
- 不労所得に興味がある人
- 不労所得の始め方が分からない人
- 不労所得の選び方を知りたい人
- 初心者の不労所得の選び方
- 初心者にもおすすめな不労所得を得る方法
- 不労所得にかかる税金を解説
内容をまとめると
- 初心者でも不労所得を目指すことは可能
- 初心者がすぐに時間に見合った収益が得られるとは限らない
- 初心者が不労所得を目指す場合は、低リスクなものを選ぶべき
- 資産運用について悩んだらお金のプロであるFPに相談するべき
- FP相談サービスで迷ったらマネーキャリアがおすすめ
「初心者はどうやって不労所得を得られるようにすればいいの?」このような疑問を持っている方は多いでしょう。そこで本記事では、初心者におすすめの不労所得を得る方法、初心者が不労所得を得る際の注意点、不労所得にかかる税金について解説しました。
この記事の目次
目次を閉じる初心者でも不労所得を目指すことは可能か
こんにちは。マネーキャリア編集部です。
先日、20代男性の友人からこんな相談を受けました。
「不労所得」とは、読んで字のごとく働かずして(若しくは少ない労力で)得られる所得のことです。
要するに、寝ていようが遊んでいようが自動的に収入を得られる仕組みのことをいいます。
「働かざるもの食うべからず」という有名なことわざがあるように、これまでは「お金を得るためにはまじめに働かなくてはいけない」といった考え方が人々の常識でした。
しかし近年では、FXや株式投資、仮想通貨など誰もが気軽にチャレンジできる収入の得方として、不労所得への関心が集まっています。
結論から言うと、全くの初心者でも不労所得を目指すことは「可能」です。
敷居が高いイメージのある不労所得ですが、きちんと自分に合った方法を選ぶことができれば決して不可能なことではありません。
今記事では、初心者におすすめな不労所得を得る方法についてご紹介していきます。
また、あなたが不労所得を目指すなら必ず知っておいていただきたい注意点についても詳しく解説していますので、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。
初心者が不労所得の方針を立てる際の選び方
初めて副業として不労所得を目指す方は、「どのような方針のもと、どのような稼ぎ方を選ぶか」を決めなければなりません。
ぜひ心得ていただきたいことが2つあります。
- 低リスクかどうか
- 長期的にみて価値のあるものか
後述の「初心者におすすめな不労所得を得る方法」でも、最低限この2つの考え方を重視した稼ぎ方をご紹介しているため、まずはこの方針をしっかりと吸収しておきましょう。
低リスクかどうか
初心者のうちは大前提、ローリスクであるかどうかを基準に選択していかなくてはなりません。
副業として始めたのに、気づいたら自分の生活に支障が出るほどの金額を使い込んでしまっていた、といったケースは多々あります。
基本的に、お金の稼ぎ方(資産運用)には次の3つの原則があります。
- ハイリスク・ハイリターン
- ミドルリスク・ミドルリターン
- ローリスク・ローリターン
確かに、より多くの不労所得を得るためにはリスクが付きものであることも事実です。
しかし、自分の生活水準を大幅に下げてまで不労所得に注力しすぎると、後に取り返しのつかないことになってしまいます。
そのため、初心者のうちは「ローリスクであるかどうか」を重視することが大切な考え方となります。
長期的にみて価値のあるものか
不労所得を得る方法を考える際に、念頭に置いてほしいことがもう1つあります。
それは「長い期間、コツコツ続けること」です。
前述の通り、最初はローリスクな稼ぎ方から始めなくてはならないため、収益自体はあまり期待できません。
しかし、初心者が教訓とすべきは「小さな収益でも時間をかけて利幅を大きくしていく」という考え方。
そのためにも、長期的にみて資産価値のあるものかどうかを判断材料にすることが大切です。
のちにご紹介する「ブログ運営」を例に挙げると、あなたの綴った日記やコラムはインターネット上に半永久的に残りますよね。
それが読み手にとって有益な情報なら、検索数が増え続け、金銭的な収益性もどんどん上がっていきます。
また、ブログを書くことで得られるSEO知識やライティングスキルも後々応用が効き、将来役に立つでしょう。
