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この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!」
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この記事の目次
- IFA相談の料金相場はどれくらい?3つの主な料金体系を解説
- 金融商品の売買時に手数料がかかるタイプ(コミッション型)
- 預かり資産に応じて手数料がかかるタイプ(パフォーマンスフィー型)
- 相談時に手数料がかかるタイプ(コンサルティングフィー型)
- まずは初期費用ゼロで気軽に相談!マネーキャリアの無料相談を賢く活用しよう
- IFAの3つの料金体系ごとの手数料をシミュレーション
- コミッション型
- パフォーマンスフィー型
- コンサルティングフィー型
- マネーキャリアの無料相談を活用して自分に合った資産運用方法を見つけよう
- IFA相談に関するよくある質問
- 銀行や証券会社と比べて、IFAの手数料は高い?
- IFAの手数料を抑える方法はある?
- IFAに相談するのにいいタイミングはある?
- 【まとめ】まずは無料相談で無理なく続けられる運用方法を見つけよう
IFA相談の料金相場はどれくらい?3つの主な料金体系を解説
売買手数料タイプ | 資産残高手数料タイプ | 相談手数料タイプ | |
---|---|---|---|
仕組み | 金融商品の売買ごとに手数料が発生 | 運用資産残高に応じた手数料を支払う もしくは運用成績による成功報酬 | 相談回数・時間で料金が発生 定額制の場合も |
料金発生のタイミング | 売買の都度 | 年1回・四半期ごとなど | 相談するごと または月額・年額 |
手数料相場 | 約定金額の1%〜3.0% (商品や取引頻度による) | 運用資産の0.5%〜1.5%/年 もしくは成功報酬10%〜20% | 1回あたり1万〜5万円 年間契約なら10万〜50万円程度 |
おすすめの人 | 資産運用初心者 頻繁に売り買いしない人 | 長期運用を考えている人 | 資産運用の上級者 自分で売買の判断ができる人 |
それぞれのタイプが向いている人の特徴を紹介します。
金融商品の売買時に手数料がかかるタイプ(コミッション型)
金融商品の売買時に手数料がかかるタイプ(コミッション型)には以下のようなメリットがあります。
- 初回相談は無料な場合が多い
- 売買回数が少なければ手数料を抑えられる
- 投資初心者でも利用しやすい
逆に以下のような点はデメリットだといえます。
- 頻繁に売買をすると手数料がかさむ
- 頻繁に売買を勧められる場合は注意が必要
以上のメリット・デメリットからコミッション型は、頻繁に売り買いをしない人や初めて資産運用をする人に向いているといえます。
ただし、IFAの手数料稼ぎのために頻繁に売買を勧められる可能性があることには注意が必要です。
預かり資産に応じて手数料がかかるタイプ(パフォーマンスフィー型)
預かり資産に応じて手数料がかかるタイプ(パフォーマンスフィー型)には以下のようなメリットがあります。
- 長期的な資産形成を前提とした運用が可能
- 資産を増やすためIFAがより努力をする
逆に以下のような点はデメリットだといえます。
- 選べる相談窓口が少ない
- 継続的な手数料が発生する
パフォーマンスフィー型は、預かり資産が増えるほどIFAの報酬が増加します。そのためIFAが運用益を出すためにより努力をする傾向があり、長期的な資産運用をしたい方に向いています。
ただし、パフォーマンスフィー型の料金体系を採用しているところが少ないため、選べる相談窓口が少なく、資産を預けている限り継続的な手数料がかかることは念頭に置いておきましょう。
相談時に手数料がかかるタイプ(コンサルティングフィー型)
- 高額・頻繁な売買を強引に勧められる可能性が低い
- 継続的な手数料が発生しない
逆に以下のような点はデメリットだといえます。
- 気軽に何度も相談しづらい
- 初期費用が高くなりやすい
以上のメリット・デメリットからコンサルティングフィー型は、どの商品を購入するか、いつ売買するかを決められる資産運用の上級者に向いています。
ただし、1回の相談料の相場は1〜5万円。気軽に何度も相談しづらく、相談時点で料金が発生するため初期費用が高くなりがちです。
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まずは初期費用ゼロで気軽に相談!マネーキャリアの無料相談を賢く活用しよう
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これから資産運用を始める方には初期費用ゼロで相談でき、売買回数が少なければ手数料を抑えられるコミッション型の窓口が最適です。
なかでもIFAとFP、どちらも所属しているマネーキャリアが特におすすめです。というのも、真に自分に合った・効率のいい資産運用をするには、FPの相談領域である「お金の基本」から始めるのが一番だから。
家計の見直しによって運用に回せる金額が増え、ライフプランまで考慮した運用をすることによりリスクを下げられます。納得のいく運用ができるようになるまで、相談は何度でも無料です。
