マネックスのiDeCoのメリットやおすすめ運用商品や手数料を徹底解説のサムネイル画像

マネックスのiDeCoを利用しようと考えている方でマネックスのiDeCoの評判や口コミまたメリットが知りたい方がいると思います。本記事ではそれらの疑問を解決してマネックスのiDeCoについて詳しく解説します。ぜひ最後までお読みください。

監修者「谷川 昌平」

監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。
>> 谷川 昌平の詳細な経歴を見る

この記事の目次

マネックスのiDeCoはおすすめできる?マネックスのiDeCoの特徴や評判は?

こんにちは、マネーキャリア編集部です!


先日、友人と電話をしていた時にこんな相談を受けました。


「マネックス証券のiDeCoに加入を検討しているんだけれど、評判ってどう?おすすめ商品ってある?」


マネックス証券とは、東京都港区に本社を構える証券株式会社です。


オリコン株式会社「2021年 おすすめのiDeCo 証券会社ランキング・比較」によると、申し込み手続きのしやすさ、取扱商品、提供情報などさまざまな面で高評価で、ランキング1位を獲得しています。


しかし、いざ良い会社だと言われても、実際何が良いのか分からないと実際に利用する気持ちにはなりませんよね。


そこで、本記事では

  • マネックス証券のiDeCoのおすすめポイントと利用例
  • マネックス証券のiDeCoの運用商品一覧とランキング
  • タイプ別に見たおすすめ商品
  • 加入手続き方法

について解説していきます。


本記事が、マネックス証券の利用を検討している方の参考になれば幸いです。 

マネックスのiDeCoは評判が高くおすすめできる!

オリコン株式会社「マネックス証券 iDeCo 証券会社の評判・口コミ」によるマネックス証券の口コミや評価は以下の通りです。

評価項目順位得点
手続きのしやすさ1位65点
取扱商品1位71.3点
情報提供1位65.36点
サポート体制1位61.39点
公式サイトの使いやすさ1位65.69点

全ての評価項目で堂々の1位を獲得、男女別にみてもランキング1位の結果でした。


利用者の口コミも

  • 「スタッフの対応が良かった」
  • 「手続きが簡単だった」
  • 「商品数が多い」
  • 「他社より電話対応時間が長く、サポート体制が充実している」

といった口コミが多く、幅広い世代で人気を集めています。

マネックスのiDeCoをおすすめする3つのポイントを紹介

数ある金融機関の中でもマネックス証券のiDeCoをおすすめするポイントは以下の3つです。
  1. 運用管理手数料が条件なしで誰でも0円!
  2. 専門スタッフによる電話対応は平日だけでなく土曜も対応可!
  3. ロボアドバイザーが最適プランをご提案!
低コスト充実のサポートを受けられるため、初心者の方でも安心してiDeCoを始めることが可能です。

こちらの項目では、おすすめポイント3つをさらに詳しく解説していきましょう。 

口座管理手数料が最も安い

通常、銀行口座や証券口座を開設しても、口座の維持費用はかかりません。

しかし、iDeCoの場合、マネックス証券に限らず、手数料がかかるので注意しましょう。

口座を維持していく上でかかる手数料は以下の3つです。
  1. 加入者手数料…iDeCoの実施団体(国民年金基金連合会)に支払うお金
  2. 資産管理手数料…事務的な管理業務を行う信託銀行に支払うお金
  3. 運営管理手数料…契約している金融機関に支払うお金
加入者手数料(105円)と資産管理手数料(66円)は、どこの金融機関でiDeCoに加入しても毎月発生する費用です。

運用管理手数料は、月々0円~440円と金融機関によって違います。

契約先をどこにするかで年間5000円ほどの差が出るので、注意が必要です。

マネックス証券は運営管理手数料0円なので、その点安心!

