年収が500万円に到達して以降、、車の購入・買い替えを考え始める人が増えてきます。
しかし、「年収500万円の場合、いくらの車が適切なんだろう」、「車のローンは何を基準に組めばいいだろう」と悩む人も多いです。
そこでこの記事では、「年収500万円の人におすすめの車・予算の目安」を中心に解説していきます。
・年収500万で車の購入を検討しているので、価格基準やおすすめの車を知りたい
・年収に見合った適切な車を購入して、金銭的に不自由なく運転したい
と考える人は本記事を参考にすると、年収500万円の人におすすめの車はもちろん、初期費用や維持費、希望の車を買う方法でまで分かります。
内容をまとめると
- 年収500万円の場合の車の金額の目安は、年収の半分である250万円。この目安内で国産車や中古車、外車を検討するのが重要。
- 車を購入際には、初期費用や維持費がかかる。車購入時のローンは、年収500万円の場合は年収の35%程度がおすすめ。
- 車の購入には多額のお金がかかり、保険への加入は必須。大きな支出となり、将来のライフプランも踏まえて考える必要がある。
- そこで、ライフプランが決まってない・保険の種類が分からない人はマネーキャリアのようなお金のプロに相談して、車に関するお金の悩みを解消する人が多い。
監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。
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この記事の目次
- 【年収の半分】年収500万で購入する車の価格目安は250万
- 年収500万の方におすすめの国産車を紹介!【新車・中古車】
- 年収500万の方におすすめの国産車【新車編】
- 年収500万の方におすすめの国産車【中古車編】
- 年収500万の方におすすめの外車を紹介!【新車・中古車】
- 年収500万の方におすすめの外車【新車編】
- 年収500万の方におすすめの外車【中古車編】
- 【独身の人向け】年収500万の方におすすめの車
- 年収500万の車のローンの最大額・返済額の目安は?【年収の35%】
- 年収500万で車を購入した場合の初期費用・年間維持費を解説
- 年収500万で車を購入した場合の初期費用を項目別に解説
- 年収500万だと車の年間維持費は約50万円かかる
- 年収500万で購入した車1台に総額いくら必要かシミュレーション
- 年収500万で250万以上の車・高級車に乗る方法を紹介
- 1.金利の低いローンで支払う
- 2.ローンがより安くなるよう貯金をして一括払いをする
- 3.中古車を買う
- 4.車のサブスクやカーリースを使う
- 5.値引き交渉をする
- 6.自社ローンを利用する
- 250万円以上500万円以下で購入できるおすすめの車を紹介
- 年収500万で車を購入するときによくある質問
- 年収500万で500万円以上の車を買ったらどうなる?
- 500万の車を買ったら、頭金いくらになるの?
- 年収500万あっても将来を見据えて車の購入は慎重にすべき
- 【年収別】車にかける金額やおすすめの車種・車の選び方を解説!
- 年収500万で車を購入する場合の悩みを簡単に解消する方法とは
- 車に関するお金の悩み全般に関する悩みを無料で解消:マネーキャリア
- 年収500万で車を購入する場合の費用・おすすめ車種まとめ
【年収の半分】年収500万で購入する車の価格目安は250万
年収500万で購入する車の値段の目安は約250万です。
月々のローンの支払い、購入後の維持費などを考え、家計を圧迫せずに、購入後も無理なく生活を続けられる目安が、年収の5割程です。
車は購入費だけでなく、保険・税金・メンテナンス費・燃料費などの維持費もかかります。年収の半分程度の予算に抑えることで、これらの維持費を含めた総額を生活費とバランスよく管理しやすくなります。
ただし、貯蓄額や、車に使えるお金など、人によって条件が異なりますので、あくまで目安と考える必要があります。
年収500万の方におすすめの国産車を紹介!【新車・中古車】
まず、年収500万の方におすすめの国産車を紹介していきます。
年収500万もあると、国産車だと新車だけでなく中古車も含めた場合、かなり多くの選択肢が挙げられます。
軽自動車からミニバンまで、様々な車種を紹介しています。
年収500万の方におすすめの国産車【新車編】
新車であれば、次のような車がおすすめです。
引用:ダイハツ公式サイト
タント(ダイハツ)122万円〜
CX-3(マツダ) 240万円〜
ヴォクシー(トヨタ)247万円〜
年収500万の方におすすめの国産車【中古車編】
