
- ファイナンシャルプランナーにお金の相談をしたい人
- ファイナンシャルプランナーの選び方が知りたい人
- どんな相談が可能なのか知りたい人
内容をまとめると
- ファイナンシャルプランナーへの相談は、相談内容によって意味がないことがある
- 知識不足の方や銀行所属のファイナンシャルプランナーの場合、相談しても中立の立場でアドバイスしてもらえない可能性が高い
- マネーキャリアにはお金のプロである信頼できるファイナンシャルプランナーがいる
- LINEで手軽に予約できオンライン相談も可能
- スマホ一つでプロに相談できるので、ファイナンシャルプランナーを探すならマネーキャリアがおすすめ!
近年「ファイナンシャルプランナー相談は意味ない」という声が挙がっています。実はFPの中には、相談してはいけない危険な方も存在します。この記事では、危険なFPの特徴や意味のない相談について紹介!FP選びで失敗したくない人必見です。ぜひ最後まで読んでください。
この記事の目次
目次を閉じるファイナンシャルプランナー相談は意味ないと言われる理由3つ
ファイナンシャルプランナーとは、税金や保険、年金などお金に関する知識を持った方のことを言います。保険や家計の相談などをファイナンシャルプランナーに行うことで、計画を立てながら資産のコントロールが可能です。
そんなファイナンシャルプランナーに対して、最近「相談しても意味ない」と考えている方が増えています。相談しても意味ないといわれる理由として考えられるのは以下の3つです。
- 専門的な知識を持っていない可能性がある
- 情報が古い
- 商品を売りつけられる可能性がある
意味がないと言われる理由①:専門性が低い可能性がある
ファイナンシャルプランナーへ相談する意味ないといわれる、1つ目の理由は専門性の低さです。実はファイナンシャルプランナーは、資格がなくても名乗ることができます。つまり、少しかじっているだけでも「FPです」と名乗ることができてしまいます。ちなみに、国家資格であるFP技能士や民間資格であるAFPについては資格を持っていないと名乗れないようになっています。
さらにファイナンシャルプランナーの資格はそこまで難しいものではありません。1級の資格を取るためには実務経験が必要になりますが、2級や3級に関しては勉強さえしておけば取れてしまいます。
ファイナンシャルプランナーの2022年に開催された試験を見てみると、3級の場合申請者52,015人のうち、合格者は34,364人。合格率はなんと87.01%とかなり高いです。これらを考えると、ただ少し勉強した人でも簡単にファイナンシャルプランナーを名乗ることが可能であることがわかりますね。
意味がないと言われる理由②:情報が古い場合がある
ファイナンシャルプランナーへの相談は意味ないといわれる2つ目の理由は、情報が古い場合があるということです。基本的にファイナンシャルプランナーの資格には更新がありません。つまり、合格したときの知識のまま止まってしまっている人も一部いるということです。
もちろん、常にファイナンシャルプランナーとしての意識が高くて働いている場合、情報も最新のものをインプットしている方が多いです。しかし、一部のファイナンシャルプランナーの方は古い知識のままで活動している可能性もあります。
古い情報のままで対応されてしまうと、もしかすると損してしまうかもしれません。とはいえ、この場合は見極めが非常に難しい所なのでひとりだけに相談せず、2人から3人ほどのファイナンシャルプランナーに相談したり、口コミや評判をチェックしてから相談するようにしましょう。
意味がないと言われる理由③:商品を売りつけられる場合がある
ファイナンシャルプランナーの中には、保険や投資信託の紹介料で収入を得ている方がいます。そういった方は、自分の収入をあげるために保険や投資信託を異常に勧めてくる可能性が高いです。
銀行などに所属しているファイナンシャルプランナーの場合も同様、所属先の企業の商品を売るのが目的で相談に乗っているケースも考えられます。親身になってきいてくれていると感じていても、最終的に商品を売りつけられるということも。
相談していくうちに言いくるめられてぼったくり商品を売りつけられるケースもあるので、断る勇気をもつことや勧められた商品は一度家に持ち帰り、家族に相談するなどの対策をとるようにしましょう。
ファイナンシャルプランナー(FP)相談は意味があると言われる理由3選
専門的知識を持っていて向上心のあるファイナンシャルプランナーへの相談は意味があるといえます。相談しても意味ない人と意味がある人に分かれますが、意味がある人に相談することで以下の内容を解決できるでしょう。
- お金全般の悩み解決!
