【尼崎】住宅ローン相談をするのにおすすめな窓口は？無料で相談可能？

住宅を購入するとなると、住宅ローンを利用するのではないでしょうか。

住宅ローンを利用して住宅の購入を考えている方には、契約前に住宅ローン相談することをおすすめします。

住宅ローンの借入額は1000万円、2000万円を超える金額となることも珍しくなく、返済期間も20年、30年以上となるため、住宅ローンをよく知ってから契約すべきであるからです。 

最初に尼崎で住宅ローン相談できる場所を紹介します。主に以下の4種類です。

1. 銀行
2. 不動産業者
3. FP
4. 住宅支援機構
   

それぞれ、メリット・デメリットを交えて詳しく解説していきます。

尼崎に住んでいる人や尼崎に家が欲しいと考えている人は参考にしてください。 

尼崎で住宅ローン相談ができる場所の1つ目は銀行です。

銀行と住宅ローンを契約することになるかと思いますので、取り扱っている銀行に相談に行くことは理にかなっています。

▼メリット

• 相談が無料
• 自社商品を詳しく聞ける
  

▼デメリット

• 1社だけでは不十分な場合がある
• マイナス点は自分で調べる必要がある
  

銀行への住宅ローン相談は無料です。

口座を持っていない場合であっても、尼崎に住んでいる人や家を購入したい人であれば、基本的には相談に応じてくれます。

また、最終的には自社で住宅ローンを契約してもらいたいので、その銀行の住宅ローンに関しては詳しく聞けます。 

一方で、他社の住宅ローンに関しては、基本的にはそこまで情報量は多くないです。

合わせて、自社の住宅ローンのマイナス点、特に他の住宅ローンと比較した際のマイナス点に関してはご自身で調べる必要があるでしょう。

尼崎にはメガバンクの支店や地方銀行、信用金庫・信用組合など、住宅ローンを扱っている金融機関は数十店舗ありますので、とりあえず近くの金融機関で相談してみてもいいかもしれません。 

尼崎で住宅ローン相談ができる場所の2つ目は不動産業者です。

家の購入と住宅ローンは関連性が高いため、不動産業者も住宅ローンの基本的な知識は持っています。

▼メリット

• 具体的な金額をベースに相談できる
• 住宅ローンを契約するための情報が手に入りやすい
  

▼デメリット

• 家を売ることが目的
• 担当者によって知識量に差がある

不動産業社とすでに話が進んでいる場合、実際に購入する家の購入代金をベースに相談できます。

基本的には不動産業社ごとに提携している銀行があり、提携先の銀行の住宅ローンに関する情報は豊富です。

不動産業者からしても、住宅ローンが契約できないと家を購入してもらえないため、住宅ローンを契約するための情報提供も期待できます。 

しかし、不動産業者の目的は家を売ることであり、住宅ローンの契約までです。 

そのため、返済プランが多少無理があるケースでも住宅ローンの契約を進めてしまう懸念があります。

また、担当者によっては住宅ローンの知識があまり多くないケースもあり、相談しても期待した成果が得られない可能性もあります。

不動産業者にもよりますが、銀行と同じレベルで研修や勉強会があるとは限らず、住宅ローンの知識量が個人の勉強量に依存しやすいからです。

住宅ローン相談の場所として不動産業者もおすすめではありますが、返済が可能かどうか、ご自身でも再検討する必要があります。 

尼崎で住宅ローン相談ができる場所の3つ目はFP（ファイナンシャルプラナー）です。

銀行や不動産会社には属していませんが、お金に関する幅広い知識を持ち、基本的には住宅ローンに関する知識も持ち合わせています。

▼メリット

• 中立的な立場で相談できる
• 家計やライフプランも含めて相談できる
  

▼デメリット

• 有料の場合もある
• 住宅ローンの知識があまりない場合もある
  

企業に属していない独立したFPであれば、中立的な立場からのアドバイスが期待できます。

加えて、家計の見直しやライフプランの設計など、住宅ローン以外の相談も可能です。

住宅ローンを契約する上で、家計の見直しを行い収入と支出のバランスを整えたり、住宅費以外の将来必要なお金を考えるためのライフプランの設計などができます。

銀行や不動産業者のFPでもできなくはないですが、あくまでの自社商品の契約が第一目標であるため、純粋に住宅ローンに関連する悩みを相談したい場合はFPの窓口が適しています。 

一方で、FPは相談料が有料の場合もあり、料金はFPによって異なりますが、1時間あたり5,000円〜20,000円が目安です。

また、FPには住宅ローンを含む様々な分野があるため、事前に調べずに行くと住宅ローンが専門ではないFPに相談してしまうケースも考えられます。

専門外であっても、住宅ローンの一般的な知識はありますが、顧客に合わせた具体的な住宅ローンを提供する銀行の紹介は期待できないでしょう。  

尼崎で住宅ローン相談ができる場所の4つ目は住宅支援機構です。一部の銀行が取り扱っている「フラット35」という住宅ローンを提供している独立行政法人です。

▼メリット

• 契約が目的ではない
• 補助金や助成金の知識が豊富
  

▼デメリット

• 店舗が遠い
  

住宅支援機構はフラット35を含む住宅ローン商品を直接販売しているわけではなく、民間金融機関と提携しているだけであるため、営業されるのが苦手な方でも相談しやすいです。