コストを抑えて資産運用を行うことが可能です。

せっかく将来のために備えようとしているのですから、余計な出費の少ない金融機関を選ぶと良いでしょう。 

iDeCo専用に相談サービスある

マネックスのiDeCoがおすすめな2つ目の理由は、iDeCo専用の相談窓口があることです。


転職して収入が変わったり、家族構成が変わったり…。


人生にはさまざまな転機があり、その度に資産運用方法の見直しをする必要があります。


マネックスでは契約時はもちろん、iDeCo加入後の商品変更などの相談に乗ってもらえるのでアフターサポートも万全です。

  • iDeCo専用ダイヤル:0120-034-0401
  • 固定電話以外からも利用可能
  • 平日9:00~20:00
  • 土曜9:00~17:00

平日は比較的遅い時間の20時まで、土曜日も受付対応しているため、平日に仕事をしている方のサポートも万全です。


電話する時間が無い人のために、良くある質問もQ&Aにまとめてくれているため、非常に良心的な会社と言えるでしょう。


マネックス証券「iDeCo内のQ&A」

iDeCo専用のロボアドバイザーの運用プラン提示がある

マネックス証券のiDeCoがおすすめな理由の3つ目は、ロボアドバイザーサービスを提供していることです。


ロボアドバイザーとは、ひとりひとりにあった資産運用プランを提案してくれたり、資産運用そのものを代行してくれるサービスを示します。


マネックス証券では、iDeCo専用のロボアドバイザーがいるので、初心者の方でも安心して投資を行えます。


システムも簡単で、5つの質問に答えるだけ!


年齢や資産運用に対する考え方など、あなたの希望に沿った運用プランを見つけてくれます。 

マネックスのiDeCoの利用例をタイプ別に紹介

iDeCoに加入することによって得られるメリットは、年収や職業、何歳から加入するかによって大きく変わってきます。
  1. 公務員の場合
  2. 20~30代の会社員の場合
  3. 40代以上の会社員の場合
今回は上記3つのケース別に、それぞれどのくらいの節税効果や運用益があるのかを紹介していくので、加入の際の参考にしてください。 

公務員のマネックスのiDeCoの利用例

公務員こそ、iDeCoの加入がおすすめです。


2015年の共済年金制度の廃止以降、公務員も厚生年金への加入が義務づけられました。


これに伴い、公務員の保険料は増え、職域加算という年金額の上乗せもルールも無くなります。


簡単に言えば、公務員は制度改革によって将来もらえる年金受給額が減ってしまったというわけです。


そこで、減額してしまった分のお金を取り戻すための方法のひとつとして挙げられるのがiDeCoです。


  • 公務員のAさんが40歳から60歳まで掛金を支払った場合
  • 年収630万円
  • 毎月の掛金1万2000円(最大掛金)
  • 運用益3%

年間の節税額は2万8800円、20年間で57万6000円の節税になります。


掛金の総額は288万円に対し、運用益は105万9624円。


通常の資産運用の場合、運用益は課税対象となり、この場合21万1925円が税金として引かれます。


しかし、iDeCoなら運用益は非課税なので利益がそのまま資産として残ります。


公務員は、収入も安定しており、高い減税効果が期待できるでしょう。


参考:確定拠出年金インターネットサービス「節税メリットシュミレーション」 

20代・30代のマネックスのiDeCoの利用例

20代・30代の人の場合、老後と聞いてもピンと来ないかもしれません。

しかし、若いうちからiDeCoに加入すると、節税効果を長期に渡って受けられるというメリットがあります。
  • 会社員Bさんが27歳から60歳まで掛金を支払った場合
  • 年収360万円
  • 毎月の掛金5000円
  • 運用益3%
年間の節税額は9000円と少額ですが、積立期間が33年と長期になる為、拠出金の総節税額は29万7000円と大きくなります。

掛金の総額は198万円に対し、運用益は139万5823円。

通常であれば27万9165円が税金としてあてられるところ、iDeCoなら非課税なので、こちらも運用益に含まれます。

iDeCoでは5000円から投資が可能なので、収入が安定していない若年層でも安心して始めることが可能です。 

40代以上のマネックスのiDeCoの利用例

40代以上の積立期間が短い人でも、iDeCo加入のメリットはあります。


60歳までの間年齢とともに年収が上がる傾向にあるため、40代以上の人は若い世代と比べて高収入になります。

  • 会社員Cさんが46歳から60歳掛金を支払った場合
  • 年収500万円
  • 毎月の掛金2万3000円
  • 運用益3%

企業年金が無い場合の会社員の月額の掛金の上限は2万3000円で、年間の節税額は5万5200円です。


積立期間は14年間と短くなりますが、総節税額は77万2800円と高額になります。


掛金の総額は386万4000円に対し、運用益は93万709円。


通常であれば18万6142が税金として扱われるところを、iDeCoなら非課税なのでこちらも運用益に含まれます。


お子様が大きくなるまでは、教育費などがかかるため、老後の生活にまで頭が回らない人も多いでしょう。


40歳を超えてからでも十分に税法上の優遇を受けられるので、今からでもiDeCo加入を検討すると良いでしょう。 


参考:確定拠出年金インターネットサービス「節税メリットシュミレーション」 

マネックスのiDeCoで運用商品はどのように選べば良い?