株式投資やFXなど、他の稼ぎ方でも同じ事が言えます。
そういった「これを長期的に続けることで、何かしら自分に価値が残るかどうか」という考え方も重要なポイントになるのです。
初心者におすすめな不労所得を得る方法4選
ここまで、不労所得初心者が知っておくべき「不労所得を得るための方針と選び方」についてお伝えしてきました。
いよいよここから、より具体的に不労所得を得るためのおすすめの方法を、4つピックアップしてご紹介していきます。
内容は次の通りです。
- 投資信託
- ブログ運営
- 株式投資
- ロボアドバイザー
それぞれのメリット・デメリットについても解説していきますので、気になる稼ぎ方があればぜひ調べ進めてみてくださいね。
①:投資信託
「投資信託」とは、投資家から集めたお金を投資のプロが運用・管理し、成果に応じて収益を還元してくれるというもの。
投資信託は、投資の専門家がわたしたちに代わって投資先を決め、運用してくれるため、投資に関する知識がまったく無いといった方でも気軽に始めることができます。
投資信託のメリット
- 少額から投資を始められる
- リスクを分散させることができる
- 資産:特徴の異なる複数の金融商品を組み合わせること
- 地域:複数の地域や通貨の金融商品を組み合わせること
- 時間:1度のタイミングでまとめて購入するのではなく、複数回に分けて購入すること
投資信託のデメリット
- 手数料がかかる
- 元本保証がされていない
②:ブログ運営
ブログ運営も不労所得を得るための方法としておすすめです。
ただし、あてもなくブログを運営しているだけでは収益を得ることはできません。
必ず「検索エンジン」で検索される必要があります。
もっと言えば、GoogleやYahoo!で何かを検索した際に、あなたの運営しているブログ(記事)が上位に表示されないとほぼ意味が無いということです。
ブログでの収益はどのように発生している?
ブログで収益を得るには、主に次の3つの方法があります。
- アフィリエイト
- Googleアドセンス
- amazonアソシエイト
- 少ない経費で始められる
- 特別な資格やスキルが必要ない
- 長期戦になる
- 急に収益が下がる可能性があり、不安定
③:株式投資
株式投資は、数ある不労所得を得る方法の中でもダントツで人気・知名度の高い投資方法です。
株式投資で利益を得るには、おもに次の2つの方法があります。
- デイトレード(値上がり益)
- 配当金
- 株主優待が受けられる
- 政治や経済に精通できる
- 資本金に比較的多くのお金がかかる
- 損失を生むリスクがある
④:ロボアドバイザー
「ロボアドバイザー」とは、人工知能(AI)などの技術を活用し、自動で最適な資産運用を行ってくれるサービスです。
ロボアドバイザーを使った投資なら、少ない資金で始めることができ、運用・管理をすべてAIが自動で進めてくれるため、投資初心者に非常に向いています。
ロボアドバイザーのメリット
ロボアドバイザーのメリットには、次の2つが挙げられます。
- 投資の知識が不要
- 手間がかからない
ロボアドバイザーのデメリットには、次の2つが挙げられます。
- 株式投資よりも運用コストが高い
- 元本割れのリスク
不労所得を得ることのメリット
ここまで、「初心者におすすめな不労所得を得る方法」について4つご紹介してきました。
続いては、不労所得を得ることのメリットについて解説していきたいと思います。
内容は次の通りです。
- 安定した不労所得を確立できれば、好きなことに時間がさける
- 本業との2本軸で、リスクヘッジが可能
安定した不労所得を確立できれば、好きなことに時間がさける
不労所得のメリット1つ目は、安定した不労所得を確立できれば、自分の好きなことに時間がさけるようになることです。
時間とお金に余裕が生まれることで、精神的ゆとりにもつながります。
本業との2本軸で、リスクヘッジが可能
もし本業と両立して収入源が2つになれば、どちらか一方が上手く行かなくなっても一定の収入は持続するため、リスクヘッジができるという点もメリットだと言えます。
例えば、本業の会社が突然倒産してしまったり、リストラに遭ったり、病気や事故などで働けなくなってしまうこともあるでしょう。
そうしたときに不労所得があれば、保険金のほかに一定の収入を確保することができます。