続いて、中古車です。中古車であれば、車のグレード自体はもう少し上げることが出来ます。
引用:トヨタ公式サイト
マークX(トヨタ)
フォレスター(スバル)
年収500万の方におすすめの外車を紹介!【新車・中古車】
続いて、年収500万の方におすすめの外車を紹介します。
国産車に比べると値段が高く外車の選択肢は限られてきますが、それでも多くの外車が手に入ります。
よく比較検討することで、無理なく外車を購入できます。
年収500万の方におすすめの外車【新車編】
まず、新車で予算内で購入可能な外車を紹介します。
カングー(ルノー)247万円〜
ポロ(フォルクスワーゲン)230万円〜
年収500万の方におすすめの外車【中古車編】
続いて、外車の中でも中古車の紹介です。
ベンツAクラス(メルセデス・ベンツ)
Q3(アウディ)
【独身の人向け】年収500万の方におすすめの車
年収500万で独身の人におすすめの車を紹介します。
引用:マツダ公式サイト
マツダ3(マツダ)
年収500万の車のローンの最大額・返済額の目安は?【年収の35%】
年収500万円で車を購入する場合、ローンの最大額は年収の35%が適切です。
年収に占める、年間の返済額の割合を、返済比率といいます。この返済比率は、金融機関によって異なりますが、一般的には「年収400万未満は25%」「年収400万以上は35%」が目安とされています。
手取り年収500万であれば、年間の返済額(≒借りられるローンの最大額)は以下になります。
500万×0.35 = 175万円
よって、月々14.6万円ほどの返済となります。手取り年収500万であれば、月給は約40万円です。将来のことも踏まえると大きな出費になるので、ローンを組む際はライフプランまで明確にしておきましょう。
年収500万で車を購入した場合の初期費用・年間維持費を解説
車を購入した場合の諸費用を、以下のように解説していきます。
- 年収500万で車を購入した場合の初期費用を項目別に解説
- 年収500万だと車の年間維持費は約50万円かかる
- 年収500万で購入した車1台に総額いくら必要かシミュレーション
ローンの返済だけでなく、車を持つには維持費など様々が費用がかかります。思ったよりお金がかかる、ということにならないようチェックしましょう。
年収500万で車を購入した場合の初期費用を項目別に解説
購入時の初期費用を、表にまとめてみました。
内容 | 費用(目安) |
---|---|
自動車重量税 | 車両の重量によって異なる |
自動車税 | 車両の排気量によって異なる |
環境性能割 | 車両価格の0〜3% |
消費税 | 車両価格の10% |
自動車リサイクル料 | 6000〜18000円程度 |
自賠責保険料 | 契約年数によって異なる 目安は20000円程度 |
登録費用 | 15000〜40000円 |
車庫証明費用 | 10000〜20000円 |
納車費用 | 10000〜30000円 |
参考:トヨタ公式サイト
このように、購入時には多くの費用がかかります。
年収500万円の人の場合、250万円ほどの車が無理なく維持できます。もし車体価格250万のものを購入すると、約30万円程度が初期費用として上乗せされます。
車の購入を検討する際は、初期費用も予算に組み込んでおきましょう。
年収500万だと車の年間維持費は約50万円かかる
続いて、年間にかかる維持費も、表にまとめてみました。
金額にかなり幅がありますが、車種によって違いが大きく出ます。なお、隔年でかかる費用もありますが、初年度費用として考えると好ましいです。
内容 | 費用 |
---|---|
自動車税 | 10,000〜300,00円 |
自動車重量税 | 10,000〜40,000円/3年 |
自賠責保険 | 20,000円/2年 |
車検代 | 70,000〜100,000円 |
消耗品等 | 30,000〜50,000円 |
駐車場代 | 200,000円 |
ガソリン代 | 30,000〜50,000円 |
任意保険料 | 40,000〜80,000円 |
金額に幅がありますが、車種によって違いが大きく出るので注意が必要です。 また、隔年でかかる費用もありますが、初年度費用として計算しています。
車種によって異なるものの、年間維持費は、50万円程度であることがわかります。
車を購入する際は、特に任意保険についてよく検討する必要があります。自賠責保険は法律で義務付けられていますが、それだけでは賄いきれないリスクは多数あります。対物保障保険など、自身に合った保険に加入しましょう。
年収500万で購入した車1台に総額いくら必要かシミュレーション