iDeCoは、年収、職業、加入期間によってさまざまなメリットがあることが分かりました。


しかし、いくら「良い」と言われても、マネックス証券のiDeCoではさまざまな商品を取り扱っているため、どのように選べばよいか判断できないこともあるでしょう。


続いては、運用商品選びのポイント3つを紹介していくので、最適な商品を選択できるように参考にしてください。 

長期のiDeCo運用なら運用商品のコストが重要になる

iDeCoは一度加入すると、原則60歳になるまで解約できません。

そのため、短期間で発生するリスクやリターンより、長期的に見てコストが少ない商品を選ぶことが大切です。

そこで注目したいのが信託報酬です。

信託報酬とは、簡単に言えば投資信託を利用している間にかかる維持費用のことです。

信託報酬は、運用商品を購入する際に渡される「目録見書(もくろくみしょ)」に記載されている情報から計算されます。

例えば、信託報酬が0.4%の商品と1.2%の商品があるとしましょう。

運用コストだけで考えれば年間0.8%、100万円の資産運用をした場合、年間で8000円の違いが発生します。

10年、20年と運用していれば万単位でコストに差が出るので、似たような商品の購入で迷っている時は信託報酬の低いものを選ぶと良いでしょう。 

資産状況に合わせた分散投資をするのがおすすめ

資産運用をするうえで大切なのが分散投資です。


分散投資とは、読んで字のごとく投資する資産を分散させることを示します。


具体的には以下のような分散方法があります。

  1. 資産の分散…「株式」「債券」「預貯金」など、資産形成方法を分ける
  2. 地域の分散…「先進国」「新興国」「国内」「海外」など、地域を分ける
  3. 銘柄の分散…ひとつの会社だけでなく複数の会社の株などの売買を行う
  4. 時間の分散…投資するタイミングを分ける

投資はギャンブルとは違います。


一獲千金を狙って大きなリスクを背負うのではなく、できるだけリスクを減らしつつ運用していく必要があります。


投資する対象を分けることで、ひとつひとつの持つリスクが軽くなります。


あまり考えたくない状況ですが、万が一金融機関が倒産した場合などを考えると、100%預貯金で資産運用するのも危険です。


同じ対象に投資するにしても、ものの価値は日々変化していきます。


投資するタイミングをずらすだけでもリスクやリターンに差が出るので、考慮しましょう。 

年齢やライフステージに合わせて適宜見直しをするのがよい

一度資産運用についてしっかりと考えたからといって、安心してはいけません。

就職や転職、結婚、出産、住宅購入など、人生にはさまざまな転機が訪れます

自分が頭の中で描いていた計画と相違しても、全く不思議ではないです。

仮に計画通りに事が運んだとしても、いざその時を迎えると、考え方が変わる可能性だってあります。

運用状況に応じたり、1年に1回程度定期的に投資対象の見直しをするように心がけましょう。

難しい場合は、結婚、出産、子供の独立、住宅購入など、お金が大きく動くライフイベントが起きるたびに考え直すと良いでしょう。 

マネックスのiDeCoを始める前にiDeCoポートフォリオ診断をしよう

マネックス証券のiDeCoを始める予定なら、その前にポートフォリオ診断を受けると良いでしょう。

ポートフォリオとは、株式、債券、不動産などの金融商品の組み合わせのことを示します。

どう資産を分配するか事前に決めておくことで、実際の商品選びもスムーズに行う事が可能です。

こちらの項目では
  • マネックス証券のiDeCoポートフォリオ診断とは?
  • 年代別に見た資産分配例
についてお話していくので、ぜひ参考にしてください。

iDeCoポートフォリオ診断をして運用方針を決めよう

マネックス証券の公式サイトから利用可能なiDeCoポートフォリオ診断は、簡単な質問に応えるだけで、あなたに適した資産配分を提案してくれます。


具体的には、以下のような内容が問われます。

  1. 年齢
  2. 投資経験の有無
  3. リスクとリターンに対する考え方
  4. 万が一の時の対応
  5. 資産形成についてどう思っているか

何をどのくらいの比率で購入すれば良いか、実際にマネックス証券で取り扱っている商品で示してくれるので、投資初心者でも安心!