老後や不測の事態に備えて不労所得を目指せば、一生ついてまわるお金の心配から少しでも解放されるのではないでしょうか。
不労所得を目指す上での注意点
メリットがあれば、デメリットもあります。
不労所得に興味を持たれている方は、ぜひ不労所得を目指すうえでのデメリット(注意点)もしっかりと理解したうえで検討してみてください。
内容は次の通りです。
- かけた時間に見合った収益が得られるとは限らない
- 確定申告が必要となるパターンもある
- 株式投資などは大きなリスクを伴う場合がある
かけた時間に見合った収益が得られるとは限らない
不労所得と言っても初めから不労で稼ぐことはできません。
厳密に言えば、安定的に不労所得を得られるようになったとしても、その仕事を続ける限り本当の意味での「不労」には一生ならないのです。
まず、不労所得を目指すにあたり、あなたが自分に合った稼ぎ方を探すことから始まります。
今回、初心者におすすめの稼ぎ方を4つご紹介しましたが、世の中には他にも不労所得を得る方法が数多くあります。
いざ「これが自分に合っていそうだな」と始めてみても、やっぱり難しい…継続できない…といったケースを散見するのも事実です。
そもそも、誰もが働かずして(少ない労力で)お金を安定的に稼ぐなんてことが出来ていたら、世の中の需要と供給のバランスが壊れてしまいますよね。
どのような不労所得でも、最初はそれなりに時間と労力をかけて準備する必要があるのです。
最初から大きな収入は見込めなくても、地道にコツコツと続けていく根気がある方でないと、不労所得を目指すのは難しいかもしれません。
確定申告が必要となるパターンもある
会社に勤めている方なら、基本的に自分で確定申告をする必要はありません。
しかし、不労所得を得るために投資や副業を行っている人は、自分で確定申告をしなくてはならない可能性が高くなります。
確定申告にはいくつもの種類があり、初めて確定申告をする方にとってはかなり大変な作業となってしまうかもしれません。
確定申告に備える際は、ご自身が「どういった方法で所得を得ているのか」を理解しておくことが大切です。
また、
- 収入
- 必要経費
株式投資などは大きなリスクを伴う場合がある
不労所得を得る方法には、保証がありません。
そのため、不労所得を得られないだけでなく損失を被ってしまう場合もあります。
たとえば、株式投資などは購入した株式の株価が下落することで、損失を抱えてしまうリスクが考えられます。
膨大な時間と手間をかけても、必ず稼げると保証されているわけではなく、失敗や損失につながる危険性があることを理解しておきましょう。
補足:不労所得には税金がかかる?

一般的なお給料は、源泉徴収(年間の所得税を会社側が給与からあらかじめ差し引くこと)がされた状態で手元に届きます。
- 給与所得(アルバイト料など)
- 雑所得(アフィリエイト収入・原稿料など)
- 不動産所得(不動産経営で得られる家賃収入など)
- 事業所得(フリーランスとして得た収入など)
- 利子所得(銀行の預金利子など)
- 配当所得(投資信託の収益の分配金など)
- 一時所得(賞金、保険の満期金など)
- 譲渡所得(家を売って得た収入など)
- 山林所得(山を所有しており、木を切って得た収入など)
- 退職所得(退職金の収入)
- 雑所得
- 不動産所得
- 事業所得
- 利子所得
- 配当所得
- 一時所得
「所得」=収入-経費
「課税所得」=所得-控除額
「所得税」=課税所得×税率
まとめ:初心者が不労所得を目指す場合は、低リスクなものを選ぼう
いかがでしたでしょうか。
今回は、初心者におすすめな不労所得を得る方法について解説してきました。
この記事のポイントをまとめると、
- 全くの初心者でも不労所得を目指すことは「可能」
- 初心者が不労所得の方針を立てる際には「低リスクかどうか」「長期的にみて価値のあるものか」の2点を重視すべき
- 初心者におすすめな不労所得を得る方法は「投資信託」「ブログ運営」「株式投資」「ロボアドバイザー」の4つ
- 不労所得を得ることのメリットは「安定すれば好きなことに時間がさける」「本業との2本軸で、リスクヘッジが可能」の2つ
- 不労所得を得ることのデメリット(注意点)は「かけた時間に見合った収益が得られるとは限らない」「確定申告が必要なことも」「株式投資などは大きなリスクを伴うことも」の3つ