貯金のおすすめやり方とは?貯金できない学生・社会人のためのコツのサムネイル画像
貯金を毎月続けたいけど、おすすめの貯金のやり方を知りたいです。
貯金をしっかり続けたい方には先取り貯金がおすすめです!その他にもおすすめの貯金のやり方を紹介しているのでぜひご覧ください!

▼この記事がおすすめの人

  • 効果的な貯金のやり方を知りたい人
  • 自分に合った貯金方法を見つけたい学生・社会人

内容をまとめると

  • おすすめの貯金のやり方①先取り貯金②家計を見直す③お金の支払い方法を見直す④生活費と貯蓄別で口座を管理する⑤資産運用を始める
  • 先取り貯金は収入が入ったら使う前に貯めていく方式で、半強制的に貯金を貯めることができるのでおすすめ
  • 毎月貯金を続けるコツは、目標を設定して無理のない範囲で続けること
  • 最近は塗り絵貯金といった楽しく続ける貯金もあるのでおすすめ
  • 大学生の平均貯金額は毎月16,950円(2022)
  • 社会人の30代貯金額中央値は75万円
  • 貯金のやり方や、家計でのお困りはマネーキャリアへの無料相談がおすすめ!
  • 満足度98.6%!何度でも相談無料!

貯金のやり方・方法には様々な種類があり自分に合ったやり方で毎月続けることが重要です。おすすめの貯金のやり方と毎月続けるコツ、先取り貯金について理解を深めることは貯金成功のために重要です!この記事ではおすすめ貯金の仕方、学生・社会人の平均貯金額なども紹介します!

記事監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者谷川 昌平
フィナンシャルプランナー

東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

この記事の目次

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誰でもできる毎月貯金のおすすめやり方5選

貯金したいのになかなかできない、続けるのが難しい、とお金の貯め方に悩んでいませんか?そんな方へ、気軽に始められるおすすめの毎月できる貯金のやり方を紹介します!


日常生活に取り入れやすく、無理なく続けられるやり方で、将来の安心感を手に入れましょう。


貯金が難しいと感じている方でも、これから紹介するやり方なら気軽にスタートできます。貯金を始めることで、生活の質が向上し、未来への希望も広がります。一歩踏み出して、新しい貯金生活を楽しんでみませんか?


おすすめのやり方として5つご紹介します。

  • 先取り貯金
  • 家計を見直す
  • お金の支払い方法を見直す
  • 生活費と貯蓄別で口座を管理する
  • 資産運用を始める

それぞれのやり方を詳しく解説していきたいと思います。

先取り貯金

誰でもできる毎月貯金のおすすめやり方1つ目は「先取り貯金」です。


先取り貯金は貯金を始めようとする人において、最もおすすめな貯金方法の一つです。このやり方は、収入が入ったらすぐに一定額を貯金することを言います。半ば強制的に貯金ができるのです。


おすすめの先取り貯金の仕方は、給与天引き」や「自動振込み」「定期預金」挙げられます。


▼給与天引き

  • 給与から自動的に一定額を天引きし、貯金口座に振り込むやり方
  • 社内で財形貯蓄や社内預金精度などがあると手間なく効果的に貯金が可能 


▼自動振込・定期預金

  • 口座から指定した金額を自動で別口座に振り込むというやり方
  • 自動で行われるため忘れてしまうということがないので習慣化しやすく、計画的な貯金が可能


先取り貯金を取り入れることで、収入が入るたびに確実に一定額を貯金する習慣が身につきます。

詳しくは下でも紹介しているのでご覧ください。

家計を見直す

誰でもできる毎月貯金のおすすめやり方2つ目は「家計を見直す」ことです。


家計を見直す第一歩は、毎月の収支を確認することです。

収入と支出を比較することで、ムダな支出や無駄な出費を見つけ、効果的な節約ポイントを見つけることができます。 


また、サブスクリプションや固定費の見直しも重要です。

定期的な支払いがある場合、その必要性や使い道を再評価し、不要なものは解約することで予算を削減でき、これにより、本当に必要な支出に資金を回すことができます。 


他にも、タクシーの常用やコンビニでの買い物も見直しの対象となります。


毎月の家計見直しで貯金のための余裕を生むことができます。収支の把握や支出の見直しを通じて、節約の習慣を身につけましょう。

お金の支払い方法を見直す

誰でもできる毎月貯金のおすすめやり方3つ目は、「お金の支払い方法を見直す」ということです。


支払いがある際、何でもかんでも現金で支払っていませんか?