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IFAの3つの料金体系ごとの手数料をシミュレーション
1000万円を投資するケースを想定し、IFAの3つの料金体系ごとの手数料をシミュレーションしました。
ただし、実際の手数料はIFAの料率によって異なるため、相談前にしっかりと確認しましょう。
コミッション型
- 料金体系:金融商品の売買ごとに手数料が発生
- 相場手数料:売買額の1%~3%
- 投資金額:1000万円
以上の条件で、コミッション型の手数料をシミュレーションします。
▼コミッション型の手数料シミュレーション
売買手数料率 | 1回の取引手数料 | 1年間に3回取引した場合 |
---|---|---|
1% | 10万円 | 30万円 |
2% | 20万円 | 60万円 |
3% | 30万円 | 90万円 |
初回相談は無料なことが多いコミッション型は、初期費用こそ無料なものの取引回数が多いと手数料がかさみます。
パフォーマンスフィー型
- 料金体系:運用資産残高に応じた手数料を支払う
- 相場手数料:資産残高の0.5%~1.5%(年)
- 運用資産:1000万円
以上の条件で、パフォーマンスフィー型の手数料をシミュレーションします。
▼パフォーマンスフィー型の手数料シミュレーション
手数料率 | 年間の手数料 |
---|---|
0.5% | 5万円 |
1% | 10万円 |
1.5% | 15万円 |
運用資産が増えると手数料額が増える(IFAの報酬が増える)パフォーマンスフィー型。IFAが運用益を出すためにより努力をする傾向があり、長期的な資産運用をしたい方に向いているといえます。
また、パフォーマンスフィー型のなかには、運用成績により手数料が変動する成功報酬型を採用しているケースもあるため、相談前にしっかりと確認しましょう。
コンサルティングフィー型
- 料金体系:時間単位または定額制
- 相場手数料:1時間 1万~5万円/年間契約 10万~50万円
- 投資金額:1000万円
以上の条件で、コンサルティングフィー型の料金をシミュレーションします。
▼コンサルティングフィー型の料金をシミュレーション
年間の相談回数 | 1回あたりの料金 | 年間の料金 |
---|---|---|
5回相談 | 1万円 | 5万円 |
10回相談 | 1万円 | 10万円 |
20回相談 | 1万円 | 20万円 |
コンサルティングフィー型は相談する時点で料金が発生するため初期費用がかかり、相談回数が増えるたびにコストが増加。投資金額によって料金が変わらないため、非常にシンプルな料金体系です。
相談回数は、一般的に資産運用初心者で年間5〜10回程度、本格的な運用を始めたい人なら20回以上が目安。相談回数が多くなりそうな方は年間契約(定額制)を検討するとお得になる可能性があります。
マネーキャリアの無料相談を活用して自分に合った資産運用方法を見つけよう
「まずはお試しで話を聞いてみたい」「資産運用についてこれから学んでいきたい」とお考えの方は、まずは何度でも無料で相談できるマネーキャリアを利用するのがおすすめ。
IFAとFP両方が所属しているため、資産運用法だけでなく、お金の悩みをトータルサポートすることが可能。
家計・保険の見直しからローン、節税対策といった悩みを網羅的に解消することで、真に自分に最適な運用方法が見つかります。
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IFA相談に関するよくある質問
IFA相談に関するよくある質問に回答します。
銀行や証券会社と比べて、IFAの手数料は高い?
銀行や証券会社と違い、IFAの手数料はどの料金形態を採用しているか、取引・相談回数、売買金額によって異なります。そのため、一概にIFAの手数料が高いとは言えません。
IFA・銀行・証券会社はそれぞれ手数料体系や取扱商品などが異なります。下記の記事で詳しく紹介しておりますので、ぜひ参考になさってください。
IFAの手数料を抑える方法はある?
IFAの手数料を抑えるには、以下のような方法があります。
- コミッション型は取引回数を減らす
- パフォーマンスフィー型は費用対効果を意識する
- コンサルティングフィー型は相談回数を減らす
IFAに相談するのにいいタイミングはある?
IFAに相談するのにベストなタイミングとして、以下が挙げられます。
- 資産運用を始める前
- 結婚・出産・住宅購入・退職などライフイベントの準備を始める前
- 相続・退職金・ボーナスなどまとまった資金を得たとき
- 運用方針を見直したいとき
【まとめ】まずは無料相談で無理なく続けられる運用方法を見つけよう
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本記事では、IFA相談の料金相場、3つの料金体系を紹介し、コミッション型・パフォーマンスフィー型・コンサルティングフィー型の手数料をシミュレーションしました。
<結論>
資産運用のお悩みをどこに相談すればいいのかわからない方に最適なのは、コミッション型の料金体系を採用している窓口。
初期・継続手数料がかからないためお試し感覚で利用できます。
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