また、住宅に関する補助金や助成金に関する知識が豊富で、提案も期待できます。

一方で、店舗までの距離が離れている点がデメリットです。

尼崎の場合は大阪にある近畿支店で相談できますが、銀行や不動産業者に相談に行く場合と比較してハードルが高くなっています。

電話相談も可能なため、尼崎からでも相談可能です。 

ここからは住宅ローン相談の注意点を解説します。

注意点は以下の3点です。

1. 事前予約が必要かどうか
2. 何を相談すべきなのか明確にしておく
3. 必要書類を準備しておく
   

尼崎に限った注意点ではありませんが、これらの点を押さえて住宅ローン相談に行くことをおすすめします。

住宅ローン相談がスムーズに進みますし、納得して住宅ローンの契約を結べる可能性が高くなるからです。  

注意点の1つ目は事前予約が必要かどうかです。

相談場所によって予約の必要性は変わります。

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、店内の混雑を避けるために事前予約が必須になったケースもあるため、必ず確認しましょう。

また、銀行のような予約が不要な場所もありますが、スムーズに相談したい場合は事前に連絡しておくこともおすすめします。

電話でのヒアリングがあると担当者も準備できますし、必要な書類をあらかじめ準備できます。  

注意点の2つ目は事前の相談内容の整理です。

住宅ローンについて、何を相談したいかによって最適な回答を得られやすい場所は変わります。

たとえば、特定の銀行の住宅ローンについて詳しく知りたいのであれば、その銀行に相談に行くのが一番です。

あるいは、住宅ローンについて全く知らずに、専門家に聞きたい場合であれば、FPがおすすめです。銀行でもいいのですが、自社商品の営業が入りやすく純粋に住宅ローンの知識を知りたい場合にはあまり向いていないと言えます。

また、相談内容を明確にしておくことで、相談をスムーズに進められます。

相談内容に関するヒアリングの時間を短くできるため、FPのような時間が決まっている、相談時間に応じて料金が変わる場合は特に効果的です。

注意点の3つ目は必要書類を用意しておくことです。

必要書類はあらかじめ相談場所に電話で問い合わせておくことをおすすめします。

また、予約が必要であればそのときに予約しておきましょう。

とはいえ、急に準備できないものもあるかもしれませんので、一般的に必要とされている書類をご紹介します。

• 年収がわかる資料
• 物件の詳細がわかる資料
  

年収と購入予定の家に関する情報がわかると、借入可能額や金利など、具体的な相談が期待できます。

また、奨学金やカーローンなど、他の借り入れがある場合は返済予定表や明細も用意しておいて損はありません。

特にFPに相談する場合になりますが、ライフプランや家計を踏まえて、相談したい場合は預金通帳や生命保険証券、家計簿などがあると役立ちます。  

住宅ローン相談に行くメリットは主に以下の2点です。

1. ライフプランに合わせた返済計画を立てられる
2. 自分に合った住宅ローンがわかる
   

住宅ローンは借入金額が多く、返済期間も長いため、無理なく返済できるか、という点がとても重要です。

「無理なく」を実現するためには、契約前に疑問点を解消したり、ライフプランに合わせた返済計画を立てたり、自分に合う住宅ローンを契約することが大事です。

尼崎で家の購入を検討している方は、契約前に住宅ローン相談に行ってみてください。 

メリットの1つ目はライフプランに合わせた返済計画を立てられる点です。

子どもの教育費であったり、夫婦の老後資金など、どのような人生を送りたいかによって将来必要なお金は変わります。

ライフプランがわかれば、毎月の貯蓄額の目安もわかります。

住宅ローンの返済と合わせて、将来必要なお金の貯蓄も進めていくことになるため、住宅ローンの返済額も調整が必要です。

収入と支出だけをみて、余剰資金を全額住宅ローンの返済に充てるような返済計画の場合、ライフプランの実現が困難となってしまうため、ライフプランに合わせた返済計画が重要です。

ライフプランの設計ができていない人の場合、住宅ローン相談と同時に行えますので、住宅ローンの契約を進める前に相談してみましょう。

メリットの2つ目は自分に合った住宅ローンがわかる点です。

一言に住宅ローンと言っても、銀行によって取り扱っている商品が異なりますし、複数の商品を持つ銀行もあります。

金利や返済期間、団体信用生命保険など、返済額に直接関わってくるものに加えて、住宅ローンの付帯サービスも商品によって異なります。

パソコンやスマートフォンなどで尼崎にある金融機関の住宅ローンをすべて調べることも可能です。

とはいえ、かなりの手間と時間がかかるため、住宅ローン相談で自分に合った住宅ローンを教えてもらった方が良いと考えられます。

自分に合った住宅ローンを選択できると、返済負担の軽減につながるため、時間を作って相談に行きましょう。 

尼崎では、銀行や不動産業者、FPなど、さまざまな場所で住宅ローンの相談が可能です。

その中でも無料で相談できるFPがおすすめです。

FPであれば、銀行や不動産業者と比較すると営業が少ないと考えられるため、住宅ローンの相談を気軽にできます。

尼崎にある複数の銀行の住宅ローンの比較もできますし、ライフプランや家計に合わせた住宅ローンの相談ができる点も魅力です。

FPに相談し、住宅ローンについてある程度理解を深めた上で、銀行や不動産業者に相談してみてもいいかもしれません。

まずはFPで住宅ローン相談をし、マイホームの購入を後悔のないものにしていただければなと思います。