気軽に資産運用を始めることが可能です。 

年代別にポートフォリオの例を紹介

20代のAさん

  • 国内株式:3割、外国株式:3割、国内債券:2割、国外債券:1割、国内外REIT:1割
投資経験も収入も少ないAさん。

一見、投資は向いていないように感じますが、今後年収が増える可能性もあるため積極的に投資をするのに適しています。

30代のBさん

  • 定期預金:6割、国内債券:2割、国内株式:1割、外国株式:1割
iDeCo以外の貯蓄がある、子持ちのBさん。

しばらくはお子様の教育費にお金がかかるため、老後資金に回せる見込みが少ない状況です。

積極的に資産を増やしたい気持ちと、確実性を兼ねた資産配分がこちらです。

40代のCさん

  • 国内債券:4割、国内株式:2割、外国株式:2割、定期預金:2割
子育てが落ち着き、投資に回せるお金に余裕があるCさん。

積極的に投資したい意向はありますが、投資できる期間が長くないため、リスクを押さえつつ資産運用を行っていきます。

50代のDさん

  • 定期預金:10割
定年後の生活について深く考えるようになったDさん。

積極な投資よりは、確実な資産運用を望んでいます。 

マネックスのiDeCoの人気商品ランキングをご紹介

運用商品の選び方や、年齢別に見た資産分配方法などについてお話してきましたが、いかがでしょうか?

こちらの項目では
  • マネックス証券で扱うiDeCo商品
  • マネックス証券のiDeCo商品ランキング
  • NASDAQ100の取扱い
をテーマにマネックス証券の運用商品について紹介していきたいと思います。

分かりやすく一覧表示にするので、ぜひ参考にしてください。

マネックスのiDeCoの運用商品一覧

人気商品を紹介する前に、マネックス証券で取り扱っているiDeCo商品にはどんなものがあるのか、一覧で紹介していきましょう。

国内株式 

商品名JIS&Tファンド名信託報酬
One DC 国内株式インデックスファンドONEDC国内株式インデックス0.154%
日興アクティブバリュー日興アクティブバリューマネDC1.672%
DCニッセイ日経225インデックスファンドAニッセイ日経225マネDC0.1859%以内
iFree JPX日経400インデックス大和アイフリー400マネDC0.2145%
SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>SBIジェイリバイブマネDC1.65%
スパークス・新・国際優良日本株ファンドSPX新国際優良日本株マネDC1.804%
ひふみ年金レオスひふみ年金0.836%

国内債券

商品名JIS&Tファンド名信託報酬
三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)三菱U国際国内債券マネDC0.132%

国内REIT

※REIT(リート)…不動産投資
商品名JIS&Tファンド名信託報酬
DCニッセイJ-REIT インデックスファンドAニッセイJリートAマネDC0.275%以内
野村J-REITファンド(確定拠出年金向け)野村Jリート確定拠出マネDC1.045%

海外株式

商品名JIS&Tファンド名信託報酬
朝日Nvest グローバル バリュー株オープン朝日NGバリュー株マネDC1.98%
eMAXIS Slim 先進国インデックス三菱U国際スリム先進株マネDC0.1023%以内
ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け)ラッセル外国株式向けマネDC1.463%
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス三菱U国際スリム新興株マネDC0.187%以内
たわらノーロード NYダウONEたわらNYダウマネDC0.2475%
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)三菱U国際スリム米国SP5000.0968%以内
iMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)三菱U国際スリム全世界株式0.1144%以内
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス大和アイフリ―NASDAQ0.495%

海外債券

商品名JIS&Tファンド名信託報酬
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス三菱U国際スリム先進債マネDC0.154%以内
たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>ONEたわら先進債ありマネDC0.22%
iFree 新興国債券インデックス大和アイフリー新興債マネDC0.242%

海外REIT

商品名JIS&Tファンド名信託報酬
三井住友・DC外国リートインデックスファンド三井住友DC外国リートマネDC0.297%以内

コモディティ

※コモディティ…原油や天然ガス、貴金属、農産物などの商品に投資
商品名JIS&Tファンド名信託報酬
ゴールド・ファンド(為替ヘッジあり)日興ゴールドヘッジありマネDC0.407%

