松井証券のiDeCoってどうなの?評判や口コミを知りたい!そんな方に。松井証券iDeCoの良い口コミや悪い口コミ、メリットやデメリットを紹介しています。松井証券iDeCoのおすすめ商品や人気金融機関との比較、申し込み手続きやキャンペーン情報も掲載中!
監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。
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この記事の目次
- 松井証券のiDeCoってどうなの?評判や口コミは?
- 松井証券のiDeCoの良い口コミ・悪い口コミを紹介!
- 松井証券の良い口コミ・評判
- 松井証券の悪い口コミ・評判
- 松井証券のiDeCoの特徴・メリットを解説!
- ①口座管理手数料が0円!
- ②信託報酬(運用コスト)の低い投資信託が40本もある
- ③好成績で人気の商品(「ひふみ年金」など)が運用できる
- ④オリジナル画面で資産運用の状況を確認しやすい
- ⑤専用窓口のサポート体制が充実している
- ⑥創業100年の歴史ある証券会社なので安心
- 松井証券のiDeCoのデメリットや注意点も紹介
- ①問い合わせは平日のみ
- ②他の金融機関に移管するとき手数料がかかる
- ③取引金額が多いとその分だけ手数料が割高になる
- 松井証券のiDeCoがおすすめなのはこんな人!特徴を紹介
- ①iDeCoにかかる手数料などのコストを抑えたい人
- ②無料の情報ツールを使いたい人
- 松井証券のiDeCo対応商品を紹介!【おすすめ商品】
- 松井証券と楽天・SBI・マネックスのiDeCoを比較!
- 松井証券のiDeCoの申し込み・資料請求の手続きを解説!
- ①webサイトから申し込み書類を資料請求
- ②申し込み書類に必要事項を記入し返送
- ③審査に通れば口座開設が行われ手続き完了
- ④マイページにログインしてiDeCoの情報を登録
- ⑤iDeCoの引き落としが始まればOK
- 松井証券のiDeCoは現在キャンペーンをやっている?
- 松井証券のiDeCoは現在キャンペーンを開催していない
- 以前は口座開設キャンペーンを実施していたので要チェック
- その他のよくある松井証券iDeCoに関するQ&Aを紹介!
- 参考:マネーキャリアのFP相談でiDeCoの悩みを解消しよう
- まとめ:松井証券のiDeCoについて
松井証券のiDeCoってどうなの?評判や口コミは?
iDeCoで老後に備えた資産運用をしたいと考えている人のなかには松井証券での運用を候補にしている人も多いのではないでしょうか。
松井証券はネット証券会社のなかでも知名度があるだけに興味を持ちますよね。しかし一方で松井証券でiDeCoを運用して本当に大丈夫なのか、評判や口コミを知りたいという人も多いのではないでしょうか。
この記事ではそんな悩みを抱える人に向けて、松井証券の良い口コミや悪い口コミ、メリットやデメリット、どんな人におすすめなのかを中心に解説していきます。
大変役立つ記事となっておりますのでぜひ最後までご覧ください。
松井証券のiDeCoの良い口コミ・悪い口コミを紹介!