お金の支払い方法を見直すことは、貯金を進める上で重要なステップです。


結論から述べれば、クレジットカードやQRコード決済などの方法を使い分け、お得なポイントや還元を活用することが貯金につながります


支払い方法を見直す理由として、クレジットカードの利用によってもポイントの貯まり方が異なります。

特定のクレジットカードは、利用金額に応じてポイントがたまる仕組みを採用しているため、適切に選んで利用することで効率的にポイントをゲットできます。


また、PayPayや他のQRコード決済を活用することで、お買い物の際に還元が受けられる場合もあります。

これらのメリットを最大限に引き出すことで、生活費の一部を節約し、それを貯金に回すことができます。

生活費と貯蓄別で口座を管理する

誰でもできる毎月貯金のおすすめやり方4つ目は、「生活費と貯蓄別で口座を管理する」ということです。


生活費と貯蓄を分けて口座を管理することは、賢い貯金術の一環です。

結論から言えば、専用の口座を設けて生活費と貯蓄を厳密に管理することで、無駄な支出を防ぎ、貯金を効果的に進めることができます。


生活費の口座と同じであればいくら貯蓄できているのかの把握が難しくなってしまいます。

さらに、生活費の口座と貯蓄用の口座を分けることで、ついうっかり貯蓄のお金に手を出してしまうことを予防できます。 


先ほど家計を見直すことが重要とお伝えしたのは、ここで生活費がいくらなのか把握することで、貯蓄用の口座にいくら移すことができるかを判断しやすくなるからです。


また、完全に貯蓄用となっていることで貯蓄も今どのくらい積みあがってきているのか、目標まであとどのくらいなのかがすぐにわかるので、貯蓄を続けるうえでもモチベーション維持にもなります。

資産運用を始める

誰でもできる毎月貯金のおすすめやり方最後の5つ目は、「資産運用を始める」ということです。


資産運用は将来の安定を考える上で重要な一環です。iDeCo(個人型確定拠出年金)NISA(少額投資非課税制度)など、税制優遇を受けられる制度を活用して効果的な資産形成を目指しましょう。 


資産運用を始める理由として、iDeCoは年金に強化された形で資産を積み立てることができ、将来の安定を図る上で有益です。


NISAは、少額から始めやすく、将来の資産を非課税で運用できるメリットがあります。これらの制度を利用することで、資産運用を身近なものにし、リスクを分散させることができます。


iDeCoやNISAの活用により、将来に向けたリタイアメント資金の積み立てや、急な支出に備えた優れた資産運用が可能です。資産運用を通じて、将来への備えをしっかりと整えましょう。

iDeCoとは
原則60歳までに投資信託などを積立購入し、原則60歳以降にその年金資産を受け取る私的年金制度
積立NISA
少額の投資が非課税になる制度のことです。一般NISAやつみたてNISAなどの種類(口座)があります。  
iDeCoやNISAについては以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ確認してみてください。  
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ほったらかしで大丈夫?つみたてNISAやiDeCoの見直し方について

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新NISAの運用シミュレーションを紹介!最速で1800万円を使い切るには

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貯金ができない人には先取貯金がおすすめ

貯金ができないと悩んでいる人には、先取貯金がおすすめです。

先取貯金とは、収入が入ったら使ってしまう前に先取りして貯金する貯金方法のことです。

これは、2022年から始まった高校生の金融教育の教材でも取り上げられている、貯金の基本です。


これまでお金を使い過ぎて貯金ができなかった人でも、例えば毎月5万円を給与天引きで先取貯金することで、計画的かつ強制的に貯金ができます。

  • 一般的な貯金:収入-支出=貯金
  • 先取貯金:収入-貯金=支出
一般的な貯金だと収入や支出によって毎月の貯金額も変わってしまいますが、先取貯金は貯金額を一定(以上)にできるメリットがあります。

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先取貯金が出来る預金とは


先取貯金が出来る預金を次の表にまとめました。


概要
自動積立
定期預金
1円以上1円単位など自由に金額を指定し、
指定日に普通預金口座から
振り替えるなどの方法で積み立てる
社内預金勤務先の資金調達方法のひとつで、
年0.5%以上の利息が付くで運用してくれる
財形貯蓄毎月1,000円から給与天引きで積み立てる