- 専門的な意見を聞ける
- 客観的にみてどういうお金の使い方をしているのかわかる
FP相談が意味がある理由①:お金の悩みを解決できる
ファイナンシャルプランナーに相談できるお金の話は主に以下の通りです。
- 年金に関するライフプラン
- 貯蓄、資産運用(投資信託)
- ライフプランに基づく保険の見直し
- 税金、相続
- 住宅ローン
FP相談が意味がある理由②:専門的な意見を聞ける
先ほど専門知識を持っていないファイナンシャルプランナーがいることを紹介しましたが、もちろんお金の専門知識をしっかりと持った方も存在しています。しっかりと運営しているファイナンシャルプランナーの場合は、お金の知識を持っている場合が多いといえます。
知識を持った方に相談することでしっかりとした知識から専門的な意見を教えてくれます。住宅ローンを例にあげると、金利の選び方はどのように考えるべきなのか、住宅ローンは何を基準に選べばいいのかなど具体的な内容を聞けます。
お金に関する情報は、ネット社会においてほとんどが検索すると出てくるでしょう。しかし、自分の条件とネットに出ている条件がすべて一緒である可能性は極めて低いです。しっかりと将来のことを考えるのであれば、自分の情報から導き出される意見をファイナンシャルプランナーから聞く方がいいでしょう。
FP相談が意味がある理由③:客観的な意見を聞ける
ファイナンシャルプランナーに相談することで、客観的な意見が聞けます。そもそも人間は、自分のことになるとどうしても感情が先に動いてしまいます。
例えば、家を建てたいと考えたとき、これから先ローンをしっかり払っていけるのかや住宅ローン以外の費用も支払えるのかなども一緒に考えます。しかし、家を建てたいという気持ちが優位になってしまうと、「どうにかなる!」という気持ちになりがちです。
そんな時、ファイナンシャルプランナーに相談することで「今の収入では3年後から支払いが滞る可能性がある」「生活が困難になる可能性がある」など第三者目線でしっかりと教えてくれます。客観的で冷静な意見を聞くことで、感情優位な考えを捨てるきっかけにも繋がります。
ファイナンシャルプランナー(FP)相談が意味ない場合3つ
ファイナンシャルプランナーへの相談は、家庭のお金にまつわる内容であれば基本的に意味のある時間になるでしょう。しかし、それとは逆に意味ない相談もあります。
意味のない相談になってしまいがちな内容は以下の通りです。
- 既に自分に合った保険や投資商品を見つけたい
- 税金の具体的な相談がしたい
- 法律関連の相談がしたい
FP相談が意味ない場合①:いい投資商品や保険を見つけたい時
いい投資商品や保険を見つけたいと考えているとき、ファイナンシャルプランナーへの相談は意味ないです。相談例としては、所有している投資信託を売るべきかどうか、今よりもっといい投資商品はないのか、おすすめのiDeCoを教えてほしいなどです。こういった相談はファイナンシャルプランナーへしても意味ないことを覚えておきましょう。
そもそも、金融機関に関する助言を行う場合はファイナンシャルプランナーの資格以外にも販売資格などが必要となります。iDeCoなどの制度内容の説明は可能ですが、どの商品のほうがいいという助言をすることはできなくなっています。
自分の資産運用について詳しく話を聞きたい場合は、ファイナンシャルプランナーではなく銀行への相談やIFAへの相談がおすすめです。
FP相談が意味ない場合②:税金の具体的な相談をしたい時
ファイナンシャルプランナーは、基本的にお金にまつわる相談に乗ってくれます。お金に関する相談内容といえば、税金関係の話が分かりづらいため相談したくなりますよね。しかし実際は、意味ない相談に繋がってしまいます。
ファイナンシャルプランナーは相談者の目的を達成するための道しるべになるヒントをくれる方です。税金の申告や税務署への提出書類作成などは税理士の方に頼む必要があります。
税金関係の具体的な相談を受けるためには、税理士資格が必要です。企業や個人事業主の税金に関する相談についても、税理士の方へ相談しなくてはいけないことを覚えておきましょう。
FP相談が意味ない場合③:法律相談をしたい時
ファイナンシャルプランナーに法律の相談は意味ないです。というのも、法律の相談に関しては、弁護士資格が必要となります。基本的に弁護士資格を持っていない方が法律の相談を乗ったり、法律事務を行うことは禁止されています。
ただ、一般論から考えられるアドバイス、具体的な事例がない場合はファイナンシャルプランナーの方に相談しても問題ありません。しっかりと法律に関する相談をしたいときは、弁護士資格をもった方に相談したほうがいいでしょう。
こんなFPに相談しても意味ない!危険なFPの特徴3つ

