積立NISAの利回りはどれくらい?平均利回りやおすすめランキング紹介のサムネイル画像
▼この記事を読んでほしい人
  • 積立NISAを始めたいが、どれくらい利益がでるか知りたい人
  • 積立NISAでどんな銘柄を選ぶのがいいか知りたい人
  • 積立NISAの運用シミュレーションをしてみたい人

内容をまとめると

  • 積立NISAで期待できる平均利回りは2~8%
  • 高利回りTOP5ランキングでは、S&P500関連銘柄がほぼ独占
  • 利回りの高い商品を長期運用することで複利効果が生まれる
  • 利回りだけでなく、長期分散運用が大切
  • 積立NISAの疑問や不安は、マネーキャリアに相談がおすすめ!
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積立NISAで投資商品選びの指標のひとつで利回りがあります。平均利回りは何パーセントであるのか、5%の利率で投資し続けた時は利益がどれくらいか気になりますよね。この記事では、積立NISAの高利回り銘柄おすすめランキングやシミュレーション計算の結果を紹介します!

監修者「井村 那奈」

監修者 井村 那奈 フィナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。
>> 井村 那奈の詳細な経歴を見る

この記事の目次

積立NISAの平均利回りはどれくらい?


積立NISAで資産運用をしようと考えた時、まず思い浮かぶのは、このような疑問でしょう。


  • 実際、積立NISAってどれくらい資産が増えるの…?


金融庁のつみたてNISA早わかりガイドブックのデータでは、長期・分散・積立という条件保有期間20年での投資を行った場合、平均利回り2~8%の範囲に収まるという結果が出ています。


金融庁の資産運用シュミレーションで、下限2%と上限8%の場合をシミュレーションすると…


積立額最終売却額
(利子+売却益)
平均利回り
2%
月10,000円
2,947,968円
(547,968円)
1.14%
8%
月10,000円
5,890,204円
 (3,490,204円) 
7.27%


つみたてNISAで期待できる想定利回りは、だいたいこのあたりということになります。

今回は、リターンの部分に焦点を当て、


  • 積立NISAの高利回り商品ランキング
  • 利回り別、積立額の運用シミュレーション
  • 銘柄を選ぶポイント

をご紹介していきます!

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そもそも「利回り・利率・年利・金利」の違いとは

まず、収益まわりの投資用語をおさえましょう。

  • 利回りとは… 投資金額に対しての、運用期間中の念ごとの総合的な収益の割合

利回りの計算式:収益÷運用年数÷投資した金額×100(%)

例:10年にわたり元本500万円を投入して運用した投資信託を、550万円で売却。

 500,000÷10÷5,000,000×100=1% 利回り1%

  • 利率とは… 投資した金額に対しての、毎年受け取る利子の割合(%)
  • 金利とは… 投資した金額に対して1年間につく利子。=年利

この違いがわかったところで、積立NISAの高利回りランキングTOP5をご紹介します!

積立NISAの利回りランキングTOP5を公開!


では、いよいよ積立NISA対象商品の利回りランキングTOP5を発表しましょう!


2023年9月現在、金融庁に届け出のあるつみたてNISA対象商品(金融庁)の投資信託の総数(ETF除く)は、実に243本です。


その中で、もっとも利回りが高い商品は以下になります。


順位投資信託銘柄3年積立
利回り
1位eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)38.20%
2位SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド
(SBI・V・S&P500)
37.94%
同率3位つみたて米国株式(S&P500)

フィデリティ・米国優良株・ファンド
37.91%

37.91%
5位
iFree S&P500インデックス
37.88%

(参考:つみたてNISAナビ 特定非営利活動法人確定拠出年金教育協会)


すごい数字が出てきましたね!