バランス

※バランス型商品…株式や債券など資産を分散させて投資
商品名JIS&Tファンド名信託報酬
ラッセル・インベストメント・グローバル・バランス 安定成長型ラッセルGB安定成長型マネDC1.254%
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)三菱U国際スリム8資産マネDC0.154%以内
マネックス資産設計ファンド<育成型>ONEマネックス資産設計F育成0.55%

定期預金

商品名適用金利
みずほDC定期預金(1年)0.002%

マネックスのiDeCoの運用商品人気商品一覧を紹介【最新版】

マネックス証券のiDeCoでは、さまざまな商品が取り扱われていることが分かりました。


選択肢が多いのは良いことですが、投資初心者からすればどれを選べば良いのか悩んでしまうのではないでしょうか?


そんなあなたのために、マネックス証券のiDeCoの運用商品の中でも人気商品をランキング形式で紹介します。 

  1. eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)…0.0968%
  2. eMAXIS Slim 先進国株式インデックス…0.1023%
  3. 三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)…0.132%
  4. One DC 国内株式インデックスファンド…0.154%
  5. eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)…0.1144%以内
  6. eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)…0.154%以内
  7. eMAXIS Slim 先進国債券インデック…0.154%以内
  8. ひふみ年金…0.836%
  9. ゴールド・ファンド(為替ヘッジあり)…0.407%
  10. eMAXIS Slim 新興国株式インデックス…0.187%以内

参考:マネックス証券「iDeCo人気商品ランキング」

※2020年7~12月

※「%」はそれぞれの信託報酬


ランキング上位を占めるのは、三菱UFJ国際投信のブランド「eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)」でした。


eMAXIS Slimは、投資信託をできるだけ抑え、運用コストを抑えた商品シリーズです。


「投資ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2020」で1位、6~9位、18位を獲得した人気ブランドです。

信託報酬が全てではありませんが、長期運用になるiDeCoではやはり低コストの商品を押さえていきたいところでしょう。

2020年11月からNASDAQ100ファンドを取扱い開始!

2020年11月より、マネックス証券ではNASDAQ100ファンドの取り扱い開始しています。


NASDAQ(ナスダック)とは、米国によって解説された電子株式市場のことです。


「Apple(アップル)」「Microsoft(マイクロソフト)」「Amazon.com(アマゾンドットコム)」など数多くの世界的企業が上場しています。


NASDAQ100は、企業数は100と少ないものの、優れたサービスや技術を持った企業が並んでおり、株価指数は年々上昇しています。


信託報酬は0.495%と、ややコストはかかりますが直近1年の年利率は37.94%、過去3年の平均でも24.09%と高いリターン率です。

ファンド名信託報酬
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス0.495%

マネックスのiDeCoの運用商品選び方をタイプ別に紹介

前述の項目で、マネックス証券のiDeCo商品に、どんなものがあるか、何が人気かを紹介しました。

しかし「じゃあ一体、どれが自分に合っているの?」と悩む人も多いのではないでしょうか?

そこで続いては、マネックス証券のiDeCo商品の選び方を下記の3タイプに分けて説明していきます。
  1. 確実に資産形成したい
  2. 低コストで大きな資産を生み出したい
  3. 忙しいけど資産運用したい
投資は専門家だけが行うものではありません。

「時間がない人」「少ししか投資資金がない人」でも十分に始められるので、自分に合った商品が無いかまずは知ることから始めましょう。

損したくない方におすすめの運用商品

賢く資産運用したいけれど、損はしたくない!
そんなあなたにおすすめのiDeCo運用商品は、みずほDC定期預金(1年)です。

こちらは、元本確保型商品なので、元本割れの可能性は最小限に抑えられています。

リスクが少ない分、金利率は0.002%と少ないですが、投資同様に以下のような税法上の優遇があるのが大きなメリットです。
  • 掛金が全額所得控除の対象
  • 利息は非課税
  • 受取時に「公的年金等控除」や「退職所得控除」を受ける事が可能
iDeCoは契約し、口座を開設すると毎月171円以上の維持費用が必要です。

超低金利時代と言われている昨今、手数料を払ってまでiDeCoに加入するのは勿体ないと感じる人もいるでしょう

しかし、通常、金融機関で定期預金をしたとしても、掛金は所得控除の対象とはなりません。

それどころか、せっかくついた利息に税金がかかってしまいます。

その点、iDeCoを利用した預金なら、掛金は全額所得控除、利息も非課税です。

毎月1万円ずつかけた場合は年間2万8000円分の、2万円ずつかけた場合は年間で4万8000円分の税金を支払わなくて済むことになります。

※所得税と住民税でそれぞれ10%ずつ減税効果を受けられます

コストをかけずに資産を増やしたい方におすすめの運用商品

元手は少なく、資産運用したい!