さまざまな制度がありますが、勤務先に社内預金制度があるなら社内預金をおすすめします。


社内預金は給与天引きで先取貯金ができるうえ、法令で年0.5%以上の利息を付けることが義務付けられているためです(労働基準法第18条第4項)。


社内預金がないのであれば、財形貯蓄を検討してみましょう。


2022年4月時点、年0.5%以上の利息が付くことはほとんどありませんが、財形貯蓄も給与天引きで先取貯金ができます。


勤務先に社内預金も財形貯蓄制度もない場合は、銀行の自動積立定期預金の利用を検討してみましょう。


「給料が入ってきてから積み立てる」ものなので、給与天引きに比べると強制性は劣りますが、預金保険制度があるため、安心して貯金が可能です。

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毎月貯金を続けるためのコツ


毎月貯金するやり方についてご紹介してきました。その中でも、まず貯金を始めよう!と考えている方は、先取り貯金がおすすめであるということはご理解いただけたのではないでしょうか。


ここからは、毎月貯金をしていくにあたってまず知っておいた方が良いことや、毎月無理なく続けていくコツをご紹介したいと思います。ポイントは以下の3つです。


  • 毎月の収支を理解する
  • 無理しない
  • 貯金の目標を明確に設定する
それぞれ解説していきますので、ぜひ把握しておいてくださいね。

コツ①毎月の収支を理解する

毎月貯金を続けるためには、まず毎月の収支を正確に把握することが不可欠です。
自分の生活費や支出パターンを理解することで、効果的な貯金計画を立てることができます。

ポイント1. 固定費を洗い出す
まずは固定費をしっかりと把握しましょう。家賃、光熱費、通信費などの生活に必要な支出をリストアップします。これにより、最低限の生活費がどれくらいかを把握できます。

ポイント2. 削れるところを見つける
解約を忘れているサブスクリプション契約や安いプランに変更できるかなど節約の余地があるかどうかを確認し、必要のない支出を削減することで貯金に回せる余裕が生まれます。 

ポイント3. 最低限の必要経費を把握
毎月最低限かかる経費を理解することで、可能な貯金額を算出できます。これをベースに、無理なく貯金ができる計画をたてましょう。 

毎月の支出をしっかりと把握することで、ムダな支出を減らし、貯金へ回せる余裕をつくることができます。この第一歩が非常に重要です。

コツ②無理をせずできる範囲で行う

毎月の収支が明確になったら、次は貯金に回せる金額を決める重要なステップです。

しかし、無理な金額を設定してしまうと、途中で挫折してしまう可能性が高まります。

そのため、貯金額はギリギリのラインではなく、無理なくできる範囲で設定することがポイントです。 


ポイント1. 無理なく継続可能な金額を設定

貯金は習慣化が大切です。無理な金額を設定すると、途中で続けるのが難しくなります。自分の生活スタイルに合わせ、無理なく続けられる金額を設定しましょう。 


ポイント2. 将来の変化に備える

現在の生活状況や収入が安定していても、将来には変化があります。予期せぬ出費や収入の変動にも対応できるよう、柔軟な貯金計画を心がけましょう。 


ポイント3. 途中での調整も大切

無理なく続けられる範囲であっても、生活状況が変われば柔軟に貯金額を調整することも考えましょう。途中でリアルな状況に合わせることで、継続がしやすくなります。 


貯金は無理なく、着実に続けることが長期的な安定感を生み出します。自分のライフスタイルに合わせた計画をたて、無理なく続けられる範囲で取り組んでいきましょう。

コツ③貯金の目標を明確に設定する

毎月貯金を続ける上で重要なのは、貯金の目標を明確に設定することです。目標があることでモチベーションが維持され、達成感を味わえます。


達成したら新たな目標を立て、これを繰り返すことで長期的な貯金習慣を築き上げることができます。目標を達成することで自己満足感や達成感を得られ、貯金が単なる義務ではなく楽しみに変わります。


