分析できている人は少ないと思います。
分析ができないと生活費を抑えるための根本的な対策をすることはできません。
そこで重要なことはお金の知識を身につけることです。
お金の知識が身につけば、お金の無駄が省け、さらには将来に向けた適切なお金の使い方が可能になります。
これらの相談はFP(ファイナンシャルプランナー)にしてみることをおすすめします。
マネーキャリアなら、FPに無料相談できるので、ぜひ利用してみてください。
年収300万の男性におすすめ婚活方法
最後に年収300万円の男性におすすめの婚活方法について以下の3つを紹介します。
- 比較的安価であるマッチングアプリで探す方法
- 結婚相談所を利用する方法
- 婚活エージェントを活用する方法
①比較的安価であるマッチングアプリで探す
年収300万円の男性におすすめの婚活方法1つ目はマッチングアプリです。
マッチングアプリは結婚相談所などに比べると比較的安価に婚活することができます。
費用という面では年収の低い男性にはおすすめです。
ただし、プロフィールや写真に虚偽があったり、出会った人との結婚に対する温度差があったりするなど比較的結婚しにくい婚活であると言えます。
②結婚相談所を利用してみよう
年収300万円の男性におすすめの婚活方法2つ目は結婚相談所を利用することです。
先ほどのマッチングアプリに比べると成婚率は高くなるため、絶対に結婚したい男性にはおすすめの婚活方法です。
結婚相談所では、プロフィールや写真は必ず担当者が確認をしますし、結婚意識の高い人たちが集まっているので成婚率は他の婚活よりも高くなります。
ただし、入会金や成婚料などマッチングアプリに比べるとかなりの費用が掛かります。
その分結婚しやすくなると考えて結婚相談所を利用してみましょう。
③婚活エージェントを活用しよう
年収300万円の男性におすすめの婚活方法3つ目は婚活エージェントを活用することです。
婚活エージェントとは、マッチングアプリと結婚相談所のいいとこ取りができる婚活方法です。
マッチングアプリのようにオンライン上で出会うことができ、また、結婚相談所のようなサポートを比較的安価な料金で受けることができます。
ただし、婚活エージェントは中間的な位置であるため、婚活の自由さやサポート度合いは中途半端になると考えられます。
自由に婚活したい場合はマッチングアプリを、丁寧なサポートを受けたい場合は結婚相談所に行かれることをおすすめします。
おまけ:年収300万の結婚についてアンケート
おまけとして年収300万円の結婚についての意見について紹介します。
年収300万円でも生活できるという意見もあれば、年収300万円では結婚生活を送れないという否定的な意見もあります。
今回はツイッターで述べられている意見について要約して紹介します。
①年収300万では結婚できないという人の意見
年収300万円では結婚できないという人たちの意見には将来のことが考えられない、同じ年収300万円であれば、一人で生活をしている方が楽といった意見があります。
また、20代であれば、まだ可能性はあるが、30代を超えると難しいと言った年齢的な意見を述べる方もいました。
年収300万円は一般的には経済力がないと見られるため、コンプレックスとなり、積極的に婚活できないという人もいると思います。
しかし、年齢的な部分で可能性が広げられるため、婚活はできるだけ若いうちに始めるようにしましょう。
②年収300万で結婚できるという人のいけん
一方で、結婚に年収は関係ないと考える女性も多いようで、実際に年収300万円でも結婚できている人はいます。
これに加えて、貯金が50万円でも結婚できている人はいます。
また、年収300万円の2人が共働きをすれば、世帯年収が600万円となり、ある程度の生活ができるといった意見もありました。
結婚相手が年収300万円でも良いと言ってくれる人は年収よりも愛や優しさなどの内面を重視できる非常に優しい方であると考えられます。
まとめ:年収が低くても結婚できる
年収300万円の男性の結婚について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
今回の記事のポイントは
- 年収300万円でも結婚できる人はいること
- 転職や資格取得など結婚するためには年収を上げる努力が常に必要であること
- 共働きや地方に住むなど年収が上げられなくても生活できる方法を考えておくこと