ここでは松井証券のiDeCoについて良い口コミや評判、反対に悪い口コミや評判をそれぞれ紹介していきます。
実際に利用した人の感想ですので、ぜひ参考にしてみてください。
松井証券の良い口コミ・評判
まずは松井証券の良い口コミや評判を紹介していきます。
松井証券は老舗の証券会社で、顧客からの信頼度は高い傾向にあるのが特徴です。
30代女性
安心感があってよかったです
30代男性
手数料が安いのでお得感が強かったです
松井証券ではiDeCoの運用管理料が無料であり、ほかの証券会社と比べて手数料が安いと感じたので加入を決めました。手数料は一度の支払いは小さな額ですが、長期運用してくると大きな額となりますので無料はありがたいです。
またサイトの操作もしやすく、いろいろなチェックも大変しやすくなっています。
松井証券の悪い口コミ・評判
ここからは松井証券の悪い口コミ・評判について紹介します。
松井証券は顧客から高い評価を得ている一方で商品によって信託報酬に差があることや投資信託の取り扱い本数に不満があるという声が見られました。
20代男性
口座開設が難しかったので、ほかの証券会社を選びました
iDeCoを将来のために始めたいと思ったのですが、口座開設の仕方などがわからずサポートの担当者に教えてもらい何とかできたのですが、そのあとマイページなど画面の見方も自分には合いませんでした。
ほかの証券会社の方が使いやすかったので今ではそちらでiDeCoを運用しています。自分のような資産運用の経験のない人は松井証券は使いにくいと感じるかもしれません。
20代女性
投資本数が少なく信託報酬も差が大きい
松井証券で口座開設をしてiDeCo以外でも資産運用ができればいいなと思っていました。しかし希望する運用方法をしている投資信託の信託報酬が高く、ほかの証券会社では運用できる信託報酬の安い投資信託は取り扱っていませんでした。
その後、調べたのですが松井証券は投資信託の取扱本数が少ない傾向にあるようです。口座開設前に自分の運用したいと思っている商品があるか確認すべきでした。
松井証券のiDeCoの特徴・メリットを解説!
ここからは松井証券のiDeCoの特徴やメリットを6つ解説していきます。松井証券のiDeCoの特徴・メリットには
- 口座管理手数料が無料
- 運用コストの低い投資信託が40本
- 成績の良い商品を選べる
- オリジナル画面で資産運用の状況確認ができる
- 充実のサポート体制
- 歴史のある会社で安心感がある
①口座管理手数料が0円!
松井証券ではiDeCo口座の管理手数料が0円となっています。金融機関や証券会社によっては口座管理手数料が毎月発生するケースもあり、その場合運用成績が同じでも手数料の分だけ実質的な利益が減ってしまいます。
こうした無駄な費用を抑えられることは松井証券のiDeCoのメリットです。
②信託報酬(運用コスト)の低い投資信託が40本もある
松井証券では低コストで運用できる投資信託が40本もあり、自分の好きな投資先や割合で運用することが可能です。
低コストにこだわった場合、人によっては本数の少なさに不満を感じることもあるでしょうが、基本的に多くの人を満足させられるラインナップがそろっています。
③好成績で人気の商品(「ひふみ年金」など)が運用できる
資産運用で選ぶ商品は成績の良いものにしたいと誰もが考えます。松井証券のiDeCoではひふみ年金のほかに低コストかつ成績もあげられるeMAXIS slimシリーズなど好成績の商品が多いです。
幅広い投資で安定した成績をあげることができるでしょう。
④オリジナル画面で資産運用の状況を確認しやすい
松井証券では見やすい画面をつくることでスマホやパソコンで運用状況を確認する顧客に対して、わかりやすく情報を伝える工夫がされています。
複数の商品で資産運用している場合でも、わかりやすい画面となっており確認もしやすいです。
⑤専用窓口のサポート体制が充実している
松井証券では専用窓口を設けることによってサポートを円滑に進むようにすることができます。
手続きや運用についてわからないことがあった場合はすぐに相談できますので、投資初心者でも安心の体制です。
⑥創業100年の歴史ある証券会社なので安心
松井証券は1918年に元となる松井房吉商店が創業されており、100年以上の歴史を持っています。
そのあいだ会社が存続しているということはそれだけ健全な経営をしてきたという証明です。資産運用する顧客の立場としても安心して資産を預けることができます。
松井証券のiDeCoのデメリットや注意点も紹介
ここからは松井証券のデメリットや注意点を紹介していきます。
証券会社は複数あり、すべての人にマッチする証券会社はありません。松井証券が自分に合わない可能性もありますので参考にしてください。
①問い合わせは平日のみ
松井証券には専用窓口がありますが、問い合わせすることができるのは平日の8時30分から17時30分までです。
共働き家庭などはなかなか問い合わせの時間を確保できないので、平日に仕事がある人でなかなか時間を確保できないという人は注意が必要です。
②他の金融機関に移管するとき手数料がかかる
iDeCoは複数の口座を持つことができないと制度のなかで決まっています。そのため松井証券以外の金融機関や証券会社にiDeCo口座を開設することになった場合、松井証券のiDeCo口座は解約する必要があるのです。
