保険相談の上手な断り方とは?【例文を用いて解説!】のサムネイル画像

直接保険相談をするのはいいけど、強引な営業が苦手...

しつこい保険相談はうんざりだから早く切り上げたい...


そんなあなたに向けて保険相談の上手な断り方を現役FPが解説します。

本来、保険相談はあなたの人生設計を正しく導くための相談です。


相談員の利益目的や都合で強引に営業してくるような担当者への上手な断り方を解説しているので、無駄な相談時間を過ごさないよう、ぜひ参考にしてみてください。

内容をまとめると

  • 保険相談のベストな断り方ははっきりと理由をつけて断ること
  • あいまいな理由だと専門家が引き下がらないことがあるので注意
  • そもそも強引な押し売りをしない専門家を選ぶことにより防ぐことができる
  • マネーキャリアでは専門家の経歴や口コミを掲載しているので安心して相談できる

監修者「谷川 昌平」

監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。
>> 谷川 昌平の詳細な経歴を見る

この記事の目次

保険相談のベストな断り方は?

こんにちは、マネーキャリア編集部です。


先日、保険相談の営業に対応したくない方々からこんな相談がありました。

保険相談の営業を断りたいけれども、相談員から反感を買うのは避けたい。どうやって断ったら良いかわからない。

保険相談員は保険の専門知識を持ち、言葉巧みに関心を引くような勧誘が行われることもあることでしょう。 


もちろん、はっきり「NO!」と言えれば済む話ですが、保険相談員の話術に翻弄され、なかなか断り難いのも事実です。 


今回は理想的な保険相談の断り方、逆に行ってはいけない保険相談の断り方について解説していきたいと思います。


保険相談員にどうお断りすべきかわからない、と悩んでいる方のお手伝いになれれば幸いです。

保険の相談員を納得させるベストな保険相談の断り方選【例文付き】

保険相談の断りたい場合、やはり相談者の皆さんは保険の相談員とトラブルとなることを避けたいはずです。しかし、お断りしない限り、相談員は簡単に引き下がらないかもしれません。


もちろん保険の相談員も感情のある人間ですので、理不尽な断られ方をしたら、さすがにエキサイトしてしまうことでしょう。


そこで

  • 他の会社を考えていると伝える
  • 不満な点を率直にいう
  • メールでお断りする
以上を解説します。

➀他の会社を考えていること伝える

他の会社の保険商品を入りたいので、保険相談員の推す保険商品への検討していない旨を率直に伝えましょう。


具体例としては次の2つが考えられます。

  1. 「あなたの会社の保険商品は確かに魅力的ですが、他の保険会社の商品を考えています。今のところ保険相談の必要性は感じていません。」
  2. 「他の会社の商品が私に合いそうです。そちらに入りたいです。今回の保険相談は申し訳ないですが見送ります。」
保険相談員は自分の推す商品以外にも、相談者の検討している商品は他にあるだろうと想定しています。そのため、これ以上は食い下がってこないはずです。

もしも「どんな保険会社のどんな商品に興味がですか?」と尋ねられたら、「それはお答えできません。」と明確に断ることが大切です。

②不満な点と合わせて伝える

他社の保険商品を検討しているからと断る他に、保険相談の営業マンの保険商品について不満点を述べるのも良い断り方です。


次の2つが考えられます。

  1. 「御社の保険商品ですが、保障内容が良いものの保険料は高いです。他社の方が安いので。」
  2. 「〇〇を保障するプランはあるでしょうか?。無ければ将来が不安なので、御社の商品は見送らせていただきます。」
これに対し、保険相談員は「もっと保険料は安くできます。」や「特約を追加すれば大丈夫です。」と返答するかもしれません。

その場合は、「やはり検討しているプランがありますので。」と明確に断りましょう。

③メールで断る

保険相談の営業マンと直に会ったり、電話でお断りしたりすることに抵抗があるならメールで断る方法も有効です。


次のような文言が最適です。

  • 丁寧な保険相談のお勧め誠に感謝しております。しかしながら、入りたい保険会社の保険商品は既に決めてあるので、これ以上の保険相談は差し控えさせていただきます。
上記のように明確なお断りの意思を示します。そして、
  • 希望している保険会社・保険商品および具体的な理由につきましては、プライベートな内容になるため、回答を差し控えさせていただきます。
  • また、今後のお問い合わせ、追加の提案等について、こちらからは返答致しかねます。
と明記します。どんな保険商品を選ぶかどうかは、個人の自由です。注目している商品や具体的な理由を記入する必要はありません。

保険の相談員を納得させられないダメな保険相談の断り方3選

保険相談の断り方は明確に「必要ない」と答えるのが、正しい方法と言えます。はっきりと相談が不要であることを相談員に伝わらないと、相談員は決してあきらめないことでしょう。


保険相談をお断りする方法として、相応しくない事例を把握しておくことも大切です。


こちらでは、

  • 連絡をいきなりやめる
  • あいまいな言葉に終始する
  • 家族等に反対されたと言い訳する
以上を解説します。

➀突然連絡をしなくなる

突然連絡をしなくなる行動は避け、相談の打ち切りを明確に伝えましょう。


初回は保険相談をしたくて相談員と話し合い、後日事情の変化で再度の相談が不要になるケースもあります。これはやむを得ないことと相談員側も把握しています。


相談を打ち切りたいからと、連絡をしないままでいると、相談員側は途中で止まってしまった保険相談を心配してしまいます。当然、相談員から事後の相談をどうするか連絡があるかもしれません。