S&P500という言葉が何回も出てきますが、これは


  • S&P500:S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが発表するアメリカの代表的な株価指数で、この指数への連動を目指す運用銘柄に冠せられる


つまり米国株式のおもだった企業へ投資し、米国株式市場に連動する商品ということ。


世界中の先進国、新興国へ投資する商品があふれる中で、TOP5を米国株式が独占しているのです。

世界銀行が発表するGDP世界ランキングでも米国は2023年においても断トツの1位、というさすがの強さ。


では、この銘柄をひとつひとつ解説していきましょう。

①eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

積立NISA商品の高利回りランキング堂々第1位は、

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

大人気の、三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim」シリーズ筆頭。
今後も経済成長が予想される米国の、主要産業を代表する約500社に分散投資する銘柄です。

銘柄
eMAXIS Slim 米国株式
 (S&P500)
利回り38.20%
純資産残高25,792.57 億円 
購入時
申込手数料 
無料 
信託報酬
 0.09372%以内
(年率・税込)
運用会社三菱UFJ国際投信
株式会社
設定日 2018年7月3日 
決算日
毎年4月25日
(休業日の場合は翌営業日)

投資信託の規模を示す純資産残高は、実に25792.57 億円!
信託報酬も低く、また取り扱う銀行・召喚会社も多く、超おすすめの銘柄です。

②SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド(SBI・V・S&P500)

そして、高利回りランキング2位は、SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド

SBI証券が運用するSBI・Vシリーズの人気銘柄。
設定当初から、基準価額はほぼ右肩上がりになっており、常に販売金額人気ランキングのTOP3に入っているほど。

銘柄名SBI・V・S&P500
インデックス・ファンド
 (SBI・V・S&P500)
利回り37.94%
純資産残高10,873.45億円
購入時 申込手数料 なし
信託報酬0.0938%程度
運用会社SBI証券株式会社
設定日2019年9月26日
決算日9月14日

気になる投資先は、VOOと呼ばれるバンガード・S&P500 ETFがほぼ100%

  • ETF…上場投資信託(取引所に上場されている投資信託)
そして、そのVOOの投資先はS&P500の米国株式です。
こちらもやはり、米国の主要企業に分散投資できる点で人気の銘柄となっています。

③つみたて米国株式(S&P500)

高利回りランキング3位は、同率3位で、つみたて米国株式(S&P500)!

三菱UFJ国際投信が2020年に運用開始した、比較的新しい銘柄の信託投資ですが、ぐんぐんと純資産高を伸ばしています。

投資先とその割合も、Apple社に7.2%、マイクロソフト社6.3%、 NVIDIA社3.2%、アマゾン3.1%など、米国の名だたる企業ばかり。

銘柄名つみたて米国株式(S&P500)
利回り37.91%
純資産残高165.47億円  
購入時
申込手数料 
 なし
信託報酬年率0.22%
(税抜き0.20%)
運用会社三菱UFJ国際投信
株式会社
設定日2020年3月6日
決算日6月25日

信託報酬が、1位と2位にくらべ年率0.22%と少し高くなっていますが、安定して基準価額の伸びを誇る人気銘柄です。

③フィデリティ・米国優良株・ファンド

同じく同率3位は、このランキング唯一アクティブファンドフィデリティ・米国優良株・ファンド!

  • アクティブファンド…指標となるインデックス(市場価格)との連動を目指すインデックスファンドに対し、それを上回る運用成果をあげることを目標とする

銘柄名フィデリティ・米国優良株・ファンド
利回り37.91%
純資産残高923.5億円
購入時 申込手数料3.30%
(税抜3.00%)以内
信託報酬年1.639%
(税抜1.49%)
運用会社フィデリティ投信株式会社
設定日1998/04/01
決算日毎年11月30日 

つまり、よりハイリスクハイリターンな攻めの銘柄。

インデックスファンドと組み合わせてポートフォリオに入れられることも多い、人気アクティブファンドです。 

⑤iFree S&P500インデックス

高利回りランキング5位iFree S&P500インデックス!