この場合、手数料として税込み4,400円が発生しますので注意してください。
③取引金額が多いとその分だけ手数料が割高になる
松井証券は50万円までであれば取引手数料は無料ですが、50万円を超えて100万円までは税込1,100円、200万円までは税込2,200円のように100万円ずつ取引手数料が1,000円加算されていきます。上限額は税込110,000円です。
多くの人にはあまり関係ありませんが、大きな取引をする人にとっては手数料で損をしてしまう環境となっています。
松井証券のiDeCoがおすすめなのはこんな人!特徴を紹介
ここからは松井証券のiDeCoがおすすめな人の特徴を紹介していきます。さまざまな金融機関や証券会社のなかから松井証券を選ぶ人はどのような人が良いのかしっかり把握しておきましょう。
ここではその特徴として、
- 取引コスト
- 無料情報ツール
①iDeCoにかかる手数料などのコストを抑えたい人
松井証券はiDeCoの口座管理手数料が無料、50万円までの取引手数料が無料とコストが安く設定されています。
iDeCoは会社員であっても月々の支払い上限額が10万円を超えることはありませんので取引手数料はほとんど気にする必要はありません。コストを抑えて取引したい人に松井証券はおすすめです。
②無料の情報ツールを使いたい人
松井証券では以下の情報ツールを無料で提供しています。
- 松井証券 株アプリ
- 投信アプリ
- 松井FP~将来シミュレーター~
- 株価ボード
- ネットストック・ハイスピード
- ネットストック・スマート
松井証券のiDeCo対応商品を紹介!【おすすめ商品】
松井証券にはさまざまなiDeCo対応商品がありますが、資産運用の経験が少ない人にはどれを選べばよいかわからないという人も多いと思います。ここではおすすめの商品として3つの投資信託を紹介します。
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
- ひふみ年金
松井証券と楽天・SBI・マネックスのiDeCoを比較!
ここではほかの大手ネット証券会社である楽天・SBI・マネックスとiDeCoの商品数や手数料を比較していきます。
会社名 | 取扱商品数 | 口座管理手数料/月 | 取引手数料 |
---|---|---|---|
松井証券 | 40 | 171円 | 50万円以下 無料 |
楽天 | 31 | 171円 | 基本無料 |
SBI | 83 | 171円 | 基本無料 |
マネックス | 22 | 171円 | 10万円以上 110円 |
取扱商品数はSBI証券にこそ負けましたが2位であり、ラインナップは比較的豊富と言えます。
また口座管理手数料はどの証券会社も最低額である171円という結果でした。また取引手数料もマネックス証券以外はほぼ同じ水準にあると言えます。
このようなことからも松井証券はほかの証券会社と比較してiDeCo運用は決して劣っていないということがわかります。
松井証券のiDeCoの申し込み・資料請求の手続きを解説!
ここからは松井証券でiDeCoの申し込みや資料請求の手続きの方法を解説します。手続きが苦手な方にも理解いただけるよう解説しますので、ぜひ参考にしてください。
手続きの手順には資料請求からiDeCoの掛金引き落としの開始までがあります。
①webサイトから申し込み書類を資料請求
松井証券のiDeCo専用サイトから申し込み書類を送ってもらえるように資料請求します。
ネット上で個人情報を入力するだけなので、ここでの手続きは10分以内には完了するでしょう。ここでひとつ注意が必要なのが国民年金の区分です。自営業者は1号、会社員など厚生年金に加入している人は2号となりますので区分を間違えないようにしてください。
またこのタイミングで証券口座の開設手続きを進めることも可能です。希望する人はまとめてやると効率が良くなります。
個人情報が送信されれば資料が届くのを待つだけです。
②申し込み書類に必要事項を記入し返送
申し込み書類が届いたら必要事項を記入して、同封されている専用の封筒に入れて返送します。このとき、加入が初めての場合以下の書類が必要になります。
- 個人型年金加入申出書
- 預金口座振替依頼書 兼 自動払込利用申込書
- 掛金配分指定書
- 事業所登録申請書 兼 第(1or2or3)号加入者に係る事業主の証明書
③審査に通れば口座開設が行われ手続き完了
書類が返送されると国民年金基金連合会による審査が行われます。審査機関はケースによって異なりますが平均1~2か月ほどです。
手続き完了は「国民年金基金連合会」に加え、iDeCoの記録関連業務を行っている「JIS&T社」から通知書類が届くことによって確認することができます。
④マイページにログインしてiDeCoの情報を登録
手続きが完了すれば松井証券からIDとパスワードを受け取ることができますのでマイページにログインが可能となります。
iDeCoの情報を登録すれば、あとは実際の運用開始を待つばかりです。
⑤iDeCoの引き落としが始まればOK
松井証券では毎月26日にiDeCoの引き落としが始まります。その日までに毎月拠出する掛金と商品および購入額を決定しておけば引き落としは自動で行われます。
設定が正しく行われていれば引き落としは26日に始まりますので確認できればOKです。
松井証券のiDeCoは現在キャンペーンをやっている?