ファイナンシャルプランナーの方に相談しても意味ないものがあることは理解していただけたでしょうか。基本的に自分の相談したい内容が、先ほど紹介した内容に当てはまらなければ相談しても問題ありません。
ここからは、危険なファイナンシャルプランナーを紹介していきます。相談する前に知っておかなければ、相談しても希望通りの回答がこない可能性があります。
以下に当てはまる場合は要注意です。
- 商品への勧誘が強引
- 専門知識が不十分
- 料金が相場より高い
危険なFPの特徴①:強引に商品を勧めてくる
基本的にファイナンシャルプランナーは、商品を強引に勧めてくるようなことはありません。しかし、企業や銀行と提携して活動している場合は商品を強引に勧めてくる可能性があります。
強引に商品を勧めてくる場合は、事務所や提携している企業へ問い合わせることでペナルティが課されます。というのも、ファイナンシャルプランナーは、商品の販売を行わずに中立な立場で相談に乗らなくてはいけません。
商品の提案は基本的に行ってはいけないので、強引なファイナンシャルプランナーに出会ってしまった場合は今後相談しないようにしてください。
危険なFPの特徴②:知識が不十分
ファイナンシャルプランナーの中には、かなり前に資格を取って以降、勉強せずに情報が古いまま相談に乗っている場合があります。先ほども紹介したように、ファイナンシャルプランナーの資格は合格率が高く、勉強さえしていれば獲得できます。
相談しても曖昧な回答をされてしまったり、的を得ないような回答しかしない場合は注意しておきましょう。自分が納得できるような回答が帰ってこない場合は、別の方に相談したほうがいいですね。
危険なFPの特徴③:料金が異常に高い
ファイナンシャルプランナーへの相談料は、無料相談から有料相談があります。有料相談に関しては、独自の料金形態を持っているため事務所同士を比較してもあまり意味ないでしょう。
ファイナンシャルプランナーへの相談に関して、FP協会認定が設定している相場価格を1時間単位で紹介します。
相場料金 | 調査結果 |
---|---|
0~5,000円 | 25% |
5,000円~10,000円 | 41% |
10,000円~20,000円 | 28% |
20,000円以上 | 2% |
基本的には無料相談から1時間あたり10,000円くらいが相場の費用であることがわかります。
価格が高い方がより相談に対して親身に乗ってくれるのではないかと思いがちですが、実際はそうではありません。無料相談の場合、商品の販売も業務内容になっている場合がありますが、有料相談の場合は「相談」に特化した内容となっています。
しっかり相談に乗ってほしい場合は有料相談がおすすめですが、先ほども話したように独自の料金設定があるため高ければいいというわけではありません。相場の価格より高い場合は危ないことを覚えておきましょう。
ファイナンシャルプランナーの選ぶときに基準にすること4つ
ここからは、ファイナンシャルプランナーへの意味ない相談を防ぐために選ぶときの基準を紹介していきます。いいファイナンシャルプランナーとは、一体どのような共通点があるのでしょうか。
FPを探す際の基準としては、以下のものがあります。
- 中立性の有無
- 幅広い視点を持っている
- アドバイスが的確
- 信頼しても大丈夫かどうか
FP探しの基準①:中立性を持っているか
ファイナンシャルプランナー探しの基準、1つ目は中立性を持っているかどうかです。基本的にファイナンシャルプランナーは中立的な立場から相談に乗る必要があります。
しかし、企業と提携していたり銀行に所属している場合はどうしても自社の商品を中心に解説してしまう、おすすめしてしまう場合があります。保険の見直しを例に挙げると、他にもいい商品があるかもしれないのに所属先の商品をおすすめされるかもしれないということです。
自社の利益ではなく、いかに相談者のためになるアドバイスができるのかがいいFPに出会うための基準となります。初回の相談だけで見極めるのは難しいかと思いますが、最初にきちんと探しておけば、これから先一生相談することができるのでしっかりと見極めていきましょう。
FP探しの基準②:幅広い視点があるか
FP探しの基準、2つ目は幅広い視点を持っているかどうかです。人の悩みは人の数だけあり、まったく同じ悩みを持っている方に出会うことはほとんどありません。例えば、「貯蓄ができない」と悩んでいる方が2人いたとしても、家庭環境や職業、年齢、性別などすべての条件が一致することはないですよね。
幅広い視点を持つということは、これらの条件を見て相談者に合ったアドバイスができるということになります。いいFPの場合は、様々なことを把握したうえで的確なアドバイスをしてくれます。
例えばになりますが、企業に結託しているファイナンシャルプランナーに保険に加入したほうがいいか悩んでいるという悩みを相談しても、保険に加入したほうがいいといわれてしまうことが多いです。これは幅広い視点で相談に乗ったことになりませんよね。