S&P500に連動を目指すインデックス・ファンドですが、その目標を上回る運用成果を出していることで人気の銘柄です。

銘柄名iFree S&P500 インデックス
利回り37.88%
純資産残高1,189.71億円
購入時
申込手数料
なし
信託報酬年率0.22%
 (税抜0.2%)
運用会社大和アセットマネジメント
株式会社
設定日2017年8月31日
決算日毎年9月7日
(休業日の場合翌営業日) 

おもな投資先は、ISHARES CORE S&P 500 ETFが11.8%、Apple社6.2%、マイクロソフト社5%、そしてS&P500 EMINI SEP 23に3.6%となっています。  

S&P500 EMINI SEP 23とは、S&P500先物を原資産とするオプション取引
つまり、株式だけでなくETFと先物オプションが組み入れられているのが特長です。
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積立NISAで銘柄はいくつ買うべき?複数銘柄運用のデメリットとは

年利別!想定利回りシミュレーション


さて、積立NISA対象銘柄の高利回りランキングの次は、候補銘柄の想定利回りシミュレーションをしてみましょう。


各証券会社のHPでの銘柄のページを確認し、平均利回りトータルリターンといった過去の実績の数字や、つみたてNISAナビなどのサイトから情報を得ることもできますね。


  • この利回りだと、毎月いくら積み立てて、何年運用したらいいかな?
  • この銘柄とあの銘柄の利回りだと、同じ積立額でどれくらい差が出るかな…

金融庁の資産運用シミュレーションをはじめ、SBIの積立シミュレーションなど、便利なツールをがたくさんありますよ!

月々3,000円の積み立てで20年運用をした場合(年利3%,5%,7%)

今回は楽天の積立かんたんシミュレーションを使って、積立NISAで、


  • 積立月額:3,000円
  • 運用年数:20年


の場合の利回りの差がどれほど結果に表れるかをを比較してみましょう。

利回り最終積立額3%との利益差
3%984,906円
5%1,233,101円248,195円
7%1,562,780円583,874円

表にすると、このような結果になりました。


  • 元本… 720,000円
  • 利回り3%と7%最終積立額の差… 583,874円


同じ元本が、利回り4%の差で、20年運用するうちにこんなに利益の差が出るのです。

これは、利子が元本に加えられることで複利効果が働くため。


複利効果は、続けるほどに飛躍的に差が広がり、、同じ条件であれば利回りが高いほど有利になります。

月々10,000円の積み立てで20年運用をした場合(年利3%,5%,7%)

では、これが月10,000円の積立額にすると、どこまで差が開くでしょうか。


利回り最終積立額3%との利益差
3%3,283,020円
5%4,110,337円827,317円
7%5,209,267円1,926,247円


このような結果になりました。


  • 元本… 2,400,000円
  • 3%と7%の最終積立額の差… 1,926,247円


20年の運用で、240万円を運用した利益が200万円近く差がつきました!


もちろん、実際の運用で、必ずその利回りになっていくとは限りません。

運用成果には波があることもあり、基準価額の上下に動揺しないようにすることが大切です。


利回り以外にも、投資信託を選ぶ時チェックをするべきポイントがあります。

そのポイントについて、これからお伝えしていきましょう。

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積立NISAでは利回りの良い商品を選ぶべき?注意するべきこと


利回りが高いと、同じ元本でも長期運用でかなりの差が出ることはわかりましたね。


では、利回りが高ければ高いほどいい…というわけではありません


リターン率が高いことは、リスクが高いことにもつながります。

大切なのは、購入する投資信託を選ぶときにリターンを意識しつつもリスクを引き下げておくこと。


ここでは、銘柄を選ぶ際ポイント3つお伝えします。


  1. 継続して利回りが安定しているものを選ぶ
  2. 手数料にも注目して選ぶ
  3. 分散投資を心がけて選ぶ

想定利回りとともに、これらのポイントをすべてチェックしてベストな銘柄を選びましょう。

①継続して利回りが安定しているものを選ぶ

積立NISAでの銘柄選びのポイント1つめは、継続して利回りが安定している銘柄を選ぶ、ということ。


一時的に高い利回りでも、次の年には大きく利回りが下がっている銘柄は、リスクが高め。直近の1年だけ見て高いと判断してはいけないのです。


極端な例として、積立NISA対象のある投資信託をみてみましょう。

その銘柄は、一見とても魅力的です。


  • トータルリターンランキング上位
  • なんと1年運用でトータルリターンが79.67%!