今回は具体的に、年収500万の方の購入予算の目安である250万円の車1台を10年間所有した際に、総額いくら必要かをシミュレーションしていきます。
1.前提条件
2.購入費用
3.初期費用
初期費用=リサイクル料1.2万円+登録費用2.3万円+車庫証明費用1.5万円+納車費用2万円=7万円
4.年間維持費
年間維持費=自動車税3万円+自動車重量税 1万円+自賠責保険1万円+車検代10万円+消耗品等5万円+駐車場代20万円+ガソリン代5万円+任意保険料8万円=53万円
5.合計
合計=購入費用+初期費用+年間維持費×10=813万円
以上の計算より、合計で必要な費用は約813万円となりました。車は長く使うものなので、ライフプランも考慮しつつ購入する必要があります。年収500万で250万以上の車・高級車に乗る方法を紹介
以下は、年収500万円でも250万円以上の車に乗る方法です。
- 金利の低いローンで支払う
- ローンがより安くなるよう貯金をして一括払いをする
- 中古車を買う
- 車のサブスクやカーリースを使う
- 値引き交渉をする
- 自社ローンを利用する
1.金利の低いローンで支払う
まずは、低金利のローンを利用する方法があります。
車のローンには、おもに「銀行系のマイカーローン・ディーラーローン・自社ローン」の3種類があります。一般的に銀行のマイカーローンの金利が最も低く年1~4%です。
参考:りそな銀行
一般の会社員で年収500万であれば、審査には通りやすいです。契約内容によっては1%を切るローンもあるので、様々な金融機関を比較し、1%を目安にローンを検討することで、購入する際の費用を大きく下げられる可能性があります。
2.ローンがより安くなるよう貯金をして一括払いをする
2つ目に、貯金をして一括払いする方法です。
貯金をして、一括払いで購入するのが、金銭的には最も合理的です。一括払いであればローンを組み必要がないので、ローンを組んだ場合にかかる金利分のお金を払う必要がなくなります。
「一括購入なんて無理だ」という場合でも、車の購入を考えている方は、少しでも貯金しておくことをおすすめします。
車体価格だけでなく、初期費用も大きくかかります。貯金がある程度ある方は、一括でなくても頭金を支払うことで、ローンを組む額を減らせます。
3.中古車を買う
欲しい車がある程度決まっている方は、中古車で予算に収まる車がないか探してみましょう。
走行距離やモデル、オプションである程度妥協することで、高級車でも安く手に入れられる可能性があります。
具体的には年収500万円の人におすすめの外車であるメルセデスベンツAクラスは、新車の場合は約500万円しますが、中古車だとおよそ半分の250万円程度で購入できます。
4.車のサブスクやカーリースを使う
筆者イチオシの方法が、サブスクやカーリースの利用です。
月額固定で車に乗ることが出来るので、家計管理がしやすく、維持費の一部もかかりません。
何より、突然の故障で修理になった場合も、補償があるサービスが多いので、安定して車に乗り続けることができます。
車を自分でカスタマイズしたり、タバコを吸う方にはおすすめできませんが、それ以外で安く高級車に乗りたい、という方はサブスクは有効な手段になります。
5.値引き交渉をする
中古車を購入する方は、値引き交渉をするのも一つの手です。
車を購入する際には、値引き交渉をするのが一般的です。値引き交渉では、まず車の販売価格に加えてオプションや諸費用も含めて全体の見積もりを確認しましょう。
複数のディーラーや販売店を回って価格や条件を比較することで、より低価格を引き出せる可能性があります。
また、決算期や新モデル販売直前の時期は、販売店側も在庫整理を優先するため、値引きのチャンスが増える可能性があります。
他店との比較や時期により、定価より安く買える可能性があります。
6.自社ローンを利用する
車をより安く買うには、自社ローンの利用も有効です。
自社ローンとは、ディーラーや販売店が独自に提供しているローンを指します。銀行やクレジットカード会社よりも柔軟な審査基準が設けられることが多いので、年収など信用情報に不安がある人でも、ローンを組みやすいです。
また、自社ローンでは頭金が不要だったり、保証人が不要なプランもある場合があります。初期費用を抑えたい人や保証人を立てるのが難しい場合には、大きなメリットになります。
ただし、銀行などの金融機関より金利が高めに設定されていることが多いので、条件をよく比較するのが大切です。
250万円以上500万円以下で購入できるおすすめの車を紹介
年収500万で車を購入するときによくある質問
年収500万円で車を購入する場合、以下のような質問がよく挙がります。
- 年収500万円で500万円以上の車を買ったらどうなるの?