FP探しの基準③:ニーズに合ったアドバイスをしてくれるか
ファイナンシャルプランナーを選ぶときの基準、3つ目はニーズに合ったアドバイスをしてくれるかどうかです。当たり前ですが、相談者にはそれぞれ目的があって相談に来ています。FPとして、それぞれの目的に合わせた内容をアドバイスしなくてはいけませんよね。
相談者の状況に合わせて商品を提案したり、相談者の幸せのためにどうすればいいのかをアドバイスしなくてはいけません。しかし中には、自分の利益だけを考えて適当にアドバイスしてしまうファイナンシャルプランナーも存在します。
相談内容とは的外れな内容、曖昧な返答をしてくるファイナンシャルプランナーは危険であると覚えておきましょう。
FP探しの基準④:信頼できるか
ファイナンシャルプランナーを探す時の基準、4つ目は信頼できるかどうかです。これは一番重要といっても過言ではありません。時には友人として、時にはお金のプロとしてしっかりと相談に乗ってくれる方を探さなければ意味ないですね。
とはいえ、相談自体は個人と個人の1対1です。感覚的に合わないと感じてしまったり、話が難しすぎる、なんだか高圧的で相談しにくいと感じることもあるでしょう。そういったときは、自分の相談しやすいファイナンシャルプランナーを探してみてください。
例えばですが、女性の相談者の場合だと男性に相談するより女性に相談したほうが話しやすいと感じる方もいるでしょう。年上の方のほうが話しやすい方、同世代のほうが安心する方もいると思います。自分で自分のことを相談しやすい人はどんな人なのか、明確にすることでファイナンシャルプランナーを探すときのヒントになりますよ。
FPを探すなら無料FP相談から探すのがおすすめ!理由3つ
ここからは、自分に合ったFPを探す方法を紹介します。一番おすすめの方法としては、無料相談がおすすめです。無料相談がおすすめの理由としては、以下のものが考えられます。
- 無料も有料も相談の質は変わらない
- 気軽に相談できる
- 乗り換えがしやすい
無料FPがいい理由①:有料と無料で相談内容は変わらない
FPへの相談は、無料相談と有料相談がありますが相談内容は基本変わりません。一般的な感覚で考えると、無料相談はファイナンシャルプランナーにとってメリットがないので適当にアドバイスされてしまいそうな印象があります。
しかしFP側からすると、いかに無料相談期間内に信頼され、今後も相談しにきてくれるかどうかがかかっています。相談を増やすことで、今後保険の見直しなどについても行ってくれる可能性が高まりますよね。必要なタイミングで相談に来てくれる人材というのは、FPにとってとても魅力的な存在なのです。
ファイナンシャルプランナーの方は、相談者に信頼してもらいたいと考えている場合がほとんどです。つまり、有料相談だから親身になってくれるというわけではありません。無料相談でも親身になってくれるFPはいるので、ぜひ探してみてくださいね。
無料FPがいい理由②:費用がかからないので気軽に相談ができる
無料相談を行っているFPの中には、回数無制限で無料相談に乗ってくれるところがあります。無料というだけで、「ちょっと相談してみようかな」「小さい悩みだけど相談しようかな」という気持ちになりますよね。
例えば、保険の見直しと家計の相談を比べると保険の見直しに費用を費やすのは仕方ないと思えますが、家計の相談であればぎりぎりまで粘ろうと思ってしまう方も多いのではないでしょうか。
無料相談であれば、ちょっとしたお金の悩みでも相談しやすいというメリットがあります。小さな悩みを解決することで、日々のモヤモヤも解消されますよね!
無料FPがいい理由③:FP選びに失敗しても換えるのが楽
無料のファイナンシャルプランナーに相談するのがおすすめの理由は、もしあまりよくないFPに出会ってしまった場合でも他のFPに乗り換えやすいからです。
有料のファイナンシャルプランナーの場合、乗り換えのたびに費用がかかってしまいます。自分に合った方に出会えるまで、最低でも5,000円ほど支払う必要がありますよね。FPを乗り換えるたびにコストがかかってしまいます。
その点無料相談であれば、相談の時間は無駄になってしまうものの費用がかからないので手軽に乗り換えることができます。どちらの相談方法でもよくないFPにあたることもありますが、無料のほうが気持ち的にも楽だと思います。
まとめ:中立のアドバイスをしてくれるマネーキャリアへ!
今回は、FPに相談するのは意味がないのかについて言及してきましたが、いかがでしたか?記事のポイントは以下の通りです。
- FPへの相談は、内容によって意味のない時間になる可能性がある
- 危険なFPもいるので相談しながら信頼できるか見極めよう
- まずは無料相談できるFPを探すのがおすすめ!