そのようなことの無いように、相談を打ち切る連絡は必ず入れておくのがマナーです。

②検討中などのあいまいな言葉を使う

あいまいな言葉では、保険相談の断る意思表示が相談員へ伝わりません。


相談を断りたい側からすれば、「現在検討中だから相談の時期は何とも言えない。」と何とも歯切れの悪い返答を行ってしまうかもしれません。


相談員としては、何日くらい待てば検討を終えるのか予測がつかず、困惑してしまいます。いつ頃までなら相談を再開できるのか?と問い合わせがくるかもしれません。


明確に意思表示がなされないと「相談員はお客の結論が出ないままだ。」、と考えてしまいます。

③家族や知人に反対されたと言う

配偶者や親、兄弟、知人に反対されたから保険相談を断るという意思表示は、保険相談員が反感を覚える悪い断り方と言えます。


保険相談員側からすれば「身近な人に反対されるくらいなら、その方々も一緒に保険相談へ参加してほしかった。」と、思うことでしょう。


保険相談員は、初回の相談で反対意見のある人をなるべく出さないために、保険相談の際は家族の同伴を求めるケースが多いです。相談員側としては避けたい状況といえます。

FPに質が高く強引な勧誘のない保険相談サービスを利用したいなら

ここまで、保険相談を断る際の良い断り方と悪い断り方を解説してきました。


とはいえ、

強引な勧誘をされるのではないかと心配しながら相談するのは嫌だ。。。強引な勧誘の心配がない無料保険相談サービスを紹介してほしい。。。

このように感じた方は多いでしょう。


結論から言うと、そのような方におすすめなのはマネーキャリアの無料保険相談サービスです。 


マネーキャリアは保険のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)約4,000名と提携しているため、FPの質が非常に高い無料相談サービスです。 


また、マネーキャリアの最大の特徴は、専門家個人の経歴や口コミを公開していることです。そのため相談前に専門家がどのような人なのかを確認した上で、安心して相談することができます。


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保険相談を断った後の相談員の切り返しとあなたがとるべき対処法


相談員は一人でも多くの人へ保険相談を行い、保険加入につなげるため必死です。保険相談員の中には、しつこく切り返してくる者もいるはずです。


とはいえ「しつこい!」と激怒してはトラブルのもとです。事前に切り返しへの対処法も把握しておきましょう。


こちらでは

  • 保険料が上がってしまうと言われた
  • 保険加入の審査に通らなくなると不安なことを言われた
以上の対処法について解説します。

➀「今加入しないと保険料が上がってしまいます」という切り返しへの対処法

こちらのケースでは、「自分が入りたい他社の商品に加入したから大丈夫。」「焦って加入して後悔するが嫌なので、保険料が上がってもやむを得ないさ。」という回答が効果的です。


保険商品の保険料は、加入年齢によって保険料のあがる場合が多いです。その特徴を利用して保険相談の継続、保険契約の成約につなげたい保険相談員もいます。


人の不安を掻き立てる切り返しには、毅然とこのように返答するのが良い方法です。

②「迷っている間に健康状態が変化し保険加入の審査に通らなくなるかもしれないですよ」という切り返しへの対処法

「健康には気をつかっているから、病気とかにはかからない」という回答が効果的です。しかし、保険相談員から「万一、事故に遭ったらどうするんですか?」という切り返しも予想されます。


そんな時は「その時のために公的な健康保険があるんだろう。」または「貯金もあるし、会社の加入している労災や健康保険で十分。」と、明確に回答します。


保険相談員もこれ以上は食い下がれません。切り返しに慌てず冷静な対応をしましょう。なお公的な健康保険についてはこちらをご覧ください。

相談員の質が高く強引な勧誘がない保険相談サービスはマネーキャリア


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補足:親せきや友人から保険をすすめられた時の断り方は?

こちらの場合も、率直かつ丁寧に断ることが大切です。


ご自分の身を案じてくれる親戚・知人が保険の相談に乗ってくれた場合、これ以降の相談は必要なくても、心理的に断り難いはずです。


しかしながら、保険の中には保険料が数百万~数千万円となる高額な商品もあります。親戚や知人への情に流され、アドバイスを受けるまま、多大な負担がかかる保険契約を締結しては、家計に重大な影響が出ることでしょう。


このような事態を避けるため、相談して少しでも納得できない部分があれば、合理的に断った方が無難です。

まとめ:保険相談は断っても大丈夫!

この記事では保険相談の上手な断り方・悪い断り方を紹介してきました。


保険相談を断る場合は、誠実かつ明確に相談員へ意思表示することが必要です。曖昧な表現・優柔不断な対応は避けましょう。


特にこの記事では次の内容を紹介しました。

  • ベストな保険相談の断り方は明確な意思表示が大切
  • 無視や曖昧な表現、嘘は避ける
  • 切り返しにも冷静な対応を行う
  • 親せきや友人からの勧めもニーズに合わないなら、合理的に断る

初回は有益な保険相談であっても、後日の事情の変化で不必要となるケースもあります。保険相談員はこのような事態にも慣れているので、丁寧かつ明確に断ることが大切です。


その方が相談員とのトラブルを避けることもでき、また必要となったとき保険相談を利用できるはずです。


マネーキャリアでは、他にも読んで頂きたい記事が多数掲載されていますので、是非ご覧ください。


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