- 500万の車を買ったら、頭金はいくらになるの?
年収500万で500万円以上の車を買ったらどうなる?
A.日常生活に大きな影響が出る可能性があります。
年収500万円の人が500万円の車を買う場合、収入に対してかなり高額な買い物になるためよく検討する必要があります。
多くの人にとって、500万を一括で払うのは難しいため金融機関などを使って自動車ローンを組みます。ローンの条件にもよりますが、500万円のローンだと毎月の支払が高額になる可能性が高く、生活費の切り詰める・貯金ができないなどの影響が出ます。
500万円を金利3%で5年ローンを組んだ場合、毎月の支払いは約9万円になり、これにさらに毎年の維持費も加わります。
年収500万円で500万円の車を買った場合、生活の切り詰めや今後のライフプランのために十分なお金を残せない可能性があります。
500万の車を買ったら、頭金いくらになるの?
A.頭金は50~100万円になります。
500万円の車体を購入した場合、頭金は車体価格の1~2割程度の50万円から100万円前後になるのが一般的です。
ローンの契約内容によっては頭金なし、もしくはより高い頭金を支払うことも可能ですが、頭金を支払った方がローンを組んだ場合の返済額が減ります。
車を購入する際は、少なくとも頭金を支払える程度の貯金をしておくのが大切です。
年収500万あっても将来を見据えて車の購入は慎重にすべき
年収500万円に到達しても、車の購入には将来のことも踏まえる必要があります。
人生で、お金がかかるイベントは、車の購入だけではありません。子供の教育費、マイホーム購入、老後資金など、用意しておくべき資金はたくさんあります。
年収500万円の人は、その半分である250万円程度の車を買うのが一般的です。しかし車体価格の250万円だけでなく、初期費用の約30万円、隔年の費用も含める年間維持費は50万円かかります。
車体価格や初期費用だけでなく、将来のライフプランも踏まえた上で車を購入しましょう。
【年収別】車にかける金額やおすすめの車種・車の選び方を解説!
年収別の車の選び方やおすすめの車種は以下のリンクからチェックすることができます。
年収500万で車を購入する場合の悩みを簡単に解消する方法とは
ここからは、年収500万円で車を購入する場合の悩みを簡単に解決する方法を解説します。
年収500万円で車を購入すると、車体価格の250万や初期費用の30万円など多額のお金が必要となり、金利の低いローンを組んだり貯金をして頭金を多く支払うなどの工夫が重要です。
しかし車の購入で考えるべきことは、民間の任意保険への加入、ライフプランに基づいた今後の支出など多くあるので、一人では難しいです。
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年収500万で車を購入する場合の費用・おすすめ車種まとめ
この記事では、年収500万円で車を購入する場合の費用・おすすめ車種を中心に解説しました。
年収500万円で車を購入際には、車体価格は250万円程度の車がおすすめです。車体価格以外にも初期費用や維持費がかかるので、ローンの工夫や頭金の調整が必要です。
しかし車の費用だけでなく、保険加入の検討・ライフプランの明確化などやるべきことは多くありますが、一人で考えるのは難しいです。
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