そんなあなたにおすすめなiDeCo商品が、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)です。


こちらは、マネックス証券のiDeCoの中でも人気の運用商品で、2020年7月~12月時点でも買付ナンバー1を獲得しています。


信託報酬は0.0968%以内で、業界最低水準の運用コストと言われています。


商品名にもあるS&P500とは、S&P500指数を示します。


S&P500指数とは、アメリカの代表的な株価指数のひとつです。 


「Microsoft(マイクロソフト)」「Facebook(フェイスブック)」「Visa(ビザ)」を始めとする、500の上場企業で構成されています。


アメリカは、2019年、2020年とGDP(国内総生産)1位の経済大国なので、そこに目を付けてるのは、資産形成に有効な方法と言えるでしょう。


良いものを安く、それがeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)なのです。 

資産を楽に増やしたい方におすすめな運用商品

資産運用したいけど時間がない!手軽に行いたい!

そんなあなたにおすすめなiDeCo商品は、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)です。


こちらも先ほど紹介した「eMAXIS Slim 米国式(S&P500)」と同じ、イーマクシススリムシリーズの商品です。


業界最低水準を誇る運用コストは0.154%以内!

  • 株式(国内、先進国、新興国)
  • 債券(国内、先進国、新興国)
  • 不動産(国内、先進国)

上記8つの投資対象に均等に分けて資産運用を行っていきます。


最低100円から1円単位で購入可能なので、手軽に分散投資が可能!


資産配分の比率が崩れた時は自動的に修正(リバランス)してくれるので、投資初心者の方におすすめです。

マネックスのiDeCoの加入手続きについて詳しく解説

マネックス証券の利用を決めた方のために、手続きについて開設します。

マネックス証券のiDeCoの新規加入手続きの流れは以下の通りです。
  1. 申込書の請求
  2. 必要書類を返送
  3. 手続き完了通知が届く
  4. 積立開始
【1.申込書の請求】
公式サイトより、申込書類の請求手続きを行います。

マネックス証券の口座をお持ちの方と、お持ちでない方によって申請手順が違うので注意しましょう。


【2.必要書類を返送】
申込後、届いた書類を記入し、同封の封筒を使用して返送します。

審査の関係で手続きが完了するまでには1~2ヶ月ほどかかるので覚えておきましょう。

【3.手続き完了通知が届く】
無事に口座開設されると、通知書が届きます。

通知書の内容は以下の通りです。
  • 個人型年金加入確認通知書
  • 口座開設のお知らせ
  • インターネットパスワード設定のお知らせ

【4.積立開始】
掛金の引き落としが始まります。

引落日は、毎月26日(休日の場合は翌営業日)です

書類の記入方法が分からない、書類が届かないなど、困ったことがあった場合には、専用の相談窓口に電話しましょう。

0120-034-401(平日9:00~20:00、土曜9:00~17:00) 

iDeCoや資産運用に関する悩みはFPに相談すべき理由

準備中

まとめ:マネックスのiDeCoは評判がよくおすすめである

こちらの記事では、マネックス証券のiDeCoのメリットや、運用商品について解説してきました。


「取扱商品が豊富」「スタッフサービスが充実」など、ネット上の口コミや評判を見るだけでも人気の理由が明確です。


初心者の方はもちろん、投資経験者の方も利用するメリットの高い金融機関と言えるでしょう。


今回のポイントは以下の通りです。

  • マネックス証券のiDeCoは運用管理手数料が誰でも0円
  • 平日+土曜日で電話対応あり
  • ネットで簡単な質問に答えれば運用プランを提案してくれる
  • 運用コスト(信託報酬)の少ない商品を選ぶ
  • リスク回避をするのなら資産は分散して投資する
  • eMAXIS Slimシリーズならコストを抑えて投資が始められる

せっかくiDeCoで資産運用をするのなら、サービスも商品も良い物を扱っている所を選びたいものです。


マネックス証券なら、どちらもそろった人気ナンバー1の金融機関なのでおすすめです。 


マネーキャリアでは、他にも読んで頂きたい記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。