新しい目標を掲げることで、毎月の貯金がワクワクする習慣になり、長く続けていく秘訣と言えるでしょう。

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【番外編】楽しく貯金をする方法:塗り絵貯金とは

貯金を楽しみながら進めるやり方として注目されているのが、「塗り絵貯金」です。


これは、絵を塗りながら貯金を積み立てる新しいアプローチで、絵を仕上げるごとに一定額を貯金することでモチベーションを高めます。


この方法の特長は、絵を完成させることで達成感を感じ、同時に貯金も進めることができる点です。毎日の積み立てを楽しい作業に変え、無理なく継続できることが魅力です。 


<塗り絵貯金の手順>


手順1.テーマの選択

ページには様々なテーマが用意されています。好みや目標に合わせてテーマを選びましょう。


手順2.日々の進捗を塗り進める

一定額を貯金したらら塗り絵を塗っていきます。日々の進捗を楽しんでみてください。 


絵が完成するたびに達成感を味わい、同時に貯金額も増やしていくことで、モチベーションが持続します。


楽しく継続できる塗り絵貯金も取り入れてみてはいかがでしょうか。

【参考】大学生の平均貯金額とは

大学生の毎月の平均貯金額はいくらくらいなのでしょうか。

大学生の平均貯金額は複数の要因に影響され、また生活状況や地域によって異なります。
あくまで平均値となりますが、2022年の大学生の平均貯金額は月16,950円であると報告されています。

この数値は、大学生の生活費や収入源によって大きな変動があることを示しています。
奨学金やアルバイト収入などが貯金に影響を与える一方で、学業や生活費の高騰も大きな要因となっています。

特に2020年には新型コロナの影響を大きく受けており、大学生のアルバイト就労率が大きく下落し、2022年はコロナ渦前ほどには回復していないものの多少回復傾向にあるようです。

大学生のうちから貯金の習慣が身についていると今後社会人になった時にも資産形成に抵抗なく取り組めるのではないでしょうか。

大学生ならではの貯金のやり方:長期バイト

大学生は社会人と比べて時間に余裕があり、その特有の状況を活かした貯金のやり方があります。その一つが「長期バイト」です。


特に、スキー場やリゾート地での住み込みバイトは、多くのメリットがあり、おすすめです。 学生ならではの時間の使い方を考慮すると、長期バイトは有益です。


スキー場やリゾート地では、シーズンごとにスタッフが募集され、住み込みでの仕事が提供されます。これに参加することで、仕事と生活の一体感を味わいながら、お金を稼ぐことができます。


スキーシーズンや夏季リゾートなど、季節ごとに柔軟に働くことができるのも魅力です。

これらの要素を踏まえ、長期バイトは大学生にとって貴重な経験と収入をもたらす方法としておすすめです。

【参考】社会人世代別平均貯金額とは

社会人の平均貯金額は、様々な要因によって異なりますが、一般的には年代ごとに特徴があります。


結論から言えば、年代が上がるにつれて貯金額も増加する傾向があります。若年層は収入がまだ安定しておらず、支出が多いため貯金額が少ない傾向が見られますが、逆に中高年層では収入が安定し、長期間の貯蓄が反映されていることが挙げられます。 


以下の表は「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」の金融資産保有額を年代別に表したものです。


各年代とも平均値を見ると資産額が多く見られますが、平均値は極端に多い人とゼロの人の平均になりますので、中央値を見ていただくことで多くの人がどのような状態なのかが見えてきます。

平均値中央値
20代176万円20万円
30代494万円75万円
40代657万円53万円
50代1048万円53万円
60代1388万円300万円

社会人世代別の平均貯金額を把握することで、自身の年齢層における貯金の傾向を理解し、賢い資産形成を考えるきっかけになるのではないでしょうか。

まとめ:貯金のやり方・仕方の相談はマネーキャリアへ!

貯金のおすすめやり方とはどんな手段があるのか、貯金が苦手な人向けのコツなどを中心に解説してきましたがいかがでしたでしょうか。 


この記事のポイントは以下のとおりでした。 

  • 貯金が苦手な人はまずは先取り貯金がおすすめ 
  • 毎月の収支を把握することで貯金できる金額が見えてくる 
  • 貯金は習慣化することで長く継続できる 
  • 目標を決めてモチベーションを保ちながら進めていく 
いきなり大きな金額でというのは難しいでしょうから、まずは少額でもいいので少しずつ始めていけるといいですね。 将来の資産形成に向けてコツコツと頑張っていきましょう。 


なお、毎月の収支の中で無駄を見つけたいなどのお金のご相談はマネーキャリアで相談可能です。 無料で相談できますので、気になる方はぜひ無料相談にお申込みください!

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