しかし、他の運用期間では…


運用期間トータルリターン
6か月1.91%
1年26.73%
3年79.67% 
5年15.85%


ギャップが大きく、基準価額最大下落率もまた-26.30%と、非常にハイリスクハイリターンな銘柄なのです。

積立NISAの対象外になっているのもうなずけます。


信託投資を選ぶ時には、利回りが安定して継続できているかが大切なのです。

②手数料にも注目して選ぶ

また、手数料も利益を守る上で重要な要素となってきます。

投資信託を運用すると、3つのコストがかかってきます。


  1. 購入時手数料
  2. 信託報酬
  3. 信託留保額

1の購入時手数料と3の信託留保額については、積立NISA対象商品では0円の商品も多く、また1つの商品についてかかるのが1回のため、そこまで大きな金額にはなりません。


重要なのは、2の信託報酬


  • 信託報酬… 投資信託は運用にかかわる祀、販売会社、信託銀行、運用会社という各会社への報酬


これが何パーセントという割合で、毎日差し引かれていくのです。

この割合が高いと、運用年数が長いほど、その費用がどんどんかさんでいくことになります。

そのため、投資信託の商品を選ぶ際には、各種手数料、とくに信託報酬の割合はかならずチェックしましょう。

③分散投資を心がけて選ぶ

最後のポイントは、分散投資を意識することです。


ひとつの資産、地域、時間に資金を集中させず、分散することでリスクは下がります。


  1. 資産の種類… 株式、債券、不動産、投資信託、ETF、etc.
  2. 投資先の地域… 日本、日本以外の先進国、新興国、そして各企業
  3. 時間… 購入のタイミングと回数


投資信託は、たくさんの地域×資産組み合わせた商品。


そして積立NISAでは、時間を分散して月ごとに定額購入することで、高値づかみのリスクを下げているのです。


上でご紹介した高利回りTOP5ランキングでは、投資先のほとんどが米国の株式でした。

しかし、米国の中でテクノロジー業界、ソフトウェア業界、エネルギー業界など違う業界に分散しています。


さらに分散させるとしたら、全世界に投資するオール・カントリーや新興国に投資する投資信託と組み合わせるのもよいでしょう。

利回りだけでなく長期投資を心がけよう

また、利回りや上の3つの銘柄を選ぶポイント以外にも重要なことがあります。

それは、長期投資を心がけること


今回の冒頭で、積立NISAはこの3つのキーワードでリスクを分散しているとご説明しましたね。


  1. 長期… 少しずつ時間をかけて利益を育てる 
  2. 分散… 投資する資産の地域と種類を分散する 
  3. 積立… 時間を分けて同額購入し、購入コストを平準化する


金融庁では、つみたてNISA早わかりブックで、この3つを実施した投資スタイルでは、元本割れは出現しないというデータを公開しています。


投資初心者のために国が作った制度である積立NISAで、20年という長い非課税期間が設定されているのもそのためです。


利回りを意識しつつも、価格変動に動揺せず気長に運用していきましょう!

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ここまで、積立NISA商品の利回りを中心にお話ししてきました。

でも、実際に積立NISAで資産運用をしていると、疑問がたくさん出てくるはず。


  • この銘柄とあの銘柄、どちらがうちに向いているのかしら?
  • もうすぐ非課税期間が切れる投資信託、いつ売却したらいいの?

また、投資だけでなく、保険のこと、住宅ローンのこと、家計に関する悩みはつきないでしょう。


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まとめ:積立NISAの利回りを理解して投資を始めよう!



いかがでしたでしょうか。


今回は、積立NISAの利回りについて、利回りランキング選定ポイント、利回り別のシュミレーションについてお伝えしました。


積立NISA高利回りランキングTOP5をおさらいしましょう。


  1. eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  2. SBI・V・S&P500 インデックス・F
  3. つみたて米国株式(S&P500)
  4. フィデリティ・米国優良株・F
  5. iFree S&P500インデックス


投資信託を選ぶ際のポイントも忘れずに!

  • 継続して利回りが安定しているものを選ぶ 
  • 手数料にも注目して選ぶ 
  • 分散投資を心がけて選ぶ  

そして、何より長期運用を心がけること!


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リスクリターンのバランスをとりかしこく資産形成をしていきましょう。

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