証券会社のなかには口座開設数を増やすためにキャンペーンを行っているところもあります。
ここでは松井証券のキャンペーンについて解説します。
松井証券のiDeCoは現在キャンペーンを開催していない
以前は口座開設キャンペーンを実施していたので要チェック
松井証券は2020年7月1日~2020年12月29日の期間に新規口座開設をした人に松井証券ポイントを200ポイントプレゼントするキャンペーンが行われました。
今後このようなキャンペーンが再び開催される可能性もあるので定期的にチェックする価値はあるでしょう。
その他のよくある松井証券iDeCoに関するQ&Aを紹介!
ここでは松井証券のiDeCoに関してよくあるQ&Aを紹介します。
Q1.iDeCoの掛金の支払い方法は?
A.指定の銀行口座、もしくは会社の給与から天引きする方法があります。
Q2.掛金の銀行引落しに使える口座は?
A.三井住友銀行や三菱東京UFJ銀行はじめ、全国の金融機関から可能です。自分の口座を開設している金融機関があてはまるかは公式サイトから確認できます。
Q3.iDeCoの申込後、運用が始まるのはいつ?
A.最初の引き落としはiDeCo加入の翌月26日に行われ、そこから運用が始まります。
Q4.他社から松井証券へiDeCoを移せますか
A.他社からの移管は可能ですが、手数料として税込4,400円が発生してしまいます。
Q5.iDeCoに加入できない人はいますか
A,60歳以上、国民年金保険料の支払い免除を受けている人などは加入できません。
参考:マネーキャリアのFP相談でiDeCoの悩みを解消しよう
ここまでiDeCoを松井証券で運用していくことについて解説してきましたが、資産運用の経験や知識がない人のなかには不安がなくならない人も多いでしょう。
そのような人におすすめなのがマネーキャリアで無料FP相談をすることです。
マネーキャリアではオンラインで全国どこからでもお金に関する相談をFPのようなその道のプロに何度でも相談することができます。予約もlineから簡単に行えますので、iDeCoやそのほかのお金に関する悩みがある人はぜひ相談してみてください。
まとめ:松井証券のiDeCoについて
ここまで松井証券のiDeCoについて解説してきました。iDeCoはさまざまな金融機関や証券会社で運用することができますが、松井証券はそのなかでも手数料の安さや無料提供の情報ツールにメリットがあります。
一方でサポートへの問い合わせが平日しかできないといったデメリットもあります。これらの特徴をしっかり検討したうえでiDeCoでの運用を始めるようにしてください。
この記事では
- 松井証券のiDeCoの評判・口コミ
- 松井証券のiDeCoのメリット・デメリット
- 松井証券のiDeCoにあう人の特徴
- 松井証券のiDeCoのおすすめ商品
創業100年以上の老舗ということもあって安心感がありました。職場が変わる際の手続きもサポートをしてもらえたのでスムーズに進みましたし、運用中の不満も特にありません。
満期受取になるまで長くお付き合いできればと考えています。